【進撃の巨人】リヴァイ「新宿の巨人」ハンジ「世界時計前」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。現代の新宿に壁外調査に行くことになった調査兵団を描いた人気SSです。今回は104期の引率をするリヴァイとハンジの視点でお送りします。

リヴァイ「新宿の巨人」ハンジ「世界時計前」

出典: tegaki.pipa.jp

1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/09(水) 00:21:23 ID:aV/ud/tw

――調査兵団104期が新宿に行く2日前、夜

コンコン

エルヴィン「入りたまえ」

ガチャ

「失礼します」

「こ、こんばんは」

エルヴィン「ああ。こんばんは」

エルヴィン「神様」

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3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/09(水) 00:31:46 ID:aV/ud/tw
エルヴィン「そこに座ってくれ」

クリスタ「はい」ガタッ

リヴァイ「……」ジッ

クリスタ「……」ドキドキ

ハンジ「この目つき、平常運転だから緊張しないで。紅茶どうぞー」カチャ

クリスタ「あっありがとうございます」

エルヴィン「さっきは見苦しいところを見せてしまったな」

クリスタ「いえ……それどころか」

クリスタ「和みました」

エルヴィン「和む?」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/09(水) 00:35:39 ID:aV/ud/tw
クリスタ「はい。団長たちも、遊ぶんだなって」

クリスタ「お三方が食料庫の荷台で競争して遊ぶなんて、誰も想像できませんから」クスクス

ハンジ「たまには羽目を外さないとね。私たち、案外ゲームでも熱くなっちゃうタイプなんだよ」

リヴァイ「基本的にエルヴィンがビリだ」

エルヴィン「頭脳戦ならリヴァイがビリだ」

ハンジ「身長もリヴァイがビリだね」

クリスタ「ふふっ」

リヴァイ「おいガキ」

クリスタ「すっすみません……」ビクッ

ハンジ「リヴァイ風の冗談だよ、慣れればどうってことない」

クリスタ「はあ……」

エルヴィン「それでだ、さっきの話だが」

クリスタ「はい……。いきなりわけのわからないことを言い出して……すみませんでした」

エルヴィン「はは、そうだな。正直戸惑ったよ」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/09(水) 00:38:17 ID:aV/ud/tw

エルヴィン「君が神様となり、異世界への道を作った……なんてな」

クリスタ「ですよね……」

エルヴィン「詳しい内容を聞く前にクリスタ、君に今一度確認をとりたい」

エルヴィン「私たちは今回の現象を人類の勝利のため利用する。いいかな?」

クリスタ「はい。私はそうしていただくために報告をしましたから」

エルヴィン「そうか。君の知っている情報は全て我々に開示するように」

クリスタ「はい」

エルヴィン「そして君がこの現象を引き起こした神様であることは他言無用だ」

クリスタ「はい」

エルヴィン「ありがとう。感謝する」

クリスタ「とんでもないです」

エルヴィン「では話に入ろうか」

クリスタ「はい。確かめて……頂けましたか?」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/09(水) 00:40:24 ID:aV/ud/tw
エルヴィン「ああ。先ほどハンジがな。ついでに短時間だが調査に行って来てくれた」

ハンジ「クリスタが言っていた通りだったよ」

ハンジ「地下食料庫にある荷台に乗って奥の壁に突進したら、壁を通り抜けて異世界に辿りついた」

ハンジ「そこは異世界の極東にある島国、ニホン」

ハンジ「その中でも極めて人口密度の高い地域にあるシンジュクダンジョンだった」

クリスタ「シンジュクダンジョン……」

ハンジ「私たちには想像もできないほどの高度な文明を有している地域みたいでね。こちらからすれば情報の宝箱って感じかな」

クリスタ「そうですか……」

リヴァイ「なぜお前の仕業だとわかった?」

クリスタ「よく、わかりません」

リヴァイ「わからない?」

クリスタ「なんとなくなんです。神様になった理由もそうです。実感があるだけで、理由はわからない……」

ハンジ「クリスタが神様になった理由だけど」

ハンジ「今向こうの世界を調査して、少し気になることがあったよ」

8 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 00:47:18 ID: aV/ud/tw
クリスタ「?」

ハンジ「君は同期から神様や女神様と呼ばれているらしいね」

クリスタ「えっ冗談でですよ」

リヴァイ「なんだハンジ、皆の願いが叶いましたとでも?」

ハンジ「まあそんな感じ。向こうの世界でも一部の人間から、君は神様と認識されているみたいなんだよ」

クリスタ「え……?」

ハンジ「あの地域はどうやら信仰の自由があって、更に多神教でね。神様はどこにでも、何にでも存在し得る」

ハンジ「そんな数ある神様の中に、クリスタも数えられているってこと」

クリスタ「な、なぜですか?私はそのシンジュクのことなんて何も知らないんですけど……」

ハンジ「残念ながらそこまでは調べられなかったよ。ごめんね」

ハンジ「だけどその共通認識が、この世界とあの世界を繋ぐきっかけになったんじゃないかな」

ハンジ「というか私には、これ以外に共通性が見出せなかった」

リヴァイ「つまりはこじつけか」

ハンジ「ああ。こじつけずには飲み込めないほどの事態だってこと」

10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 00:49:26 ID: aV/ud/tw
ハンジ「他に何か心当たりはないの?例えば、身の周りや、体に変化があったとか」

クリスタ「あ……」

ハンジ「ん?」

クリスタ「お腹が痛いです」

ハンジ「へえ」

クリスタ「お腹っていうより……おへそのもう少し下が痛くて」

クリスタ「あと、あの……」

ハンジ「?」

クリスタ「胸が、痛いんです。ちょっと触っただけでも、なんか張ってるみたいに……」

クリスタ「こんな症状は初めてです……」

ハンジ「……」

リヴァエル「?」

11 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:01:35 ID: aV/ud/tw
クリスタ「まさかこれが原因……?私どうしちゃったんでしょう……」

ハンジ「クリスタ……耳かして」

クリスタ「はい」

ハンジ「それ排卵日の症状だよね?」ヒソヒソ

クリスタ「何ですかハイランビって」

ハンジ「!?」

リヴァエル「!?」

クリスタ「……?」

ハンジ「あ……あはは。手遅れかもしれないけど、ちょっと外で話そう」

クリスタ「?はい」

バタン

12 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:02:32 ID: aV/ud/tw
エルヴィン「……」

リヴァイ「……」

エルヴィン「15歳で初潮がまだだとは」

リヴァイ「気持ちわりいぞエルヴィン」

エルヴィン「私は一般論を述べたまでだ。平均年齢はもっと低い。確か……」

リヴァイ「いらん情報披露するな」

エルヴィン「そうだな」

リヴァイ「……」

エルヴィン「……」

リヴァイ「なあエルヴィン」

エルヴィン「?」

リヴァイ「もしかしてハンジも女なのか」

エルヴィン「ああ。女性だよ」

リヴァイ「驚いた」

エルヴィン「私がハンジなら君を殴っているよ」

13 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:08:21 ID: aV/ud/tw

ガチャ

ハンジ「ただいまー」

クリスタ「///」モジモジ

リヴァエル「……」

ハンジ「ってことで、子どもと大人のちょうど狭間でこんなことが起こった……のかもね。あはは」

クリスタ「すみません忘れて下さい……///」

ハンジ「じゃあ次、神様って何ができるの?」

クリスタ「異世界と繋げること……あとは予感、な気がします」

ハンジ「未来が視えるの?すごいね」

クリスタ「いえ。起こる可能性の高い未来がなんとなく感じられるだけです。それに、たまにですし」

リヴァイ「神様って肩書きの割りに不便だな」

ハンジ「見習い神様なんだろ。文句言わないの」

クリスタ「私自身も良く分かっていないのですが……神様でいられるのは3日間だけです」

クリスタ「この現象も同じく3日のみ。つまり今日と、おそらくあと2日かと」

14 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:09:27 ID: aV/ud/tw
ハンジ「3日経ったら君はどうなるの?」

クリスタ「神様じゃない、ただのクリスタ・レンズに戻ります。……私が分かるのは、このくらいです」

エルヴィン「そうか……」

クリスタ「団長」

エルヴィン「?」

クリスタ「私は本当に、兵団のお役に立てるでしょうか?」

エルヴィン「ああ。もちろんだ。君には明後日、君の同期と現地へむかってもらうことにする」

エルヴィン「神様は現場にいてもらいたい」

クリスタ「明後日?明日はどなたが行くんですか?」

エルヴィン「誰も行かない」

クリスタ「へ……何故ですか?」

エルヴィン「大人の事情でな」

クリスタ「そ、そうですか……」

15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:11:21 ID: aV/ud/tw
クリスタ「あの……」

エルヴィン「……?」

クリスタ「もし、万が一向こうの世界で私が迷子になっちゃって、いなくなっても」

クリスタ「荷台は通じますから、安心して下さい」

エルヴィン「……」

エルヴィン「そうか。しかしその万が一は起こらない」

クリスタ「えっ」

エルヴィン「君とエレンには護衛を着けさせてもらう」

エルヴィン「特別作戦班の人間をだ。もちろん他の兵には存在を悟られないように」

エルヴィン「君の身に何か起きた場合は彼らが活躍してくれるだろう。安心しなさい」

クリスタ「はい……」

エルヴィン「……もうこんな時間か。今日はこのへんにしておこう」

ハンジ「また話を聞きに呼びたすかもしれない。よろしくね」

クリスタ「はい。紅茶、ごちそうさまでした」

17 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:31:29 ID: aV/ud/tw
リヴァイ「歯磨け」

クリスタ「はい。それではお先に失礼します」ペコッ

エルヴィン「おやすみ、神様」ニコ

ハンジ「おやすみー」フリフリ

クリスタ「おやすみなさい」ガチャ

バタン

リヴァイ「対象は104期にしたのか?エルヴィン」

ハンジ「クリスタがいるし、それが自然だね」

エルヴィン「ああ。それにふるいにかけたのなら今度は、選別しないとな」

リヴァイ「勧誘式の話か」

18 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:34:40 ID: aV/ud/tw
ハンジ「志願制かな」

エルヴィン「敵は人類の利益になり得る情報の獲得は阻止したいはずだからな。参加するだろう」

エルヴィン「裏切り者探し役は頼んだぞ。リヴァイ、ハンジ」

リヴァイ「いなかったら骨折り損じゃねえか」

エルヴィン「いいや損はしない。向こうに行くだけでも人類にとって有益な情報が得られるのだから」

エルヴィン「敵がいなかったらいなかったで、その情報収集と彼らを見守るだけでいい。休日の親の気持ちで臨んでくれ」

ハンジ「リヴァイがお父さんとか……プッ」

リヴァイ「屁こくな」

ハンジ「笑ったんだよ」

エルヴィン「何より……新兵には死地に向かわせる前に、例え1日でも穏やかに過ごしてもらいたいからな」

ハンジ「優しいねエルヴィンは」

エルヴィン「彼らを疑い騙している私がか?」

リヴァイ「そりゃあひでえな」

ハンジ「ああ。でもやっぱり優しいよ」

19 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:46:44 ID: aV/ud/tw
ハンジ「さて」

ハンジ「明日行けないのが痛いな。明日は商会の方々がわんさとくる日だったよね?」

エルヴィン「ああ」

ハンジ「私1人でも抜け出せない?」

エルヴィン「抜け出せない」

ハンジ「ミケやナナバも?」

リヴァイ「商会のやつらは出欠を取るのだけは得意だからな」

ハンジ「あーもう面倒。出欠で何を測ってるのやら」

リヴァイ「やる気」

エルヴィン「誠意」

リヴァイ「笑えるな」

ハンジ「真顔だよ」

リヴァイ「お前もな」

ハンジ「しょうがないなあ。今からもう一度行ってこよう」ガタッ

20 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月09日 (水) 01:53:54 ID: aV/ud/tw
リヴァイ「もう夜だぞ」

ハンジ「明日もやることぎゅうぎゅう詰めだし、今しかないよ」

ハンジ「変装グッズだけは調達しておきたいし。リヴァイも行ける?」

リヴァイ「寝る」ガタッ

ハンジ「よし行けるね。エルヴィン・スミス様」

エルヴィン「ん?」

ハンジ「いつもご苦労様です。あなた様は私たちの帰還は待たずにお休みになって下さいね」ニコ

エルヴィン「ああ。ありがとう」ニコ

ハンジ「だから明日の会議寝てても許……」

エルヴィン「許さない」ニコ

リヴァイ「ちっ」

エルヴィン「お前もか」

33 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月11日 (金) 00:47:49 ID: .TMdis4Y
>>32 ああ訂正。

――調査兵団104期が新宿に行く前日、夜

エルヴィン「諸君ら104期を呼び出したのは他でもない。明日一日かけて遠征調査に行ってもらう」

ザワ ザワ

エルヴィン「調査と言っても壁外ではない。この世界の外だ」

エルヴィン「昨日、地下の食料庫の荷台に乗り……なんやかんやでつきあたりの壁につっこむと、異世界に行けることが判明した」

ハンジ「なんやかんやって」ボソッ

リヴァイ「馬鹿みてえな濁し方」ボソッ

エルヴィン「昨夜、ハンジとリヴァイが荷台で遊んでいた際に発見した」

リヴァイ「エルヴィンお前もだろ」

ハンジ「レースで負けたからって、情報操作はよくないよ~」

エルヴィン「この世界ではない、未来世界に存在する極東の島国に繋がった」

エルヴィン「早急な調査が急務である。この世界にとって有益な情報が得られるかもしれない」

エルヴィン「よって諸君ら104期の中から志願者を募り、スパイを送ろうと思う」

34 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月11日 (金) 00:52:36 ID: .TMdis4Y
ジャン「なんだよそれ」

コニー「非科学的じゃねえか」

サシャ「コニー、キャラがぶれてます」

エルヴィン「志願者は明日、その荷台に乗り、目標の地域の最重要人口密集地帯に送られる。シンジュク駅という巨大なダンジョンだ」

エルヴィン「そこで君たちには現地の人間や文化を偵察してきてほしい」

クリスタ「偵察……見るだけでよいのですか?」

ユミル「戦闘が起こる可能性は?」

ハンジ「私が昨日事前調査に行ってきたけど、基本的に治安はいいし確率は極めて低いと思うよ」

ハンジ「皆格闘術を心得ていないもやしっ子みたいだったしね」

ハンジ「まあ難しいことはさておいて、純粋に未来の異国を楽しんでくるといいよ」

ハンジ「ただ、シンジュクダンジョンは現地の人間でさえ飲み込む迷宮だよ……気をつけてね」

一同 ゴクッ

エルヴィン「以上だ。志願者は明日9時ここに集合」

エルヴィン「約1時間ハンジより向こうの情報を聴講したのち10時出発だ。それでは解散したまえ」

35 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月11日 (金) 01:17:25 ID: .TMdis4Y

――団長の部屋

ハンジ「あははは!新兵たち唖然としてたね。笑っちゃった」ケラケラ

リヴァイ「動じねえ方がおかしいだろ。あんな摩訶不思議」

ハンジ「じゃあそんな摩訶不思議を目の当たりにして、微動だにしなかったあなたはおかしいってことだね」

リヴァイ「お前の目は節穴か。少しは驚いた」

ハンジ「あっそう。メガネの度があってないのかも」

ハンジ「そういえばエルヴィン。昨日は結局私たちが帰還するまで起きてたね。あなたは一体いつ寝てるの?」

エルヴィン「雑務が溜まっていてね。お前たちこそ寝なかったじゃないか、今日の会議」

エルヴィン「報告書全て提出、シンジュクダンジョンの資料作成。完璧だ。優秀な部下を持てて嬉しいよ」

ハンジ「褒めるなら研究費」ニコ

エルヴィン「また今度な」ニコ

ハンジ「……」

エルヴィン「昨夜はダンジョンでお目当てのものは手に入ったのか?」

36 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月11日 (金) 01:22:50 ID: .TMdis4Y
ハンジ「ほらこれ。デジタルカメラっていう精密機械を買ったよ。今乾電池式充電器で充電中」

ハンジ「これで向こうの世界の情報や裏切り者の証拠シャシンを記録できる」

エルヴィン「シャシン……」

ハンジ「その液晶に写ってる絵が、そのまま紙に記録されるんだ。現像はコンビニやデンキ屋でする」

ハンジ「ドウガも撮れるけど……こっちの世界にはエイゾウを映す媒体がないから、シャシンを使うとするよ」

エルヴィン「なかなか理解が難しいな……。見せてもらってもいいか」

ハンジ「ああ。もちろん」

エルヴィン マジマジ

ハンジ「えっとリヴァイは……はい。これ着てみてよ変装用の服」

リヴァイ「なんだこのだせえスーツ」

エルヴィン「お前が選んだんじゃないのか」

リヴァイ「俺はデジタルカメラ調達係だったからな」

ハンジ「向こうではこれが流行なの。監視が目立たないようにするんだから、ね」

37 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月11日 (金) 01:34:41 ID: .TMdis4Y
ハンジ「なんなら私服バージョンにしようか?」ゴソゴソ

リヴァイ「スーツ」

ハンジ「だと思った。あとこのメガネかけてね」スッ

リヴァイ「目隠しで裏切りもん探せるわけねえだろ」

ハンジ「黒いけど見える。サングラスって言うんだって。あなたの目つきは唯一無二、目元を隠さないとばれるよ」

リヴァイ カチャ

ハンジ「……」

エルヴィン「……」

リヴァイ「何か言え」

エルヴィン「似合うな……」

ハンジ「う、うん……。小馬鹿にしてやろうと思ってたのに似合う」

リヴァイ「髪型はどうすんだ」

ハンジ「エルヴィンにしたら?」

リヴァイ「ふざけるな」

エルヴィン「お前たち……」

48 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 22:55:34 ID: Wo2adc1E
ハンジ「カツラはアルミンが調達してくれるんでしょ?お楽しみに」

エルヴィン「あ、ああ……」

ハンジ「私はいつも髪あげっぱなしだから、下ろして行くよ。分け目も変えようかな」

ハンジ「服はこれ。シンジュク副都心で働くカジュアルなお姉さん風。どう?」

エルヴィン「いいな。よく似合っている」ニコ

ハンジ「光栄ですわ。エルヴィン団長」ニコ

リヴァイ「スカート丈短え。娼婦かよ」

ハンジ「娼婦言わない」ム

ハンジ「郷に入っては郷に従え。それともなあに?私に足を見せて歩かれるのが嫌とか?」ニヤニヤ

リヴァイ「ああ。見たくないからな」

ハンジ「はいはいそうですかー」

ハンジ「あっエルヴィンにもスーツ買ってきちゃったよ。お土産ー」

エルヴィン「ああ。ありがとう」

49 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 22:57:24 ID: Wo2adc1E
リヴァイ ヌギヌギ

ハンジ「リヴァイー、女性に一言もなく着替え始めるなんて紳士じゃない」

リヴァイ「女として扱われたきゃ女らしくしろ」

ハンジ「エルヴィンも何か言ってよ」

エルヴィン「失礼」ヌギヌギ

ハンジ「おいおい……」

ハンジ「はあ。まあいいけどさ」ヌギヌギ

コンコン

「!?」

ガチャ

ペトラ「失礼しま……」

50 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:02:33 ID: Wo2adc1E

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

エルヴィン「……」

ペトラ「失礼シマシタ……」パタン

ハンジ「誰かが誤解を」チラッ

エルヴィン「解かないとな」チラッ

リヴァイ「おしつけんなクソ野郎共」

51 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:03:17 ID: Wo2adc1E

翌日

1000――地下食料庫

エルヴィン「志願者はこれだけか。心より尊敬する」

ハンジ「じゃあ向こうの情報も伝えたところで、出発するよ!荷台に乗って乗って!」

『さあみんな。

君たちは今荷台に揺られている。この暗がりを抜けたらシンジュクダンジョンに到着するよ。

でも手が滑っちゃって。到着地点がJR中央線、東京行きのホームになっちゃった。ごめんね。

君たちの任務。それはこの世界の情報をなんでもいいから集めてくること。

そして、この国の要である超大型ダンジョン、シンジュク周辺の調査だ。

でもこれは外形的な任務内容。旅行に行ったと思って楽しんできてよ。

緊急のため、立体機動装置は装備、雨具で隠しておくこと。一般人との混乱、戦闘は極力避けてね。

帰還は、2200。JR新宿駅西口、世界時計前に集合だ。帰りの荷台がくるから。

遅れたら最期、戻ってこれる保証はできないから覚悟してね。

それじゃあ良い旅を!』

52 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:04:47 ID: Wo2adc1E

ガラガラ…

リヴァイ「行った」

ハンジ「行ったね」

エルヴィン「行ったな」

ハンジ「よし、じゃあリヴァイ班のみなさーん、いいよ出てきてー」

ゾロゾロ

ペトラ「皆さんおはようございますっ!」

リヴァイ「ああ」

エルヴィン「おはよう」

ハンジ「今日はよろしくね」

エルド「兵長、ハンジさん。その格好は?」

ハンジ「私たちは変装して向こうに行くんだ」

53 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:06:21 ID: Wo2adc1E
グンタ「どうしてです?」

リヴァイ「野暮用だ」

オルオ「兵長そのスーツ似合いますね!」

リヴァイ「だせえだろ」

オルオ「兵長が着れば何でもかっこよくなっちまんですよコレが!兵長かっけえんで!」

オルオ「あれですね、むこうの女もイチコロですね!」

リヴァイ「俺は女を口説きに行くんじゃない」

オルオ「ですよね!そうだと思いました!」

ペトラ「オルオもう喋らないで」

エルヴィン「君たちにやってもらうことは昨夜説明した通りだ」

エルヴィン「護衛対象はエレンとクリスタ。その他は何をしても構わない。君たちも羽を伸ばしてくるといい」

ペトラ「えっ」

ハンジ「護衛さえしてくれれば、何食べても何買ってもいいってことだよ」

54 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:08:05 ID: Wo2adc1E
リヴァイ班「……」

ハンジ「どうしたの皆黙っちゃって?」

グンタ「俺はクリスタの護衛につく」ス

エルド「俺も」ス

ペトラ「えっ私も」

オルオ「待て俺がクリスタに付く」

ハンジ「ん?どうしてクリスタが人気なの?」

グンタ「だってハンジさん……エレンの護衛についたら、安心して観光できる気がしません」ハァ

エルド「あいつのことだ。きっとはしゃいで人様に迷惑をかける」ハァ

オルオ「ガキのイタズラの後始末させられるのがオチだ」ハァ

ハンジ「あはは、ひどい言われようだエレンは。確かにクリスタよりはやんちゃしそうだからね」

ハンジ「まあ行きながらでも決めといてよ。さっ、出発するよ。荷台に乗って」

ゾロゾロ

ペトラ「……」

ハンジ「ん?どうしたペトラ?」

55 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:11:14 ID: Wo2adc1E
ペトラ「なっ!なんでもありません……いい行きましょう!」アセアセ

ハンジ(うわリヴァイのやつ、昨日のこと釈明しなかったな……。全く困ったもんだ)

エルヴィン「深夜0時がタイムリミットだ。それまでには帰ってくるように」

ハンジ「りょーかいっ。じゃあエルヴィン、行ってきます」

リヴァイ「せいぜいアルミンの土産を楽しみに待つんだな」

エルヴィン「ああ。良い旅を」ニコ

ガラガラ…

――

56 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:15:11 ID: Wo2adc1E

1200――西口 世界時計前が見える喫茶店

ハンジ「座ってるだけなんて暇ー」

リヴァイ「……」

ハンジ「あーヒマー」

リヴァイ「……」

ハンジ「ヒマでマヒー」

リヴァイ「うるせえ」

ハンジ「おしりが腫れそう」

リヴァイ「めでてえこった」

ハンジ「んー」

ハンジ「ってそうだリヴァイ」

リヴァイ「なんだ便所ならそこを右に行け」

57 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月17日 (木) 23:20:06 ID: Wo2adc1E
ハンジ「あの後ペトラに釈明しなかったよね」

リヴァイ「したはずだ」

ハンジ「まーたぶっきらぼうに一言ですましたんでしょう。伝わってなさそうだったよあれ」

ハンジ「団長と兵長と分隊長は特別な仲です、なんてデマまわったらどうすんの。私まだ嫁入り前なんですけど」

リヴァイ「たまにはいかした冗談言えんじゃねえか」

ハンジ「そりゃどーも」

ハンジ「でもどうして誤解を解こうとしないの。前もあったよね、こんなこと」

リヴァイ「おい、ロッカーに誰か来たぞ」

ハンジ「えー?あ、あれはアルミンか」

ハンジ「あはは、荷物がかなり重そうだね。手伝えたらよかったけど」

リヴァイ「体力ねえな。あれで調査兵とは、あいつもとんだ死に急ぎだ」

ハンジ「彼にはいろいろまかせちゃったね。あとでご褒美あげないと」

62 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 20:22:13 ID: wi0TEwug
リヴァイ「エルヴィンがな」

ハンジ「うん、エルヴィンがね」

リヴァイ「今頃新しいヅラが楽しみで口元ゆるんでんだろう」

ハンジ「あら可愛らしい」

リヴァイ「悪趣味だな」

1300――

ハンジ「……」

ペラッ…

リヴァイ「……」

ペラッ…

ハンジ「それ何?」

63 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 20:23:17 ID: wi0TEwug
リヴァイ「生活雑誌『お家の隅々までキ・レ・イがいっぱい特集』。そっちはなんだ」

ハンジ「週間誌『超大物俳優AA所得税未納発覚か』だって」

リヴァイ「もっと生産性のあるもん読め」

ハンジ「ごもっともです」

リヴァイ「おい見ろ、ロッカーにまた来たぞ」

ハンジ「アルミンね。これで何往復めかな?ああ、彼を含めた104期を騙してると思うと心が痛むよ」

リヴァイ「心が痛む、か。大して思ってもないことを」

ハンジ「思ってるよ。胸が苦しい」

リヴァイ「分隊長のくせにやわだな」

ハンジ「あいにく私は兵士長みたいに最強じゃないから」

リヴァイ「ふん」

ハンジ「なんてね」

64 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 20:24:07 ID: wi0TEwug
ハンジ「……」

ペラッ…

リヴァイ「……」

ペラッ…

1420――

ハンジ「リヴァイ、わかる?」チラッ

リヴァイ「ああ。いい加減出てけと店員が目で訴えてきてやがる」チラッ

ハンジ「こんなに見やすい位置他にないってのに。お茶のおかわりとケーキでも頼もうか。はいメニュー」スッ

リヴァイ「栗ようかんとはなんだ」マジマジ

ハンジ「どらやきってなんだろう」マジマジ

リヴァイ「!」

70 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:02:40 ID: wi0TEwug
>>65 からやり直し…すまん。

リヴァイ「おい、来たぞロッカー」

ハンジ「んーアルミンでしょー?あーこっちもおいしそう……」

リヴァイ「いや」

ハンジ「?」

リヴァイ「あいつらは……誰だ教えろ」

ハンジ「ああえっと確か……コニー?」

リヴァイ「それ昨日お前が神社のこと教えた坊主だろ」

ハンジ「あはは、実は新兵まだ覚えきれてなくて」

リヴァイ「使えねえ」

ハンジ「自分で覚えやがれ」

ハンジ「あの2人、様子を窺うにアルミンの任務を手伝ってるようだね」

71 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:03:22 ID: wi0TEwug
リヴァイ「あの任務か」

ハンジ「うんあの任務。リヴァイが欲しいって言ったんでしょ?大人のオモチャ」

リヴァイ「違う」

ハンジ「確かに、本物の女性よりはるかに楽で簡単で、何より衛生的な性欲の処理方法だからねー」

リヴァイ「おい聞こえなかなったのか」

ハンジ「衛生的、に惹かれちゃったんだろ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイは間違ってないよ。正しい。性格と行動が一致している。これって実はなかなか難しいんだよね」

リヴァイ「どうでもいいことベラベラ喋るな」

ハンジ「いつものこと。大目にみてよ」

リヴァイ「盛りのついた野郎どもが問題起こさねえようにだ。エルヴィンの提案でな」

ハンジ「あなたたち男性陣の共犯者めいたやりとりが目に浮かぶ」

リヴァイ「今更カマトトぶんな」

ハンジ「ははっ。わかってるよ、そういうものは必要なことくらい。健康な証拠」

72 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:04:57 ID: wi0TEwug
ハンジ「それにしてもあの2人、身長高くて目立つねー。モデルみたい」

ハンジ「ちなみにこの地域の成人男性の平均身長は170センチほどらしいよ」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「よかったねリヴァイ」ニコ

リヴァイ「巨人に食われろ」イラッ

ハンジ「それ滾るっ///」

リヴァイ「……」

ハンジ「おっ、ロッカーにしまい終わったみたいだ」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

ハンジ「ねえなんか……」

リヴァイ「あいつら、おかしいな」

ハンジ「うん。ぎこちないっていうか、張りつめてるっていうか……」

73 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:05:49 ID: wi0TEwug

リヴァハン「!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「……見た?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「今の……」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「あの女の子、指……噛みちぎった……?よね?彼の」

74 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:07:54 ID: wi0TEwug

リヴァイ「ロッカーの鍵ほしさに同僚の指を噛みちぎるとは……正気の沙汰じゃないな」

ハンジ「うん」

リヴァイ「まああれだ」

ハンジ「うん」

リヴァイ「巨人化できる人間の指なら話は別だが」

ハンジ「はは……」

リヴァイ「……」

ハンジ「はははっ!こりゃ驚いた。確率は低いと思ってたけど、まさかの大当たり」

ハンジ「大きな収穫だ。写真写真っと」カシャカシャ

リヴァイ「撮れたか」

ハンジ「ばっちり。ちぎれた指が写ってる」

ハンジ「ふふ……」

75 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:08:34 ID: wi0TEwug
リヴァイ「……」

ハンジ「どうしようドキドキしてきた。君だったんだねのっぽくん……」

ハンジ「君が持ってる情報……早くぜーんぶ教えてほしいなあ……」ソワソワ

リヴァイ「徒労に終わらずに済んだが……帰還するまでは大人しくしてろよ変態」

ハンジ「もちろん」

ハンジ「ねえ。彼が敵勢力で、物資調達を阻止するために鍵を奪おうとしたのだとすると」

ハンジ「鍵を奪い返したあの女の子は味方なのかな」

ハンジ「でもそれならなぜ黙っていたんだ……?」

リヴァイ「さあな。いずれにせよ、アイツも重要参考人として拘束だろう」

ハンジ「だね」

76 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:11:11 ID: wi0TEwug
リヴァイ「俺が奴らを尾行する。お前はここで見張りを続けろ」ガタッ

ハンジ「えっ私が」ガタッ

リヴァイ「1人いりゃ他もいるかもしれん。俺はカメラの使い方を知らない」

ハンジ「そうだね、わかった」

リヴァイ「お前はケツが2つに割れるまで座っておけ」

ハンジ「わかった。合計4つになったら報告するよ」

リヴァイ「報告はいらん」

ハンジ「なんだ」

テクテク

アリガトウゴザイマシター

ハンジ「すみませーん!栗ようかんとどらやきくださーい!」

77 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:12:44 ID: wi0TEwug

1430――[リヴァイ]東口 靖国通り

ガヤガヤ

テクテク

あいつら……どこへ行く気だ?

女は男の指を噛みちぎったわりに怪我の手当をし、男は女の体調を気遣ってやがる

一体何が目的なんだ?

ん、店に入っていったな。ここは……

カラオケ……?

休憩所のことか?

とりあえずフロントのやつに話を聞くか テクテク

ス…

78 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:14:05 ID: wi0TEwug

シーン

……?

シーン

自動ドアのはずだが……なぜ開かない?動きが足りんのか?

サッ

ササッ!

シーン

……?

サササーッ!!

おかしい……なぜ俺は感知されない?

79 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:17:00 ID: wi0TEwug



まさか……

身長が足りないってことか……?

キョロキョロ…

ピョン!ピョン!

シーン

開かない……

こんなに動いているってのに、壊れてるだろこいつ。どうなってやがる イライラ

80 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月19日 (土) 21:18:15 ID: wi0TEwug



“ここを押して下さい”

押しボタン式……

クソッ。はめられた。ややこしいもん作りやがって ポチ

ガーッ

イラッシャイマセー

85 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:38:41 ID: SI0Vgh3g

「おい」

「お前、ここの施設の人間か?」

「カラオケとは何だ。どういう施設だ。説明しろ」

「歌うためにわざわざ金を払うのか?贅沢甚だしいな。そこらへんの野っ原で歌っときゃいいものを」

(まああいつらは指の怪我もあるようだし休憩目的で入ったんだろう)

(ずいぶんと的外れな場所選んだようだが)

「今さっき入ってった男女2人組は何時間でとった?それから部屋番号教えろ」

「あ?客の情報は教えられねえってか?」

「俺はあいつらの知り合いだ」

「そうは見えない?馬鹿言え。仲良しこよしだ。それともなんだ、お前は友情に年齢制限でも設けてんのか?」

「確認したらさっさと教えろ」

「……」

「は……」

「おいてめえ仕事中に何泣いてんだ気持ち悪い」

86 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:39:23 ID: SI0Vgh3g
「どうせ自分には友人も女もいないって?んなもんいなくなって死にゃしないだろ」

「……」

ゴソゴソ

「そこの自販機とやらのコーヒーだ」

「仕事が終わったらこいつでも飲め」

「な」

「……」

「受け取ったな。なら早く教えろ、ぐだぐだすんな」

――

ガーッ

アリガトウゴザイマシター

87 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:40:46 ID: SI0Vgh3g
のっぽ2人組が出てくるまでとりあえずは待機か…… キョロキョロ

カラオケ屋の出入口がちょうど見える場所は……ねえな。向かいの歩道で突っ立って待つか

トコトコ

ハンジのやつ……

俺という話し相手がいなくなったからには、店員に質問攻めでもしてる頃だろう

巨人のことに限らず、あいつの知りたがり精神は変態的だからな

見てくれは悪くないくせに誰からも言い寄られないのは、あのイカれた言動のせいだ

まあ至極当然だな。あんなのが家にいてみろ……普通のやつなら数日で発狂する

……

眠いな

おかげでくだらねいこと考えちまったじゃねえか

ふわあっ

88 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:43:00 ID: SI0Vgh3g

1515――[ハンジ]西口 世界時計前が見える喫茶店

ようかんってどう作るの?

ねえこの机の素材は何なの?どんな物質からできてるの?

この呼び出しボタンの仕組みはどうなってるの?中開けてみちゃだめ?

とか聞いてたらますます居づらくなった。そろそろ出ようかな、おしりも限界突破しそうだ

はあ。ようかんもどらやきもおいしかったなあ。あとでリヴァイに自慢してやろう ニヤニヤ

リヴァイ……上手くつけられてるかな……

いや、それより人様に悪態ついてないか、の方が心配

印象最悪な目つきなうえ、見ず知らずの人にも容赦無いから

それでもあの人、後輩たちからは大人気なんだよなあ。若い子にはああいうのが人気なのかな?

でもさ、実際あんなのが家にいてみなよ……普通なら数日で実家にとんぼ返りだわ



89 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:44:26 ID: SI0Vgh3g
あれはクリスタ……ひとりで何してるんだ?

目的はロッカーでも世界時計でもなさそう……。何かを探してる?

さっきアルミンとコニーと、あと大柄な兄ちゃんとロッカーに来たときに落し物でもしたのかな?

クリスタがここにいるってことは……えっと…… キョロキョロ

あっいたいた。オルオとペトラ。上手く護衛できてるようだね

ちょっと2人に話をきこう

「すみませーん。お会計お願いします」

ガタッ

――

ハンジ「ペトラ、オルオ」

オルペト「!」

ペトラ「ハンジさん」

ハンジ「あの子……クリスタはあそこで何やってるの?」

90 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:45:26 ID: SI0Vgh3g
オルオ「それがわからねえんすよ。そこのうどん屋で便所に立ったと思ったら、店を出て……」

オルオ「ここ西口ロータリーで鳩を探し始めました。あんな風に……」

ペトラ「彼女、不思議ちゃんなんですかね?」

オルオ「なんだその不思議ちゃんて」

ペトラ「女の子の性格のジャンルのひとつよ。さっきだっていきなりお金撒いたんですよ、彼女」

ハンジ「えっどうして?」

ペトラ「さあ……」

オルオ「エレンよりはマシかと思ってたが、あいつも見た目によらずやんちゃだよな。フッ、これだからガキは……」

ペトラ「あっ鳩が近寄ってきた」

オルオ「おい」

オルオ「ずいぶんなついてんな。野良だってのに」

ペトラ「動物を扱うのが上手いんでしょうか。もしかしたら馬術にも長けているのかも」

ハンジ「そうかもね」

91 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:47:29 ID: SI0Vgh3g
ハンジ(鳩は神様の使いって言い伝えがあるようだけど……それと関係はあるのか?)

ハンジ(もしそうなら一応言って欲しかったんだけどな)

オルオ「ん?何か鳩の足にくくりつけてねえか?」

ペトラ「紙?」

ハンジ(まさか鳩を輸送手段として使うつもり?聞いたことないよ……いや、面白い方法だけど)

ペトラ「あ、鳩が飛んでいった」

オルオ「おいあいつうどん屋に戻ってくぞ」

ハンジ(彼女は一体何がしたいんだ?)

ハンジ「あの子、ちょっと注意して見てやってね」

オルオ「了解です」

ペトラ「じゃあもう行きますね」

ハンジ「ああ」

ハンジ「あっペトラ」

92 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:48:18 ID: SI0Vgh3g
ペトラ「?」

ハンジ「リヴァイから弁解があったと思うけど、昨日は本当にただ着替えてただけなんだ」

ハンジ「彼と私はそういう関係じゃないよ。もちろんエルヴィンともね」

ペトラ「……?」

ハンジ「え……もしかして、リヴァイから何も言われてない?」

ペトラ「は、はい……」

ハンジ(あの野郎)

ペトラ「あっあの!私、違うんです」

ペトラ「私にとって兵長はただひたすら憧れの人というか……なんというか……」

ハンジ「……」

ペトラ「いえ」

93 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:53:45 ID: SI0Vgh3g
ペトラ「そう思っておけば……傷つかないかなあ、なんて……。だって人類最強ですよ?私なんかが選ばれるはずない」

ペトラ「だからそんなふうに予防線張って……私、ずるいですね」シュン

ハンジ「そうでもないよ。もっとずるい大人はごまんといる」

ペトラ「ハンジさん」

ハンジ「?」

ペトラ「リヴァイ兵長って、何を考えているかわからないですよね」

ハンジ「そうかな。案外普通だと思うけど」

ペトラ「私は」

ペトラ「兵長をわかっている人が、兵長のおそばにいるべきだと思います」

ハンジ「……」

ペトラ「……」

94 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年10月24日 (木) 23:54:55 ID: SI0Vgh3g

「おーいペトラー!おいてくぞー!」

ペトラ「もうオルオったら、こんな人混みで大きな声ださないでよ」

ペトラ「あいつ必死でスカそうとしてますけど、かなりはしゃいでるんです。笑っちゃいますよね」クスクス

ペトラ「では、失礼します」ペコッ

ハンジ「ああ。気をつけて」

ペトラ「はい」タタタ

ハンジ「んー……」

ハンジ「そうは言われてもなあ……」ポリポリ

123 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 03:50:41 ID: NKH9OhJw

1600――[ハンジ]世界時計前およびロッカーが見える場所

眠い……

やっぱり最近の睡眠不足が響いてきた……

まあ、まだ誰か裏切り者がいるかもと思えば、なんのこれしきって感じだけど

リヴァイのやつは元気してるかなあ

元気すぎて街中を疾走してたりしてね。……それはさすがにないか。尾行してんだし

あ……

ロッカーに誰か来た。あれは……

さっきアルミンとクリスタとコニーといた、デカい兄ちゃん

誰かと一緒だ。様子をみるにこっちの人間だな。ロッカー業者……?え、何で……?

おいおいどうしちゃったの、アルミンに内緒であけるつもり?

それとも事情があるのかな

124 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 03:52:41 ID: NKH9OhJw
ん?

なんだ……開けてもらえないのか?

もしかして、何らかの出生や身分を証明できるものがないと無理なのかも知れないな

あれ、今度は業者をどっかに連れてったぞ……

1610――

おーおーなるほどね

やってくれるじゃないのデカい兄ちゃん

ロッカー業者を拘束して、無理やり合鍵を奪ってくるなんて……いけない子だ ニヤニヤ

こりゃ臭うねえ。愉快で謎めいた巨人の香り ゾクゾク

業者さんは後で解放してあげなきゃ

……?

でもなんだ、おかしい

中を物色するだけで何も奪ったりしていない……なぜ?何かを探しているのか……?

125 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 03:57:38 ID: NKH9OhJw
まあそれは後でたっぷり聞こう。もっと決定的証拠が撮れるかも知れないし、今は彼を尾行かな

ふーっ。やーっとここから動けるね

ああ。早く君と巨人トークしたいなあ……

一体何を教えてくれるのかなあ。仲良くしてくれるといいんだけど…… ニヤニヤ

おっとよだれが ジュルッ

1640――西口から南下 甲州街道

テクテク…

あれ……

あの兄ちゃんさっきからここらへん一帯を歩き回っているけど、迷子?キョロキョロしてるし

私たち人間側の任務阻止に精を出すかと思ってワクワクしながら尾行してたんだけどなあ。あれじゃあいたって普通の筋肉調査兵だよ

おっと甲州街道まで出てきちゃった。ほんとどこを目指してるのやら

126 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:00:11 ID: NKH9OhJw
私の思い違い?いや、確かに臭うのに……

あっ

道路の対岸にアルミンとクリスタがいる……。彼も気づいてるみたいだ。こりゃ合流する感じだね

ん……?

アルミンとクリスタの真横にクルマが止まった……

アルミン後ろから殴られて……

2人とも車に……

押し……込まれた……?

「はっ!?」

127 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:15:35 ID: NKH9OhJw
「何!?誘拐!?」

ブロロロロ…!!

あれはまずい!あのクルマ……どこ行く気だ!

バシューッ!!

「えっ!?」

あの兄ちゃん……立体機動でクルマに張り付いた……!

ちっ……思った通り、ご通行の皆様の注目の的だ。すぐにケイサツが話を聞きつけて来るだろう

正直面倒事や混乱は避けたかった……だけど確かに、あれしかないか

あのスピードに追いつくには立体機動で追うしか……

128 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:18:52 ID: NKH9OhJw

もしくは……

「ヘイタクシー!」シュビッ

キキィーッ!

「わっ!速っ!なんて便利なんだこの世界は!」

バタン!

「やあ!こんにちは運転手さん!タクシーってのは馬車みたいなもんなんだよね?」

「早速だけどあのデカイ兄ちゃんが飛び乗ってるクルマ追って!」

「は?何でって?もういいから早く!」

「ちゃんとお金は払いますからっ」

ブロロロロ…

129 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:22:06 ID: NKH9OhJw
「え?シートベルト付けて?何そのベルト初めて聞いたよ」

「それより運転手さん!窓開けていい?」

「どこ押すって?ボタン?ないよそんなの!教えて!」ゴソゴソ

「え?もうわかったよ!先にシートベルトするから!で、そのベルトはどこにあるの?」

「こっち?ん?わかんないよ運転手さん、やっぱり先に窓開けるからね!」ゴソゴソ

ガーッ

「わっ!よっし開いた!」

「ハンジさん!」バシューッ

ハンジ「!」

ハンジ「オルオ!ペトラ!」

オルオ「何やってんすかクルマなんかに乗って!」

130 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:30:14 ID: NKH9OhJw
ハンジ「私は君たちと違って立体機動装置は付けてないからね!これじゃないと追えないよ!」

ペトラ「すみません!私たちが監視してたのに……クリスタが……!」

ペトラ「……オルオが路上ミュージシャンからマイク奪って熱唱していなければこんなことには」ボソッ

オルオ「ちょっ……お前だって聞き惚れてただろ!」

ペトラ「は?何それ!気持ち悪すぎて呆然としてたのよ!あれで兵長の真似とかサイテー!」

オルオ「似てただろ!つか俺も兵長もかっけえから似ちまうんだ!いい加減気づけよ!」

ペトラ「あああ聞きたくない!サイテーサイテーサイテーッ!帰還時に荷台から突き落としてやるから!」

オルオ「ああやってみろ!俺をなめんじゃ……」

ハンジ「その話は後いいよね!君たちもこのクルマに乗って!」

オルペト「えっ」

ハンジ「もうじきケイサツが来る。立体機動はなるべく見せたくないから!」

オルペト「はっはい!」

ハンジ「ってわけで運転手さん、一旦止めて!」ズイッ

ハンジ「え?大丈夫!強盗でも殺人犯でもないから!安心して止めて!」

131 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:53:56 ID: NKH9OhJw
ガチャ バタン!

ブロロロ…

ペトラ「これがクルマ……!」マジマジ

オルオ「すっげえ俺たち何もしてないのに動いてるぞ!」マジマジ

ハンジ「ちょっと静かに!あの兄ちゃん……何か叫んでる」

クリスタ!オレハ!

オマエガスキダ!!

ハンジ「な……っ!」

オルオ「おおっ!」

ペトラ「わーっ!///」

132 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:54:47 ID: NKH9OhJw
ハンジ(おいおいクルマに張り付いたあの状況で愛の告白始めちゃったよ……)

ペトラ「青春!これは青春!///」ドキドキ

オルオ「あんな告白全然ダメだろ。いいかペトラ、俺なら……」

ペトラ「黙れ耳障り」

オルオ「おい」

ハンジ(はは、青春ね。それはとーっても良いことだけどさ……)

ハンジ(この状況での救出は時間との勝負だってのに馬鹿なの?筋肉ある代わりに馬鹿なの?)

ハンジ「ったくさっさとしてくれないと……」ボソッ

ハンジ「あっ!いや違います!運転手さんに言ったんじゃないです!落ち着いて!いいから前見て!」

ファンファンファン……

ペトラ「ハンジさん!後方からケイサツが来ます!」

オルオ「どうするんだよアイツこのままだと……」

133 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 04:57:13 ID: NKH9OhJw

パーン!!

バシュー…!

「!」

オルオ「あの筋肉野郎、クルマを離れて跳んだぞ!」

ペトラ「救出を諦める代わりに煙弾を撃ちましたね!増援を呼んだ」

オルオ「でもあれじゃだめだろ」

ペトラ「……あっ!そっか、だめかも……」

ハンジ「え?どうして?」

ペトラ「あの子たち、5時に世界時計前に一旦集まる予定みたいなんです」

ペトラ「そろそろ5時なので集まる頃だとは思いますが、世界時計は地下です……。今はちょうど誰にも見えてないじゃないかと……」

ハンジ「じゃあ5時を過ぎてから、私たちが別の煙弾を撃って位置を知らせなきゃいけないわけか」

ペトラ「……それか私たちが救出するかです」

134 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 05:04:54 ID: NKH9OhJw
ハンジ「いや……。存在を悟られるのはギリギリまで避けたい。今は前者をとろう」

ハンジ(あの兄ちゃんは今満身創痍……いつどこで煙弾を撃ったかなんて覚えてないだろうから、大丈夫だろ)

ハンジ(私はどうする……。彼を追うか、アルミンとクリスタを追うか)

ハンジ(彼は巨人の可能性がある。追えば決定的な証拠を掴めるかもしれない)

ハンジ(だが、あのクルマ……攫われたのが神様クリスタとロッカーの鍵を持ってるアルミンってのがまずい)

ハンジ(……)

ハンジ(ロッカー業者を拘束し物資を漁った兄ちゃんのシャシン……。あれでとりあえずは尋問の種にはなるか……)

ハンジ「私はこのままアルミンとクリスタを追う」

ハンジ「オルオ、君も私と一緒に来てもらう。いいね」

オルオ「え……俺ですか?」

ハンジ「万が一の時に私を抱えて跳んでもらうよ」

オルオ「了解です!」

135 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 05:06:42 ID: NKH9OhJw
ハンジ「ペトラ。あなたはライナーを追って。ケイサツに捕まりそうならフォローしてあげてほしい」

ハンジ「立体機動で跳んでもらうことになるけど……あなたまでケイサツに追われることのないように。できるね?」

ペトラ「はい!もちろんです!」

ハンジ「ってことで運転手さん、もう一度止まって!1人降りるから」ズイッ

キキーッ

ガチャ

ハンジ「そんじゃよろしく。気をつけて」

ペトラ「はい!頼んだわよオルオ」

オルオ「お前こそヘマすんなよ」

ペトラ「うるさいばーか」バシューッ!!

バタン!

ブロロロ…

ハンジ「うん。運転手さんもこなれてきたね」ニコニコ

オルオ「いやめちゃくちゃ怯えてますよ」

136 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 05:49:04 ID: NKH9OhJw

――[リヴァイ]靖国通り カラオケ前

イライラ…

神様とやらの頼み事を聞いて、あの丸坊主をまいて、張り込みに戻ってきたはいいが……

出て来ねえじゃねえか、のっぽ2人組。もうとっくに予定時間は過ぎてるぞ

さっきの店員に聞いてみるか トコトコ

ガーッ

イラッシャイマセー

「おいお前、さっきの奴ら2人組のことだが……覚えてるよな?」

「そうだ……俺の仲良しこよしのお友達のことだ」

「やつらはどうした?」

「……?個室で不適切な行為をしてとっくに出て行った?」

137 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月04日 (月) 05:49:57 ID: NKH9OhJw
一体何しでかしたんだあいつら……殺し合いか?発情か?

クソ……神様のゴキゲン取りなんかしてる間に見失っちまった。どうする……

……?

やけに外が騒がしいな……

ガーッ

アリガトウゴザイマシター

ダダダ……!!

!!

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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。九つの巨人の一つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。坊主頭が特徴で、小柄な体格を生かした小回りの利く機動を得意としている。バランス感覚にも優れ104期訓練兵団を8番の成績で卒業したが、少々頭の回転が鈍く同期達からはバカ扱いされている。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士気が合うようで、よく訓練中に2人でふざけていた。当初は憲兵団を志望していたが、主人公のエレン・イェーガーに感化され調査兵団に入団を決めた。入団後はムードメーカーとして活躍する。

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テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。性格は厳格で戦士候補生に対する態度も威圧的だが、大多数のマーレ人とは異なりエルディア人に対する差別感情は薄く、部下たちを1人の人間として尊重している。現状認識能力に優れ、始祖奪還作戦を数人の子供に託すマーレ軍上昇部の正気を疑っていた。

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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシスとは『進撃の巨人』の登場人物で駐屯兵団の司令官。スキンヘッドと口ひげが特徴の年配の男性。巨人との戦いの最前線である南側領土の最高責任者として、果断な指揮を振るい人類を守り抜いてきた。人類の勝利のためなら成功率の低い作戦でも取り入れる柔軟な判断力の持ち主だが、飄々とした言動や戦場でも酒を持ち歩く姿勢から「生来の変人」としても知られている。トロスト区攻防戦では巨人化したエレン・イェーガーによる穴の封鎖作戦を採用し、人類の勝利に貢献。兵団によるクーデターの際も大きな役割を果たした。

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