GRIS(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『GRIS』とは、2018年12月13日にDevolver Digitalから発売された、色彩豊かなアートが魅力的なパズルアクションゲームである。開発はスペインのインディーゲームスタジオであるNomada Studio。Golden Joystick Awerds2019ではBest Visual Designにノミネートされた。対応機種はSwitch、Steam、iOS、PS4、Android。人生の辛い経験によって精神世界に閉じ込められた主人公Grisが、その灰色の世界を旅する物語。

『GRIS』の概要

『GRIS』とは、2018年12月13日にDevolver DigitalからSwitch、Steam向けに発売されたパズルアクションゲームである。開発はスペインのインディーゲームスタジオであるNomada Studio。後にiOS、PS4、Androidでも発売された。
まるでアート作品のような美しいグラフィックと世界観が魅力的。ゲーム内のグラフィックにはイラストレーターのConrad Rosetが手書きで作成したものが使われている。滑らかに表現されたアニメーションはとても芸術的で、数々の賞を獲得している。
2019年には、「Golden Joystick Awerds2019」で「Best Visual Design」を受賞した。
人生の大きな悲しみにより、少女「Gris」は自分自身の色のない精神世界に閉じ込められてしまう。旅の中でGrisは失った世界の色を取り戻していき、悲しみを受け入れ、前へ進んでゆく。
ゲーム内でストーリーに関する説明は一切出てこないため、物語はプレイヤー自身で考察する必要がある。

サイドビュー型の2Dパズルアクションゲーム。アクションはさほどテクニックの必要がない難易度な上、とても操作性がよいためゲーム内を動き回る爽快感がある。

『GRIS』のあらすじ・ストーリー

突然声が出なくなり倒れ込むGris。

物語は主人公Grisが、石像の手のひらの上で歌を歌うシーンからスタートする。しかしGrisは突然声を失ってしまい、力なく倒れ込んでしまう。そして、石像がどんどん壊れていき、とうとうGrisは色のない世界へ落ちてしまう。これは、深い悲しみにより絶望したGrisの心情を表している。

『GRIS』の世界ではストーリーが進んでいくたびに世界に色が追加される。
追加される色は、順番に「赤」、「緑」、「青」、「黄」。それぞれの色でステージが分かれており、ステージによって現れるキャラクターやギミックが変化する。

第1章:色のない世界

うつむくGris。

Grisの落ちた先には、色のない灰色の世界が広がる。Grisはゆっくりと起き上がり、うなだれながら不安定に歩く。しばらく歩き続けると、Grisは空を見上げ、決心したように涙をぬぐう。
この瞬間から、走ることとジャンプすることができるようになる。Grisは女性の石像の場所まで戻った。

第2章:赤色の世界

太陽を後ろに坂を下るGris。

がれきや塔を伝って女性の石像の手のひらに乗ると、Grisが浮かび上がり、世界に赤色が追加される。

このステージでは真っ黒な砂嵐がGrisを襲う。この砂嵐は、Grisを襲う不安や恐怖を表しており、恐ろしい音楽とともに一定時間でやってくる。風によって後ろに戻されるため、初めのころは、建物など風を遮られるものの中や影に隠れてGrisは風を避ける。

重くなる能力を手に入れるGris。

小さな建物の中で四角い形をした場所に、2つの星を連れてくることで、ドレスを石のように重くする能力を手に入れる。この能力を手に入れた後であれば、砂嵐を受けながらでも進むことができる。

砂嵐に立ち向かい大きな建物の中にたどり着いた後、壊れかけの床を破壊し、モノトーンの世界へとやってくる。ここでは鏡写しになった景色に、黒色の蝶が飛んでいる。ジャンプと重くなる力の組み合わせでその蝶を増やし、蝶によって上に飛ばされる。

第3章:緑色の世界

石像の手のひらに浮かぶGris。

女性の石像にたどり着くと、赤色の世界に緑色が追加される。緑の世界では植物が豊かに育ち、赤の世界よりも多くの生き物がすんでいる。

Grisは旅の途中で林檎を食べる生き物と出会う。その生き物は4つ林檎を食べさせることで、ジャンプや重くなる力を真似する仲間になる。

Grisの乗っているものが、植物のような足場。

植物のような形をした足場は、現れたり消えたりを一定時間で繰り返す。中盤にはジャンプに連動して状態が変化するようになる。
基本はジャンプで届く位置に、次に進む足場がある。一度立ち止まって、足場の位置を確認すると、簡単に進むことができる。

ジャンプと連動して現れたり消えたりする足場を伝った先で一つ、赤い切り株の中で一つ、星を集めるとGrisが二段ジャンプの能力を手に入れる。その能力を駆使して、女性の石像が上下に2つある建物の中に入り、先へ進むと黒い蝶のようなものがまた現れる。そして沢山集まり大きな鳥の姿に変化し、Grisに襲い掛かってくる。

鳥はGrisにを敵対しているようで、Grisの行く手の邪魔をしてくる。赤色の世界の砂嵐と同じように、Grisは吹き飛ばされてしまうが、Grisはその鳥の声による空気の流れを利用する。自力では届かなかった場所へ飛び移り、先へと進んでゆく。

第4章:青色の世界

カメの背に乗るGris。

鳥から逃げた先で女性の石像にたどり着くと、次は青色が追加される。

雨が降り出し、水でできた植物や、海、氷の洞窟など、様々な美しい水の芸術を眺めることができる。また水の中を泳ぐギミックが追加される。
泳ぐ能力を手に入れる前は、水の中では浮かぶため、高い位置から重くなる力を使い、落ちることで奥深くに沈むことができる。

石像からさらに先へ進んで遺跡を抜け、Grisは青い洞窟へ入る。吊り下がっている錘や水中を重くなる力を使って突破していくと、あたりの風景が氷になった。

コピーした氷の上に乗るGris。

氷の洞窟では、一定の時間が経つと、自分をコピーした氷が生成される。重くなる力を使った状態でコピーすることで、それを足場にし、先に進むことや、謎を解くことができる。重くなる力を使わなくとも、自分のコピーは作られるが、それに乗ることはできないため、謎を解くには不必要。

コピーした氷は、高い場所に飛び移ったり、天秤の高さを合わせたりするときにだけ使う。

氷を作るGris。

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