【ジョジョの奇妙な冒険】第4部『ダイヤモンドは砕けない』あらすじ・ストーリーまとめ

『ダイヤモンドは砕けない』は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部のエピソードだ。第3部の主人公・空条承太郎の年下の甥である東方仗助(ひがしかた じょうすけ)が主人公となり、仙台の地方都市「杜王町(もりおうちょう)」を舞台に、町の平和を脅かす殺人鬼・吉良吉影(きら よしかげ)との戦いを描く。ここでは『ダイヤモンドは砕けない』のあらすじ・ストーリーをまとめた。

出典: jojo.matomeno.net

やばいもの拾ったッす。

仗助とジョセフが散歩中に泣き声で発見した赤ん坊。
周りには親らしい人はおらず、透明なため服やベビー用品を買いに行くことに。

しかし赤ん坊のためスタンド能力が制御できないため暴走しており、次第に自分だけではなく回りのものも透明にし始める。

無差別に自分のまわりも透明にし始め、焦った
ジョセフが自分の不注意から赤ん坊が池に落ちてしまう。

すっとろいことにイライラしていた仗助にも罵倒され、池に落ちた赤ん坊を探すも透明な水の中で透明なため見つからない。
ジョセフは危険を承知の上で、自分の手首を切って血によって水中に色を付けることで仗助は赤ん坊を見つけて助け出すことができた。

あかんぼうはしばらくジョセフが面倒を見ることになった。

岸部露伴【スタンド:ヘブンズ・ドアー】

漫画家のうちへ遊びに行こう

退院した間田に誘われ漫画家岸部露伴の家にアポなし訪問することになった康一。
岸部露伴は週刊誌に連載中の漫画「ピンクダークの少年」の作者で2人はそのファン。
家の中へ招き入れてもらい、露伴が席を外した隙にまだ編集部にも送られていない生原稿を盗み見ようと間田が提案する。

漫画を盗み見ていると露伴が帰ってきてスタンド「ヘブンズドアー」が発動して2人とも本にされてしまう。

本になった広瀬康一の体験を読んだ露伴は「岸部露伴を攻撃することはできないと」命令を書かれてしまい
記憶を消された康一は何事もなかったかのように翌日も露伴の家に行ってしまうのであった。

露伴はかなり極端なな性格ではあるが、漫画のため、読者に面白いと思ってもらうためにあらゆる努力を惜しまないスタンスで漫画の執筆にいそしんでいる。
リアリティのためなら蜘蛛だって食べる
その結果、金や名声がついてきているが本人はどうでもいいと思っている。

「ヘブンズドアー」は露伴の漫画を読んだものは自分の人生の書かれた本になってしまう。そおのページには命令を書き込むことができて、「露伴を攻撃できない」と書かれると、何があっても攻撃することができなくなる。
またページは切り取ることができる。

露伴の家に入り記憶が戻った康一は仗助と億康に助けを求めようとするが、命令を書き込まれているためできない。しかし康一の手から血が出ている異常に気付いた2人は露伴の家へ突入する。

億康はあっけなく本にされてしまったが、仗助は目をつぶってヘブンズドアーに対抗する。
康一の記憶を読んだ露伴は仗助の性格を知っており髪型をけなすが、かえって何も見えなくなるほどキレさせてしまい露伴は仗助にぼこぼこにされるのであった。

ネズミ【スタンド:ラット】

音石明の情報からねずみを矢で射ったと聞いた承太郎は、仗助を誘ってネズミ狩りへ赴く。
生き物博士の承太郎はネズミの習性を熟知しており、民家に住みついていたスタンド能力を持ったネズミを難なく倒す。

出典: 634green.com

兵器のような容貌のスタンド。メカメカしい。
スタンドからは毒針を発射でき、命中した相手をドロドロに溶かしてしまう。

自白剤を音石に用いた結果、矢で打ち抜いたネズミは全部で2体いたとのことで、もう一匹を捜索することになる。
監視カメラでの映像から、耳に穴が開いていることから生き残ったネズミを「虫食い」と命名する

追跡途中バックトラックといわれる技術で2人の追跡をまいたり、岩への跳弾で毒針を命中させたりネズミらしからぬ頭脳プレーを見せ苦戦を強いられるが、承太郎から託されたライフル弾でついに仗助は虫食いを仕留めた。

杉本鈴美【愛犬:アーノルド】

岸部露伴の冒険

岸部露伴は地図にない道を発見し、好奇心から探検しようと広瀬康一を誘う。
しかし、どう進んでも元の場所に戻ってしまい、道に迷ってしまった。

道に迷った2人の目の前に現れた女の子だが、露伴は有無を言わさず"本"にしてしまい記憶を読む。
スタンドのことは書かれておらず、プライベートなところまで読んだところで解除し、話を聞くことに。

15年前ここで起こった殺人事件について語り始める鈴美。
その被害者である1人と一匹は、まだ捕まっていない殺人鬼の恐怖を伝えるべく、幽霊になって現世にとどまっていたのであった。

決して振り向いてはいけない小道で。
脱出の方法を教わる康一と露伴。この振り向いてはいけない小道で振り向いたら最後、魂があの世に持って行かれるらしい。

恐怖心で振り向かせようとする何かに耐えながら出口を目指す2人。しかし罠にはまった康一が振り向いてしまうが、露伴の"ヘブンズドアー"で機転を利かせ康一を救い脱出する。

後日、杉本鈴美の墓参りに出向いた露伴は寺の住職から事件の更なる詳細を聞かされ、自分のスタンドは運命までは読めないと悟る。

矢安宮重清【スタンド:ハーヴェスト】

町中で怪しいスタンドを見つけた仗助と億康。その小さなスタンドを追いかけていくと中学生の矢安宮重清(あだ名:しげちー)がスタンド「ハーヴェスト」を使って小銭を集めていた。

同じスタンド使い同士意気投合した3人はハーヴェストを使ったビジネスを思いつく。

500体ほどの遠隔操作ができる群生型のスタンド。
一体一体は力は弱いが、かなり応用が利き、工夫次第でかなり強力に。
物を探してくるのが得意。

出典: p.twpl.jp

捨てられた商品の引換券や切手を集め始めた仗助たち。作戦は成功し、数万円の現金を手に入れる。
しかし、重ちーはよくに目がくらみ、お金を出し渋り悪い空気が流れる。

億康がダメ元で見つけた宝くじを確認するとなんと500万円が当たっていたことから重ちーとの奪い合いに発展する。
戦闘になると以外にも頭脳プレーを発揮しだす重ちーだったが、億康と仗助さんコンビの前に重ちーは詰み敗北する。

その後は和解し、1の位まで500万円を3等分した。

吉良吉影【スタンド:キラークイーン】

年齢33歳。独身。作中に登場するカメユーデパートの会社員。人間関係は稀薄だが、仕事はそつなくこなし、柔らかな物腰とエリート感漂う気品から女性には結構モテる。

その正体は15年前に杉本鈴美を殺し、美しい女性の手とデートをするために今もなお殺しを続けている連続殺人鬼である。
公園の木陰でランチをとろうとした際、"彼女を"入れた紙袋を重ちーが勘違いして持って行ってしまったため、取り返すべく学校に潜入する。

出典: stat.ameba.jp

物を爆弾に変える能力。キラークイーンの親指がスイッチになっていて、爆弾に触れた状態で起爆されると相手の内部から粉々に爆破する。

爆弾になっていたものは爆破されても無傷である。

出典: slotaro.com

体育倉庫に教師用のコーヒーを飲みに来た重ちーと、それを追跡する吉影。しかし、さらに後から仗助と億康が入ってきて吉影はひとまず跳び箱の中に未を隠す。
絶対絶命のピンチをいくつも切り抜けてきた吉影はうまいこと彼女の入った紙袋を回収して体育倉庫の外に出るが、ハーヴェストによって重ちーに見つかってしまう。

重ちーを始末するために100玉を爆弾に変え触れさせることで爆殺を狙うが逃してしまう。
吉影から逃れ、クレイジーダイヤモンドで治せる仗助のいる教室を目指す重ちー。仗助がいる教室の中までたどり着くことなく教室のドアを爆弾に変えられていたためそのまま跡形もなく爆殺されてしまった。

fanta
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@fanta

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支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

支倉未起隆(はぜくら みきたか)/ヌ・ミキタカゾ・ンシとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、宇宙人を自称する少年だ。彼いわく「支倉未起隆」は地球での偽名で、本名は「ヌ・ミキタカゾ・ンシ」というらしい。 自身の体や身に着けているものを別のものに変身させる力を持っている。これがスタンド能力なのか、別の超能力なのかは不明。作中では吉良吉影の父親が持っていたスタンド使いを生み出す矢が「刺さらない」という異例の事態が起きている。

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小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

小林玉美(こばやし たまみ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するチンピラのスタンド使い。定職につかず、スタンド能力をつかってゆすりたかりをしている。広瀬康一を罠に嵌めてお金を巻き上げようとするが、東方仗助に妨害されて失敗し、その日のうちに康一の家に押しかけて詐欺を働こうとする。母と姉を守るべく、闘争心を呼び覚ました康一の子スタンド能力によって撃退されて改心し、康一の子分として振舞うようになった。

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大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

大柳賢(おおやなぎ けん)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いで、通称「ジャンケン小僧」。吉良の父親がスタンド使いにした少年で、人気漫画化の岸辺露伴に勝負を挑む。露伴とのジャンケン勝負はファンからの評価が高い名勝負で、NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で実写化された。 スタンドはジャンケン勝負に勝つことで相手のスタンド能力を奪う「ボーイ・II・マン」。

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東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

東方良平(ひがしかた りょうへい)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の祖父。杜王町の警察署に勤める警察官で、階級は巡査だ。出世とは無縁だったが、35年間真摯に町を守り続けてきた正義漢だった。父親のいない子どもを産んだ娘・朋子と孫の仗助を心から愛している。 物語の冒頭、町に現れた連続殺人鬼・アンジェロに目をつけられ、殺されてしまった。仗助は祖父の代わりに自分が町と母親を守ると決意する。

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