ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年のアメリカのSF怪獣映画である。監督はマイケル・ドハティ、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA 』の続編である。
世界各地では、休眠状態であった怪獣達が次々目を覚ましていた。世界の破滅を防ぐ為、未確認生物特務機関モナークは怪獣ゴジラと手を組み、地球を破滅の道に導こうとしている怪獣たちに立ち向かうのであった。
作品の見所は怪獣を愛する人と、怪獣を憎む人の心の葛藤である。

オキシジェン・デストロイヤー

怪獣を倒すため作られたオキシジェン・デストロイヤー

アメリカの空軍が極秘で開発した兵器で、半径3.6キロ以内の、あらゆる生命体を破壊できるとされている。
ゴジラとギドラが戦闘している最中に米軍により打ち込まれ、ゴジラは大きなダメージをくらい活動停止に追い込まれたが、地球外生命体であるギドラには通用しなかった。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

芹沢博士「傷を癒やすには、傷をつけた悪魔と和睦するんだ」

芹沢博士の懐中時計

マークは五年前に息子の命を奪ったゴジラを、妻や娘を救うために助けようとしていることに苦悩していた。
そんなマークの苦悩を感じ取った芹沢博士は、マークに「傷を癒やすには、傷をつけた悪魔と和睦するんだ」と声をかけ「彼らと力を合わせられるか、敵になるかが決まる時だ」と続けた。そして「今考えたのか?」と冗談ぽくいうマークに対して、芹沢博士は長いフォーチュンクッキー(おみくじ)に書いてあったと冗談で返した。
マークは息子を殺されているため怪獣に憎しみを持っていた。一方、芹沢博士は怪獣と共存の意志を示す側であった為、対立関係であった二人が初めて腹を割って話した重要なシーンでもある。

芹沢博士「さらば、友よ」

休眠状態のゴジラに触れる芹沢博士

芹沢博士は父親である英二の跡を継いで、ゴジラの研究を続けていた。そのためゴジラに対して特に強い思い入れを抱き、怪獣との共存を誰よりも強く訴えていた。ラドンとの戦いで米軍が放った兵器によって、ゴジラは大きなダメージを食らってしまう。人類を救うためには、休眠状態であるゴジラにエネルギー源の核弾頭を起爆せねばならなかった。その為にはゴジラの住処に小型潜水艇で核弾頭を運び、手動で起爆しなくてはならなかったのである。自らの命と引き換えに、ゴジラを目覚めさせる役割をかって出たのが芹沢博士であった。長年研究したゴジラを目の前にした芹沢博士は、死の間際ゴジラを触りながら言った言葉が「さらば、友よ」である。ゴジラも芹沢博士の思いに答えるように、じっと芹沢博士を見つめるのであった。

集まった怪獣たちがゴジラにひれ伏すシーン

怪獣たちの前で雄たけびをあげるゴジラ

地球外生命体であるギドラは、地球の生態系を破壊し、自分に適した環境を作り出そうとしていた。ゴジラはギドラと戦うも、苦戦を強いられていたのである。その上アメリカ空軍が開発した兵器、オキシジェン・デストロイヤーによってゴジラは活動停止になるほどの大ダメージを食らった。しかしゴジラ復活に命を懸けた芹沢博士によって再び立ち上がり、ギドラに挑んだのである。そして偽りの王であったギドラに、勝利した。
オルカによって集まった各国の怪獣たちが、ゴジラを真の王と認めて次々とひれ伏していくこのシーン。怪獣たちの頂点に立ったゴジラが堂々とした姿で雄たけびを上げる迫力と、ゴジラこそが真の王であることを感じさせられる印象深いシーンである。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

芹沢大助博士と芹沢猪四郎博士の違い

芹沢博士を見つめるゴジラ

父・英二と同じくゴジラ研究の道に進んだ芹沢猪四郎博士。ゴジラに対して、人一倍強い思い入れがある。そして誰よりも強く怪獣との共存を願う人物でもあった。その為ゴジラや人類を救うために、自らが犠牲となりゴジラを蘇らせたのである。
『ゴジラ』には芹沢猪四郎博士とは別の思想を持つ、芹沢大助博士が登場する。1954年に作られた初代『ゴジラ』に登場した芹沢大助博士は、人類の脅威であったゴジラを殺すための兵器であるオキシジェン・デストロイヤーを作った人物である。そしてこの危険な兵器の悪用を防ぐため、兵器を作れるただ一人の男として自ら命を絶ったのである。
自らの命を犠牲にしてまでゴジラを救った芹沢猪四郎と、ゴジラを殺す兵器を開発した芹沢大助では、対照的に思える。しかし監督であるマイケル・ドハティいわく、かつての芹沢博士の失敗を正すために、新たな芹沢博士には意図的にこのような行動をさせているのだ。かつての芹沢博士の失敗を正すために、新たな芹沢博士にはこのような行動をさせているのだ。どちらの芹沢博士も同じような道のりを歩いているが、今回の芹沢博士は、初めてゴジラに触れる人間として描いた。これは大きな意味のあることで、芹沢が愛情を持ってゴジラに触れるということは、ゴジラに謝罪する行為でもあると監督は語っている。そして監督の思いの強さは、兵器の名前にも表れている。1954年版『ゴジラ』の芹沢大助博士は、オキシジェン・デストロイヤーを使ってゴジラの生命活動を停止させた。その再現を経る為に、今回ゴジラを窮地に陥らせた兵器名が1954年版『ゴジラ』の時と同じ、オキシジェン・デストロイヤーを使用しているのである。

怪獣に対する監督の思い

ギドラと戦うゴジラ

本作には様々な怪獣が登場したが、ドハティ監督いわく「怪獣の優れたデザインの基本はシルエット。シルエットだけで区別が付くものでなければいけない」「鳴き声を聴いただけで、どの怪獣なのかが分かるようにすべき」という考えがあった。その為、オリジナル版の造形を大切にしている。
ゴジラの背びれについては、1954年版の初代ゴジラの背びれを採用。そしてドハティ監督は、「背びれは王冠のようなもの。大きく美しいほうがいい」と語っている。
モスラの造形は、過去の登場作品すべてをチェックし、蛾の研究にまで取り組んで作られた。カマキリやハチなどもデザインの参考にされており、従来のモスラより巨大化され強くなっている。実際、蝶や蛾が捕食者に対抗する模様を持っている事を参考に、羽根にある模様はゴジラの眼をイメージして作られた。こうしたリアリティを求めつつも、怪獣は古代の神々というコンセプトからモスラを神々しい美しい存在として作り上げた。
体温が1200度にものぼる「炎の悪魔」と呼ばれるラドンは、「ゴジラやモスラ、ギドラ達のなかでもラドンが一番好きだ」と語るほど、監督の思い入れが強い怪獣である。昔のゴジラ映画では、サブのポジションとして勝ち目のない怪獣であった。しかし「あらゆる面でゴジラよりも強く、上空を飛べば町を破壊し衝撃波や音波で風を起こし、大きな被害を出す。これは他の怪獣にはない速さと凶暴性がある」として強さを強調した。そして灰の中から生まれる炎のフェニックスの神話から要素を取り入れた。
そして今作、ゴジラの最大の敵とされるキングギドラは、宇宙から飛来した地球外生命体という設定である。監督はキングギドラを「ゴジラを脅かす存在。バットマンのジョーカーと同じ」と語った。圧倒的強さにこだわり、過去作を研究した。しかしプロダクション・デザイナーのスコット・チャンブリスはキングギドラのデザインに苦労した。それは現在の文化にはドラゴンが溢れかえっており、退屈なデザインになるリスクがあったからである。そこで採用になったのは三つの頭部に異なる個性を与えたことである。監督いわく「中央の頭が司令塔、長男のようで一番まじめ。左側の頭は攻撃的でしつこく、右側の頭は周囲に好奇心を持っている。あらゆる意味で三つ子のような存在」と語っている。

日本語を使ったセリフ

ゴジラの元に向かう芹沢博士

ゴジラ復活の為に、芹沢博士は自らの命を犠牲にする感動的シーンがある。芹沢博士は、長年研究してきたゴジラを目の前にして、言った最期の言葉が「さらば、友よ」だった。この言葉は、芹沢博士の母国語である日本語で語られている。当初の脚本ではこのセリフは英語で書かれていたが、芹沢博士役である渡辺謙の提案で日本語にされた。監督には「ゴジラとサシになって言葉を投げかけるのなら、やはり日本語でやりたい」といったことを後のインタビューで語っている。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の主題歌・挿入歌

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