【皆勤賞逃したらどうしてくれるわけ？】魔王が気にするのは、世界征服よりもバイトの出勤時間。

あらすじ・ストーリー

勇者エミリアの登場によって魔王軍は壊滅し、聖十字大陸エンテ・イスラからの撤退を余儀なくされた魔王サタン。
再帰を宣言しゲートを使って逃げ込んだ先は、異世界の日本だった。
6畳1間のボロアパートを新たな魔王城とし、魔王はアルバイトをしながら
腹心の部下アルシエルの協力を経てエンテ・イスラへ帰還する方法を探すのであった。

主な登場人物・キャラクター

真奥 貞夫（まおう さだお）

通称「魔王サタン」

魔王軍を率いてエンテ・イスラを支配していた魔王だが、日本での人柄は極めて温厚。
バイト先では部下からの信頼も厚く優秀な人材として一目置かれている。
日本で生きていくため、残り少ない魔力を使って戸籍と住民票を手にする。

芦屋 四郎（あしや しろう）

「悪魔大元帥アルシエル」

魔王軍一の知将だったが、現在は炊事当番に専念し真奥を影からサポートしている。
少ない給料で家計をやりくりする姿は、まるで主婦のよう。

漆原 半蔵（うるしはら はんぞう）

「堕天使ニートルシフェル」

おイタをして真奥にこっぴどく絞られてからは魔王城に身を置いている。
パソコンの前に座りっぱなしだったのが災いし、足がもつれて立てない事があった。
芦屋と同じく悪魔大元帥の1人である。

遊佐 恵美（ゆさ えみ）

「勇者エミリア」として魔王軍討伐隊を率いる。

逃亡した魔王サタンを追って日本にやって来た。
超優秀なテレフォンアポインターとして働きながら、真奥達の動向を見張っている。

佐々木 千穂（ささき ちほ）

真奥が務めるアルバイト先の後輩で、現役女子高生。
エンテ・イスラの住人の正体を知る数少ない人間でありながら
真奥に好意を寄せている。

鎌月 鈴乃（かまづき すずの）

本名「クレスティア・ベル」

勇者エミリアの魔王討伐の手助けをするべくエンテ・イスラからやって来た、大法神教会の人間。
悪魔には毒である「聖法気」入りのうどんを真奥家に差し入れし、芦屋を腹痛地獄に追いやる。

1話は日本で魔王と勇者が再開END

とんでもない引きだな！！

せっかく異世界まで逃げ込んだのに、1話の内に勇者と再開するとは…。
まさかの展開に目が離せません。