SPY×FAMILY(スパイファミリー)の地下テニス大会キャンベルドンまとめ

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)とは、スパイの男と、殺し屋の女と、超能力者の女の子が仮初の家族となり、互いに自分の秘密がバレないように苦心しながらも“本物の家族”として成長していく様を描いた遠藤達哉の漫画作品。
地下テニス大会「キャンベルドン」は単行本6巻で描かれた中編シリーズで、新たな大戦の火種にもなりうるとされるザカリス文書を巡り、物語中心人物の1人である黄昏が仲間と共にスパイ活動ではなくテニスに挑戦する様を描いている。作品においても特にコメディ色の強いエピソードである。

『SPY×FAMILY』の概要

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)とは、「黄昏(たそがれ)」のコードネームを持つスパイのロイド・フォージャー、「いばら姫」の異名で恐れられる殺し屋ヨル・ブライア、「被検体007」こと他人の思考を読み取ることができる超能力者アーニャの3人を中心人物とした遠藤達哉の漫画作品。それぞれの任務、生活、世間体のために互いの秘密を知らないまま「フォージャー家」という家族を作ったロイドたちが、互いに自分の素性を知られないように苦心しながらも“本物の家族”として成長していく様をコミカルに描いている。
『少年ジャンプ+』で連載されており、それぞれに個性的な主役の3人が織り成すドタバタ劇は読者から好評を博し、同誌の看板作品へと成長。2022年にアニメ化され、さらに注目されることとなった。

基本的にはコメディチックな描写が多いが、その世界設定は「東人民共和国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の2大大国が戦争寸前の緊張状態にある」という危ういもので、時に戦争を望む者たちとの戦いや過激な思想家によるテロ行為などの凄惨なシーンが登場する。

地下テニス大会「キャンベルドン」について

地下テニス大会「キャンベルドン」とは、単行本6巻で描かれた中編シリーズ。かつて泥沼の戦争を繰り広げていた東人民共和国と西国を終戦に導いた功労者の1人であるザカリス大佐は、「新たな火種になりかねない」機密情報を生前に秘匿したとされていた。通称で「ザカリス文書」と呼ばれるそれが、「日向の貴婦人」という絵画の中に隠されていることが明らかとなり、戦争の回避を目指す西国諜報機関WISE(ワイズ)の敏腕スパイ黄昏(たそがれ)はこれを所有する東人民共和国の資産家キャビー・キャンベルへの接触を画策する。
そのキャンベルは熱烈なテニス愛好家で、資産家仲間と共に大規模な闇テニスクラブを運営しており、定期的に開かれる「キャンベルドン」という大会の優勝者に商品として自分の美術品コレクションから希望する品を譲るのが常だった。まともに倉庫に忍び込むよりこの大会で優勝する方が簡単だという判断から、黄昏は同僚の夜帳と共にキャンベルドンに参加する。

元ネタはテニスの4大大会の1つであるウィンブルドンだと思われる。登場人物たちのどこか悪党らしからぬ雰囲気もあり、物語全般を見回しても特にコメディ色の強いエピソードとして知られている。

地下テニス大会「キャンベルドン」運営者

キャビー・キャンベル

エネルギー産業で財を成した、東人民共和国有数の資産家。熱烈なテニス愛好家で、資産家仲間と共に闇テニスクラブを運営し、その試合を賭けの対象にして金を稼いでいる。美術品の収集家としても知られ、彼がザカリス文書が隠されているとされる「日向の貴婦人」を手に入れたことが、地下テニス大会「キャンベルドン」が描かれる発端となっている。

肩書きややっていることのわりに真摯かつ朗らかな人物で、「裏表双方の世界に顔の利く大物」というより「金と権力を手に入れた道楽者」といった雰囲気の持ち主。黄昏たちの活躍で大損するも、息子のキャロルが本気でテニスに打ち込む決意をしたのを見て「敗れはしたが得るものはあった」と本気なのか負け惜しみなのか分からないことを口にしながら感涙していた。

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地下テニス大会「キャンベルドン」参加選手

ロイド・フォージャー/黄昏(たそがれ)

西国諜報機関WISE屈指の敏腕スパイ。黄昏はコードネームで、ロイド・フォージャーは現在遂行中の任務の中で用いている偽名である。
ザカリス文書の回収のためガレッソ・フォニーという偽名でキャンベルドンに参加し、様々な障害と謀略を切り抜け、並み居る強豪を片っ端から打ち破って優勝をもぎ取る。

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フィオナ・フロスト/夜帳(とばり)

西国諜報機関WISEの女スパイ。黄昏はスパイとしての先輩にして指導教官であり、さらには彼に熱烈な恋心を抱いている。頭の中は黄昏への思慕で埋め尽くされているが、普段はクールビューティーを装っていることもあり、その想いは相手に届くどころか気付かれてさえいない。
ザカリス文書回収のため、黄昏と共にキャンベルドンに参加。その際トバリー・フォニーという偽名を名乗り、自身の願望も込めて彼とは夫婦という設定で申し込んでいた。数々の障害と謀略を切り抜け、見事に優勝をもぎ取る。

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キャンベル兄妹

キャンベルの息子。兄がキャロル、妹がキムという名前で、まだ高校生ながら生まれ持った才能と英才教育でテニスプレイヤーとして類稀な実力の持ち主。
黄昏たちの優勝を阻止するために、キャンベルが切り札的存在としてぶつける。ボールボーイすら味方につける徹底した工作とゴム弾による狙撃も辞さないなんでもありの謀略で黄昏たちを苦しめるも、スパイならではの対応力でそれを乗り越えた彼らに地力の差で敗北。準優勝となる。
試合後、黄昏から「才能はある」と認められ、感激したキャロルは本気でテニスに打ち込む旨を宣言。キムの方はあきれた様子でそれを眺めつつ「テニスはもうやめよう」とつぶやいており、兄妹でもテニスに対するかなりの温度差があったようである。

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ボリック兄弟

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