不思議発見!世界にちらばるミステリー都市伝説

世界中に散らばる様々な都市伝説やミステリーなどを集めました。

詳細な呪いの内容は、テカムセの死後、彼を倒したウィリアム・ハリソンをはじめとする大統領たちが、20で割り切れる年に就任した場合に必ず殺すという物騒なものであったとか。

その呪いの最初の犠牲者がハリソンその人だったという。彼は肺炎に罹ってしまい、就任して間もなくで逝去した。それからというもの、1860年に就任したリンカーンが。1880年に就任したガーフィールド。そして1900年就任のマッキンリーなどが、いずれも暗殺されているのだ。

ジェームス・ガーフィールド

ウィリアム・マッキンリー

それだけではなく、20で割り切れる年に就任したアメリカの大統領のほとんどが、病気や怪我によって命を落としているのである。テカムセの死後から、既に200年が経過した。 だが、彼の凄まじいまでの怨念は、まだまだ晴らされていないのかも知れない。

呪いのブルーダイヤモンド

出典: partisapp.com

白金製のペンダントの中央には45.50カラットのブルーダイヤモンドが飾られ、周りに16個、鎖に45個のダイヤがはめこまれている。世界的に有名なこの「ホープダイヤモンド」は、現在スミソニアン博物館の国立自然史博物館に所蔵されている。しかし、この美しいブルーダイヤモンドが世界的に有名になったのには、もう一つの別の理由があった。それは、所有者を次々と不幸にするというものである。

スミソニアン博物館

このダイヤモンドが発見されたのは9世紀頃、当時ダイヤモンドの産地として有名だったインド南部のデカン高原にあるコーラルという町を流れる川で、農夫により発見されたという。それから間もなく、農夫の住んでいた村がペルシアの軍隊に攻め込まれ、農夫は殺されてダイヤを奪われてしまう。

ペルシア軍の司令官は、時のペルシア王にその青いダイヤモンドを献上して喜ばれたが、その後原因不明の自殺を遂げ、国王もまた、謀反によって殺されてしまったという。

そして17世紀。フランスの商人、ジャン・バティスト・タヴェルニエが、インドのヒンドゥー教寺院に置かれていた女神シータの彫像の目に嵌められていたダイヤモンドを密かに盗み出し、フランスに持ち帰ったという。そして、それに気付いた僧侶が、あらゆる持ち主に呪いをかけたとされる。

ジャン・バティスト・タヴェルニエ

タヴェルニエは、時の国王ルイ14世にダイヤモンドを献上し、王は大層喜んで、莫大な褒美を与えたという。

ルイ14世

しかし、ルイ14世がこのダイヤモンドを手に入れた頃から、フランスは国家の財政悪化に悩まされ始め、また子や孫にも先立たれてしまう。そして間もなく、ルイ14世も天然痘で病死してしまう。

その後、ルイ16世、マリーアントワネット、イギリスのダイヤモンド商ダニエル・エリアーソン、実業家ホープ一族、そして、かの有名な女優マリリン・モンローも、主演映画の中で本物のブルーダイヤモンドを身に着けていた。その後、マリリン・モンローも謎の死を遂げている。

ブルーダイヤモンドの最後の所有者となったのが、ニューヨークのダイヤモンド商ハリー・ウィンストン。マクリーン夫人の相続人は夫人の債務の弁済のため、100万ドルでこのダイヤモンドをウィンストンに売却した。

1958年11月7日、ウィンストンはスミソニアン協会にホープダイヤモンドを寄贈。スミソニアン博物館への寄贈は、2ドル44セントの郵便によって行われた。なぜかウィンストンは、この非常に高価なダイヤモンドを何の躊躇いもなく普通の郵便小包で送ったという。

ブルーダイヤモンドは、発見から今に至るまでの数百年の歴史の中で、数回のカッティングがされている。特に、ルイ14世がカットさせた時にはその大きさが約半分になっているため、「本当はもう一つあるのではないか」と噂されている。

最後に一言、信じるか信じないかはあなた次第です!

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