けだるい美人を描かせたら天下一「ウォーターハウス」

髪をくしけずる人魚、美男子を誘い込む水の妖精たち…透明な美しさをたたえているのに、どこかエロチックなウォーターハウスの絵は、日本人にも大人気です。個人的に好きなウォーターハウスの作品を集めてみました。

ラファエル前派

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)は、イギリスの画家です。
19世紀半ばに興った、中世の神話や伝説を題材にした芸術集団「ラファエル前派」に
所属して活躍しました。

セイレーン(1900)

シャロットの女・三部作

アーサー王物語の登場人物・騎士ランスロット(Lancelot)の愛を得られぬことを知った悲しみのあまりに死を選ぶ乙女を描いた作品、"シャロットの女" が、ウォーターハウスの最も有名な作品であろう。この乙女の題材は、実際にはそれぞれ異なる3種類のバージョンがある。
シャロットの女(1888)

シャロットの女(1894)

シャロットの女(1916)

人魚(1900)

オフィーリア(1910)

ユリシーズとセイレーン(1891)

デカメロン(1916)

トリスタンとイゾルデ(1916)

魔法円(1886)

オルフェの頭部を発見するニンフたち(1900)

聖エウラリア(1885)

とんとん
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@tonton

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