コムイ・リー(D.Gray-man)とは【徹底解説・考察まとめ】

コムイ・リーとは、漫画『D.Gray-man』及びアニメ『D.Gray-man』、『D.Gray-man HALLOW』に登場する、黒の教団・本部の室長である。妹はエクソシストのリナリー・リー。科学班出身で、自身を「科学班室長」と名乗ることも。
司令官として教団をまとめる優秀な人物である一方、発明品によって事件を巻き起こすトラブルメーカーでもある。本来は心根の優しい人物であるが、室長としての立場から、非情な決断を下さなければならない場面も多い。
重度のシスコンで、リナリーを溺愛している。

CV:『D.Gray-man』伊藤静、『D.Gray-man HALLOW』加隈亜衣

黒の教団所属のエクソシストで、コムイの実妹。対AKUMA武器は「黒い靴(ダークブーツ)」である。幼い頃にイノセンスの適合者であることが判明し、コムイと引き離された。その後コムイは、自由を奪われたリナリーの元へ行くべく、科学者として教団に入団し、室長へと上り詰める。
コムイの溢れる愛情は、周りからシスコン認定されている。リナリーは、コムイの過度な愛情表現に悩まされつつも、彼のことは大切に想っている。自分のせいで、コムイの一生を教団に縛り付けることになってしまったと考えていたが、「一緒に助け合って生きている」というコムイの言葉に、心を救われた。

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リーバー・ウェンハム

CV:『D.Gray-man』置鮎龍太郎、『D.Gray-man HALLOW』杉田智和

黒の教団・本部の科学班をまとめる班長である。専門分野は、化学、数学、言語学。
残業やコムイのわがままに振り回され常に疲弊している。しかし、なんだかんだで彼のことは尊敬している。コムイも彼には甘えっきりである。

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バク・チャン

CV:『D.Gray-man』三木眞一郎、『D.Gray-man HALLOW』羽多野渉

黒の教団・アジア支部の支部長である。黒の教団の設立に携わった、ドイツ人魔術師の血を引くチャン家の当主。コムイをライバル視し、室長の座を狙う野心家だが、過去に一族が犯した過ちであるセカンドエクソシスト計画(人造使徒を作る実験)を背負う当主としての自覚も持ち合わせている。
リナリーに想いを寄せているため、コムイにはマークされているが、なんだかんだで仲は悪くない。コムイは彼のことを「バクちゃん」と呼んでいる。

ジェリー

CV:『D.Gray-man』鈴木琢磨、『D.Gray-man HALLOW』稲田徹

黒の教団・本部の食堂の料理長。かつて、ムエタイ道場を継げと言う父に反抗し、家出した。放浪の旅を続けていたところ、中国にて料理と己の中の母性に目覚める。
彼女はアジア支部の出身だが、コムイが室長になったときに本部へ引き抜いた。コムイとは親友で、互いに「コムたん」「ジェリぽん」と呼び合う仲。リナリーのこともかわいがっている。

マルコム=C=ルベリエ

CV:『D.Gray-man』大林隆介、『D.Gray-man HALLOW』大川透

中央庁特別監査役。方舟での一件をきっかけに、中央庁から教団に派遣されてくる。一族からエクソシストを作る実験の被験者を提供し続けることで、中央庁での地位を約束されたルベリエ家の出である。非常に高圧的な人間で、幼いリナリーにトラウマを植え付けた人物でもある。リナリーを苦しめていたことから、コムイ自身も彼のことはよく思っていない。
趣味はお菓子作り。

コムイ・リーの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「感傷に浸るな…考えるんだ勝つことだけを」

ハート狩りにより、多くの犠牲者を出した教団。ファインダーのひとりに、亡くなった隊長の遺体を故郷へ返してやってほしいと懇願されるが、コムイは室長の立場からこれを一蹴する。そして、彼らには世界のために消えてもらう、と釘を刺す。しかし、指令室でひとりきりになると、「感傷に浸るな…考えるんだ勝つことだけを」と自身に厳しく言い聞かせ、感情を抑え込んでいる様子を見せた。

「犠牲じゃない 一緒に生きるために助け合ってるんだ」

コムイに、自分以外の全てを捨てさせてしまったと負い目を感じていたリナリー。自分には犠牲になってくれる人はいなかったと言う幽霊の少女に、コムイは「犠牲じゃない 一緒に生きるために助け合ってるんだ」と伝え、本部襲撃以降リナリーとの間にできていたわだかまりが解消したのであった。

「この十字架の下に犠牲になったもの全部 ボクが室長としてずっと背負ってくつもりだ」

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