【進撃の巨人】ミカサ「守る」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。エレンがリヴァイ班に入ったばかりの頃のミカサの様子を描いたSSです。調査兵団に入った104期達はエレンがいない間何をしていたのでしょうか?

(調査兵団訓練所内、講堂)

ネス「今日の長距離索敵陣形の演習だが、まだまだ不十分だ」

ネス「お前達新兵の役目は予備の馬の併走と伝達だ」

ネス「巨人と接近するのは初列索敵班であり」

ネス「お前達がいきなり巨人と遭遇する可能性は低い」

ネス「だが、何度も繰り返している通り、この陣形の要は」

ネス「エルヴィン団長がどれだけ速やかに情報を把握するか」

ネス「エルヴィン団長の指示をどれだけ的確に全兵士に行き渡らせるか」

ネス「この二点にある」

ネス「これは壁外調査の根本」

ネス「『いかに巨人と戦わないか』に通じる」

ネス「煙弾による情報伝達に自ずから限界がある以上」

ネス「お前達新兵による伝達も重要な役目であることを心得てもらいたい」

ネス「しかし残念ながら昨日の演習では円滑な伝達が出来たとは言い難い」

ネス「伝達先が分からなくなった者」

サシャ「…」

ネス「伝達内容を忘れてしまった者」

コニー「…」

ネス「伝達内容を深読みして違う内容にしてしまった者」

アルミン「…」

ネス「他にも色々と不満な点はある」

クリスタ「…」←声が小さいと叱られた

ジャン「…」←口笛が鳴らなくて叱られた

ライナー「…」←特に理由も無く叱られた

ネス「…要するに全体的にまだまだお前達は未熟だということだ」

ネス「まぁ、壁外調査まではまだ三週間ある」

ネス「各人がそれぞれ問題意識を持って取り組めば大丈夫だ」

ネス「…お前達も不安だろう。何といっても初めての壁外調査だからな」

新兵「……」

ネス「手は上げなくていいが、この前の初陣で小便漏らしたヤツはいるか?」

新兵「???」

ネス「調査兵団の腕利き二人は初陣で小便を空中に撒き散らした」ニヤリ

新兵「クスクス」 ハックション×2

ネス「分かるか?初めは皆そんなもんだ」

ネス「巨人がお前達の前に現れたら俺達ベテランが守ってやる」

ネス「だから安心しろ」

ネス「長距離索敵陣形に慣れること。自分の役割を把握すること」

ネス「まずはこの二点に取り組んでくれ」

ネス「…この六日間、ぶっ通しの訓練で疲れはピークの筈だ」

ネス「明日は休日とする。焦る気持ちはあるだろうがゆっくり休め」

ネス「それでは今日はここまで。全員起立!!心臓を捧げよ!!」ビシッ

新兵 「ありがとうございました!!」ビシッ

(調査兵団訓練所内、談話室)

ライナー「とりあえずは一段落ってとこか」

コニー「とにかく疲れたぜ」グテッ

ジョン「頭を使う訓練だからな、伝達忘れ」

コニー「うるせー、口笛鳴らせねえで叱られたクセに」

ジョン「バカ野郎、あれはバカ馬が悪いんだ、口笛は関係ねえ」

クリスタ「だめだよジャン。馬はみんな賢いしかわいいんだよ」

ユミル「お~お~クリスタは馬にも優しいねえ」グリグリ

クリスタ「やめてよ~」

アルミン(馬にも優しい女神)

ライナー(結婚したい)

サシャ「あんな組織だった動き、無理ですよ~」グテーッ

アルミン「慣れるしかないよね。実際、あの陣形はよく出来てる」

アルミン「広範囲に展開した兵士を円滑に運用するためには最適だよ」

アルミン「注目すべき点は…」

コニー「やめてくれ~、もう戦術講義は沢山だ~」

ジャン「お前はもう少し頭を使え」

ライナー「あっはっは。コニーの場合はそうだな。だが、アルミン、そこまで分かってるなら」

アルミン「…言わないで。陣形の凄さに舞い上がってたんだ」ズーン

アルミン「役目を全うするのは基本だからね。気をつけるよ」ズーン

サシャ「…あれ、ミカサは?」

ユミル「さっき向こうに歩いていったぜ?」

クリスタ「なんか元気無かったよね」

ユミル「愛しのエレンに会えなくて落ち込んでんじゃねえの」ケラケラ

クリスタ「そんなこと言わないの」メッ

アルミン(怒っても女神)

ライナー(入籍しよう)

サシャ「ちょっと心配ですね~」

ジャン「よし、それなら俺が」

ユミル「お前は口笛の練習でもしてろ」

ジャン「」

アルミン「僕が話してこようか?」

サシャ「それがいいですよ」

ジャン「…」ブヒュー ブヒュー

ジャン「鳴らねぇ」ネッチョオオ

(調査兵団訓練所、演習場脇のベンチ)

ミカサ「…」

アルミン「ミカサ、ここにいたんだね」

ミカサ「アルミン」

アルミン「元気が無いんじゃないかって、皆が心配してたよ」

ミカサ「ごめんなさい」

アルミン「別に謝ることじゃないよ。キツかったからね、訓練」

ミカサ「…」

アルミン「…やっぱり、エレンのことが心配?」

ミカサ「うん」

アルミン「念願の調査兵団になれたんだもの、元気にやってるさ」

ミカサ「あの刈り上げチビにいじめられてるかも」ゴゴゴ

アルミン「え、えっと、リヴァイ兵長のことかな?」

ミカサ「もしもエレンの身に何かあったら」ゴゴゴ

アルミン「ミ、ミカサ、目が怖いよ。深呼吸しようか」

ミカサ「分かった」スーハースーハー

ミカサ「落ち着いた」

アルミン「大丈夫だって。エルヴィン団長も言ってたろ、エレンの重要性は」

アルミン「エレンを痛めつけて喜ぶのは巨人側なんだから」

アルミン「その内ひょっこり会えるって」

ミカサ「だといいけど」ハァ

アルミン「だからさ、元気出そうよ」

アルミン「ミカサが元気無いって聞いたらエレンも心配するよ?」

ミカサ「エレンに心配をかけるのはとてもいけないこと」

アルミン「でしょ?僕達はもう訓練兵じゃないんだからしっかりしないとね」

ミカサ「…」

ミカサ「アルミン、あなたの考えが聞きたい」

アルミン「何だい?」

ミカサ「アルミンはどうして兵士になったの?」

アルミン「理由?…父さんや母さんを死に追いやっためちゃくちゃな奪還作戦」

アルミン「あれを強行した王政があることを考えるとじっとしていられない」

アルミン「こんな状況を黙ってみていられないってところが本音かな」

アルミン「もちろん、僕は未だに体力不足だし、どこまでやれるか分からない」

アルミン「エレンやミカサ、他の人たちの足手まといにならないように頑張るのが精一杯なんだけどね」

アルミン「人類のために何か出来ることがあるんじゃないか」

アルミン「教科書的な答えかも知れないけど」

アルミン「やっぱりその辺りの答えに落ち着くんじゃないかな」

ミカサ「……」

ミカサ「アルミンは立派。ちゃんとした動機がある」

アルミン「いや、でも、エレンやミカサと離れたくないっていう理由もあるんだよ」

ミカサ「それでもアルミンは必死に頑張ってる」

ミカサ「私はそうじゃない」

アルミン「…どういうこと?」

ミカサ「兵士になったのも、調査兵団に入ったのも、エレンを守るため」

アルミン「そうだよね」

ミカサ「人類全体のためとか、そういう動機は希薄」

アルミン「えっ、そうなの?」

ミカサ「もちろん理屈では分かってる」

ミカサ「巨人によって私達人類が苦しめられている」

ミカサ「巨人と戦う者がいなければならないことは当然」

ミカサ「でも、私にとって戦う理由はエレンを守ること」

ミカサ「それなのに今はエレンから離れている」

ミカサ「調査兵団に入って実感したのだけれど」

ミカサ「必ずしもエレンの側にいられるわけではなさそう」

ミカサ「これではエレンを守れない」

ミカサ「人類を守るのも大切なことだけれど」

ミカサ「私にはいまいち実感できない」

ミカサ「兵士として私はどうなのか」

アルミン「う~ん…」

アルミン「ミカサが戦うのは人類のためではない?」

ミカサ「それは違う。人類を守るのは兵士として最も大切な役目」

アルミン「なるほど。要するにミカサは、エレンを守る、みたいに、守る対象が具体的じゃないとピンとこないんだね」

ミカサ「そう。エレンを守りたいし、訓練兵時代の同期も守りたいし、調査兵団の仲間も守りたい」

ミカサ「もちろんアルミンも守りたい」

ミカサ「でも、人類を守るというのがよく分からない」

アルミン「う~ん、難しいね。確かに『人類』って言われても全員と知り合いなわけじゃないしね」

アルミン「見知らぬ人を守るっていうのは実感しにくい話だ」

アルミン「でも、ミカサも分かっている様に、兵士はやっぱり人類の為に戦わねばならない筈なんだ」

アルミン「それを、今すぐに実感出来ないのは仕方ないと思う」

アルミン「ミカサはこれまでエレンを守るために頑張ってきたんだから」

アルミン「ミカサの疑問は少しづつ解決していくしかないんじゃないかな」

ミカサ「解決出来るんだろうか」シュン

アルミン(いい傾向の筈なんだよね)

アルミン(これまでのミカサはエレンばかりに目がいっていた)

アルミン(エレンを大切に思うことは当然なんだけど、いずれ限界が来る)

アルミン(それはミカサの為にもエレンの為にもならない)

アルミン(訓練兵としての生活で、ミカサは僕達以外の人達との交流が増えた)

アルミン(自然、僕達以外にも思い入れのある人が出来た)

アルミン(ミカサの性格ならそういった人達も守りたくなるだろう)

アルミン(ミカサは今、そういう自分の変化に戸惑っているんだ)

アルミン(助けてあげたいけど、見守るべきかな)

アルミン(僕の言葉だけで納得出来るものでもないんだから)

アルミン(…でも、悩みすぎるってのもよくないよね)

アルミン「ミカサ、明日は休日だよね」

ミカサ「え?」

アルミン「さっきも言ったように、ミカサの疑問は結構難しい問題だと思う」

アルミン「少しづつ自分の答えを見つけていくしかないんだ」

ミカサ「アルミンでも難しいなら、私では無理かもしれない…」

アルミン「大丈夫だって。その点は僕が保証するよ」

アルミン「きっとミカサなら納得のいく答えを見つけられる筈さ」

アルミン「でも、余り悩みすぎるのは良くないと思う」

アルミン「皆も心配しているし、エレンだってそれは望まないんじゃないかな」

ミカサ「それはそう思う」

アルミン「明日、トロスト区へ遊びに行ったらどうだい?気晴らしに」

ミカサ「…トロスト区に?ごめんなさい、とてもそんな気分じゃない…」シュン

アルミン「うん、そうだろうね。でも、実はね」

ミカサ「実は?」

アルミン「サシャがひどく落ち込んでるんだ」

ミカサ「サシャが?」

アルミン「ほら、陣形の変化についていけなくて、叱られていただろ?」

アルミン「『訓練兵団で何やって来たんだ!!』って」

アルミン「先輩からキツく叱られたらしくって」

アルミン「相当に堪えたらしい。だから」

アルミン「サシャにも気分転換が必要かなって」

ミカサ「…」

アルミン「お互いの気晴らしの為にさ」

アルミン「街に遊びにいくのはいい事だと思うんだ」

ミカサ「サシャが落ち込んでいるのは心配」

ミカサ「余り気が進まないけど」

ミカサ「アルミンがそう言うなら、夕食の時に誘ってみる」

(調査兵団駐屯所内、食堂裏)

アルミン「……という訳なんだ」

サシャ「なるほど。やっぱりミカサは真面目な人ですね」

クリスタ「ミカサがそういう事を考えるって、いい事なんだよね?」

アルミン「うん、すごくいい傾向だと思うよ」

クリスタ「そうだよね。私も協力しようか?」

サシャ「それは助かります。ミカサはいい人ですけど口数が少ないので間が持たないかも知れませんから」

アルミン「ということは、サシャは街に出ることには賛成?」

サシャ「もちろんですよ。おいしいものも食べたいですし」ジュル

アルミン「クリスタ、それじゃ君も同行してもらえるかな」

クリスタ「いいよ。ミカサが悩んでいるの可哀想だもん」

ユミル「ちょっと待て。お前も疲れているだろうが。休め休め」

クリスタ「え、ユミルは来ないの?」

ユミル「へ?」

クリスタ「そっか~、残念だな~」チラ

ユミル「おい待て。何でそうなる。…分かったよ、私も行く。いいだろ?」

クリスタ「でも、ミカサに変なこと言っちゃだめだよ?」

ユミル「愛しのエレンが~、とかだろ?分かってるよ」

アルミン(ユミルの動かし方がうまいな)

アルミン「うん、四人ぐらいがちょうどいいんじゃないかな」

クリスタ「アルミンは来ないの?」

アルミン「うん、残念だけど(本当に残念だけど)、僕といるとエレンのことを考えてしまう筈だから」

クリスタ「分かった。それじゃ四人で楽しんでこよっか」

サシャ「何を食べましょうかね~」ジュルジュル

ユミル「お前にはそれしかないのか。ああ、それと」

サシャ「それと?」

ユミル「お前、今日の夕食は半分しか食うなよ?」

サシャ「ど、どうしてですか!?あり得ませんよ!?」

ユミル「『ひどく落ち込んでる』んだろ?飯をばくばく食ってたらおかしいじゃねえか」

サシャ「う…、それはそうですけど…」

クリスタ「明日はサシャの好きな店で食べよう?ね?」

サシャ「はぁ…、分かりました」ズーン

アルミン(うまいこと落ち込んでくれたね、サシャ)

(調査兵団駐屯所内、食堂)

サシャ「うぅ…、半分、半分…」グスッ

ユミル「半分食えるだけでもありがたく思え」

クリスタ「サシャ、少しの辛抱だから」

ミカサ「…ここ、座っていい?」

クリスタ「あっ、ミ、ミカサ、どこ行ってたの?空いてるから座って」

ミカサ「ありがとう。ちょっと外の風に当たっていた」

クリスタ「何か疲れてる?」

ミカサ「少し。でも、大丈夫。それよりサシャが落ち込んでいるみたいだけど」

クリスタ「う、うん。ちょっとね…」

ユミル「脳味噌が芋だから陣形が分からねぇんだとよ」ケラケラ

クリスタ「もう、ユミルっ。演習で叱られたのがショックみたい…」

ミカサ「そう…。サシャ、パン食べる?」

サシャ「パァッ……、い、いや、折角ですけど」グスッグスッ

クリスタ(あれ?本気で泣いてる?)

ユミル(…少し胸が痛む)

ミカサ「だいぶ重症みたい」

クリスタ「そ、そうみたい」

ミカサ「サシャ、明日の予定は?」

サシャ「…い、今は何も考えられません…」

ミカサ「明日、街においしいものを食べに行こう」

サシャ「行きます!!」ガバッ

ミカサ「急に元気に…?」

ユミル(馬鹿…)

クリスタ(もしかして、我を忘れちゃった!?よし、私が)

クリスタ「いいなぁ~。ねぇ、私も行っていい?」

ユミル「クリスタが行くなら私もだ。いいよな、ミカサ?」

ミカサ「もちろん。断る理由は無い」

サシャ「(あかん、演技を忘れとった)皆さんありがとうございます…。絶対に元気になると思いますから…」グスッ

ユミル(とってつけた様な演技しやがって…)

ミカサ「それじゃあ、明日の昼前に屯所を出よう」

(翌日、トロスト区中心部)

クリスタ「もうすっかり街は落ち着いてるね」

サシャ「良かったですね~、頑張った甲斐がありましたね」

ユミル「喉元過ぎればってヤツじゃねえの?」

クリスタ「そんなこと言っちゃ駄目。私達が頑張って皆が平和に暮らせればそれでいいじゃない」

ユミル「へいへい。我々兵士は皆様のために頑張りますよ~ってか」

クリスタ「もうっ」

ミカサ(皆、ちゃんと分かっている。分かっていないのは私だけ…?)

ミカサ「…」

クリスタ(考え込んでるな~、ミカサ。どうしよっかな…)

ユミル「おい」ボソ

クリスタ「え?」

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

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エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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