【進撃の巨人】ミカサ「守る」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。エレンがリヴァイ班に入ったばかりの頃のミカサの様子を描いたSSです。調査兵団に入った104期達はエレンがいない間何をしていたのでしょうか?

(調査兵団訓練所内、講堂)

ネス「今日の長距離索敵陣形の演習だが、まだまだ不十分だ」

ネス「お前達新兵の役目は予備の馬の併走と伝達だ」

ネス「巨人と接近するのは初列索敵班であり」

ネス「お前達がいきなり巨人と遭遇する可能性は低い」

ネス「だが、何度も繰り返している通り、この陣形の要は」

ネス「エルヴィン団長がどれだけ速やかに情報を把握するか」

ネス「エルヴィン団長の指示をどれだけ的確に全兵士に行き渡らせるか」

ネス「この二点にある」

ネス「これは壁外調査の根本」

ネス「『いかに巨人と戦わないか』に通じる」

ネス「煙弾による情報伝達に自ずから限界がある以上」

ネス「お前達新兵による伝達も重要な役目であることを心得てもらいたい」

ネス「しかし残念ながら昨日の演習では円滑な伝達が出来たとは言い難い」

ネス「伝達先が分からなくなった者」

サシャ「…」

ネス「伝達内容を忘れてしまった者」

コニー「…」

ネス「伝達内容を深読みして違う内容にしてしまった者」

アルミン「…」

ネス「他にも色々と不満な点はある」

クリスタ「…」←声が小さいと叱られた

ジャン「…」←口笛が鳴らなくて叱られた

ライナー「…」←特に理由も無く叱られた

ネス「…要するに全体的にまだまだお前達は未熟だということだ」

ネス「まぁ、壁外調査まではまだ三週間ある」

ネス「各人がそれぞれ問題意識を持って取り組めば大丈夫だ」

ネス「…お前達も不安だろう。何といっても初めての壁外調査だからな」

新兵「……」

ネス「手は上げなくていいが、この前の初陣で小便漏らしたヤツはいるか?」

新兵「???」

ネス「調査兵団の腕利き二人は初陣で小便を空中に撒き散らした」ニヤリ

新兵「クスクス」 ハックション×2

ネス「分かるか?初めは皆そんなもんだ」

ネス「巨人がお前達の前に現れたら俺達ベテランが守ってやる」

ネス「だから安心しろ」

ネス「長距離索敵陣形に慣れること。自分の役割を把握すること」

ネス「まずはこの二点に取り組んでくれ」

ネス「…この六日間、ぶっ通しの訓練で疲れはピークの筈だ」

ネス「明日は休日とする。焦る気持ちはあるだろうがゆっくり休め」

ネス「それでは今日はここまで。全員起立!!心臓を捧げよ!!」ビシッ

新兵 「ありがとうございました!!」ビシッ

(調査兵団訓練所内、談話室)

ライナー「とりあえずは一段落ってとこか」

コニー「とにかく疲れたぜ」グテッ

ジョン「頭を使う訓練だからな、伝達忘れ」

コニー「うるせー、口笛鳴らせねえで叱られたクセに」

ジョン「バカ野郎、あれはバカ馬が悪いんだ、口笛は関係ねえ」

クリスタ「だめだよジャン。馬はみんな賢いしかわいいんだよ」

ユミル「お~お~クリスタは馬にも優しいねえ」グリグリ

クリスタ「やめてよ~」

アルミン(馬にも優しい女神)

ライナー(結婚したい)

サシャ「あんな組織だった動き、無理ですよ~」グテーッ

アルミン「慣れるしかないよね。実際、あの陣形はよく出来てる」

アルミン「広範囲に展開した兵士を円滑に運用するためには最適だよ」

アルミン「注目すべき点は…」

コニー「やめてくれ~、もう戦術講義は沢山だ~」

ジャン「お前はもう少し頭を使え」

ライナー「あっはっは。コニーの場合はそうだな。だが、アルミン、そこまで分かってるなら」

アルミン「…言わないで。陣形の凄さに舞い上がってたんだ」ズーン

アルミン「役目を全うするのは基本だからね。気をつけるよ」ズーン

サシャ「…あれ、ミカサは?」

ユミル「さっき向こうに歩いていったぜ?」

クリスタ「なんか元気無かったよね」

ユミル「愛しのエレンに会えなくて落ち込んでんじゃねえの」ケラケラ

クリスタ「そんなこと言わないの」メッ

アルミン(怒っても女神)

ライナー(入籍しよう)

サシャ「ちょっと心配ですね~」

ジャン「よし、それなら俺が」

ユミル「お前は口笛の練習でもしてろ」

ジャン「」

アルミン「僕が話してこようか?」

サシャ「それがいいですよ」

ジャン「…」ブヒュー ブヒュー

ジャン「鳴らねぇ」ネッチョオオ

(調査兵団訓練所、演習場脇のベンチ)

ミカサ「…」

アルミン「ミカサ、ここにいたんだね」

ミカサ「アルミン」

アルミン「元気が無いんじゃないかって、皆が心配してたよ」

ミカサ「ごめんなさい」

アルミン「別に謝ることじゃないよ。キツかったからね、訓練」

ミカサ「…」

アルミン「…やっぱり、エレンのことが心配?」

ミカサ「うん」

アルミン「念願の調査兵団になれたんだもの、元気にやってるさ」

ミカサ「あの刈り上げチビにいじめられてるかも」ゴゴゴ

アルミン「え、えっと、リヴァイ兵長のことかな?」

ミカサ「もしもエレンの身に何かあったら」ゴゴゴ

アルミン「ミ、ミカサ、目が怖いよ。深呼吸しようか」

ミカサ「分かった」スーハースーハー

ミカサ「落ち着いた」

アルミン「大丈夫だって。エルヴィン団長も言ってたろ、エレンの重要性は」

アルミン「エレンを痛めつけて喜ぶのは巨人側なんだから」

アルミン「その内ひょっこり会えるって」

ミカサ「だといいけど」ハァ

アルミン「だからさ、元気出そうよ」

アルミン「ミカサが元気無いって聞いたらエレンも心配するよ?」

ミカサ「エレンに心配をかけるのはとてもいけないこと」

アルミン「でしょ?僕達はもう訓練兵じゃないんだからしっかりしないとね」

ミカサ「…」

ミカサ「アルミン、あなたの考えが聞きたい」

アルミン「何だい?」

ミカサ「アルミンはどうして兵士になったの?」

アルミン「理由?…父さんや母さんを死に追いやっためちゃくちゃな奪還作戦」

アルミン「あれを強行した王政があることを考えるとじっとしていられない」

アルミン「こんな状況を黙ってみていられないってところが本音かな」

アルミン「もちろん、僕は未だに体力不足だし、どこまでやれるか分からない」

アルミン「エレンやミカサ、他の人たちの足手まといにならないように頑張るのが精一杯なんだけどね」

アルミン「人類のために何か出来ることがあるんじゃないか」

アルミン「教科書的な答えかも知れないけど」

アルミン「やっぱりその辺りの答えに落ち着くんじゃないかな」

ミカサ「……」

ミカサ「アルミンは立派。ちゃんとした動機がある」

アルミン「いや、でも、エレンやミカサと離れたくないっていう理由もあるんだよ」

ミカサ「それでもアルミンは必死に頑張ってる」

ミカサ「私はそうじゃない」

アルミン「…どういうこと?」

ミカサ「兵士になったのも、調査兵団に入ったのも、エレンを守るため」

アルミン「そうだよね」

ミカサ「人類全体のためとか、そういう動機は希薄」

アルミン「えっ、そうなの?」

ミカサ「もちろん理屈では分かってる」

ミカサ「巨人によって私達人類が苦しめられている」

ミカサ「巨人と戦う者がいなければならないことは当然」

ミカサ「でも、私にとって戦う理由はエレンを守ること」

ミカサ「それなのに今はエレンから離れている」

ミカサ「調査兵団に入って実感したのだけれど」

ミカサ「必ずしもエレンの側にいられるわけではなさそう」

ミカサ「これではエレンを守れない」

ミカサ「人類を守るのも大切なことだけれど」

ミカサ「私にはいまいち実感できない」

ミカサ「兵士として私はどうなのか」

アルミン「う~ん…」

アルミン「ミカサが戦うのは人類のためではない?」

ミカサ「それは違う。人類を守るのは兵士として最も大切な役目」

アルミン「なるほど。要するにミカサは、エレンを守る、みたいに、守る対象が具体的じゃないとピンとこないんだね」

ミカサ「そう。エレンを守りたいし、訓練兵時代の同期も守りたいし、調査兵団の仲間も守りたい」

ミカサ「もちろんアルミンも守りたい」

ミカサ「でも、人類を守るというのがよく分からない」

アルミン「う~ん、難しいね。確かに『人類』って言われても全員と知り合いなわけじゃないしね」

アルミン「見知らぬ人を守るっていうのは実感しにくい話だ」

アルミン「でも、ミカサも分かっている様に、兵士はやっぱり人類の為に戦わねばならない筈なんだ」

アルミン「それを、今すぐに実感出来ないのは仕方ないと思う」

アルミン「ミカサはこれまでエレンを守るために頑張ってきたんだから」

アルミン「ミカサの疑問は少しづつ解決していくしかないんじゃないかな」

ミカサ「解決出来るんだろうか」シュン

アルミン(いい傾向の筈なんだよね)

アルミン(これまでのミカサはエレンばかりに目がいっていた)

アルミン(エレンを大切に思うことは当然なんだけど、いずれ限界が来る)

アルミン(それはミカサの為にもエレンの為にもならない)

アルミン(訓練兵としての生活で、ミカサは僕達以外の人達との交流が増えた)

アルミン(自然、僕達以外にも思い入れのある人が出来た)

アルミン(ミカサの性格ならそういった人達も守りたくなるだろう)

アルミン(ミカサは今、そういう自分の変化に戸惑っているんだ)

アルミン(助けてあげたいけど、見守るべきかな)

アルミン(僕の言葉だけで納得出来るものでもないんだから)

アルミン(…でも、悩みすぎるってのもよくないよね)

アルミン「ミカサ、明日は休日だよね」

ミカサ「え?」

アルミン「さっきも言ったように、ミカサの疑問は結構難しい問題だと思う」

アルミン「少しづつ自分の答えを見つけていくしかないんだ」

ミカサ「アルミンでも難しいなら、私では無理かもしれない…」

アルミン「大丈夫だって。その点は僕が保証するよ」

アルミン「きっとミカサなら納得のいく答えを見つけられる筈さ」

アルミン「でも、余り悩みすぎるのは良くないと思う」

アルミン「皆も心配しているし、エレンだってそれは望まないんじゃないかな」

ミカサ「それはそう思う」

アルミン「明日、トロスト区へ遊びに行ったらどうだい?気晴らしに」

ミカサ「…トロスト区に?ごめんなさい、とてもそんな気分じゃない…」シュン

アルミン「うん、そうだろうね。でも、実はね」

ミカサ「実は?」

アルミン「サシャがひどく落ち込んでるんだ」

ミカサ「サシャが?」

アルミン「ほら、陣形の変化についていけなくて、叱られていただろ?」

アルミン「『訓練兵団で何やって来たんだ!!』って」

アルミン「先輩からキツく叱られたらしくって」

アルミン「相当に堪えたらしい。だから」

アルミン「サシャにも気分転換が必要かなって」

ミカサ「…」

アルミン「お互いの気晴らしの為にさ」

アルミン「街に遊びにいくのはいい事だと思うんだ」

ミカサ「サシャが落ち込んでいるのは心配」

ミカサ「余り気が進まないけど」

ミカサ「アルミンがそう言うなら、夕食の時に誘ってみる」

(調査兵団駐屯所内、食堂裏)

アルミン「……という訳なんだ」

サシャ「なるほど。やっぱりミカサは真面目な人ですね」

クリスタ「ミカサがそういう事を考えるって、いい事なんだよね?」

アルミン「うん、すごくいい傾向だと思うよ」

クリスタ「そうだよね。私も協力しようか?」

サシャ「それは助かります。ミカサはいい人ですけど口数が少ないので間が持たないかも知れませんから」

アルミン「ということは、サシャは街に出ることには賛成?」

サシャ「もちろんですよ。おいしいものも食べたいですし」ジュル

アルミン「クリスタ、それじゃ君も同行してもらえるかな」

クリスタ「いいよ。ミカサが悩んでいるの可哀想だもん」

ユミル「ちょっと待て。お前も疲れているだろうが。休め休め」

クリスタ「え、ユミルは来ないの?」

ユミル「へ?」

クリスタ「そっか~、残念だな~」チラ

ユミル「おい待て。何でそうなる。…分かったよ、私も行く。いいだろ?」

クリスタ「でも、ミカサに変なこと言っちゃだめだよ?」

ユミル「愛しのエレンが~、とかだろ?分かってるよ」

アルミン(ユミルの動かし方がうまいな)

アルミン「うん、四人ぐらいがちょうどいいんじゃないかな」

クリスタ「アルミンは来ないの?」

アルミン「うん、残念だけど(本当に残念だけど)、僕といるとエレンのことを考えてしまう筈だから」

クリスタ「分かった。それじゃ四人で楽しんでこよっか」

サシャ「何を食べましょうかね~」ジュルジュル

ユミル「お前にはそれしかないのか。ああ、それと」

サシャ「それと?」

ユミル「お前、今日の夕食は半分しか食うなよ?」

サシャ「ど、どうしてですか!?あり得ませんよ!?」

ユミル「『ひどく落ち込んでる』んだろ?飯をばくばく食ってたらおかしいじゃねえか」

サシャ「う…、それはそうですけど…」

クリスタ「明日はサシャの好きな店で食べよう?ね?」

サシャ「はぁ…、分かりました」ズーン

アルミン(うまいこと落ち込んでくれたね、サシャ)

(調査兵団駐屯所内、食堂)

サシャ「うぅ…、半分、半分…」グスッ

ユミル「半分食えるだけでもありがたく思え」

クリスタ「サシャ、少しの辛抱だから」

ミカサ「…ここ、座っていい?」

クリスタ「あっ、ミ、ミカサ、どこ行ってたの?空いてるから座って」

ミカサ「ありがとう。ちょっと外の風に当たっていた」

クリスタ「何か疲れてる?」

ミカサ「少し。でも、大丈夫。それよりサシャが落ち込んでいるみたいだけど」

クリスタ「う、うん。ちょっとね…」

ユミル「脳味噌が芋だから陣形が分からねぇんだとよ」ケラケラ

クリスタ「もう、ユミルっ。演習で叱られたのがショックみたい…」

ミカサ「そう…。サシャ、パン食べる?」

サシャ「パァッ……、い、いや、折角ですけど」グスッグスッ

クリスタ(あれ?本気で泣いてる?)

ユミル(…少し胸が痛む)

ミカサ「だいぶ重症みたい」

クリスタ「そ、そうみたい」

ミカサ「サシャ、明日の予定は?」

サシャ「…い、今は何も考えられません…」

ミカサ「明日、街においしいものを食べに行こう」

サシャ「行きます!!」ガバッ

ミカサ「急に元気に…?」

ユミル(馬鹿…)

クリスタ(もしかして、我を忘れちゃった!?よし、私が)

クリスタ「いいなぁ~。ねぇ、私も行っていい?」

ユミル「クリスタが行くなら私もだ。いいよな、ミカサ?」

ミカサ「もちろん。断る理由は無い」

サシャ「(あかん、演技を忘れとった)皆さんありがとうございます…。絶対に元気になると思いますから…」グスッ

ユミル(とってつけた様な演技しやがって…)

ミカサ「それじゃあ、明日の昼前に屯所を出よう」

(翌日、トロスト区中心部)

クリスタ「もうすっかり街は落ち着いてるね」

サシャ「良かったですね~、頑張った甲斐がありましたね」

ユミル「喉元過ぎればってヤツじゃねえの?」

クリスタ「そんなこと言っちゃ駄目。私達が頑張って皆が平和に暮らせればそれでいいじゃない」

ユミル「へいへい。我々兵士は皆様のために頑張りますよ~ってか」

クリスタ「もうっ」

ミカサ(皆、ちゃんと分かっている。分かっていないのは私だけ…?)

ミカサ「…」

クリスタ(考え込んでるな~、ミカサ。どうしよっかな…)

ユミル「おい」ボソ

クリスタ「え?」

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フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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