猪野琢真(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

猪野琢真(いの たくま)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人である。
黒いニット帽がトレードマークの2級呪術師。術式「降霊術・来訪瑞獣」の使い手で、自身を霊媒に4体の瑞獣をその身に降ろすことができる。1級呪術師の七海建人をかなり強めに慕っており、彼からは準1級ぐらいの実力はあると評価されている。
渋谷事変で現世に蘇った伏黒甚爾と戦闘。その圧倒的な強さに敗れ重症を負った。

『呪術廻戦』本編で猪野が登場したのは、原作漫画第26話「いつかの君へ」、TVアニメだと第12話「いつかの君へ」になる。

1級呪術師・七海建人は、特級呪霊・真人にとどめを刺すため、一度真人と戦った都内の下水道に来ていた。その際に助っ人として呼んだのが猪野である。猪野が七海と共にその場に向かうと真人の姿はなく、代わりに猪野達を待ち受けていたのは、真人の術式「無為転変(むいてんぺん)」で無理やり姿を変えられた元・人間、改造人間達だった。しかしその戦闘中に七海に虎杖悠仁から電話が入る。吉野順平(よしの じゅんぺい)の通う里桜高校に帳が降り、虎杖が単独向かうと。それを聞いた七海はもちろん止めたが、虎杖は返事をせずに電話を切ってしまった。

七海は自分も里桜高校に向かうために、「そういうわけなので、あと任せます。猪野君。」と猪野にその場を任せることにしたが、猪野のほう「え゛ぇっ!?」とやや嫌そうな声を上げる。数も多い上に相手は元人間。相手をしにくいにも程があるといったところだ。しかし七海は聞く耳持たず、「1級推薦の件、引き受けてもいいですよ。」と言い残してその場を去る。猪野は七海のことを尊敬しており、昇級推薦も七海からしてもらうことにこだわっていた。その七海が推薦をしてくれるというのであれば、猪野が頑張らない理由はない。猪野は「がんばるぞーっ!!」と諸手を挙げて高らかに叫んだ。

その後猪野は改造人間の祓除を完遂。無事七海からの推薦を受け、昇級査定期間へと入った。

渋谷事変

2018年10月31日に渋谷駅に帳が降り、多くの非術師が閉じ込められる事態となった。実行犯は偽夏油(にせげとう)/加茂憲倫(かも のりとし)/羂索(けんじゃく)、そして彼と手を組んだ真人を筆頭とする特級呪霊の集団だ。偽夏油らの目的は最強の呪術師・五条悟の封印。五条悟を連れてこいという彼らの要求に応え、五条は一人事態の平定に向かう。

これら渋谷駅周辺を巻き込んだ呪術テロを渋谷事変(しぶやじへん)という。

七海班として待機

渋谷事変発生を受けて、多数の呪術師が渋谷に招集された。猪野は七海の率いるチームに配属され、呪術高専1年生の伏黒恵と3人で帳の外で待機する。事態の平定は五条一人に任せ、待機しているチームは五条が取りこぼした呪霊を祓うという役割だ。

猪野は年上に可愛がられる「後輩力」の高い気質だが、年下には持っている知識を伝える先輩らしいところもある。チームが一緒になった伏黒に帳について講義するも、伏黒は「あ、はい。知っています。」と無表情で返事をするだけ。少しでも先輩風を吹かそうとする猪野に七海は、「猪野君。彼は優秀です。先輩風は程々に。」と言って釘を刺す。

渋谷駅の中はまだ穏やか。帳が降りて渋谷駅周辺から脱出することはできないが、中にいる非術師はパニックになっているだけで死人も出ていない。猪野達は帳の外で指示があるまで、ただ待機をするだけだった。

七海から後輩を託される

渋谷駅地下に向かった五条は、特級呪霊・花御(はなみ)を祓い、真人が引き入れた無数の改造人間全てを299秒で鏖殺することに成功。しかし偽夏油/加茂憲倫/羂索の策略にハマり、特級呪物「獄門彊(ごくもんきょう)」に封印されてしまう。

その直後渋谷駅では動きがあった。渋谷駅周辺の建物内に待機していた改造人間達が急に非術師達を襲い始めたのだ。その連絡を受け、待機していた呪術師の面々は帳の中に突入。猪野がいる七海班も当然突入した。七海は後手後手に回っている現状に少しイラついた様子を見せたが、猪野と伏黒に非術師の保護を指示する。しかし虎杖から五条が封印された情報が伝わると、虎杖とすぐに合流し五条奪還に向かう予定にすぐさま切り替えた。

伏黒恵と虎杖悠仁を託す七海建人(上)とそれに力強く返事をする猪野琢真(下)。

猪野達はビルの屋上から大声で七海の名前を呼んでいた虎杖と合流。猪野と虎杖はここで初対面である。

虎杖とミニメカ丸は持っている情報を七海に共有。逼迫した状況の中、七海は学生でる虎杖と伏黒を伏魔殿と化した渋谷に残し、一旦諸々の手続きをするため帳を出ることを決断。七海は自分が帳の外に出ている間に、五条が封印された後に新たに降ろされた「術師を入れない帳」を破壊するよう猪野に指示する。それと同時に「二人を頼みます。」と虎杖と伏黒を猪野に託すのだった。

尊敬する七海から頼られたことに感動する猪野。もっと余韻に浸っていたかっただろうが、猪野はすぐさま切り替えて、後輩である虎杖と伏黒に「五条サンがいなくなって困る2つのこと」を説明する。

御三家の一つでもある五条家は、現在当主である五条悟のワンマンチームである。五条が最強の名を盾にして訊かせていた融通(という名のワガママ)はいくつもあり、それによって救われていた術師がたくさんいる。五条がいなくなるとそういう術師達がみんな困ることになるのだ。さらにもう一つはパワーバランスの崩壊。「五条悟」という圧倒的力を持った呪術師がいるからとおとなしくしていた呪詛師や呪霊達が一斉に動き出す。一つ目の困りごとで内輪でゴタゴタしている間にそういった呪詛師や呪霊達に襲われればひとたまりもない。今はそういう差し迫った状況なのだ。

「負けたらどうなる?」と問う猪野に、伏黒は表情を変えずに、「少なくとも日本では、人間の時代が終わるかもしれないですね。」と答える。きちんと後輩達が現状を理解していることを確認し、猪野は虎杖と伏黒を連れ立って「術師を入れない帳」を破壊するために動き出すのだった。

伏黒甚爾/禪院甚爾との戦闘

猪野達は「術師を入れない帳」を破壊するために、早速帳の前までやってきた。虎杖が渾身の一撃を食らわしてもびくともしないその帳の強度に猪野は頭を抱える。帳とは結界術の一つ。馴染みのある言葉に変えると”バリア”だ。”バリア”は自分を守る、囲うもの。つまり帳を張った術師は猪野達が入れない帳の中にいるということになる。入れない帳の中にいる術師をどう倒せばいいのか。しかし猪野が悩んでいるのを見て虎杖は「でも原宿ではさ」と自身が先程目にしたことを話しだした。

虎杖は猪野達と合流する前、1級呪術師の冥冥(めいめい)、その弟の憂憂(ういうい)と行動をしていた。そこでも同様にかなり強度の高い帳が降りていたが、帳を張った術師は帳の中にいなかったのだ。本来自分を守るための帳から術師が外に出ることで、術師は発見、撃退されるリスクを負う。そのリスクを上げることによって帳の強度を上げるという仕組みである。それを聞いた猪野はまさに目から鱗。結界術の基本をガン無視した発想やそれを実行した術師に「とんでもねぇ奴だな!!」と関心してしまう始末だ。虎杖の話を聞いた伏黒は「その理屈なら”帳”はかなり目立つ所にあるんじゃないですか?」と口にする。より見つかるリスクを抱えることで既に強固なものになっている帳の強度を更に上げようというわけだ。それによって猪野達は帳を張った呪詛師が渋谷の中でも一際目立つ渋谷Sタワー(単行本ではCタワーに修正されている)にいると目星をつける。

出典: jumpmatome2ch.net

伏黒恵の式神で猪野琢真(下のコマ左)と虎杖悠仁(下のコマ右)が呪詛師達を急襲する場面。

本来帳は術師が呪力を篭めて言霊を放てば降りるものだが、渋谷事変で渋谷駅一体に張られていた帳は、「嘱託式」のものであり、呪術師の言霊などは不要なものになっている。帳の条件などを練り込んだ結界術を楔に組み込み、誰かが呪力を篭めれば発動できる仕組みになっていると冥冥は予測している。つまり楔さえ破壊すれば呪詛師は後回しでも問題ない。

猪野達が睨んだ通り、渋谷Sタワーの屋上では呪詛師達が帳の楔を守っていた。「あべこべ」の術式を使う粟坂二良(あわさか じろう)、術式「降霊術」の使い手・オガミ婆、そしてオガミ婆の孫が三本の楔を守護している。猪野は伏黒の術式「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」の式神・鵺(ぬえ)を使って虎杖と二人で屋上を急襲。虎杖が先輩である禪院真希(ぜんいん まき)からもらった仕込みワイヤーを使って呪詛師達を分断することに成功した。猪野は急いで楔が打ち込まれている場所へ降り立ったが、そこには一本しか楔はなく、あと二本刺さっていたであろう穴があるだけで肝心の楔はなかった。残りの楔は粟坂が咄嗟に回収したのだ。虎杖はそのまま楔を持った粟坂を渋谷Sタワーの屋上から下へと引きずり落とし、猪野は屋上に残りオガミ婆とその孫と戦うことになった。

猪野はニット帽を深くかぶり顎の下まで下ろす。するとニット帽が目出し帽になり、両目以外の猪野の顔を隠した。猪野の術式「降霊術・来訪瑞獣」は、自らの顔を隠すことで自身の身に瑞獣を降ろすというもの。猪野は追尾の効力がある技「1番・獬豸」を放ち、オガミ婆とその孫を追い詰めていく。オガミ婆の孫は大して強くなかったが、その後ろで何か言葉を唱えているオガミ婆を身を挺して守っていることから、猪野は警戒心を強め早々に決着をつけようと奮闘する。しかしオガミ婆の準備は整い、オガミ婆は孫の体に伏黒甚爾/禪院甚爾の霊を降ろすことに成功した。

オガミ婆の孫の顔が甚爾のものへと変わっていく。その立ち居振る舞いから猪野は甚爾が只者ではないことを悟った。圧倒的強者の貫禄を放つ甚爾に、猪野は切り札である「4番・竜」を繰り出す。しかし甚爾が目にも留まらぬ速さで猪野の覆面を奪い去り、猪野は技を発動させることができなかった。覆面を取られたことに気がついた猪野が振り返ろうとしたその時、猪野の左顔面に「メキュ」と音を立てて甚爾の拳がめり込む。その衝撃で既に意識を失ったのか白目を剥く猪野に、甚爾は容赦なくその顔面に拳を浴びせた。そして気を失った猪野は渋谷Sタワーの屋上から打ち捨てられた。

一方渋谷Sタワー沿いの首都高速3号線渋谷線Cタワー前では、虎杖と伏黒が粟坂の「あべこべ」の術式の仕組みを看破し、勝利を収めていた。粟坂が持っていた楔を破壊し、「術師を入れない帳」を割り砕くことに成功。そして伏黒が猪野に合流しようと渋谷Sタワーの高層部を見上げた時、屋上から振ってくる猪野を発見した。伏黒は咄嗟に鵺を召喚し、猪野が地面に落ちる直前その下に鵺を滑り込ませる。鵺に一度着地したことで落下の勢いは消え、鵺の背中から滑り落ちた猪野を虎杖が抱きとめた。猪野の顔面は描かれなかったが、虎杖の表情から察するに見るも無残な状態になっていたと思われる。それほどまでに甚爾は強かったのだ。

猪野は死んではいないがかなりの重症を負った。伏黒は猪野を連れて鵺で戦線を離脱、虎杖とはそこで別行動となる。猪野はそのまま反転術式の使い手・家入硝子のいる救護所に担ぎ込まれ、彼女のおかげで一命をとりとめた。

同じく家入の治療を受けた伊地知が渋谷事変後復帰していることから、猪野の傷も回復したと思われるが渋谷事変以降は登場していない。

最終決戦

虎杖たちの活躍で五条が解放され、宿儺との決戦を行う直前になって久々に登場。何かしらの仕事を頼まれ、それに大して彼に意見している。五条から頼まれた仕事の内容、猪野がそれにどのような注文をつけたのかは不明。その五条は"宿儺と互角に戦える唯一の術師"と目されており、宿儺との決戦では先陣を切ることとなる。
五条と宿儺の決戦は史上空前の激しいものとなった。五条は勝利目前まで相手を追い詰めるも、あと一歩のところで宿儺に上を行かれて敗死。二番手の術師も敗れた後、三番手として飛び出していった虎杖たちが、宿儺力の一端を封じることに成功する。

「五条との戦いで消耗した今しか宿儺を倒すチャンスは無い」と考える猪野は、今こそ好機と実力派の術師たちと共に出撃。しかし、この時封じられたのは宿儺が持つ呪具だけで、術式はまだ使える状態で、その恐るべき力で猪野たちを迎え撃つ。圧倒的に格上の存在である宿儺を相手に、猪野は七海の遺品である彼の呪具を得物に奮戦する。この時猪野は呪術高専の教師でベテラン術師でもある日下部篤也(くさかべ あつや)の指示に従って動いており、彼との連携によって宿儺に対抗するも、痛烈な一撃を食らってしまう。

劇場版『呪術廻戦 0』

原作漫画『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』でも登場していた猪野は劇場版アニメ映画『呪術廻戦 0』にも登場。夏油傑が呪術高専に”百鬼夜行”の決行を宣言しに来た際に、自身は2級呪術師なのにも関わらず夜蛾正道が発した校内にいる準1級呪術師以上の招集に応えて現れた。その後のミーティングにも参加。ちゃっかり七海の横をキープしている姿や、自分は新宿サイド担当で崇拝する七海が京都出向だったことを残念がる姿がファンをほっこりさせた。

劇場版公開前に放映されていたTVアニメ『呪術廻戦』第1期で登場した際は具体的な戦闘描写が描かれてはいなかったが、劇場版『呪術廻戦 0』では自身の術式「来訪瑞獣」を一番「獬豸」で呪霊を撃破。一見呪詛師と見紛う覆面姿を披露した。

猪野琢真の関連人物・キャラクター

七海建人(ななみ けんと)

出典: jujutsukaisen.jp

1級呪術師、28歳。術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」の使い手である。一度は呪術師というものに失望、絶望し、呪術高専卒業後は一般の会社に就職。しかし自身がやり甲斐や生き甲斐、他人に必要とされることを欲していることに気が付き、再び呪術師の世界に戻ってきた脱サラ呪術師である。以来己を磨き、1級呪術師にまで上り詰めた。

猪野琢真と一緒に任務をしたことをきっかけに、一方的にかなり強めにリスペクトされるようになるが、七海自身は何故猪野がそこまで自分に尊敬を抱いているかわかっていない様子。もともと無愛想な性格であり、あまり他人と馴れ合わないタイプだが、猪野とはわりと親しくしている。真人の作った改造人間の殲滅の助っ人に猪野を招集したり、二人で食事に行ったりと、距離感があるように見えてその関係性は良好だ。猪野が真人の改造人間の祓除を完遂させたので、約束通り猪野を準1級に推薦した。

渋谷事変では、猪野と伏黒恵と共にチームを組んで動いていたが、帳に突入してすぐに虎杖悠仁が合流。虎杖やミニメカ丸から状況を聞き、しばし逡巡する。学生である伏黒と虎杖を危険な場所に行かせたくはないが、そうも言っていられない状況であるため信頼できる猪野に二人を預けて別行動になる。その後は禪院家当主である特別1級呪術師・禪院直毘人(ぜんいん なおびと)と呪術高専2年生・禪院真希と行動。陀艮(だごん)、漏瑚(じょうご)と立て続けに特級呪霊と会敵し重症を負う。その後も朦朧とした意識のまま、呪霊を祓い続けたが最後に真人の一触必殺の術式「無為転変」を受け死亡した。猪野が七海の死をどう受け止めたか、そもそも七海の死を知らされているかは不明である。

伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)

出典: jujutsukaisen.jp

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公の師である五条の学生時代が舞台となる『懐玉・玉折編』のメインエピソードである。 高校生にして最強クラスの呪術師である五条は、星漿体と呼ばれる特殊な定めを背負った少女天内理子の護衛を命じられる。一方、呪術師殺しとして名を馳せる甚爾は理子の暗殺を依頼され、その護衛である五条を排除するべく十全に策を練っていく。消耗した五条に、準備万端整えた甚爾が襲い掛かる。

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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、歴代の術師の誰もが調伏に失敗した最強の式神魔虚羅が、すさまじい力をぶつけ合う壮絶な内容となった。 渋谷事変と呼ばれる人と呪霊の抗争の中、“最強最悪の呪霊”たる両面宿儺は一時の自由を得る。この時、人間の術師である伏黒恵は追い詰められた末に魔虚羅を召喚。魔虚羅の暴走による相打ちを狙うも、ここに宿儺が駆け付ける。

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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「両面宿儺 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、虎杖の師を封じた自然呪霊一味の中心人物である漏瑚の対決で、いわゆる「敵 vs. 敵」の構図となった。 漏瑚たちによる五条の封印と、その奪還を目指す術師たちの抗争である「渋谷事変」の最中、“最強最悪の呪霊”宿儺が覚醒。宿儺が漏瑚に「一撃入れられれば仲間になる」と提案し、漏瑚がこれを受け入れたことで、両者は華々しく激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁 vs. 脹相」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、両者の一進一退の激しい攻防と予想だにしない結末で話題となった。 恩師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った虎杖は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界内部に突入。脹相はその虎杖を“弟たちの仇”と付け狙い、仲間とはぐれた彼を襲撃。互いに技と力を尽くした末に、脹相は自分と虎杖の縁に気付いて混乱する。

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呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、目まぐるしく優劣が引っ繰り返る展開と乱入に次ぐ乱入で手に汗握る内容となった。 師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った伏黒は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界に突入。強大な呪霊である陀艮に苦戦する真希たちを援護するも、予想外の新手が現れる。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。最強の名をほしいままにする男に、これまで主人公を苦しめてきた強敵たちが団結して挑むというもので、物語中盤の山場である渋谷事変の大きなきっかけとなった。 渋谷駅一帯が結界に覆われ、内部の一般人が脱出できない状況となる。相手側の要求もあり、“最強の術師”五条がこの状況を打破すべく出撃するが、犯人の自然呪霊たちは彼を封じる必勝の策を用意していた。

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呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の山場である「渋谷事変」を彩る、最後にして壮絶な対決となった。 “最強の術師”五条悟の封印を巡り、渋谷駅一帯は人間の術師と呪霊たちの戦場と化していた。呪霊の真人は、挑発を兼ねて虎杖の目の前で彼の尊敬する術師を殺害。さらに仲間を惨殺されたことで、虎杖はついに心折れるも、彼を救うべくさらなる増援が到着する。虎杖と真人の因縁に、決着の時が近づいていた。

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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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