牛山辰馬(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

牛山辰馬(うしやま たつうま)とは、『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、アイヌの隠し金塊の在処を示す刺青を施された囚人の1人にして柔道の達人である。大柄で屈強な肉体に石頭、独特な耳の形状が特徴的な人物である。金塊を狙う土方歳三に協力し活動する。「不敗の牛山」の異名を持ち、様々な強敵をその卓越した柔術と怪力で組み伏せる。白兵戦では作中最強の男である。普段は紳士的だが極度の女好きでもあり、一定期間女を抱かないと男だろうと老人だろうと見境なく襲い掛かる一面を持つ。物語序盤から終盤にかけて活躍した。

24人の刺青の囚人の1人。自分の気に入った肉体の部位を持つ人間を襲い、殺して解体し、その部位を喰らうという猟奇的殺人鬼である。時には被害者が生きている状態で頭を切り開き、その脳みそを被害者の目の前で醤油に付けて喰らうという残虐性を見せる。数多の人間を解体した結果、人体の構造に詳しくなり、腕の立つ名医となった。

『ゴールデンカムイ』作中では様々な隠し通路や罠が張り巡らされた「札幌世界ホテル」の未亡人女主人に化けて宿泊者や杉元一行、牛山に襲い掛かった。しかし、杉元一行と牛山に正体がバレて返り討ちに会い、ホテルごと爆破される。その時牛山に命を救われ、以来牛山を慕うようになる。そのまま牛山に付いて行く形で土方一派に加わり、牛山と共に行動するようになる。

美しい女性の格好をしているが、その正体は男の老人である。網走監獄では白石と牛山と面識があった。が、網走監獄時代の家永の姿は妙に肌が若々しい老人の姿であり、白石と牛山は当初その正体に気が付かなかった。それどころかあまりの美しさに、牛山は魅了されて抱こうとしていた。泥酔状態とはいえ、家永の正体を明かされても尚、牛山は家永を抱こうとしていた。

家永は「同物同治」の思想に取り憑かれている。これは自分の身体の悪い所と同じ箇所の動物の部位を食べると、その悪い所が治るという思想である。家永はこれを人間に対して行った。これが家永の猟奇的殺人の動機である。

同物同治思想に取り憑かれた家永の根底には亡き母への畏敬の念が込められている。家永は母親を「完全な存在」と考えており、自分を「完全な存在」に近づけるべく、他人の良いと思った部位を喰らうようになったのだ。事実、家永の姿は母親と瓜二つである。

同物同治思想に基づき、人を喰らった結果、家永は老人から若い女性の姿へと変貌を遂げたのである。その事に自分の正しさの確信を得た家永は、牛山の屈強な肉体を喰らおうと画策。更にアシリパの独特な青い目を喰らおうとした。結果は前述の通り返り討ちに遭っている。

杉元達に敗れ、ホテルの爆破と火災に巻き込まれて死にかけていた所を牛山に救われる。それ以降、「牛山様」と牛山を慕う様になる。

網走監獄で第七師団に捕まり、脳天を撃ち抜かれた杉元の治療を行った。頻繁に人体を解剖していた為、人体の構造に詳しくなり腕の立つ名医という顔も持つ。杉元の頭を治療出来たのも、意識のある人間の頭蓋骨を切開してその脳味噌を当人の目の前で醤油で食べた経験のお陰とのこと。

母親を完璧な存在と考えている為、出産を神聖視している。第七師団に追われるインカラマッと谷垣を逃がそうとして月島を襲撃。月島を麻酔で眠らせたが、眠る直前に銃で撃たれて死亡してしまう。

尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)

第七師団第27聯隊所属の上等兵。脅威的な狙撃技術を持つ。杉元を網走監獄で狙撃し、脳を撃ち抜く程。第七師団に所属していたが、鶴見への造反を目論んでいた事が露見し脱走兵となる。そのまま土方一派に加わる。第七師団内では「ヤマネコ」と呼ばれていた。これは尾形が自刃した元第七師団師団長の花沢中将の妾の子であった為である。「ヤマネコ」とは妾の子である事を示す隠語であった。他にも人を裏切り、事態を混乱させるので「コウモリ野郎」とも揶揄されている。

牛山と同じ土方一派に所属していたが直接的な絡みは無かった。

宇佐美時重(うさみ ときしげ)

第七師団第27聯隊所属の上等兵。両頬の左右対称のホクロが特徴。鶴見の腹心の一人である。「忠犬」という表現が相応しい程鶴見に忠実である。その忠誠心は凄まじく、恋愛感情にも似ている。また、その高い忠誠心の裏返しで大変嫉妬深く、鶴見が他の人間を気に掛けているとその人物に猛烈な敵意を抱く。幼少時、その嫉妬心から平然と親友を殺してしまう程。鶴見と同郷の新潟県出身。

ゴールデンカムイでは、様々な凶悪犯や人殺しが登場する。しかし、そのいずれも何かしらの葛藤や闇を抱えており、その事に苦悩しながら殺人に至っているケースが殆どである。だが、宇佐美だけは異質である。鶴見の命令と、鶴見に気に入られている人間を蹴落とす為ならどんな人間でも躊躇なく殺し、罪悪感が一切無い。柔道の名人で、幼少時には地元でかなりの強者であった。

牛山とは札幌麦酒工場で相対する。鶴見以外の人間に価値を認めてこなかった宇佐美だが、牛山と掴み合いになった際は一瞬でその強さを悟り、「こいつは化け物だ」と鶴見とはまた別の形で彼のことを認めている。最終的に牛山に放り投げられ、宙を舞っていた。

鈴川聖弘(すずかわ きよひろ)

24人の刺青の囚人の1人。詐欺師で海軍大佐を名乗り、金持ちの女性数人に結婚詐欺を働いていた。戦闘力は皆無だが、巧みに人を騙す能力を持つ。樺戸監獄の囚人を解放して手下にし、とあるアイヌの村の男連中を殺してここを乗っ取る。その村にたまたま牛山達がやってくると、自分達の存在が外部にバレないよう偽アイヌとして彼らの命を狙った。偽アイヌとして牛山達の命を狙った。結局、牛山や杉元達の活躍で手下達は皆殺しにされ、自身も生捕りにされる。尚も逃れようとするが、牛山に上からのしかかられて再び捕まる。そして旭川の第七師団本部に網走監獄典獄の犬童に化け、白石救出作戦に協力するも鶴見の手下の鯉登少尉にバレて撃ち殺された。

夏太郎(かんたろう)

茨戸を支配していたヤクザの日泥一味の若衆の一人。牛山と土方達の活躍で日泥組が壊滅した後、土方に惚れ込んで土方一派に加わる。家永に若々しい肌を気に入られ、何度も全裸にされて解体されそうになる。その度に牛山が止めに入り、家永を叱っていた。

門倉利運(かどくら としみち)

元網走監獄看取長。父親が旧幕府の幕臣であり、土方達の協力者であった。網走監獄には無能のフリをして潜入していた。が、素で無能である。驚く程に運が悪いが、門倉の命が危ない時には奇跡的な幸運に恵まれて生き残る。網走監獄の潜入の後に土方一派と行動を共にする。

牛山が関谷の策略に嵌り、毒で動けなくなった際には相方のアイヌのキラウシと共に捜索に当たっている。もっとも、牛山は意識不明のまま覚醒し、自力で関谷のアジトから抜け出していた為、あまり直接的な関わりは無い。

関谷輪一郎(せきや わいちろう)

24人の刺青の囚人の1人。毒に詳しく、多彩な毒を用いた独特な殺人を行う。元は敬虔な神の信徒であったが、教会帰りに落雷で幼い娘を亡くしてから豹変する。「この世に神は居るのか」について固執する様になり、ターゲットと自分で毒のロシアンルーレットを行う殺人をする様になった。冬の凍った阿寒湖周辺で土方一派と対決した。

手始めに牛山を狙う。牛山の抱いた女郎を事前に買収し、少量のフグ毒を「精力剤」と称して牛山に飲ませて無力化した。更に、体の麻痺で動けなくなった牛山の身柄を回収してチョウセンアサガオの毒を飲ませて意識を混濁状態に落とし込む。そのまま牛山の身体を棺に入れて蚕種製造所の一角に生き埋めにした。関谷は生き埋めにした牛山を人質にすることで、土方に毒のロシアンルーレットを強要し、土方も生捕りにする事に成功している。その後、牛山は意識混濁状態のまま覚醒し、自力で関谷の棺を壊して抜け出す。関谷は牛山が動けないように毒の量を調整して投与していたが、牛山は関谷の予想を上回って動き出したのである。牛山が抜け出した穴を後に見つけた関谷は驚いていた。

抜け出した牛山はゾンビの様に彷徨った挙句、子供に拾われてペットのように扱われ、冬の阿寒湖に突き落とされた。自力で阿寒湖から顔を出した所で牛山は覚醒する。丁度そこに門倉達から逃げていた関谷が突っ込んできた為、牛山は関谷に襲いかかる。が、ゲロリという現在のスケートシューズを履いていた関谷は方向転換をして逃げて行った。

毒と策略と駆け引きを用い、たった1人で牛山のみならず土方一派を壊滅寸前まで追い込んだ男である。

チヨタロウ

阿寒湖周辺に住む金持ちでいじめられっ子の少年。明治時代にまだ存在しないフィギュアスケートを生み出す先見性を持つ。関谷の毒で意識混濁状態で彷徨い、小動物の様に凍えていた牛山を拾う。干し桃で牛山を手懐け、牛山に「オベンチョ」と名付けてペットの様に可愛がる。牛山に肩車をさせたり、フィギュアスケートを仕込んだ。が、いじめられっ子にマリモを投げつけられ、反撃した牛山が相手に怪我を負わせてしまったことから牛山を危険視するようになる。考えた末に牛山を冬の阿寒湖の氷穴の下に突き落として葬り去る事を画策。干し桃で牛山を誘導し、氷穴に突き落とした。その後、自らの行為に涙しながら氷の上を滑走して去って行った。

ジャック・ザ・リッパー

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

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岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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