【厳選】本好きさんに贈りたい名著20選!本屋や作家の心を知ろう!
本というメディアは私達の周りにたくさんあふれている。電子書籍の流通が加速してからは、手軽に読めることもあって、今までよりも本というものがより身近になった。そんな星の数ほどある本の中から、自分が「名作」だと感じる本に辿り着くのはなかなか難しい。
話題作を手当たり次第に読むのではなく、少し視点を変えて名作に出会えるように、この記事ではそもそも本を書いている作家の心や、本を流通させている出版業者・本屋の心を知るための名著を紹介する。
なぜ読書をするのか。読書をする意味はどこにあるのか。そもそも読書とは何か。現代において読書とはどんな行為なのか。ユーリン氏は自らを取り巻く状況を発端として考察する。もちろん、読書すなわち自分の時間を奪還するために
16.『書棚と平台―出版流通というメディア』柴野 京子 (著)
出典: www.amazon.co.jp
出版不況をめぐっては、「出口が見えない」といった語り口の、どちらかというと似たり寄ったりの本にお目にかかる。えげつないタイトルの本ほど手に取られやすいのだろう。本書は決して人目を引きやすいタイトルではないが、業界関係者にとどまらず、マスメディアに関心のあるすべての人にとって良書となるはずだ。
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17.『書店員が本当に売りたかった本』ジュンク堂書店新宿店 (著)
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ネット通販ではなく本屋で本を買う理由は「予定外の本に出合える」こと。この本はそれが期待できます。手には取れないけど、見るともなしに棚を眺めている気分になります。
18.『松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。』松岡正剛 (著)
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本屋の書棚は生きものですから、さわってもらって、読んでもらって、あたらしい本と入れ替わってこそ、本屋の書棚ですから、図書館や博物館でいつか再現されても、それはまた全く異なったものとなってしまうことでしょう。この書籍は、その書棚の貴重な記録集です。
19.『江戸の読書会 (平凡社選書)』前田 勉 (著)
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会読の起こりから衰退までを跡付ける中で、著者は会読がはやった背景に実利とは無縁の「遊び」の要素を挙げる。読解力を競い合う面白さ、パズル解きのような面白さ。楽しみながら知力と人間力を養う場は、来るべき明治維新という大事業を担う人材を育て、自由民権運動の原動力となった。
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20.『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』 ウンベルト・エーコ (著)
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もう語りがおもしろいおもしろい。愚かしさの研究とか、あの手この手で「書物」を殺そうとした歴史の話とか、盛りだくさん。いや、しかし、こういう本が700弱既読登録されている読メはやはり侮れないなーと思いました。積読の話だけでだいぶ価値ある。
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【大正レトロ】昔懐かしい雰囲気漂う映画館・名画座18選【昭和ノスタルジー】 - RENOTE [リノート]
renote.net
映画は第二次世界大戦後の日本の最大の娯楽の一つだった。人々は全国各地にある映画館を訪れ、楽しい時間を過ごしていた。戦後、全国の映画館の数はピーク時は7,500近くあったが、1990年代にはその数は2,000を切っている。近年複数のスクリーンを持つシネマコンプレックス(シネコン)に押され、古き良き時代の映画館は一つ、また一つと閉館していっている。
この記事では、そんな逆風の中営業を続けている、大正レトロ、昭和ノスタルジーを感じさせてくれる映画館・名画座・ミニシアターを厳選して紹介する。
目次 - Contents
- 1.『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』 ミシマ社 編 (著)
- 2.『本を味方につける本 ---自分が変わる読書術』永江 朗 (著)
- 3.『本屋さんがくれた奇跡』清水 克衛 (監修)
- 4.『書店の棚 本の気配』 佐野 衛 (著)
- 5.『君に伝えたい本屋さんの思い出』日販マーケティング本部 (編集)
- 6.『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店 』シルヴィア ビーチ (著)
- 7.『打ちのめされるようなすごい本』米原 万里 (著)
- 8.『わたしの小さな古本屋~倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』田中 美穂 (著)
- 9.『オデオン通り---アドリエンヌ・モニエの書店』アドリエンヌ モニエ (著)
- 10.『痕跡本のすすめ』古沢 和宏 (著)
- 11.『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本』ヘレーン・ハンフ (著)
- 12.『「本屋」は死なない』石橋 毅史 (著)
- 13.『本は物である―装丁という仕事』桂川 潤 (著)
- 14.『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。』
- 15.『それでも、読書をやめない理由』デヴィッド・L. ユーリン (著)
- 16.『書棚と平台―出版流通というメディア』柴野 京子 (著)
- 17.『書店員が本当に売りたかった本』ジュンク堂書店新宿店 (著)
- 18.『松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。』松岡正剛 (著)
- 19.『江戸の読書会 (平凡社選書)』前田 勉 (著)
- 20.『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』 ウンベルト・エーコ (著)
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