【厳選】本好きさんに贈りたい名著20選!本屋や作家の心を知ろう!
本というメディアは私達の周りにたくさんあふれている。電子書籍の流通が加速してからは、手軽に読めることもあって、今までよりも本というものがより身近になった。そんな星の数ほどある本の中から、自分が「名作」だと感じる本に辿り着くのはなかなか難しい。
話題作を手当たり次第に読むのではなく、少し視点を変えて名作に出会えるように、この記事ではそもそも本を書いている作家の心や、本を流通させている出版業者・本屋の心を知るための名著を紹介する。
読めば読むほど、こう、思わず「おれも読みてええええぇぇっ」と本屋に駆け込みたくなるような、本読み魂に火をつけられる思いをする。猟奇モノは×、ほぼ文系、ITは×の著者とは趣味を異にするにもかかわらず、好きな本を読んでのたうちまわっている様子には、ずばり"嫉妬"(いい本読んでるね)をリアル感じる
8.『わたしの小さな古本屋~倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』田中 美穂 (著)
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平凡な日常の記録にも見えますが、文章のあちらこちらから店主そして蟲文庫の個性がうかがえます。それがお店の魅力にも繋がっているのでしょう。
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9.『オデオン通り---アドリエンヌ・モニエの書店』アドリエンヌ モニエ (著)
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JUNKU堂のフランス文学の棚をチェックして、ルヴェルディやヴァレリーの著書を手にしてみたり、ジョイスはやっぱちくま文庫で読んどくかなんて思ったり、“動かす”力は持っている。
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10.『痕跡本のすすめ』古沢 和宏 (著)
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「痕跡本」となったものは世界でも一冊しかないものになる。じつはここにこそ、電子本ではなかなか生まれ得ない、本ならではの面白み、可能性といったものを示唆できよう。このヒューマンな手触り、そして「想像力」をもって、我々はまだまだ紙の本の面白さを探究できる
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11.『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本』ヘレーン・ハンフ (著)
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本好きの皆さんは、この作品をご存じだろうか?アメリカ在住のとある女性が、イギリスの古書店に一通の手紙を送る。「本の注文をお願いしたい」そのやり取りは全て手紙で行われ、何とその歳月は20年にも及ぶ。それをこうしてまとめたのが、この書簡集だ。本を愛する一人の女性と、それに応えようとする古書店の店員達。
12.『「本屋」は死なない』石橋 毅史 (著)
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現在の出版流通システムのあり方や、本を取り巻く環境の厳しさに抗うように、「意思のある本屋」でありつづけようとしている書店員・書店主たち。彼ら・彼女らの行動を追って、書店を巡りながら、“本を手渡す職業”の存在意義とは何なのかを根源的に問い直す。「本」と「本屋」の今とこれからのかたちを探る異色のルポ。
13.『本は物である―装丁という仕事』桂川 潤 (著)
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全体を通して記述は明晰、リズム感のある文章が淀みなく流れ、気持ち良いテキストで綴られていることも付記しておこう。本が好きで、本の過去未来に関心を持っておられる多くの方に是非この本をお勧めしたい。
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14.『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。』
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薦められている本そのものよりも、本を薦めている人たちが面白い。薦められている本もなかなかだけど、この本がよい。いろんな人がいろんな本を読んでいろんなこと考えてる。ある人には紙の塊だけど、ある人には神!本っておもしろいね。
15.『それでも、読書をやめない理由』デヴィッド・L. ユーリン (著)
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目次 - Contents
- 1.『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』 ミシマ社 編 (著)
- 2.『本を味方につける本 ---自分が変わる読書術』永江 朗 (著)
- 3.『本屋さんがくれた奇跡』清水 克衛 (監修)
- 4.『書店の棚 本の気配』 佐野 衛 (著)
- 5.『君に伝えたい本屋さんの思い出』日販マーケティング本部 (編集)
- 6.『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店 』シルヴィア ビーチ (著)
- 7.『打ちのめされるようなすごい本』米原 万里 (著)
- 8.『わたしの小さな古本屋~倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』田中 美穂 (著)
- 9.『オデオン通り---アドリエンヌ・モニエの書店』アドリエンヌ モニエ (著)
- 10.『痕跡本のすすめ』古沢 和宏 (著)
- 11.『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本』ヘレーン・ハンフ (著)
- 12.『「本屋」は死なない』石橋 毅史 (著)
- 13.『本は物である―装丁という仕事』桂川 潤 (著)
- 14.『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。』
- 15.『それでも、読書をやめない理由』デヴィッド・L. ユーリン (著)
- 16.『書棚と平台―出版流通というメディア』柴野 京子 (著)
- 17.『書店員が本当に売りたかった本』ジュンク堂書店新宿店 (著)
- 18.『松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。』松岡正剛 (著)
- 19.『江戸の読書会 (平凡社選書)』前田 勉 (著)
- 20.『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』 ウンベルト・エーコ (著)
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