セキレイ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『セキレイ』とは、『ガンガンYG』『ヤングガンガン』で連載された漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ作品。原作は極楽院櫻子。作者が「ギャルゲーをプレイするような感じで読んでください」と述べる美少女恋愛浪漫活劇。全18巻。冴えない浪人生、佐橋皆人は、自分をセキレイと名乗る結と出会う。皆人は、たくさんの葦牙セキレイたちとの交流や戦闘を経ていきながら成長していく。そして、過去にあった御伽噺を現代に再現するという鶺鴒計画に否応なく巻き込まれていくのだった。

『セキレイ』の概要

『セキレイ』とは、『ガンガンYG』、『ヤングガンガン』で2004年から2015年まで連載された漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ作品。2004年の『ガンガンYG』創刊号から掲載。その後、同誌が『ヤングガンガン』に改名したのを機に、第1話から改めて連載された。原作は極楽院櫻子。作者が、単行本のコメントで「ギャルゲーをプレイするような感じで読んでください」と述べている程たくさんの女性が登場する、美少女恋愛浪漫活劇。全18巻。また、『ヤングガンガン』で2017年から2018年まで、『セキレイ 彼女のいない365年のこと』を連載。全1巻(19巻として発売)。テレビアニメは独立UHF局にて、第1期『セキレイ』は2008年7月から9月まで、第2期『セキレイ〜Pure Engagement〜』は2010年7月から9月まで放送された。

冴えない浪人生、佐橋皆人(さはしみなと)は、自分をセキレイ(見た目は人間と同じで遺伝子構造も似ているが、鶺鴒紋を持ち個体別に特化した能力を持つ)と名乗る美少女、結(むすび)と出会う。皆人は結との出会いを機に、葦牙(あしかび。セキレイを羽化させ制御することができる人間)としての能力を覚醒させる。皆人は、結にセキレイが全部で108羽おり、残り1羽になるまで闘わなければならない運命にあると聞かされる。皆人は突拍子もない話に困惑するが、何事にもひたむきで明るい結に惹かれていき、すべてのセキレイを自由にするという結の夢を応援することに決める。
皆人は、セキレイの仲間を増やしながら、自分と同じ葦牙やそのセキレイたちと時には交流し時には闘っていく。このセキレイ同士の闘い、鶺鴒計画(せきれいけいかく。108羽のセキレイを帝都に放ち、選ばれし葦牙と共に最後の1羽までバトルロワイヤルで闘わせるもの)を主導しているM・B・I(エム・ビー・アイ。元は製薬メーカーだったが、他業界にも進出し世界有数の巨大企業へと成長した)の御中(みなか)社長は、ゲームマスターとして数々の試練を葦牙とセキレイに課していく。皆人もまた、葦牙として鶺鴒計画に巻き込まれていく。その中で皆人は、葦牙とセキレイに秘められた過去と秘密を目の当たりにするのだった。

『セキレイ』のあらすじ・ストーリー

葦牙とセキレイ

佐橋皆人(さはしみなと)は、2度目の大学不合格に肩を落としていた。意気消沈している皆人の頭の上に女の子が降ってきた。No.88の結(むすび)と名乗るその娘は、ボンテージのような服を着た、No.11の光(ひかり)とNo.12の響(ひびき)の女性2人組に襲われていた。結は、巻き込んでしまった皆人を連れ逃げることに成功するが空腹から倒れてしまった。皆人は結をこのまま放っておくことはできず、自分の住むアパートへと連れて帰ってご飯を食べさせる。結は、自分のことをセキレイだと言い、自分の主となる人物、葦牙(あしかび)を探し求めていると告げる。
結は、今日初めて会った自分のことを気にかけてくれる皆人に対し、「もしかしたら皆人が、自分が探していた葦牙かもしれない」と考え体の火照りを感じていた。そして、結は、自分の本能に従って皆人の唇を奪う。すると結から光が溢れ、結の首の後ろに紋様が浮かび上がっていった。それは鶺鴒紋(せきれいもん)という紋様で、セキレイが羽化(うか。セキレイが葦牙の素養を持つ人間と粘膜接触することにより、強い力を使えるようになった状態)した証だった。
結との同棲生活にドギマギしていた皆人だったが、皆人の住むアパートは独身者限定だった為大家に追い出されてしまう。すぐに別のアパートを探そうと奔走する皆人だったが、浪人生では部屋を貸してくれる所はなかなか見つからなかった。途方に暮れる皆人だったが、偶然入居者募集の紙を貼り出しているアパートを見つける。そのアパート、出雲荘(いずもそう)は、浅間美哉(あさまみや)という女性が切り盛りしている所だった。美哉の、来るもの拒まずの主義により、なんとか出雲荘へ転がり込むことができた皆人は、出雲荘に住む住人たちとの新たな生活をスタートさせるのだった。

皆人は、アパートを追い出されたことに腹を立てた母親から、支援を打ち切られてしまっていた。その為、日雇いのアルバイトをしていた皆人は、瀬尾香(せおかおる)と知り合う。さらに、瀬尾に昼食を届けに来た光と響と再会する。瀬尾が光と響の葦牙であることが分かり、皆人は初めて他の葦牙と出会ったのだった。そして、皆人は瀬尾から、この辺りにいると噂されているセキレイ、通称「緑の少女」がいるという情報を聞く。興味を示す瀬尾に連れられ、皆人は緑の少女のいる場所へと向かうことにする。皆人がその場所へ近づくと、皆人は白い服を着た少女の幻影を見る。そして、その子に誘われるように奥へと進んでいくのだった。皆人が最奥で目にしたのは、少女と、少女を襲う女性だった。皆人は、咄嗟に少女を庇おうとするが、皆人にはなす術がなかった。そんな皆人のピンチに、皆人を探して街中を回っていた結が現れる。そして、「我が誓約の拳 葦牙が禍打ち砕かん」という祝詞(のりと。セキレイが個別に持つ言葉。)を相手の鶺鴒紋に触りながら唱えることにより、相手のセキレイを機能停止(セキレイとしての機能が停止した状態。)にした。闘いの後、皆人はその少女、No.108の草野(くさの)を出雲荘へ連れて帰ってきた。そして、草野の不意打ちという形ではあったが、草野を羽化させることに成功するのだった。

結と草野の2羽を羽化させた皆人。そんな皆人を、モニター越しで見つめる怪しい人物がいた。ある日、皆人がお風呂に入っていると、誰かが入ってくる気配がした。草野かと思い皆人が振り向くと、そこには見知らぬ女性がいた。その女性が、実験と称してにじり寄ってくることに恐怖を感じた皆人だったが、ギリギリ結と美哉によって難を逃れる。皆人を襲おうとしていた女性は、No.02の松(まつ)と言い、ある事情からM・B・Iから追われている為、出雲荘の隠し部屋に住んでいた。その夜、皆人は松に寝込みを襲われて羽化させるのだった。

帝都脱出

ある日、皆人は髪の長い女性の夢を見る。そして、その女性から「貴様を殺す!」と敵意を向けられる。皆人は松から、その女性はNo.09のセキレイ、月海(つきうみ)で葦牙嫌いで有名だと教えられる。怯える皆人だったが、シングルナンバー(No.01からNo.09までのセキレイ。No.10以降のセキレイよりも能力の高い出力が可能)で水を操る能力を持っている為、直接的な戦闘力が結しかいない皆人のパーティには申し分ない戦力だった。早速皆人は、結や草野と月海を探す為に街へ出掛ける。するとすぐ、光と響に追われていた月海と邂逅するのだった。月海は、夢の中と同じく皆人へ敵意を向けるが、皆人のセキレイへの思いを強く感じて皆人と羽化することを決意し、皆人のセキレイとなるのだった。

4羽のセキレイを羽化させた皆人は、「北の葦牙」として多くの葦牙やセキレイたちに知られはじめていた。ある日、皆人は鷸ハルカ(しぎはるか)という葦牙と出会う。ハルカは、No.95の久能(くの)を連れていたが、久能は闘い向きの能力を持っていない為、帝都からの脱出を考えていた。しかし、M・B・Iによって帝都は封鎖されており、自力での脱出は困難だった。そこで、ハルカは皆人に帝都を脱出する為の協力を申し出る。皆人は、そんなハルカの頼みを受け、瀬尾も巻き込んでハルカたちの帝都脱出を計画する。しかし、この計画はM・B・Iの懲罰部隊(鶺鴒計画を妨げる存在を粛清する部隊)、No.104の灰翅(はいはね)とNo.105の紅翼(べにつばさ)に察知されており、皆人たちを脱出ルートに設定していた橋の上で待ち受けていた。灰翅と紅翼との実力は凄まじく高く、結は紅翼に圧倒され鶺鴒紋が消失してしまう。そのことに慟哭する皆人。すると、結の体から光が溢れ、結に鶺鴒紋とNo.08という文字が浮かび上がってきた。そして、結は立ち上がると、自分を「No.08縁のセキレイ、結女(ゆめ)」と名乗った。結女は、紅翼を圧倒し、片手で遠くまで放ってしまった。しかし、結女の意識はすぐに消え、結の意識が復活した。結の復活に喜ぶ皆人だったが、懲罰部隊との戦闘によって橋は崩れ落ち、向こう側へ渡れなくなってしまっていた。何か方法がないかと考える皆人の前に、No.03の風花(かぜはな)が姿を見せる。風花は、以前から皆人の葦牙としての力に反応しており、皆人の事を見ていた。そして、自分の力を欲していると悟った風花は、皆人に姿を現し、自身の風を操る力でハルカたちを帝都から脱出させた。そして、自らは皆人のセキレイとなるのだった。

懲罰部隊との闘いから数日後、皆人たち葦牙に御中からメールが届く。ラスト1羽の未羽化のセキレイが北のエリアにいると書かれていた内容を目にし、最後の1羽を目当てに北に集まってくる葦牙たち。皆人は、松からラスト1羽のNo.06焔(ほむら)が、同じ出雲荘の住人である篝(かがり)だと知らされて驚愕する。皆人は、松の助言を受けて篝と話をしようとするが、篝はそれを跳ね除けて出雲荘を飛び出す。篝は、以前から能力が不安定になっており、最近は特にそれが顕著に現れていた。このままではメルトダウン(不安定な力が暴走し、その力で自分自身が融解してしまうこと)して消滅してしまうと考えた篝は、残された時間で自分の目的を果たそうとする。それは、鶺鴒計画という馬鹿げた催しのゲームマスターを名乗っている御中を殺すことだった。しかし、篝の行手を他の葦牙とセキレイが阻む。やむ無く交戦していた篝だったが、いよいよ自分の力が限界を迎え、制御できなくなってしまった。御中を殺すことが叶わなくなった篝は、御中に自分の死を見せつけようとメルトダウンしようとする。だが、そこへ皆人が駆けつけてきた。皆人は、篝を羽化させることで篝のメルトダウンを止めた。自暴自棄になる篝へ、皆人は篝の意思を尊重すると言う。それに感銘を受けた篝は、皆人のセキレイになることを心から決意するのだった。

神器争奪戦

御中の進める鶺鴒計画は次の段階に入った。御中は、神器(じんき。全部で8つあり、八角錐のような形をしている)を景品とすることで、葦牙とセキレイたちを篩にかけようとしていた。神器とは、美哉曰く「8つすべて集めれば、全てのセキレイを強制停止させることができる」程の力を持つ代物だった。さらに、松がM・B・Iから逃げて来た理由が、この神器を盗んだからだということが松自身の口から皆人たちに語られる。松は、神器が悪用されることを憂い、全てが揃わない為に盗んだのだった。しかし、鶺鴒計画に残る為に、この神器の争奪戦を勝ち残らなければならなくなり、松の計画は破綻してしまった。
そして、この神器争奪戦を勝ち残り神器を手にしたのは、「南の陣営」御子上隼人(みこがみはやと)、「東の陣営」氷峨(ひが)、皆人(松が盗んだ物と争奪戦で勝ち取った物の2つ)、瀬尾、「西の陣営」真田西(さなだにし)、「懲罰部隊」壱ノ宮夏朗(いちのみやなつお)、大角折彦(おおすみおりひこ。セキレイNO.87の鹿炎の葦牙)の7名だった。

神器を手にした7人の葦牙とそのセキレイたちは、M・B・Iのヘリコプターで神座島(かみくらじま。地学的にありえない隆起で出現した島。この島には美哉たちセキレイの乗っていた舟がある)にやってきた。神座島は、当時まだ大学生だった御中と高美(たかみ。皆人とユカリの母親。現在はM・B・Iで鶺鴒計画の主任を務めている)が偶然発見し、現代の技術では製作不可能な巨大な舟を見つけて、その中でセキレイと呼ばれる存在と出会うのだった。また、その舟の中で得られた技術を使い、M・B・Iを創設して巨大な企業へと成長させていった。そんな神座島で、最後の闘いが始まろうとしていた。

嵩天で待つモノ

神座島に降り立った皆人たちは、御中によって4組に分断された。皆人は神器を2個持っていた為、結と月海だけ別の組に入れられてしまう。そして御中は、組になった葦牙同士で闘うことを強いる。特殊な結界により分断されている為、闘わざるを得なくなった皆人たち。各所で戦闘が行われる中、突如、神器の異変により、島の結界が消失してしまう。混乱する皆人たちだったが、その事態はさらなる不運を招く。皆人たち、葦牙が機能停止を起こし倒れてしまったのだ。結は、草野、松、月海、風花、焔の力を借りて皆人の魂へ潜り、皆人の目を覚まさせることに成功する。この段階で、残っている葦牙とそのセキレイは皆人と結だけとなり、2人の勝ち残りが確定する。結は、皆人を連れて上空で浮かび、勝ち残った葦牙とセキレイを待つ嵩天(こうてん。セキレイたちの出身地)へと上っていった。嵩天には、No.01のセキレイにしてNo.00の魂の裁定者という役割も持つ、美哉が待ち構えていた。美哉は結に、結が勝てば自分が持つ嵩天のコントロールを明け渡すこと、つまり自分に勝てば「ごほうび」がもらえるのだという。皆人は、美哉が嵩天で待っていたこと、闘いをすることに動揺するが、セキレイとは最後の1羽になるまで闘う本能を持っているんだと悟る。

結と美哉の最後の闘いがはじまった。十握剣(とつかのつるぎ)を持つ美哉はとてつもなく強く、軍艦を剣を振って飛ばした衝撃波で沈めることができるほどの力を持っていた。対する結は、自分の力だけではなく貸してもらった月海たちの力も使って美哉に対抗する。そして、互いに全身全霊の一撃を繰り出し、ついに勝者が決定した。最後まで立っていたのは結だった。勝者である結は、美哉から全権限を引き継いでいた。そして、皆人から「全てのセキレイに自由なはばたきを」「みんなとこれからも一緒にいたい」との願いを聞く。願いを聞いた結は、「いつかきっと帰ります」と言って皆人と倒れている美哉を下へ送るのだった。

それから1年が経ち、皆人たちの生活は変化していた。皆人は帝都大学に通いながらM・B・Iでセキレイの研究を手伝っていた。それは、セキレイのことをもっと知りたいという気持ちと、いつかセキレイを縛るシステムを解析してセキレイのくびきを解き放つことを目標にしてのことだった。ある夜、松から神座島から舟が飛び立ち嵩天へ向かっていると言われ、皆人はすぐに外へ飛び出していった。すると、皆人の頭上から「どいてくださーい」という声がした。皆人はその懐かしい声に向かって「俺がちゃんと受け止める!」と返す。空から降ってきたのは結だった。結は、自分の役割を担った舟のおかげで、嵩天から降りてくることができたのだった。皆人は、遅れて駆けつけた月海たちと共に、結との再会を喜ぶのだった。

『セキレイ』の登場人物・キャラクター

「北」陣営

佐橋皆人(さはしみなと)

CV:立花慎之介
本作の主人公。極度のヘタレで、本番に弱い。また、女性に対して免疫が無く、自身のセキレイたちのアピールにたじろぐヘタレでもある。しかし、家族やセキレイたちへの思いは強く、土壇場では、非力な自分を自覚しつつも彼女たちを守ろうとする意思を行動で示す。また、本番で力を発揮できないだけで頭自体は良く、松が作成した過去の入試問題をさらにアレンジして難しくした問題集を全問正解するほど。
物語の冒頭、2年連続で志望校に落ち意気消沈していたところ結と出会い、セキレイ同士の闘いに巻き込まれていく。計6羽(うち4羽はシングルナンバー)の有能なセキレイを複数羽化させた皆人は、帝都脱出を手引きし懲罰部隊も退けた。さらに、北の般若と恐れられる美哉のところにいることから曰く付きの葦牙と周囲から認知され、一部からは北の葦牙と言われている。

結(むすび)

CV:早見沙織
No.88。皆人が最初に羽化させたセキレイ。ミニスカートの巫女服を着ているが、皆人の妹ユカリからもらった体操服とブルマーがお気に入り。可愛らしい見た目とは裏腹にかなり好戦的で、強い相手との闘いを望んでいる。自らを拳系のセキレイと言い、近接戦闘を得意とする。月海からは体力バカと言われる程にスタミナ、機動力があるが、すぐにお腹を空かせて動けなくなる。大雑把な性格であり、家事はほとんどできない。唯一作れるのがカレーライスだが、自身が大喰らいな為、皆人へ出すのも超大盛りなので、皆人はトラウマとなっている。
結の中には、No.08の結女の意識があり幾度か表に出てくることがあるが、本人はその事を覚えていない。実は、過去に結女に助けられており、彼女の鶺鴒基幹(せきれいきかん。セキレイの中枢となるもの)を移植されている。他のセキレイからは恐れられているNo.04の鴉羽(からすば)と親しくしており、「残りの2羽まで生き残り、最後の勝負をする」と約束をしている。鴉羽がなぜ結を特別視しているかは、結と結女の関わりが深く関係している。

草野(くさの)

CV:花澤香菜
No.108。皆人の2番目のセキレイ。「緑の少女」や「ラストナンバー」と呼ばれることもある。白いワンピースを着た幼女。無邪気で天真爛漫。皆人への好意もストレートに口にする為、月海たちにとって脅威となっている。また、結たちの言い争いを泣きながら仲裁する為、周囲は草野に泣かれまいと気を遣っている。植物を操る力を持ち、成長を促進し辺りをジャングルにしたり、植物を通じて自分の声を誰かに伝えることもできる。戦闘力では他のセキレイに劣るが、防御力や制圧力ではトップクラス。
No.107の椎菜(しいな)とは兄妹のような関係であり、草野とは正反対の力を持つ。

松(まつ)

5g343-1030
5g343-1030
@5g343-1030

目次 - Contents