死ぬまでに読みたい!史上最高の小説、エッセーBEST100【精霊の守り人】

ここでは死ぬまでに1度は読んでおきたい、最高の小説・エッセーBEST100をまとめた。綾瀬はるかの主演でドラマ化されたファンタジー小説『精霊の守り人』や、全体主義や独裁の恐怖を痛烈に風刺したジョージ・オーウェルの傑作小説『一九八四年』など、ハズレのない名作を紹介する。

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陰翳礼讃/懶惰の説/恋愛及び色情/客ぎらい/旅のいろいろ/厠のいろいろ 人はあの冷たく滑かなものを口中にふくむ時、あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。(本文より) -西洋との本質的な相違に眼を配り、かげや隈の内に日本的な美の本質を見る。

葉隠入門

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「武士道とは、死ぬ事と見付けたり」で名高い「葉隠」は、自由と情熱を説いた書である。私にとってただ一冊の本、と心酔し、実践することに情熱を注いだ著者が、現代に生きる「葉隠」を説く

センス・オブ・ワンダー

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化学薬品による環境汚染にいち早く警鐘を鳴らした書として、いまも多くの人々に読み継がれている名著がある。『沈黙の春』だ。その著者レイチェル・カーソンの遺作として、彼女の友人たちによって出版されたのが本書である。

やさしい言葉でカーソンは、「深い深いこと」を教えてくれているような気がします。幼い人々よりもむしろ成長した大人たちが読むことで、自分もまた、この大きな自然の一部なのだという「安堵感」を与えてくれます。メインの森の写真もまた心が和みます。現代人に必要な一冊のように思われます。

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不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か

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瞬時の判断を要求される同時通訳の現場は、緊張とスリルに満ちた修羅場。そこからつぎつぎ飛び出す珍談・奇談。爆笑の「通訳論」。

ロシア語だけでなく日本語の豊かな才能も持ち合わせている彼女のエッセイは、語学や通訳に関心のない人も楽しく読める。が、そのおもしろおかしく書かれた内容の中に、通訳、翻訳を生業とする者にとって計り知れないほどの有益な情報がびっしり詰め込まれている。事あるごとに参考に開きたい本です。

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嘘つきアーニャの真っ赤な真実

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一九六〇年、プラハ。小学生のマリはソビエト学校で個性的な友だちに囲まれていた。男の見極め方を教えてくれるギリシア人のリッツァ。嘘つきでもみなに愛されているルーマニア人のアーニャ。クラス1の優等生、ユーゴスラビア人のヤスミンカ。それから三十年、激動の東欧で音信が途絶えた三人を捜し当てたマリは、少女時代には知り得なかった真実に出会う!大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

ゲーテ格言集

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偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。

おすすめです。中には同意しかねるものもありますが、琴線に触れる格言がたくさんあります。訳もすばらしいです。この後、思わずいくつか他の格言集も買ってしまいましたが、これに勝るものはありませんでした。

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旅をする木

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広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活を、静かでかつ味わい深い言葉で綴る33篇を収録。

世界が、人生が、この一冊に詰まっている。座右の書。

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佐賀のがばいばあちゃん

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昭和三十三年、広島から佐賀の田舎に預けられた八歳の昭広。そこでは厳しい戦後を七人の子供を抱えて生き抜いたがばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。しかし家にはいつも笑いが溢れ…。黒柳徹子、ビートたけしも感動した超話題作。

深い愛情と生活の知恵を感じてしまいほのぼのとした気持ちになります。エピソードは、貧乏な毎日を描いたものなのに心の豊かさがあふれていて、貧乏さを感じません。今はお金に幸せを左右されている人が多いですが、がばいばあちゃんはお金がなくても幸せになれることを教えてくれます

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男の作法

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