かそけきサンカヨウ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『かそけきサンカヨウ』とは、家族との関係性や淡い恋心を描いた2021年公開の日本映画。人気作家・窪美澄の短編集『水やりはいつも深夜だけど』に収録されている物語を、今泉力哉監督が映画化した。幼い頃に母親が家を出たきり父親と2人で生活してきた国木田陽は、家事を全て任されてきた。陽が高校生になる頃に父親の再婚が決まり、新しい母親と4歳の連れ子との4人での生活が始まる。陽は新しい暮らしに戸惑い、実の母親への想いも強くなる。同じく家族のことなどで悩みを抱えている同級生の清原陸との淡い恋模様も描かれた。

『かそけきサンカヨウ』の概要

『かそけきサンカヨウ』とは、家族との関係性や淡い恋心を描いた2021年公開の日本映画。原作は人気作家・窪美澄のどこにでもいる家族の日常の物語が集められた短編集『水やりはいつも深夜だけど』所収の一編である。監督は代表作に『街の上で』や『愛がなんだ』がある今泉力哉が担当した。
『かそけきサンカヨウ』という題名の“かそけき”とは古語“幽けし”の連帯形であり、今にも消えてしまいそうなほど薄く淡いことを意味する。“サンカヨウ”とは花の名前で、開花には時間がかかり、雨に濡れると透明になってしまう花である。登場人物の心情や、実在するはずなのに霞んで見えてしまうような存在の儚さを表現する題名である。主人公の陽は開花に時間のかかるサンカヨウとは対照的に、複雑な家庭環境で早く大人にならざるを得なかった。しかし、本当の成熟とは何か考えさせられる作品である。
陽の陸に対する淡い恋心も見どころだ。

国木田陽は仲の良い友人たちと同じ高校に入学が決まっている。陽は父子家庭で、家ではオカンのような役割を担っていた。ある日突然、父親の国木田直が再婚することになり生活は一変する。新しい母親の美子と連れ子のひなたと共に始まった4人暮らし。新しい家族との関係性に戸惑うと同時に、実の母親への想いも募る。
実の母親である三島佐千代は水彩画家であり、佐千代の個展に訪れた陽は自分の存在に気がついてもらえなかったことにショックを受ける。しかし佐千代は陽に気がついていたが、久しぶりの再会に戸惑いがあったのだ。
改めて陽と佐千代とは2人で会い、わだかまりがとけていった。そのことが陽にとって新しい家族と改めて向き合うきっかけになり、新しい家族だけではなく佐千代とも絆が深まる。
心臓に病を抱える同級生の清原陸と陽は、お互いに悩みを打ち明け合う存在であった。次第に陽は陸に恋心を抱き告白するが、進路に悩む陸ははっきりとした答えが出せない。陸は自身の母親・清原夏紀、美子や同級生の鈴木沙樹に胸の内を吐き出していく中で、自分なりの答えを見つけていく。

『かそけきサンカヨウ』のあらすじ・ストーリー

自分史上1番古い記憶

卒業を控えている中学3年生の国木田陽(くにきだ よう/演:志田彩良)は、陽を含めた仲の良い友人たち5人と喫茶店「赤い風船」で飲み物を飲みながら話をしている。陽と話をしている鈴木沙樹(演:中井友望)と有村みやこ(演:鎌田らい樹)、宮尾数人(演:遠藤雄斗)と清原陸(演:鈴鹿央士)は春から同じ高校に進学することが決まっていた。
突然「自分史上1番古い記憶って覚えてる?」と陸が皆に問いかける。陸自身は思い出そうとしてもよくわからなかったそうだ。みやこは子供の頃に見たディズニー映画『ダンボ』が怖かったことが最古の記憶であった。宮尾は飼い猫に噛まれて泣いたこと、沙樹はベビーベットからメリーゴーランドのようなものを見上げていたような記憶があった。そして陽が話す番になったが、すぐに思い出せずに言葉を詰まらせる。そんなとき陽は皆より一足先に帰宅しなくてはならない時間になり、席を立った。

陽は父親と2人暮らしで、陽は家事を全て1人でこなしオカンのような役割をしている。母親は、陽が小さい頃に家を出ていってしまっていたのだ。
陽は夕食の支度をしながら陸の質問の答えを思い浮かべる。すると幼い頃に母親の背中に背負われている記憶が蘇ってきた。森の中で、朝露や雨を吸って透明になっていく“サンカヨウ”という花の説明をしている母親。背中合わせで背負われていたため、陽はサンカヨウの花を見ることはなく空を見上げていた。
陽はネットでサンカヨウの花を検索する。水に濡れて透明に輝くサンカヨウの画像を見つめた。

帰宅した父親の国木田直(演:井浦新)と陽は夕食を食べる。陽は父親に今日の出来事を聞かれて、友人たちと“自分史上1番古い記憶”について話をしたことを伝える。陽は自分の最古の記憶を話そうとしたが、話す前に黒胡椒を取りに行くため席を立った。席に戻った陽に父親は真剣な表情で「恋人ができた、その人と結婚しようと思う」と話す。黒胡椒をかける陽の手は止まった。
音楽家の父親と、通訳の仕事をしているという恋人は映画の仕事を通じて知り合ったそうだ。父親の恋人は夫を病気で亡くし、1人で娘を育てていた。

後日、陽は中華料理屋で父親の恋人・田畑美子(たばた よしこ/演:菊池亜希子)とその娘である4歳の田畑ひなた(演:鈴木咲)と会う。美子は再婚後は通訳の仕事をセーブし、翻訳の仕事を増やして家にいる時間を多く取りたいと考えている。父親は陽にたくさん我慢をさせてきてしまったため、家事は美子にしてもらい、陽には高校生活は充実させてほしいと思っていた。しかし家事が嫌いではなかった陽は複雑な心境であった。

父親と美子は再婚し、4人での生活が始まる。美子が仕事で忙しい時は、陽が積極的に家事を手伝った。陽がひなたの朝食やお弁当までも準備してくれて、美子は恐縮しながら感謝する。家事に慣れている陽にとっては、家事への参加は喜ばしいことであった。

サンカヨウ

高校生になってからも、5人は時々「赤い風船」に集まって話をしていた。高校では陽と陸は美術部、宮尾はバスケ部に入部する。沙樹は「赤い風船」でアルバイトをしていた。部活に入っていないみやこは週4で塾に通い、週末も習い事があって忙しく過ごしていた。
陸は中学時代はバスケ部で活躍していた。それなのになぜ美術部に入部したのか疑問に思ったみやこが陸に理由を尋ねる。すると陸から思いも寄らぬ理由が明かされた。陸は入学前の健康診断で心臓の異常が見つかり、手術をしなくてはならないことになっていたのだ。皆、陸を心配したが、思いの外明るく振る舞う陸。夏休みに行われる手術の後には皆でお見舞いに行くことを約束した。

病院での検査を終えて、母親の清原夏紀(演:西田尚美)と共に帰宅した陸。玄関で出迎えた祖母の清原絹枝(演:梅沢昌代)は、口うるさいほどに陸を心配して安静を促した。
逃げるように部屋に入った陸は、横になりながらピンがたくさん留めてある世界地図を眺める。世界を飛び回って仕事をしている父親が赴任した地にピンが留められていた。父親は現在はベルギーにいて、次はアメリカに異動になることが決まっている。
陸は母親と、父方の祖母と共に生活している。海外赴任ばかりの父親は常に不在だ。食事の時、母親が作った味噌汁の味が濃いと指摘した祖母に言われるがままに陸の味噌汁にお湯をさす母親。その姿を見て陸は、家に女性が2人いることはなにかと大変だと感じていた。
部活中に「今朝のスープ、ちょっとだけ味が濃かった」と陸に話す陽。しかし陽は美子に味が濃いことを指摘することなく、そのまま飲んでいた。陸は改めて、どの家庭でも家に女性が2人いることは大変なことだと思っていた。

陸は帰り道に出会った美子に夕食に誘われる。カードゲームをしたりして、ひなたも陸にすっかり慣れた。楽しく食卓を囲み、あっという間に時間は過ぎていく。
陸の帰りを見送る陽に、手術前に2人で出かけることを陸は提案した。陽は快く返事をする。

陽が陸と2人で出かける場所に選んだのは“三島佐千代”という水彩画家のギャラリーであった。受付で三島佐千代の夫が出迎え、中に入る陽と陸。陽が美術部で描いている水彩画とどことなく共通する雰囲気がある絵が飾られていた。ゆっくりと絵を見ながら進んでいくと、陽は1枚の絵の前で神妙な面持ちで立ち止まる。描かれていたのは、可憐に咲くサンカヨウの花の絵であった。三島佐千代の夫は、陽たちにサンカヨウが描かれているポストカードを手渡す。その時、子供の用事で出かけていた三島佐千代(演:石田ひかり)がギャラリーに戻ってきた。佐千代は陽と陸に挨拶をすると、早々に奥に入っていってしまった。
突然、陽は逃げるようにギャラリーを出る。「どうしたの?」と陸が陽を心配するが、「ごめん、私行かなきゃいけない用事思い出しちゃって」と陽は足早に去っていった。
サンカヨウの花に何か帰らなくてはいけない理由があるのではないかと感じた陸は、「赤い風船」にある植物図鑑でサンカヨウの花を調べた。陸が答えを見つけられずに途方に暮れていると、喫茶店の隅で勉強をしている沙樹の存在に気がつく。
母子家庭の沙樹は、大学に進学するとしたら国公立ではいけないということで早くから勉強に取り組んでいた。陽と陸が2人で会う予定を知っていた沙樹は、デートをしているであろう時間に陸が1人でいることを疑問に思った。沙樹は「陸と陽は付き合ってるんだよね?」と陸に尋ねるが、ハッキリしない陸の態度に呆れてしまう。

お母さん

逃げるように帰宅した陽は、庭で父親と美子、ひなたが楽しそうに過ごしているところを見る。ビニールプールで大きなビニールのサイコロを持って楽しそうにしているひなたの横で、父親は穏やかに本を読んでいた。美子は陽にアイスコーヒーを勧める。その前に陽は鞄を置きに自室に戻った。
血相を変えて戻ってきた陽は一直線にひなたの元へ向かい、ひなたが持っていたビニールのサイコロを奪って投げ飛ばし「バカ!」と怒鳴る。ひなたは美子が見ていない間に陽の部屋に入り、陽が大切にしていた三島佐千代の作品集を破っていたのであった。
美子はビリビリに破られた作品集を見て、陽に深く謝罪をするも「ひとりにしてください!」と陽は言い、ベッドで涙を流した。
泣きながら眠ってしまっていた陽が目を覚ますと、父親がそばにいた。父親は破られた作品集を持って、陽が3歳の頃に出ていった母親のことを話し始める。その母親というのは三島佐千代のことであり、陽もそのことは知っていた。しかし陽はなぜ自分を置いて出ていってしまったのかはわからずにいて苦しんでいたのだ。大きくなったら理由を話さなくてはと思っていた父親は、ゆっくりと言葉を選びながら陽と向き合う。水彩画家である佐千代は陽のことももちろん大切ではあったが、同じように絵を描くこともとても大切にしていた。次第に女性が働くということや、父親が家事を全くやらないことなどで夫婦間にすれ違いが起こってしまう。どちらがどれだけ悪いということを深く追求しながら話し合ってしまい、そのことに耐えきれずに佐千代は家を出た。
陽はギャラリーで、佐千代が自分の存在に気がついていなかったことを悲しんだ。しかし陽が帰宅する直前に、父親の元に佐千代からメールが届いていたのだ。おそらく佐千代は陽が訪れたことに気がついて、父親に陽の近況を尋ねていたのであった。父親は、陽が望めば佐千代と再会できるということを伝える。そして父親は改めて、新しい家族と共に4人で暮らしていきたいという気持ちを陽に話した。
夕食時、陽はひなたにきつく当たってしまったことをひなたに謝る。ひなたも作品集を破ってしまったことを陽に謝った。作品集はひなたが自らセロテープで修復した。
陽はひなたを寝かしつけた後に美子と2人で話をする。陽はひなたを初めて見た時「ちっちゃな怪獣かと思った」と言う。そのことについて美子は、申し訳なさそうにした。しかし陽は悪く捉えていたわけではなく、「この子が私の妹になるのかって思ったら、うまく言えないんだけどなんか嬉しかったの」と話す。すると陽と美子は温かい雰囲気に包まれた。

陽は改めて佐千代と連絡をとり、2人で会った。陽が帰宅してから食事の準備をしていると、家事は誰かに教わったのか美子が尋ねる。陽はおばさんにもらったレシピノートを参考にしていることを話した後、美子に佐千代と会ってきたことを報告した。実の母親に会ったことで気持ちに変化があった陽は、美子に「これから美子さんのこと、お母さんって呼んでも良い?」と聞く。美子は涙を流して陽を抱きしめながら快諾した。

陽は陸に先日突然帰ってしまったことを謝り、次回は陸が行きたいところに出かけることを提案する。
改めて2人で会った陽と陸は、飛行場の近くで着陸する飛行機を見ていた。陸は前に話していた“自分史上1番古い記憶”を思い出したことを陽に報告する。海外に行く父親を母親と共に見送っていて、その時に母親の握る手から不安を感じていた記憶であった。子供の頃の記憶をよく思い出すようになったと話す陸を見つめる陽。そして陽は前を向き、陸の手術の成功を願った。

陸の手術は無事成功した。陽は友人たちと共にお見舞いに行く。友人たちは気を使って陽と陸を2人きりにした。陸は陽が話している時に“美子さん”から“お母さん”に呼び方が変化していることに気がつき、陽の家庭がより家族になっていっていることを感じた。

退院した陸は、学校に通い始める。陸が下校しようとすると、何か困りごとがあるような宮尾と遭遇する。部活で急用が入り、風邪で休んでいる沙樹に届けなくてはいけないプリントを届けることができなくなってしまったようだ。そこで病み上がりではあるが、陸が帰り道に沙樹にプリントを届けることになった。
母親は仕事で不在のため1人で静養していた沙樹。差し入れを持って現れた陸に対して沙樹は「変な同情とかいらないから」と言う。そんなつもりは全くなく、ただ単に心配していた陸は驚いてしまう。

約束

朝早く美術室に陸を呼び出した陽は、陸に告白をした。陽が陸はどう思っているのか尋ねたが「よくわからない」と陸は答える。退院後から部活に出ていなかった陸は、その後も美術室には姿を見せなかった。
陸は帰り道に思い切りバスケを楽しむ宮尾たちを見かけ、自分も少し走ってみるが息が上がって座り込んでしまう。ちょうどそこに美子が通りかかり救急車を呼ぼうとするが、誰にも伝えないでほしいと陸は懇願した。
放っておけない美子は、陸を家に連れ帰る。陸は美子に最近思っていることを相談した。手術が終わって、これからも制限がある中で生きていかなければならない陸。自分が何がしたいのか何ができるのかわからず、陽たちのように夢を持っている友人たちに対して引け目を感じてしまっていた。美子は自分もできないことがたくさんあったり、人を羨むことがあったことを話したが、自分にもできることを見つけて誇りを持って過ごしていることを伝える。会話の流れで、陸が先日陽と行ったギャラリーで個展を開いていた三島佐千代が、陽の実の母親であることを陸は知る。陸は佐千代が陽の実の母親だということを知ったら、突然逃げるように帰宅した陽の行動に納得した。
帰り際に、美子は陽の誕生日会を開くからきてほしいと陸を誘った。

陸はバイト終わりの沙樹と話しに行き、陽に告白されたことを報告した。陸は自分の気持ちがわからないことを相談したが、「1番言いたいことが言えないってさ、それって好きってことなんじゃないの?」と沙樹に言われる。

父親の映画の仕事の映像を見ながら、とあるシーンに使う2通りの音楽を聴き比べている陽。レマ(演:石川恋)とエリ(演:海沼美羽)という少女たちが話しているシーンで、死期が迫っているレマが死ぬことで3角関係が解決するということを語り合っていた。2つの音楽の違いを父親に求められた陽は「1つ目の方は恋愛って感じがして、2つ目の方は友情って感じがした」と答えた。

陽と陸の関係はギクシャクしていた。下駄箱に手紙が入っていることに気がついた陸。それは陽からの誕生日会の誘いであった。
その夜、陸は母親と2人で話をする。「今の自分が好きじゃないんだ」と話す陸は、自分は心臓の病気のことがあってうまくいかないことが多くあるが、母親には好きなように生きてほしいと願っていた。父親と共に夫婦一緒に世界を飛び回ってほしいし、母親は祖母に気を遣わないで過ごして欲しかった。しかし、母親は「陸が思っているより私は強いんだよ」と言う。母親は祖母とはうまくいかないこともあるし、父親がいなくて寂しく思うこともあるが、祖母には感謝していることが多くあった。バリバリ働いていた母親は、陸を早産で出産した。その際にすぐに駆けつけてくれた祖母は、1人で抱え込まずに頼るということの大切さを教えてくれた。母親は祖母の口うるささは愛情であると思っているため、苦痛なことではなかったようで陸は安心した。母親は父親と離れているが好きな気持ちは変わらないし、陸のことももちろん大切に思っていた。

陽の誕生日会が始まった。宮尾と沙樹、みやこも陽の家に集まり、ひなたと共にケーキのデコレーションをしている。美子が陽に料理の味見を頼むと、陽は味が濃いことをはっきりと伝えられていて、一段と家族になっていた。インターフォンが鳴り、陽とひなたが玄関に向かうと父親が帰宅した。父親の後ろから陸も姿を見せ、陽と陸はもどかしげに笑みを交わす。
パーティーの最中、陽に佐千代からメールが届く。陽は自室に行き、電話で佐千代にお礼を言う。陽が部屋を出ると、そこには陸の姿があった。
陸は告白の返事を陽に丁寧に伝える。陸は自分にはやりたいことも夢もないため、やりたいことをしている陽の姿に距離を感じていた。陸は陽のことは好きだが、好きということが陽の好きと同じ熱量なのかもわからないでいることも伝えた。陽は誕生日会にきてくれたことにお礼を言う。パーティーに戻ろうとする陽を慌てて止めた陸は、陽の姿を描いた絵をプレゼントとして陽に渡した。
陽は自室に陸を招き入れた。壁に陽が描いた美子の似顔絵と、佐千代が描いたサンカヨウのポストカードが飾られていた。その横に陸からもらった似顔絵のプレゼントを貼り付け、2人で眺める。陽と陸はいつかサンカヨウの花を一緒に見に行くことを約束して、寄り添うのであった。

『かそけきサンカヨウ』の登場人物・キャラクター

主人公

国木田陽(くにきだ よう/演:志田彩良)

3歳の頃に母親が出て行ってしまい、それからは父親と2人で暮らしてきた。家事全般は陽が任されており、幼いうちからオカンのような役割を担ってきた。父親の再婚に伴い、新しい母親と4歳の連れ子との4人生活が始まる。しかし家のことはなんでもこなしてきたせいか、頼ることに慣れておらず戸惑いを感じてしまう。
自分を置いて出て行った実の母親への気持ちが募り、水彩画家をしている実の母親の個展に行くが、娘と認識されなかったことを悲しむ。後に、父親の元に実の母親から連絡が来ており、陽の存在に気がついていたことを知る。父親から離婚原因を明かされて、その事実を知った上で改めて実の母親との再会を果たし、徐々に気持ちのわだかまりがなくなっていった。
実の母親と改めて再会したことで、新しい家族とも向き合えるようになっていく。初めは新しい母親に対して疑問があっても指摘できなかったが、次第になんでも話せるようになっていった。呼び名も美子さんからお母さんに変わる。突然できた自由奔放な妹との関係も徐々に良くなっていった。
心臓に病を抱えた同級生の清原陸とは、高校で同じ美術部に所属する。陸も陽と同様に家族との関係に悩んでいて、次第に胸の内をなんでも話せる良き理解者としての関係を築く。次第に陽は陸に対して恋心を抱くようになり告白をするが、陸に返事をうやむやにされてしまう。それは陸が心臓の手術後に自信を失っていて、陽に引け目を感じていたからであった。陽の誕生日会に参加した陸から今の正直な気持ちを聞いて、良い関係に向かっていった。

国木田陽の家族

国木田直(くにきだ なお/演:井浦新)

国木田陽の父親。かつては三島佐千代と婚姻関係にあり、陽は佐千代との間にできた娘である。佐千代とは、陽が3歳の頃に離婚した。離婚原因は女性が仕事をすることや、直が家事に参加しないことなどを話し合っていくうちに、どちらがどれだけ悪いかということを追求しすぎたためである。
仕事は音楽関係で、映画音楽なども手がけている。時には、陽に仕事の音楽を聞いてもらって意見を求める時もあり、陽のことをとても信頼している。
仕事の現場で出会った田畑美子と恋人関係になり、再婚を決める。連れ子のひなたも迎えて4人で生活していく。仕事をセーブすることになった美子に家事に参加してもらい、陽には高校生活を充実させてもらいたいと思っていた。
陽に幼いうちから家事に参加させたり、必要以上に早く大人にさせてしまったことを後悔していた。

(旧:田畑)国木田美子(くにきだ よしこ/演:菊池亜希子)

国木田陽の新しい母親。陽の父親である直とは仕事の現場で知り合い、交際に発展。後に再婚することになる。前の夫とは死別しており、4歳の娘・ひなたを1人で育ててきた。
仕事は通訳をしていたが、家でできる翻訳の仕事を増やして家事にも参加することになる。
いきなり高校生の母親になることへの戸惑いや、関係性作りに悩んでいた。陽が実の母親と再会したことで気持ちに変化があり、呼び名が美子さんからお母さんに変えてくれたことで、家族の関係が徐々に好転していく。
時には陽の友人の陸とも向き合い、悩みに寄り添うこともある。

(旧:田畑)国木田ひなた(くにきだ ひなた/演:鈴木咲)

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『六本木クラス』とは2022年に日韓共同プロジェクトによって製作された日本のドラマ。2020年に韓国で放送された『梨泰院クラス』のリメイク作品で、主演を竹内涼真が務めた。主人公の宮部新は交通事故によって父親を亡くす。しかし事故は大手外食チェーンの長屋ホールディングスの息子・長屋龍河が起こしたもので、その不祥事が明るみに出ないよう、父・長屋茂によって真実は隠蔽された。新は復讐を誓い、長屋ホールディングスを潰してのし上がる計画を立てる。数年後、飲食店の経営者となった新は下剋上に挑む。

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最愛(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

最愛(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『最愛』とは、2021年10月15日から12月17日まで放送された恋愛サスペンスドラマで、主演は吉高由里子。 2017年4月期に、同枠のTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された『リバース』の制作陣が再集結して制作された。 連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマである。 数々のドラマ賞を受賞し、メディアなどでも高評価やランキング上位を獲得した。

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だから私はメイクする(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

だから私はメイクする(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『だから私はメイクする』とは、シバタヒカリによる日本のヤングレディース漫画。原案は、劇団雌猫によるエッセイ集『だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査』。『FEEL YOUNG』2019年8月号より2021年4月号まで連載された。メイクが好きすぎてあだ名が「マリー・アントワネット」の女、推しのためにセルフネイルに励む女、自分のしたいおしゃれと周囲の目で板挟みになっている女など、メイクを通して現代の戦う女性を描いたオムニバスストーリー。2020年にテレビドラマ化もされている。

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君の花になる(きみ花)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

君の花になる(きみ花)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『君の花になる』(きみ花)とは、売れない男性アイドルグループと、彼らの寮母となった主人公の奮闘を描くドラマである。主人公である元高校教師で挫折した経験のある寮母と、「デビューしたい」という夢を追い求めて生きる男性グループ(8LOOM)が、今の現状で満足していいのか、諦めるのかを悩みながらも夢を叶えようと奮闘していく。主人公が挫折した事のある経験から8LOOMへ後悔のないように今を精一杯生きて欲しいと願い、夢を叶えきる事や自分と向き合うことの大切さが描かれている。最終回の視聴率は5.4%である。

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アイネクライネナハトムジーク(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイネクライネナハトムジーク(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アイネクライネナハトムジーク』とは、2014年に発刊された伊坂幸太郎の連作短編集を原作とした、2019年に公開された日本映画である。監督は今泉力哉。会社員の佐藤(さとう)は、恋愛したいと思いつつも「出会いがないから」と理由をつけて恋愛に積極的になれずにいた。それを友人の織田一真(おだかずま)や妻の由美(ゆみ)らが見守る中、佐藤と本間紗季(ほんまさき)は劇的な出会いを果たす。この作品は、佐藤と紗季やその周りを取り巻く人々が10年にわたって織りなす物語を穏やかに描き出す作品である。

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蜜蜂と遠雷(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

蜜蜂と遠雷(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『蜜蜂と遠雷』とは、恩田陸による青春群像劇をテーマとした長編小説であり、またそれを原作とした皇なつきを作画とするコミカライズ作品、そして石川慶監督による実写映画作品である。劇場公開は2019年。 映画作品では、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士が才能のあるピアニストをそれぞれ演じ、ピアノの天才達が集う芳ヶ江国際ピアノコンクールに挑む。一次予選、二次予選を突破し、本選に出場しようと努力するコンテスタントたちの戦いが描かれている。彼らの音楽に対する想いや苦悩、葛藤が演奏を通して見えてくる。

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「ビリギャル」で一躍有名に!石川恋のセクシー水着画像・壁紙まとめ

「ビリギャル」で一躍有名に!石川恋のセクシー水着画像・壁紙まとめ

石川恋といえば、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称「ビリギャル」)の表紙カバーのモデルを務めたことで一躍有名になりましたよね。実は彼女、それ以前に芸能界に入っていたのですがなかなか芽が出ず、「最後のチャンス」として受けたのが「ビリギャル」のモデルの仕事でした。これを機にどんどん仕事が彼女のもとへ舞い込んでくるように!水着グラビアにも挑戦しているので、ぜひご覧ください!

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2020年4月から放送されたTVドラマまとめ!国外のドラマも一覧で紹介!

2020年4月から放送されたTVドラマまとめ!国外のドラマも一覧で紹介!

2020年4月スタートの各放送局のドラマを一覧で紹介。各ドラマの放送日時や放送局、キャストや原作者などを、画像とともに記載している。 日本のドラマに関しては2020年以前のものから曜日別や放送時間別で記載しており、アメリカや韓国のドラマに関しても同様に一覧にしてキャスト等とともにまとめている。

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『おっさんずラブ』の登場人物のファッションまとめ!ブランドを特定したファンのSNS投稿も紹介!

『おっさんずラブ』の登場人物のファッションまとめ!ブランドを特定したファンのSNS投稿も紹介!

ドラマ『おっさんずラブ』の登場人物・キャラクターのファッションが分かる画像や、ファンが特定した服のブランドをまとめてみました。オフィスラブの物語なので、スーツなどフォーマルな装いが多いです。『おっさんずラブ』のファンはもちろん、スーツを着た大人っぽい男性が好きな方も、ぜひチェックしてみてください。

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【半沢直樹】名作だらけ!超面白かったテレビドラマまとめ!【白夜行 など】

【半沢直樹】名作だらけ!超面白かったテレビドラマまとめ!【白夜行 など】

あまり連ドラを見ない方でも知ってるであろう過去の懐かしい話題作や脚本演出が光る最近の名作ドラマをあらすじとともにまとめました。半沢直樹や白夜行など名作だらけですのでぜひ最後までご覧ください!『半沢直樹』は、TBS系列「日曜劇場」枠で放送された、池井戸潤の小説「半沢直樹シリーズ」を原作としたテレビドラマである。

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新感覚法医学ミステリー「アンナチュラル」を徹底紹介!

新感覚法医学ミステリー「アンナチュラル」を徹底紹介!

石原さとみ主演×野木亜紀子脚本のドラマ『アンナチュラル』は、“不自然な死”を専門的に扱う調査機関を描いた新感覚の法医学ミステリー。キャストの熱演に加えて秀逸なシナリオ、斬新な音楽で話題を集め、2018年に放送されたドラマの中でも特に注目を集めた作品である。ここでは、『アンナチュラル』について紹介していく。

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【おっさんずラブ】世界トレンド1位に!ドラマ最終話の実況ツイートまとめ

【おっさんずラブ】世界トレンド1位に!ドラマ最終話の実況ツイートまとめ

2016年に単発ものが放送された後、2018年に連続ドラマが制作された『おっさんずラブ』。キャスト陣の豪華さやストーリーの面白さが話題を呼び、深夜枠ドラマであるにも関わらず多くの視聴者を獲得しました。この記事では、そんな本作の最終話における実況ツイートをまとめています。その内容を見ていると、「泣ける」というところがこのドラマが人気だった一番の理由なのかもしれません。

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「マスカレード・ホテル」など話題作続々!年末年始に地上波初放送された映画一覧

「マスカレード・ホテル」など話題作続々!年末年始に地上波初放送された映画一覧

懐かしの名作や話題の邦画・洋画が連日放映される年末年始。今回は2019年の年末年始に地上波初放送された映画を紹介する。北川景子主演の「スマホを落としただけなのに」や木村拓哉主演の「マスカレード・ホテル」といった大ヒット作が放映され、SNSなどでも大きな盛り上がりを見せた。

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