さよなら絵梨(藤本タツキ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『さよなら絵梨』とは、映画好きの少年・伊藤優太の半生をドキュメンタリー映画風に描いた藤本タツキの読み切り漫画である。『チェンソーマン』などの話題作を次々と送り出した作者の新作ということで、公開前から注目を集めた。
母の闘病から死までを撮影した自作映画を撮った伊藤優太だったが、それが酷評されたことで自暴自棄となるも、ふとしたことから出会った絵梨という少女に作品を絶賛され、彼女を題材にもう一度映画を撮り始める。その絵梨もまた余命いくばくもないことを知り、優太は映画作りにのめり込んでいく。

『さよなら絵梨』の概要

『さよなら絵梨』とは、映画好きの少年・伊藤優太の半生をドキュメンタリー映画風に描いた藤本タツキの読み切り漫画である。『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』、『ルックバック』などの話題作を次々と送り出した藤本タツキの新作ということで注目を集め、2022年4月11日0時に公開されるや200Pという長編にも関わらず多くのファンがこれを閲覧。大きな反響を呼んだ。
映画を題材としており、ほぼ全てのコマの縦横のサイズが映画を意識したものとなっている。物語は「主人公の見た現実」と「主人公の作ったドキュメンタリー映画」をシームレスで行き来する形で構成され、リアルともフィクションともつかぬ展開が特徴となっている。

母に頼まれ、その闘病から死までを撮影した自作映画を撮った少年・伊藤優太(いとう ゆうた)。しかし幼い彼に“母の死”は受け止め切れず、その瞬間を撮影することを拒んだ上に、映画のラストは「病院が唐突に爆発する」という形にしてしまう。これが周囲の人々から酷評されたことで自暴自棄となる優太だったが、自殺することまで考えていた彼の前に絵梨(えり)という少女が現れ、映画を絶賛。自分を題材にもう一度映画を撮ることを勧められる。次第に新たな映画作りに、そして絵梨自身にものめり込んでいく優太だったが、彼女もまた余命いくばくもないことを知って動揺する。

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『さよなら絵梨』のあらすじ・ストーリー

さよなら母さん

12歳になった伊藤優太は、「お母さんは間もなく死ぬ」こと、「その闘病の日々と死ぬまでの姿を動画に残してほしい」ことを、他ならぬ母から伝えられる。母の最期の願いを叶えるべく、それから優太はスマホを手に動画を取り続ける日々を送っていく。しかしまだ幼い彼に“母の死”を全て受け入れることはできず、いよいよ臨終だというその時に母の前から逃げ出し、病院を飛び出してしまう。
その後撮影した動画を編集し、ドキュメンタリー映画風にまとめた「デッドエクスプロージョンマザー」という作品を作った優太だったが、そのラストシーンは「優太が走り去ると同時、母の入院している病院が突如爆発する」というものだった。「創作物にひとつまみのファンタジーを取り入れる」という優太の癖が、自分にとって耐えがたい出来事を“笑い”にすることでショックを和らげたいという心理として表れた結果である。

中学生活の全てを捧げたこの作品に優太は自信を持っていたものの、同級生たちの評判は散々で、「母親の死を冒涜している」と教師たちからも叱責されることとなる。優太はこれに大きなショックを受け、母が息を引き取った病院で自殺することも考え始める。
しかしいざそれを実行しようと病院の屋上に上がった時、優太はそこで自分の中学校の制服を着た同年代の少女と出会う。彼女は優太が「デッドエクスプロージョンマザー」の作者であることに気付くと、彼を問答無用でどこかへと連れ出していく。

もう一度映画を

少女は優太を廃墟に招き、そこに勝手に持ち込んだという映写機で映画を見せ始める。映画鑑賞が趣味であるらしい彼女は絵梨と名乗り、「デッドエクスプロージョンマザー」を絶賛する。そして優太の新しい作品が見たいと言い出し、さらに「今のままでは表現の幅が少なすぎる、もっとたくさんの映画を見るべきだ」と勧める。
初めて自分の作品を理解してくれる人と出会った優太は有頂天になり、自殺をあっさりと取りやめて毎日のように映画を見るようになる。絵梨は古い名画に始まり最新の話題作まで様々な映画に精通しており、廃墟まで赴いて見た映画の要約と感想を彼女に伝えに行くのが優太の日課となっていく。

次の作品のプロットを作っては絵梨にダメ出しされ、却下されることを繰り返す優太。文化祭も近づき、いよいよ作り始めなければならないとなった時、彼は「デッドエクスプロージョンマザー」を叩き台にした新たな作品を思いつく。
それは“「デッドエクスプロージョンマザー」の大失敗を苦にして自殺しようとした主人公が、吸血鬼にそれを止められ、彼女を題材にした映画を撮るも最後は死に別れる”という優太自身の経験とこれからに「ひとつまみのファンタジー」を取り入れたものだった。絵梨もこれを気に入り、2人は本格的に映画製作に取り組み始める。

絵梨と過ごす日々

優太の新しい映画の撮影は、絵梨に主導される形で順調に進んでいく。カメラの中で絵梨は吸血鬼として振る舞い、1200年ほど生きていること、「あの映画を見れば自分の母親に会えるあなたが羨ましい」と語る。そんな中、絵梨が不意に倒れ、優太は彼女もまた余命いくばくもない状態にあることを知る。
これにショックを受けた優太は、かつて母が死んだ時と同様に絵梨の前から逃げ去る。そんな彼に、事情を聴いた父が声をかける。優太の母はテレビのプロデューサーを仕事としており、自分の闘病生活を快復後にドキュメンタリーにするために優太に動画を撮らせていた。そのために彼にひどい言葉を投げかけたことも一度や二度ではなく、父は見て見ぬふりをしながら優太のことを案じていた。だからこそ、優太の作った映画の中で、彼の母が“理想的な優しいお母さん”であるかのように見事に編集されていたことに驚いたのである。

「優太は人をどんな風に思い出すか決める力がある」と父に諭され、優太は絵梨もまたそうやって思い出に残すべきだと、彼女もまたそれを望んでいると、それがまた自分に新たな作品を作る力を与えてくれると信じて病院へと戻る。絵梨と和解した優太は、彼女と様々な思い出を作りながら、その死までを見届けて映像に残し、映画を完成させる。
文化祭で公開されたこの作品は、前作「デッドエクスプロージョンマザー」の酷評を知る者たちからも絶賛。絵梨の友人たちからも「あの子を美化しすぎだけど、あの映画でいつでも彼女を思い出せる」とお礼を言われるのだった。

ひとつまみのファンタジー

優太のその後の人生は映画の中のようにはうまくいかず、それから彼は新しい作品を作ることなく「何かが足らない」気がして絵梨の映画を延々と再編集するようになった。そのまま大学を卒業して就職し、会社で出会った女性と結婚。娘に恵まれ、ごく普通の幸せな家庭を築いた優太だったが、もらい事故で父、妻、娘を一気に失ってしまう。
絶望した優太は、絵梨との思い出の場所で人生に幕を下ろそうと考える。しかしそこにいたのは、学生の頃に別れたままの姿の絵梨だった。呆然とする優太に、絵梨は自分を主役にした彼の映画を観ながら「悪くない作品だけどファンタジーがひとつまみ足らない」との感想を漏らす。思わず“絵梨が吸血鬼”という設定がそのファンタジーだと言い返す優太に、絵梨は「それはファンタジーじゃない、私は本物の吸血鬼だ」と驚きの真実を明かす。

絵梨は吸血鬼として不老不死に近い存在ではあるが、脳の容量には限界があり、記憶が一定まで溜まるたびにそれをリセットしていた。それが絵梨の“記憶の上での死”であり、優太の前から去った理由でもあった。今回はこの映画のお陰で自分がどんな人間か分かって助かったと語る絵梨に、何を言えばいいのか聞けばいいのか逡巡した末に、優太は「君はこれから大丈夫なのか」と尋ねる。
絵梨が不老不死なのだとすれば、今の自分と同様に親しい人間に延々と先立たれる日々を送ることとなる。少なくとも優太には耐えられなかったそんなことを永遠に続けることが苦しくないのか、絶望することはないのか。絵梨は「今までは絶望していた」と認めつつ、これからはこの映画を観て思い出すと語る。

「見るたびに貴方に会える。私が何度貴方を忘れても、何度でもまた貴方を思い出す。それって素敵なことじゃない?」
絵梨の言葉に、彼女にとって自分が“素敵な思い出の一部”であることを理解する優太。もはや交わす言葉も無く、優太は静かに絵梨の前を辞していく。
どうして自分は絵梨の映画を編集し続けていたのか、いったい何が「足らない」と感じる理由だったのか。絵梨との再会は、彼にそれを気付かせることとなった。あの映画には、優太と絵梨の日々には、“ひとつまみのファンタジー”が足らなかったのだ。

それは現実の光景なのか、優太が編集した映画の演出なのか。優太がそこを出た直後、廃墟は大爆発に巻き込まれて崩壊するのだった。

『さよなら絵梨』の登場人物・キャラクター

伊藤優太(いとう ゆうた)

主人公。ごく普通の家庭に生まれた少年だが、映像制作の才能を持つ。登場時は12歳だったが、作中の時間経過に合わせて成長していく。
自分の母親の闘病から死までを描いた「デッドエクスプロージョンマザー」というドキュメンタリー風の自作映画を作るも、文化祭で公開したこれを同級生たちに酷評され、一度は自殺を考える。しかしそんな時に絵梨と出会い、「デッドエクスプロージョンマザー」を絶賛されたこと、新しい作品が見たいと懇願されたことで気を取り直し、彼女を主役にした映画を撮り始める。
本作はほぼ全てのコマが横長のシネマサイズで描かれており、実際に会った出来事なのか優太が撮影した映画のワンシーンなのかはどちらとも取れる形となっている。

絵梨(えり)

ヒロイン。「この町の誰より映画に詳しい」と豪語する、10代半ばの少女。
優太の「デッドエクスプロージョンマザー」を絶賛し、特に彼の作品の特徴である“ひとつまみのファンタジー”を高く評価する。優太に新しい作品を作ってほしいと懇願し、そのために表現の幅を広げるべく大量の映画を観るよう要求。映画作りも主導するように手伝っていく。
その正体は吸血鬼であり、心臓が潰れない限りほぼ不老不死の存在。日光を浴びても“少しなら平気”と語っており、1200年もの時を生きているかのような発言も残している。脳の容量には限界があり、数百年ごとに記憶をリセットしなければならず、その都度親しい人々との別離を経験してきた。

優太の母。自分が病と戦う様を動画に残すよう12歳になった優太に依頼する。
優太の映画では理想的な優しい母であるかのように編集されていたが、実際は自分の仕事の成功のことしか頭にない傲慢な人物で、優太に自分の闘病生活の撮影を頼んだのも「快復したらこれをドキュメンタリーにして成功すること」を目論んでいたためだった。

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