クラピカ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

クラピカとは、『HUNTER×HUNTER』の登場人物で、主要人物の1人。興奮状態になると目が緋色になる少数民族”クルタ族”の生き残り。同胞を惨殺し”緋の眼”を奪い去った幻影旅団を捕まえるため第287期ハンター試験を受験し合格。イズナビの元で修業を積み念能力を習得し、ノストラードファミリーとして裏社会で暗躍しながら亡き同胞の奪われた目を取り戻していく。レオリオの推薦で”十二支ん”のメンバーに抜擢され、残りの目を取り戻すため”B・W(ブラックホエール)1号”に乗り暗黒大陸を目指す。

クラピカのプロフィール・人物像

幻影旅団ウボォーギンとの戦闘で「緋の眼」に変わるクラピカ。

性別:男
年齢:17歳
出身:ルクソ地方
誕生日:4月4日
身長:171cm
体重:59kg
念系統:具現化系/特質系(緋の眼発現時)
旧アニメCV:甲斐田ゆき
新アニメCV:沢城みゆき

クラピカとは、『HUNTER×HUNTER』に登場する主要人物の1人。容姿は黄色の髪に猫目で、中性的な顔をしている。ルクソ地方の森で暮らす少数民族”クルタ族”の生き残りで、クラピカが故郷の村を出てから6週間後に一族全員が、「クモ」と呼ばれる盗賊グループ”幻影旅団”によって惨殺された。さらには”緋の眼”と呼ばれる興奮状態になると深い緋色になり、その美しさから世界7大美色に数えられるクルタ族特有の眼球を全て奪い去られていた。それからクラピカの精神的支柱は、幻影旅団を捕らえ亡き同胞の仇を討ち、奪われた”緋の眼”を取り戻すこととなった。
13人の団員全員がA級賞金首とされている幻影旅団を捕らえるには、ハンターの資格が必要だと考えたクラピカは第287期ハンター試験を受験。そこで出会った『HUNTER×HUNTER』の主人公であるゴン=フリークス、暗殺一家ゾルディック家の三男でゴンの親友キルア=ゾルディック、医者を目指す青年レオリオ=パラディナイトと共に数々の苦難を乗り越え、5つの試験に合格しハンターの資格を手にすることが出来た。

性格は頭の回転が速く冷静沈着、あらゆる突発的な事象にも柔軟で的確な判断を下すことが出来る。ハンター試験会場までの数々の試練にも、クラピカのわずかなヒントから正しい答えを導き出す柔軟さと博学さが功を奏し、無鉄砲なゴンと短気なレオリオを連れて無事に会場へたどり着くことが出来た。
その一方で、幻影旅団のこととなると激昂し冷静さを欠いて制御が効かなくなってしまう面もある。修行で“緋の眼”をコントロール出来るようになるまで、幻影旅団の象徴である蜘蛛を見ただけで頭に血が上るほどだった。ハンター試験の第3次試験で、はったりとして蜘蛛の刺青を入れた敵と対戦した際は、その刺青が偽物だと分かっていながらも怒りで興奮し、相手が負けを宣言しかけているにも関わらず一撃で気絶させてしまった。

「オーラ」と呼ばれる肉体から溢れる生命エネルギーを自在に使いこなす”念能力”を覚えてからは、冷静さに加えて「猜疑心」「個人主義」の面が強くなり、仲間の力を借りず単独行動をすることが多くなる。幻影旅団の1人との決闘も誰にも告げず1対1で戦い、打ち破ったことすら自分からは話さなかった。「1人で戦いきる」というクラピカの覚悟は、念能力の特性にも色濃く反映されている。
クラピカの念能力の系統は、オーラで物質を作り出す具現化系。能力にも幻影旅団への強い憎しみが込められていて、「幻影旅団をあの世へ繋いでおく必要がある」という理由から鎖を具現化。用心深い性格から、鎖は常時具現化し右手に装備し、オーラで物質を操る“操作系”の能力で実物の鎖を操作していると思わせることで、敵に能力を悟られないようにカモフラージュしている。
さらにクラピカは”緋の眼”が発現している間は、身体から溢れるオーラの絶対量が増量し、どの属性にも分類できない”特質系”に変わることが判明。特質系となっている“絶対時間(エンペラータイム)”と呼ばれる時間は、自分の適性以外の系統も100%引き出すことが出来る。5本の指に繋がれている鎖は、それぞれ違う能力が宿されていて、その能力どれもが幻影旅団を捕らえるのに有効的な力がある。さらに能力発動にルールを課し「遵守する」と心に誓うことで能力をより強くする”制約と誓約”により、それぞれの能力に条件を課すことで鎖の強度や性能を格段に上げている。しかし、強力すぎる“絶対時間(エンペラータイム)”の使用は、「発動すると1秒に1時間寿命が縮む」というクラピカの命を懸けた制約があるため受けるリスクも大きい。

念能力を習得した後は、ハンターへ仕事を斡旋する”千耳会(せんじかい)”を訪れ、”ヨークシンシティ”で行われる世界的なオークションに強い繋がりを持つ人物を雇い主として紹介してほしいと希望。千耳会の紹介で、人体収集家として毎年ヨークシンシティを訪れるマフィア”ノストラードファミリー”に雇われることとなった。持前の冷静さに併せて強力な念能力を身に付けたクラピカは、瞬く間にノストラードファミリーの中でも信頼と地位を築いていった。
最終的に若頭の地位まで上り詰めたクラピカは、レオリオの推薦によりハンター協会の最高幹部”十二支ん”のメンバーに抜擢。同胞の目を取り戻すという目的遂行のためメンバー入りを承諾し、”十二支ん”内でも自身の能力を遺憾なく発揮。鋭い洞察力と思考で、計画に必要不可欠な中心人物となった。
クラピカは残りの「緋の眼」を持つ、6つの大陸のうち1大陸を代表する大国であるカキン帝国の第4王子ツェリードニヒ=ホイコーロからすべての目を取り戻すため、第14王子ワブルとその母親オイトのボディーガードとして、カキン帝国王位継承戦が行われる大型船”B・W(ブラックホエール)1号”に乗船。14人の王子に仕える兵士たちが各々の任務を遂行する中、クラピカは最も非力な王子の警護兵でありながら、要注意人物として一目置かれる存在となる。

クラピカの能力・必殺技

クラピカの念能力にはさまざまな複雑なルールや特性がある。念系統は通常時は具現化系、緋の眼発現時は特質系となる。クラピカは鎖を具現化し、常時右手に装備。5本の指に掛けられている鎖にはそれぞれ違う能力を宿していて、緋の眼が出ていないときでも使用できるものもあれば、発現時にしか使えない能力もある。

絶対時間(エンペラータイム)

幻影旅団ウボォーギンとの戦闘で、「絶対時間(エンペラータイム)」を使用するクラピカ。

クラピカの”緋の眼”が発現している間、オーラの総量が大幅に増え念系統は特質系へ変化。この”緋の眼”が発現し特質系となっている時間のことを「絶対時間(エンペラータイム)」という。本来、自分に適した属性の習得率が100%だとすると、その他の属性の習得率は下がり適正ではない系統を100%習得するのはほぼ不可能。しかしクラピカの「絶対時間(エンペラータイム)」が発動している間は、覚えた能力であれば全系統の能力を100%の精度で発揮することが出来る。しかしこの能力を使用している間は、使用時間1秒で1時間寿命が縮むという制約があるためクラピカにとって命を削る能力でもある。

癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)

幻影旅団ウボォーギンとの戦闘で折られた腕を一瞬で治すクラピカ。

右手親指に掛けられている”癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)”に宿される能力は、自己治癒力を最大まで強化しケガを治すことが出来るというもの。クラピカの属性は具現化系であることから、強化系に属するこの能力は”絶対時間(エンペラータイム)”が発動しているとき使用することで効果が増大する。
幻影旅団団員ナンバー11の旅団で一番肉体の力が強い強化系に属するウボォーギンと1対1で交戦した際、ウボォーギンの拳にオーラを集中し全力で打ちぬくパンチ”超破壊拳(ビッグバンインパクト)”がクラピカの左腕に当たって完全に折れていたが、親指の鎖”癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)”で自己治癒力を強化し一瞬のうちに完治させた。

奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)

第14王子ワブルの護衛についたハンターのサイールドの念能力を預かるクラピカ。

人差し指に掛けられている鎖”奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)”には、対象者に注射器を刺すことで相手の念能力を一時的に預かることが出来るという能力が宿されている。注射器でオーラを吸い取り続けることで相手を「絶」の状態にすることも可能。そして預かった能力をイルカ(ドルフィン)にセットすると、イルカが能力の解析を行う。預かった能力は一度だけ使用が可能になり、他人に移動し使用させることも出来る。しかし、セットした能力が解除されるまで強制的な”絶対時間(エンペラータイム)”は続き、長時間の使用はクラピカの寿命に関わるため使用するタイミングは慎重にならなければならない。

束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)

ウボォーギンを”束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)”で拘束するクラピカ。

中指に掛けられている鎖”束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)”は、捕らえた旅団を強制的にオーラが全くでない”絶”の状態にし、念能力を完全に封じた上で肉体の自由を奪う能力を宿している。この能力は、「幻影旅団の団員にしか使用できず、それ以外のものへ使用した場合クラピカは命を失う」という厳しい制約を設けることで、精度と強度を格段に上げた。
対ウボォーギン戦で、クラピカはウボォーギンに中指の鎖を巻き付け肉体強化の念能力を絶った。己の肉体の力だけで鎖を断ち切らなければならないウボォーギンは、全力で引きちぎろうとする。厳しい制約で強度を上げた鎖は、防御力と攻撃力に絶対的な自信があり、他の団員からも戦闘において大きな信頼を得ているウボォーギンでさえも断ち切ることは出来なかった。

導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)

”導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)”により嘘を見抜くクラピカ。

薬指に繋がれている鎖に宿された”導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)”は、使用した相手の嘘を見破ったり、探索をする能力を持つ。この能力は緋の眼が発現していなくても使用することが出来るが、”絶対時間(エンペラータイム)”の間はより強い効力を表す。極限まで集中を高め、自己の認知を越えた感覚で些細な変化を感じ取っているとの見解だが、この能力についてはクラピカ自身も完全には把握しきれていない。
嘘を見抜く能力は通常時の場合その相手と直接対峙していなければならないが、緋の眼が発現している”絶対時間(エンペラータイム)”であれば、1度直接会ったことがある相手の画像からも嘘を見抜くことが出来る。

律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)

クラピカの”律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)”によって死亡するパクノダ。

小指に繋がれている鎖”律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)”は対象者の心臓に鎖の刃を刺してクラピカが掟を定め宣告し、そのルールを破った場合、心臓は鎖によって潰され死に至るという能力。この鎖はクラピカ自身の心臓にも刺さっていて、「”束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)”での攻撃は幻影旅団にしか使わない」という掟を自分に課している。
ウボォーギンとの対戦では最後に使用し、「私(クラピカ)の質問に嘘偽りなく答えること」という掟を宣告した。クラピカの幻影旅団についての情報に関する質問にウボォーギンは何一つ答えることなく、鎖に心臓を握りつぶされ死亡した。
さらにゴンとキルア、レオリオの協力で連れ去ることに成功した幻影旅団団長のクロロ=ルシルフルと、団長を取り戻しにクラピカが指定した飛行船へ出向いた団員ナンバー9で記憶を読む能力者パクノダ、2人にも能力を使用した。その結果、クロロは念能力の使用を封じられ、さらに団員との接触も禁止され、パクノダは「記憶として読み取ったクラピカについての情報を他言しない」という掟を破り命を落とすこととなった。

クラピカの来歴・活躍

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1996年~ 1999年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。働きもせず、しょぼい酒と博打に明け暮れる自堕落で最悪な毎日を送る若者カイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ足を踏み入れ、その後様々なギャンブルに挑んでいく様が描かれる。

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寄生獣(岩明均)のネタバレ解説・考察まとめ

寄生獣(岩明均)のネタバレ解説・考察まとめ

『寄生獣』とは、岩明均による漫画作品、及びそれを原作とするアニメ、実写映画。人間に寄生し、人間を食らう寄生生物。そんな生物(ミギー)が右手に寄生してしまったため、数奇な運命に翻弄されることになった泉新一。単なるモンスター物、ホラー物ではなく高度な哲学性、テーマ性が物語を彩っており、今なお根強い人気を誇っています。

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BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)のネタバレ解説・考察まとめ

BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)のネタバレ解説・考察まとめ

「BLACK LAGOON」は、作者の広江礼威(ひろえ れい)が月刊サンデージェネックスで連載中のガンアクション漫画、およびそれらを原作とした小説・アニメ作品。裏社会の人間が闊歩する犯罪都市・ロアナプラに放り込まれた日本の商社マン・岡島緑郎ことロックは、運び屋の一員となり荒事を請け負うようになる。

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賭博破戒録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

賭博破戒録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

2001年~2004年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。自堕落でどうしようもない毎日を送るカイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ身を投じていく様を描いた前作「賭博黙示録カイジ」の続編として、再びカイジが勝負の世界で奮闘する様子が描かれる。

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Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

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コジコジ(COJI-COJI)のネタバレ解説・考察まとめ

コジコジ(COJI-COJI)のネタバレ解説・考察まとめ

『コジコジ』とは、漫画家さくらももこによる日本の漫画作品、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。漫画は『きみとぼく』で1994年から1997年まで連載され、アニメは1997年から1999年まで放送された。メルヘンの国に住む主人公「コジコジ」と、その仲間達の日常生活を描いた作品。さくらももこの持ち味であるシュールさやブラックジョークをふんだんに用いて描かれている。

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