音街ウナ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

音街ウナ(おとまち うな)とは、CGやキャラクターデザイン等の制作を行っている会社「エム・ティー・ケー」企画による、株式会社「インターネット」社発の音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。声優・田中あいみ(たなか あいみ)の声をベースにボイスが作られ、後に株式会社「エーアイ」が開発した「AITalk」を用いた発話用ソフトも開発された。

『Colorful Story』

1. 法被演頭(Instrumental)
2. シュガースパイシーダンス
3. このつまらない日々が素晴らしい
4. このとくべつな音色が素晴らしい
5. はやくそれになりたい!
6. ポジティブ☆ダンスタイム
7. 夢色フェスティバル
8. ポッピンキャンディ☆フィーバー!
9. Unfinished Colorful Story
10. 魔法が解けた朝に(Instrumental)

「音街ウナを使うボカロPの第一人者」として有名なボカロP キノシタによる音街ウナオンリーアルバム。2018年8月10日に開催された大型同人即売会『コミックマーケット94』にて販売が行なわれた。
キノシタの音街ウナ歌唱楽曲(一部、鏡音リンが参加)を集めた音街ウナオンリーのアルバムとなっている。キノシタを音街ウナの第一人者として決定づけた人気楽曲「はやくそれになりたい!」や「ポジティブ☆ダンスタイム」の収録も行なわれている。なお、トラック1とトラック10のみインストゥルメンタルソングの為、音街ウナの歌唱は行なわれていない。

『comix unacode』

1. シンデレラダウンタウン
2. サンデーMALL
3. area51(Breaks Style)
4. 侵略えいりあん(Remastar)
5. 侵略↓えいりあん
6. 砂どけい
7. 背景シエラからアトラスまで
8. Who are You?(try to sing mix)
9. cappuccino
10. you think so
11. キミとCAST(178 REMIX)
12. Shibuya 2 step

作曲家・Y.Satoによる音街ウナオンリーアルバム。発売日は2018年8月1日である。
Y.Satoは、普段はスーパーファミコンやNintendoDSなどの家庭用ゲーム機の内蔵音源を使った音楽作品の公開をメインに活動している作曲家だ。ボカロ曲の制作も少なからず行っており、NHKのラジオ番組『エレうた!ver.0.1』で放送されたボカロ・MEIKO歌唱楽曲「北方の平原にて」の作曲者であることで知られている。本作は、そんな電子音を用いた作曲が得意な作曲家・Y.Satoによる音街ウナオンリーの1枚となっている。Y.Satoの作風が光る音街ウナ楽曲が全12曲収録された。

『Una-Chance! feat.音街ウナ』

1. はやくそれになりたい!
2. ちがう!!!
3. キライ・キライ・ジガヒダイ!
4. 365日綴り続けた恋文のように
5. 踊る恐竜さん
6. ワビ・サビ・ゾンビ
7. Booo!
8. マニック
9. 再演
10. どぅーまいべすと!
11. ぷりてぃんくるしすたぁ
12. ウシノヒ☆アブダクション
13. カンデンさせちゃうぞ
14. ever
【BONUS TRUCK】
15. どぅーまいべすと!

音街ウナの生誕2周年を記念して制作された、音街ウナ公式コンピレーションアルバム。ウナギ帽子がトレードマークである音街ウナにちなんで、2018年の「土用の丑の日」であった10月24日に行なわれた。
収録曲数は15曲。動画サイトで好評の音街ウナソングに加え、人気ボカロP達による書き下ろし楽曲の収録がされた。ジャケットには『音街ウナ TalkEX』のデザインを担当したイラストレーター兼漫画家のさいとうなおきによる、新規デザイン衣装を身にまとった音街ウナのイラストが使用された。また封入特典としてイラストレーター・blueberry描き下ろしの「音街ウナデフォルメイラスト」のアクリルキーホルダーが全3種、ランダム封入され、ファン歓喜の音街ウナづくしのアルバムとして制作された。

音街ウナの代表曲

キライ・キライ・ジガヒダイ!

ボカロP 和田たけあき(くらげP)による音街ウナ歌唱楽曲。公開日は2016年7月25日である。
音街ウナ発売前に公開されたデモソングの1つ。和田たけあきいわく、「怪獣の歌です。」とのこと。楽曲名の「ジガヒダイ」は漢字に直すと「自我肥大」と推測される。「他の子と自分は違う」「特別な存在なんだ」と思い込んでいる少女が、周囲をけなしながら自分の事を認めてほしいという思いの丈を訴える歌となっている。通常の歌唱パートに加え、「ピャ~っ!」という奇声のような音や、メロディーに合わせてセリフを喋るだけのパートがあるなど、音街ウナのボイスでできる様々な技術を見せつけた楽曲に仕上がっている。
投稿から約10ヶ月後の2017年5月1日にミリオンを達成。音街ウナのオリジナル楽曲の中で初のミリオン達成を獲得した楽曲である。

夜想モンスター

ボカロP 40mPによる音街ウナ歌唱楽曲。公開日は2019年9月30日である。
とあるモンスターの少年と人間の少女の出会いと別れを綴った物語音楽。化け物である少年が、自分の姿を隠してくれる夜の間だけ人間の少女と交流をしていく日々の話となっており、ラストの切ない展開には胸掴まれるものがある。音街ウナのかわいらしくも鋭さを合わせもった歌声も、とても聞き取りやすく心地の良いものに仕上がっている。バンドサウンドで作られたロック調のメロディーがもつ切なさも人々の心を掴んでいる要因の1つであり、「クールなぼかうた」として高い評価をされている。
ニコニコ動画で殿堂入り、YouTubeにて20万回を越える再生回数を誇る楽曲である。

Booo!

ボカロP TOKOTOKO(西沢さんP)による音街ウナ歌唱楽曲。公開日は2018年10月24日である。
音街ウナの誕生2周年目を記念して制作された公式コンピレーションアルバム『Una-Chance! feat.音街ウナ』の為に書き下ろされた楽曲。音街ウナの誕生を祝うアルバムへの収録曲として制作された為か、「誕生日」をテーマに歌われている。しかし誕生日を祝う楽曲というよりは、大事な相手に誕生日を忘れられてしまった人の心情を歌った、ちょっとひねくれたラブソングとなっている。
その為、公開された動画に添えられたTOKOTOKOのコメントも「誕生日 忘れちゃだめだ 怒られる(五七五)」とお祝いメッセージというよりは、誕生日の大事さを説くような内容のものが載せられている。
ニコニコ動画で殿堂入り、YouTubeにて185万回超えの再生回数を誇っている他、多くの歌ってみた動画やMMD動画などの派生作品が生まれている人気楽曲である。

音街ウナのミュージックビデオ(MV/PV)

ちがう!!!

ボカロP カルロス袴田(サイゼP)による音街ウナ&初音ミクのデュエットソング。公開日は2016年11月17日である。
カルロス袴田の初となるミリオン達成楽曲であると同時に、音街ウナのオリジナル楽曲において2番目の殿堂入り達成楽曲となっている。一見すると何かふざけたネタ曲のような曲名の楽曲となっているが、その内容自分とは全く違う存在で生まれて、生きている人がいることの素晴らしさ、そんな誰かと出会えた奇跡のすごさを歌った深イイ楽曲となっている。
音街ウナと初音ミクの高音が綺麗に響くハイテンポの旋律が特徴的であると同時に、動画中に行われる音街ウナと初音ミクの漫才のような掛け合いが印象的な作品となっている。漫才に関しては、後々のカルロス袴田が作る動画の多くに採用されている。なおこの動画そのものを作っているのもカルロス袴田であるとのこと。
アーケード音楽ゲーム「maimai」への収録が行なわれている他、カラオケ「JOYSOUND」での配信も行なわれている。音街ウナの知名度をあげるのに大きく貢献した楽曲とされている。
なお、カルロス袴田は「ダイナミック自演ズ」という名前でも活動しており、YouTubeのMVはこの名前を使用しての公開が行なわれている。

はやくそれになりたい!

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