来世は他人がいい(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『来世は他人がいい』(らいせはたにんがいい)とは、2017年10月号より小西明日翔が『アフタヌーン』(講談社)にて連載しているヤクザを題材とした漫画である。関西のヤクザ一家に生まれ育った「染井 吉乃(そめい よしの)」は関東のヤクザの孫である「深山 霧島(みやま きりしま)」との結婚を勝手に決められ、東京で暮らすことになった。吉乃の関西弁でドスの利いた啖呵や、何を考えているのかがわからない霧島、本当に結婚できるのか先がわからない2人の関係性などが魅力的な作品である。

吉乃の無茶振りにやる気を出す霧島

霧島はチンピラや半グレ集団を処理して小津の件の落とし前を付けさせ、午前0時までにすべて終わらせたら彼氏にしてくれないかと吉乃に提案する。吉乃は始めこそ霧島の提案には乗らなかったが、2人の賭けであれば2人で勝負するのが筋だと言う。そして霧島に「アンタが日付変わるまでに全部片付けてそのあとわたしにも勝ったら 恋人でもなんでもなったるわ」と言い放った。それに霧島は恍惚とした表情で「…さすが吉乃 すげえやる気出た」と本当にやり遂げそうな勢いであった。

吉乃「小津くん大丈夫?さっきの続きや 飲み直しながらゆっくり話そか」

小津と話の続きをしようという吉乃と霧島

霧島は夜の公園にあつめたチンピラや半グレ達を一掃し、吉乃は赤座しおりの件でドライヤーで殴った天パのチンピラを倒した。翔真の方も一件落着したところで、天パのチンピラに殴られた小津が目を覚ます。合流した霧島と吉乃は今回の件の元凶である小津に「小津くん大丈夫?さっきの続きや 飲み直しながらゆっくり話そか」と声をかける。

『来世は他人がいい』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

東京にソース選びの自由はない

東京にソース選びの自由はないと、吉乃の荷物にソースを詰める蓮二

吉乃の荷物に箱いっぱいのソースを詰める蓮二は、東京に行ったらソース選びの自由はないと言う。関西の人間はウスターソースやとんかつソースを使い分け、どろソースまでも使いこなし、天ぷらにもソースをかける。東京はソース文化が薄いのか中濃ソースでだいたいを済ますので、中濃ソースしか売っていない場合が多い。このことに吉乃は東京で暮らすハードルを初めて感じ、霧島に天ぷらにはソースをかけると言うとドン引きされたのであった。

吉乃の病院嫌い

高熱を出したときに霧島に病院に連れて行かれた吉乃

昔から気に入らないことがあるとメェメェと鳴く吉乃は、東京に来て初めて熱を出したときもメェメェと鳴いていた。病院が嫌いな吉乃は意識が朦朧(もうろう)としている中でも「メ゛ェ~」と霧島に抗議する。

刺青(いれずみ)の目潰し

白いシャツ越しの刺青が気になる幼い吉乃

ヤクザの背中には刺青(いれずみ)が彫られていることが多く、布袋や翔真、霧島の背中にも大きな刺青が彫られている。吉乃は白いシャツ越しに見える虚空蔵菩薩(こくうどうぼさつ)に目潰しするのが癖であり、布袋は吉乃の前では白いシャツを着るのをやめている。成長した今でも吉乃はたまに霧島の背中の虎に目潰しする。ちなみに翔真の背中には龍が彫られている。

萼と霧島は下戸

酔って寝てしまった萼を運ぶ若かりし日の蓮二

大阪でのお墓参りを済ませた吉乃一家と霧島は宴をしていた。そこで初めて霧島がお酒が飲めない下戸(げこ)だということが判明する。吉乃はこのことを知らなかったが、霧島の祖父の萼(がく)も下戸で甘い物ばかり食べていたので、蓮二は霧島も下戸なのではないかと思っていた。若かりし頃の蓮二は近くで火事が起きたのにも関わらず、お酒を呑んで寝てしまった萼を背負って1kmほど走ったと言う。

萼とそっくりな霧島

笑ったところがそっくりな萼と霧島

蓮二は萼が初めて買った車を勝手に借りて川に突っ込んだ話をする。その話がツボに入った霧島は大声を上げて笑っているが、若かりし頃の萼も今の霧島のように笑い、捨てられていた自転車に折れた車のサイドミラーをつけて謝りに来た蓮二をボコボコに殴っていた。

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