神威がくぽ(VOCALOID)とは【徹底解説まとめ】

神威がくぽ(かむい がくぽ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。正式名称は『がくっぽいど』。神威がくぽはキャラクター名である。歌手のGACKT(がくと)の声をもとに制作された。インターネット社初のボカロソフトおよびキャラクターでもある。

神威がくぽの概要

神威がくぽ(かむい がくぽ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。正式名称は『がくっぽいど』であり、神威がくぽはキャラクター名兼愛称である。楽器や電子音楽器機のブランドの1つであるヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』に対応したボーカル音源であり、メロディと歌詞を入力し、音源に歌わせる仕組みとなっている。

2008年7月31日。当時発売されていたヤマハの音声合成システム『VOCALOID』シリーズの2機目であった『VOCALOID2』を用いて制作された。神威がくぽが発売された時点で、すでに『VOCALOID2』を使用したボカロは複数誕生していたが「歌唱パートの制作」を目的としたそれまでのボカロソフト達とは異なり、神威がくぽは「より人間らしい声」を追求した音声ソフトとして制作が行なわれた。これは後に発売されるインターネット社発の他のボカロ達にも共通して設けられている目標となっており、インターネット社のボカロ開発の大きな指針ともなっている。なお、神威がくぽにボイスのもととなる音源を提供したのは、日本を代表する歌手・GACKTである。神威がくぽは、GACKTの声を忠実に再現する事を目標に制作された。

また神威がくぽが生まれた頃、2007年に誕生したボカロ・初音ミクをきっかけにネット界にてボカロブームが巻き起こっている最中だった為に、新たなボカロとして誕生した神威がくぽは発売前から多くのボカロユーザーに注目されるボカロとなった。さらにボイスのベースがGACKTであった事や、キャラクターデザインを人気漫画『ベルセルク』の作者である三浦建太郎が務めた事も神威がくぽに注目が集まる要因となった。
後に続々と発売される『VOCALOID』シリーズの最新機達に対応したソフトの発売も行われ、神威がくぽはボカロ音楽を盛り上げるボカロソフトおよびキャラクターとして名を馳せていくのであった。

神威がくぽの歴史

2008年、神威がくぽ誕生

一番最初に売り出された『がくっぽいど』のパッケージ。

2008年7月31日、神威がくぽ誕生。ヤマハの音声合成システム『VOCALOID』シリーズの2機目であった『VOCALOID2』に対応した、音声合成ソフトとして誕生した。開発元は株式会社「インターネット」。インターネット社最初のボカロソフトとして開発・販売が行なわれた。
インターネット社いわく「歌唱」だけを目標として制作されてきたボカロの代表的なソフトおよびキャラクターである初音ミク等の従来のボカロ達と異なり、神威がくぽは「より人間らしい」ボイスを目標に制作されたという。これは後に発売される神威がくぽ以外のインターネット社のボカロ達にも適用された目標となっており、インターネット社のボカロ開発における大きな指針になっている。
また神威がくぽが発売された当時、ネット上では初音ミクによるボカロブームが巻き起こっている最中であり、新たなボカロの誕生として神威がくぽはボカロユーザー達の注目を浴びる事になる。さらに発売決定に先駆け、公開されたキャラクターデザインが人気漫画『ベルセルク』の作者である三浦建太郎によるものであった事やボイスのベースとなった人物が日本を代表する世界的ロックスターのGACKTであった事が話題を呼び、神威がくぽは多くの人々の注目と期待を集める中で発売がされる事となったのだった。

発売から5日で投稿曲数が200を超える

神威がくぽのボイスのもととなったGACKTが審査委員として参加したコンテスト『がくっぽいどコンテスト』のWebサイト画面。

人々の期待が高まる中で発売がされた神威がくぽは、その期待の影響か発売からたったの5日で、動画サイトへの楽曲投稿数が200を超えるという事態を巻き起こす事となる。通常、楽曲制作にはそれなりの時間がかかるものだが、たったの5日でこれだけの投稿数を達成した事から考えるに、どうやら神威がくぽ発売前から歌わす楽曲の制作に取り組んでいるユーザー達が多数いた事が推測される。それだけ神威がくぽというボカロへの期待が、人々から高かったという事だろう。
2009年には神威がくぽの音声提供者であるGACKT本人が審査委員を担当する神威がくぽの楽曲コンテスト『がくっぽいどコンテスト』も開催され、コンテスト用に作られた新たな神威がくぽソングが多く生み出される事となった。応募総曲数は255曲もあったと公表されており、神威がくぽを用いるボカロユーザーの多さがよくわかる数字となっている。なお、コンテストでは最終的に255曲中10曲が優秀賞などの賞を与えられる事になったという。

後続シリーズの登場、ソフトウェアとしての発展

後続として誕生した新たな『がくっぽいど』ソフト、『VOCALOID4 がくっぽいど』版の神威がくぽ達。

2012年、インターネット社はヤマハが新たに開発した『VOCALOID』シリーズ3機目にあたるシステム『VOCALOID3』に対応した神威がくぽのソフトを発売。『VOCALOID3 神威がくぽ』と名付けられたこのソフトは、「Power」「Whisper」「Native」の3種類の歌声ライブラリが存在し、それぞれ個別のパッケージでの販売が行われた。これまでのボカロにも、このような複数の歌声ライブラリを持ったソフトが存在するが、それらを個別で売り出していたソフトは神威がくぽと同じインターネット社発のボカロ・GUMIだけであり、この販売方法はインターネット特有の販売方法として定着していく事となる。ライブラリ毎に神威がくぽのデザインも新調され、「Power(パワフルな歌声)」「Whisper(ささやくようなやさしい声)」などの各ライブラリの特徴にあったアイテムやポーズが与えられた。なお、「Native」に関しては『VOCALOID2』版のボイスを『VOCALOID3』に対応させる為に調整したものとなっている為か、アイテムなどに大きな変化は存在していない模様である。
2015年には『VOCALOID3』の後継機として制作された『VOCALOID4』対応版のソフト『VOCALOID4 がくっぽいど』も発売され、『VOCALOID4』に備えられた機能「グロウル(「ダミ声」「悪声」「がなり声」といった声のこと。 日本では「デスボイス」と言われる事もある)」や「クロスシンセシス(2つの異なる歌声を一緒に使う事ができる機能)」を使用しての歌唱制作が可能となった。これにより、従来のソフト達以上に幅広い歌い方をさせる事が可能となり、神威がくぽはソフトウェアとして大きく発展を遂げる事となったのだった。

「キャラクター」としての様々なメディア展開

神威がくぽ歌唱の楽曲『ヴェノマニア公の狂気』(作:悪ノP)を原作にしたボカロ小説の表紙。

ソフトとしての新たな進化を遂げていく中、神威がくぽは様々なメディア展開も見せていく事となる。ボカロブームの火種役であった初音ミクが、ソフトウェアとしての人気だけではなく、キャラクターとしての人気も集めていたのと同様に、神威がくぽも1人のボカロ「キャラクター」として人々から人気を見せるようになったのである。アクリルキーホルダーや缶バッジ、ねんどろいどなどの様々なグッズ展開はもちろんのこと、神威がくぽの楽曲のみを集めたオンリーコンピレーションアルバムなどの発売も行なわれるようになる。
さらに2011年頃から、「ボカロ小説」と呼ばれる小説ジャンルが流行りだす。「ボカロ小説」とはボカロ音楽を原作に作りあげられた小説のことである。誕生当初は1冊完結型が多かったが、次第に『カゲロウプロジェクト』のような同世界観で作られた複数の楽曲で構成されている『楽曲シリーズ』系をもとにした、長いシリーズものも作られるようになる。そのなかには、ボカロP 悪ノP作の中世風物語音楽「ヴェノマニア公の狂気」のような神威がくぽ歌唱の楽曲を原作にしたものも存在した。これらのボカロジャンルの展開は、その後も進化を遂げていき、小説化のみならず漫画化やアニメ化、コミカライズ化やアニメ化、さらには舞台化なども行われ、ボカロは世間の人々の関心をどんどんと集めていく事となる。
またボカロPやボカロ曲等をカバーしていた歌い手達の中から、ボカロ曲を通してメジャーCDの発売やボカロを介さないアーティストとしてデビューをする者が続出。ボカロ曲を制作していた時の経験を活かし、作曲家としてアニメのOPやゲームの挿入歌などの様々な形で他アーティストへの楽曲提供をする者や、ボカロとは別にアーティストとしてのオリジナルソングの発表など様々な活動を展開する者が増え、米津玄師や須田景凪、まふまふやEveと、続々と人気アーティストが生まれていく。
そのような展開の広がりから、ボカロ音楽はさらに世間からの認知度を高めていく事となり、ネット音楽と呼ばれるジャンルの1つとして名を馳せる事となる。ボカロ音楽はさらに世間からの認知度を高めていく事となり、ネット音楽と呼ばれるジャンルの1つとして名を馳せる事となる。神威がくぽの名前もこれらの流れと共に世間に広まっていく事となったのだった。

神威がくぽのソフト一覧

がくっぽいど(VOCALOID2版)

『がくっぽいど(VOCALOID2版)』の神威がくぽ。

『がくっぽいど』最初のソフト。発売日は2008年7月31日である。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの2機目にあたる『VOCALOID2』をもとに作りあげられた。開発元は株式会社インターネットである。
歌手・GACKTの声をもとに作られた。歌唱パートを制作する事を目標に作られてきたこれまでのボカロ達と異なり、いかに「人間らしい声」を作れるかを重視しながら制作されたボカロとなっている。なお、いかに「人間らしい声」を作れるかという目標は、神威がくぽ以降に誕生したインターネット社のボカロ達の制作においても重要視されており、インターネット社のボカロ開発における大事な指針となっていると推測される。
使用時の推奨テンポは60 - 150BPM、推奨音域はA1 - C4である。発売時には、ボカロ初心者の為に用意された詳細なマニュアルの添付が行なわれた他、GACKTの楽曲「君に逢いたくて」「RETURNER 〜闇の終焉〜」を使用したサンプル曲のデータも同梱され、初心者への至り尽くせリな内容での販売となった。
キャラクター的な見た目は、紫色の長髪が特徴的な侍のような姿をした青年となっている。衣装コンセプトは「電脳和装」。手には「楽」の文字が入った扇子が握られており、腰には刀がささっている。なお、この刀には「楽刀・美振 (がくとう・みぶり)」という銘がある事が明らかさにされている。イラストデザインを担当したのは、漫画『ベルセルク』で人気を博している漫画家・三浦健太である。

VOCALOID3 がくっぽいど

『VOCALOID3 がくっぽいど』版の神威がくぽ達。本作は複数の種類の歌声ライブラリが存在しており、各ライブラリに合わせて神威がくぽが存在する。左上が「WHISPER」版、手前が「Power」版、右上が「NATIVE」版の神威がくぽとなっている。

『がくっぽいど』シリーズ、2つ目にあたるソフト。発売日は2012年7月13日である。ヤマハの音声合成システム『VOCALOID2』の後継機として制作された『VOCALOID3』に対応したソフトとなっており、男性ボイスのボカロの中では、初めて『VOCALOID3』に対応したソフトともなった。
本ソフトは3種類の歌声ライブラリ(「POWER」「WHISPER」「NATIVE」)が作られたソフトとなっており、発売当初は各ライブラリごとに個別のパッケージが作られる形で売り出された。後に3種類全てを同梱したパッケージ『がくっぽいど COMPLETE』の発売も行なわれた。「POWER」と「WHISPER」は本ソフトで初めて作られた追加音源にあたる歌声ライブラリとなっており、「POWER」=「パワフルな歌声」、「WHISPER」=「ささやくようなやさしい声」といったボイスに仕上げられている。「NATIVE」は、前作の『VOCALOID2』に対応する形で作られた『がくっぽいど』のボイスを『VOCALOID3』対応用に調整し直したものとなっている。
楽曲制作時の推奨テンポは60 - 150BPM、推奨音域はPOWERとNATIVEがA1 - C4、WHISPERがA1 - G3だという。
3種類のライブラリの個別発売という事もあり、神威がくぽもそれぞれのライブラリに合わせたデザインが行なわれている。衣装デザインに大きな変化はないが、それぞれの神威がくぽが手にしているアイテムが異なったり、胸の飾りの色やデザインが多少異なるなどの些細な違いが存在する。

VOCALOID4 がくっぽいど

『VOCALOID4 がくっぽいど』のパッケージ。 『VOCALOID3 がくっぽいど』同様、本作も複数の種類の歌声ライブラリが存在しており、各ライブラリに合わせて神威がくぽが存在する。左上が「WHISPER」版、手前が「Power」版、右上が「NATIVE」版の神威がくぽとなっている。

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