サー・ナイトアイ／佐々木未来（僕のヒーローアカデミア）とは【徹底解説・考察まとめ】

サー・ナイトアイ／佐々木未来のプロフィール・人物像

ヒーロー名：サー・ナイトアイ
名前：佐々木未来
個性：「予知」
誕生日：1月2日
身長：200cm
血液型：AB型
担当声優：三木眞一郎

サー・ナイトアイ／佐々木未来（ささき みらい）とは、個性という超常能力を備えたヒーローが、個性を悪用するヴィランを倒し、人々を守る物語『僕のヒーローアカデミア』に登場するプロヒーローで、No.1ヒーロー、オールマイトの元サイドキック（相棒）としてヒーロー活動を行なっていた。その後、ナイトアイ事務所を設立し、サイドキックのバブルガールとセンチピーダーを雇った。またインターン生として、オールマイトの後継者に相応しいと自身が期待したルミリオン／通形ミリオや、実際にオールマイト自身が後継者として認めたデク／緑谷出久を受け入れる。
彼の個性は、「予知」。対象に触れ、目を合わせる事で、その人物の未来を見ることができる。この個性を活かして、敵の攻撃を避けたり、調査の際の情報収集を行う。死穢八斎會（しえはっさいかい）の潜入捜査では、個性によって、敵アジトの情報を得ることに成功した。
彼は、冷静沈着で、自分にも他人にも厳しいストイックな性格をしている。しかし、その冷徹で厳しい印象とは裏腹に、仕事においては、ユーモアを尊重している。彼がユーモアを尊重しているのは、笑顔でヒーロー活動をしていたオールマイトの影響だ。サー・ナイトアイはオールマイトの熱烈なファンであり、サイドキックを雇うつもりのなかったオールマイトを熱意で根負けさせ、自らを雇わせた。その後、サー・ナイトアイは、オールマイトが凄惨な死を迎えてしまうという未来を見てしまい、彼の行く末を案じてしまう。そこで、オールマイトにヒーロー引退を勧めるが、オールマイトはヒーロー活動を続けようとする。その結果、2人は意見が対立してしまい、仲違いすることになった。
死穢八斎會（しえはっさいかい）潜入捜査の際に、若頭オーバーホールとの戦いで命を落としてしまう。

サー・ナイトアイ／佐々木未来の能力・個性

個性：予知

サー・ナイトアイの個性は、「予知」。対象に触れ、目を合わせる事で、1時間の間その人物の未来の行動を見ることができる。カメラフィルムが連続で映し出される感覚で、未来の行動を見る。未来予知という強力な個性だが、発動後、24時間のインターバルが必要で、連続使用はできない。この個性は、対象者がとりうる行動によって、自身の行動をその未来に応じて、変化させることで、敵の攻撃を避ける使い方や、対象者が持っている情報を得るための、調査としての使い方がある。
彼は、予知個性を使い続けてきたため、戦闘シーンでは、個性を使わずとも相手の動きを予測することが可能である。

サー・ナイトアイ／佐々木未来の必殺技

超質量印

約5kgものハンコを指で挟み、それを軽々と敵に向かって投げる技だ。細身に見えるサー・ナイトアイだが、鍛え抜かれたフィジカルで、いとも簡単にやってのける。死穢八斎會潜入捜査で、ヴィラン連合のトゥワイスの個性「二倍」により、死穢八斎會のメンバーが増殖していた。その増殖した偽物をに対して、この技を使用し、撃退したのであった。

サー・ナイトアイ／佐々木未来の来歴・活躍

オールマイトのサイドキック

サー・ナイトアイはオールマイトの熱烈なファンであった。そのため、サイドキックを雇うつもりのなかったオールマイトに頼み込み、自らを雇わせた。サイドキックとして、オールマイトのヒーロー活動の事後処理や事務手続きを担当していた。オールマイトが因縁の相手オール・フォー・ワンと戦った後、サー・ナイトアイはオールマイトが凄惨な死を迎える未来を見てしまう。その行く末を案じたサー・ナイトアイはオールマイトにヒーロー引退を勧める。しかし、オールマイトは平和の象徴として、自らがまだ必要だと感じ、ヒーロー活動を続けてしまう。2人の意見が対立してしまい、サー・ナイトアイはオールマイトのサイドキックを辞めるのであった。その後、サー・ナイトアイは自らの事務所を立ち上げる。そこでは、サイドキックとしてバブルガールやセンチピーダーを雇った。

ルミリオン／通形ミリオへの期待

サー・ナイトアイは雄英高校の生徒であるルミリオンをインターン生として雇う。彼は、強力な個性を持っており、前途有望であった。そのため、サー・ナイトアイはオールマイトの後継者として、ルミリオンを育てようとした。サー・ナイトアイは戦闘における予測能力の大切さや実践経験をルミリオンに叩き込んだ。そして、ルミリオンは雄英高校でトップの実力を持つビッグ3に名を馳せた。

友の認めた後継者

サー・ナイトアイはルミリオンをオールマイトの後継者にしようとしていた。しかし、オールマイト本人が後継者として選んだのは、無個性のデクであった。そのデクがインターン生としてサー・ナイトアイ事務所にやってきた。デクのことを快く思っていないサー・ナイトアイではあったが、採用試験を経て、デクをインターン生として迎え入れることとなった。

死穢八斎會潜入捜査

サー・ナイトアイ事務所では、インターン生としてルミリオン／通形ミリオを受け入れていた。サーは、ルミリオンがオールマイトの後継者として相応しいと考えていた。しかし、オールマイトは後継者にデク／緑谷出久を選んだ。そのため、サー・ナイトアイはデクを認めていない。そのデクがインターンの申し込みで、サー・ナイトアイ事務所に訪れた。サー・ナイトアイはデクに採用試験を受けさせる。試験では、デクを不合格にした。しかし、当初からデクをインターン生として受け入れるつもりであったため、デクをインターン生として参加させた。
その後、サー・ナイトアイ事務所では、怪しい動きをしている指定暴力団隊死穢八斎會の極秘調査を開始する。そんな中、インターン生のルミリオンとデクをパトロールに出掛けさせる。そこで、死穢八斎會の若頭オーバーホールと謎の少女壊里（えり）と遭遇してしまう。壊里は恐怖で震えており、デクは壊里を保護しようとする。一方で、事務所が極秘に調査しているため下手な動きをしてはいけないと判断したルミリオンは、その場を濁そうとする。結果的に、壊里を見逃すことになった。
死穢八斎會の調査が進み、組織ぐるみで個性消失弾を製造していることが発覚する。さらに、その弾薬の材料は、壊里の細胞であることが判明した。壊里の個性は「巻き戻し」というもので、その巻き戻しの能力を個性消失弾に悪用されていた。死穢八斎會を逃さないために、サー・ナイトアイは全国のプロヒーローに応援を要請した。さらに、組員の行動を個性である予知能力を使い、敵アジト内部への進入経路を把握することに成功する。
そして、死穢八斎會潜入調査が開始される。アジト内では、オーバーホールの手下である死穢八斎會、入中常位（いりなか じょうい）の個性「擬態」により、壁が自在に変形させられ、経路が遮断されてしまう。透過の個性を持つルミリオンが1人でオーバーホールを追った。サー・ナイトアイたちは入中の個性に苦戦を強いられる。そこに、ヴィラン連合のトガヒミコとトゥワイスが現れ、ヒーローたちに襲い掛かる。ヴィラン連合は死穢八斎會と手を組んでおり、個性「変身」で自在に化けられるトガと物質を2倍に増やす個性を持っているトゥワイスを差し向けていた。そこで、サー・ナイトアイは、自前の5kgの印鑑を駆使し、予想以上の戦闘力を見せつける。
一方、オーバーホールを追っていたルミリオンはとうとう追い着き、オーバーホールの手下である死穢八斎會の音本真（ねもと しん）、酒木泥泥（さかき でいどろ）と対峙する。音本の個性「真実吐き」、酒木の個性「泥酔」に苦しめられるが、2人を見事撃退し、壊里を一旦助けることに成功する。しかし、壊里を取り返そうとするオーバーホールが攻撃を繰り出す。ルミリオンは、強力な透過の個性と培った予測と戦闘経験により、オーバーホールを圧倒する。しかし、死穢八斎會の音本が個性消失弾を隠し持っており、壊里を標的にした。壊里を守ろうとしたルミリオンは庇って個性消失弾を受けてしまう。個性を失ってしまったルミリオンは絶体絶命の大ピンチに陥る。それでも、ルミリオンは今まで培ってきた予測と実践経験を駆使し、オーバーホールに必死で対抗する。少しずつ追い込まれていくルミリオンであったが、そこにサー・ナイトアイたちヒーローが駆けつける。ミリオに代わって、ナイトアイがオーバーホールと熾烈な戦いを繰り広げる。しかし、オーバーホールは個性「分解」を使い、部下の音本を分解し、自らに融合させてしまう。恐ろしい姿に変貌し、パワーアップした姿にサー・ナイトアイは太刀打ちできない。そして、致命傷を負わされてしまう。

明るい未来のために

その後、デクがオーバーホールと対峙する。ルミリオンやデクたちヒーローの思いを受けた壊里が個性を発動させる。彼女の個性「巻き戻し」によって、自らを傷付けるワン・フォーオール100％を常時発動することが可能になったデクは、その力でオーバーホールを圧倒する。そして、撃退に成功したのであった。
この決着を見届けたサー・ナイトアイは救急搬送され、緊急手術が行われるも、すでに手遅れの状態であった。死の間際、大切に育ててきたルミリオンの未来を予知し、立派なヒーローになっていると彼に伝える。連絡を受けたオールマイトも病院に駆けつけ、サー・ナイトアイと久しぶりの再会を果たすと共に和解する。その後、サー・ナイトアイはルミリオンたちに未来を託し、息を引き取ったのであった。

サー・ナイトアイ／佐々木未来の関連人物・キャラクター