レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『レミーのおいしいレストラン』とは、2007年に公開されたディズニー/ピクサー制作のハートウォーミング・コメディな長編アニメーション映画である。監督はブラッド・バード。物語の舞台はフランス・パリ。料理を愛し、フランス料理のシェフになることを密かに夢見るネズミのレミーと、料理が苦手な青年リングイニが出会い、かつて5つ星だったが星を2つ失ってしまったレストラン「グストー」に新風を巻き起こしていく。自分に自信がもてないネズミと人間の成長と友情が描かれた、子どもから大人まで楽しめる作品。

コレットの教育

「プロの料理人は袖を汚さない」ということをリングイニに教えるコレット。

そんなスキナーと弁護士のやり取りのことなど知らないまま、コレットによるリングイニの料理人としての指導が始まった。
まな板の上の野菜をもたついた手で鍋に移していくリングイニに「調理場は戦場。ママの手料理とは違う!」と厳しく言い放ち、他にも仕事台を散らかさないこと、袖を汚さないことなどプロの料理人に必要な心得をリングイニに叩き込んでいくコレット。最初こそ攻撃的で厳しい顔を見せていたコレットだったが、真面目で素直に彼女から学ぼうとするリングイニに対して、笑顔でグストーについて語ったり、良いパンの見分け方や最高の素材を仕入れる方法などを教えてくれたりと徐々にその態度を軟化させていく。
また別の日には「シェフは気取ってると思われているけど違う」と、厨房で働く他の料理人たちにも色々いわくつきの過去や素顔があることをリングイニに教え、「私たちは芸術家や海賊なのよ。あんたも仲間」とリングイニを仲間と認める言葉を彼にかける。色々教えてくれていることにお礼をいうリングイニに、コレットも「私こそ話を聞いてくれてありがとう」と笑顔で返すのだった。

新作料理騒動

リングイニがグストーのレシピ通りに作らないことに驚くコレットと、レミーに操られてどうしようもできないリングイニ。

ある日、スキナーが出勤時に車で店の横を通り過ぎると、厨房の外で片膝をついてネズミを手に乗せるリングイニの姿を目撃する。確認するために戻るとすでにネズミの姿はなく、「鍵を落としてしまった」とリングイニはスキナーに笑いながら話す。
そして店内では、ウェイター長のムスタファが常連のグループ客から「何か新作の料理をお願いしたい」という難しい注文を受けていた。グストー亡きあとは彼の今までのレシピを忠実に再現することが店の決まりとなっていたため、ムスタファはパニックになる。
スキナーは「昔のメニューから何か出しておけ」と言うが、ムスタファはそれでは客にバレるということと、その客はリングイニのスープがお気に入りであるということを伝える。リングイニのスープという言葉に苛立ちを隠せないスキナーだったが、すぐに何かを思いつくと「リングイニがメニューにはない特別料理を作ると言え」と副料理長のホルストにこっそり命じる。リングイニに対しては、「今回は才能を生かすチャンスであるから忘れられた名品"リ・ド・ヴォー・ア・ラ・グストー"を作るんだ」と言い、コレットにはリングイニを手伝うように指示を出す。しかしこの"リ・ド・ヴォー・ア・ラ・グストー"というのは実はグストーも認めた失敗作であった。
グストーが残したレシピをコレットと確認するリングイニの帽子の中で、レミーは訝しげな表情を浮かべていた。コレットもレシピの内容を読んで少し不安になるが、グストーのレシピであればと調理に取り掛かることにする。リングイニを操り、ソースの材料を取り揃えるレミーだったが、それはグストーのレシピを無視したものだった。それに気付いたコレットは怒るが、リングイニにはどうしようもできず、レミーはソースを完成させる。コレットはレシピ通りのソースをかけて料理を仕上げようとするが、リングイニを操るレミーは自分が作ったソースを先にかけ、料理はウェイターによって客の元へと運ばれていく。
失敗作であるレシピ通りに作ったとばかり思っているスキナーだったが、リングイニが客に出す直前に味を変えたことを知って驚愕する。スキナーが何か言う前に、客席から興奮した様子でムスタファが戻り、料理は大成功であったことと他の客も興味を示していることを厨房に伝えるのだった。
その後、リングイニの特別料理は次々と注文が入り、レミーもリングイニも意気揚々と働く。

家族の再会とスキナーの誘い

久々の再会を果たすレミーとエミール。

閉店後、厨房ではリングイニを称える祝杯があげられていた。その様子を一人だけ面白くなさそうに見つめるスキナー。彼がリングイニを注視していると、明かりに照らされた彼の帽子の中に、ネズミのシルエットが一瞬浮かび上がるのが見える。リングイニは今夜の成功に盛り上がる料理人たちの輪から外れ、外に出てレミーを一休みさせるために帽子から出して、レミーに労いの言葉をかけると、パンやチーズ、ブドウを置いて自分だけ再び厨房に戻る。
厨房内へと戻ったリングイニを待ち構えていたのはスキナーだった。スキナーはラックの上に乗って、ネズミがいるはずのリングイニの帽子を勢いよく取り上げるが、中には何もおらず、怪訝な顔をするリングイニに笑って、「冗談だ」と誤魔化す。そして、「話があるから自分の部屋まで来るように」とリングイニを猫撫で声で誘う。その様子を見ていたコレットに、副料理長のホルストが「リングイニにお前はもう不要。立派に独り立ちしたようだ」と皮肉っぽく言い、コレットは複雑な表情を浮かべる。
料理長室の中でスキナーはリングイニに今夜の成功を褒め、上等のワインを勧める。酒に強くないリングイニだったが、断り切れずスキナーの乾杯に応じる。

その頃、レミーは厨房の外で満月が浮かぶ夜空を眺めながら、のんびりと食事をとっていた。すると近くのゴミ置き場から物音が聞こえてくる。怯えながらもチーズナイフを抱えて、物音がする方へと近づくレミー。物音を立てている何者かの目が赤く光り、レミーを見つめる。恐怖で震えながらも、ナイフを高く掲げたレミーの前に勢いよく飛び出してきた物音の正体はなんと兄のエミールだった。
久々の再会にレミーに抱き付くエミール。レミーもとても喜ぶが、エミールが持つゴミのようなものをエミールが食べていたと分かると、取り上げて食べるのを止めるように言う。「兄弟にクズを食べさせられない」とエミールをその場に待たせ、レミーは厨房内の食料庫へと向かう。食料庫の中に入り込むと、グストーの幽霊がレミーの前に現れる。「ここから盗むのはリングイニへの裏切りだ」と責めるグストーの言葉を、レミーは「兄のためだ」と突っぱねる。

料理長室の中にいるリングイニはスキナーに何杯ものワインを飲まされて、酩酊状態だった。そんなリングイニにスキナーはどんどん質問を投げかける。「どこで料理の修行をしたのか」と尋ねても、とんちんかんな受け答えしかしないリングイニに対して、スキナーは更にワインを飲むように勧める。リングイニにワインを飲ませながら、スキナーは自分が最も聞きたいリングイニの秘密(=ネズミの存在)に迫った質問、「ネズミは好きか」ということをリングイニに尋ねる。

一方、食料庫から食べ物を抱えてエミールの元へと戻ってきたレミー。エミールはレミーを待っている間、再びゴミくずのようなものを口にしており、レミーはそれをすぐ吐き出させ、自分が持ってきたチーズを渡して食べ物の味わい方を教える。一つ一つの食材を味わうことや、食材同士の組み合わせで新たな風味が生まれる奥深さをエミールに知ってほしいレミーだったが、エミールは結局それらを掴み切れないまま食べ終わる。がっかりするレミーに対してあまり気にしていない様子のエミールだったが、父親と仲間たちにレミーとの再会をすぐ伝えなければいけないことを唐突に思い出し慌て始める。すぐにレミーを連れて現在の住処に戻ろうとするが、なぜか乗り気ではない様子のレミーにショックを受ける。「家族より大事なものが?」と悲しそうな目のエミールに言われ、レミーは「少しだけならいいか」とレストランを後にする。
料理長室ではまだスキナーによるリングイニへの執拗な尋問が続いていた。「ネズミを飼った?研究員だった?」などの質問を繰り返しするスキナーに、酔っぱらっているリングイニは「どれもハズレ」と答える。
ネズミ関連の話ばかりするスキナーに対して、あげくの果てには「"ラタトゥーユ"という煮物は変な名前だ。ラット(ネズミ)とパトゥーティ(おしり)の組み合わせみたい」というような、スキナーが知りたいこととは全くかけ離れたことまで言い始めたので、遂にスキナーはこれ以上リングイニから聞き出すことは無理だと断念する。

エミールに連れられ、レミーは父・ジャンゴと群れの仲間たちとの再会を果たしていた。離れ離れになっていたレミーが生きていたという吉報に一同は沸き立ち、すぐに祝賀会が開かれる。親子での会話が久々に交わされるが、レミーは「自分は一人前だから、今後は家も近いし遊びにくる」とジャンゴに告げる。また一緒に暮らせると当然のように思っていたジャンゴはとても驚き、レミーを問いただす。「鳥だって巣立ちをする」と言うレミーに対して、ジャンゴは「自分たちはネズミだ。家に残り、群れを大きくする」と反論する。段々と険悪な雰囲気になっていくのを、エミールはなんとか和らげようとするが二匹の議論は終わらない。「人間は味方だ」とレミーが主張し始めたことで、息子が人間に近づきすぎていることを察したジャンゴは、あるものを見せるためにレミーを住処から外へと連れ出す。

その頃レストランの厨房では、帰り支度を整えたスキナーがまだ酔いが残った様子のリングイニに厨房の後片付けをするように命じて帰ってしまう。洗い物がどっさり残っている厨房を見て、茫然とするリングイニだった。

レミーはジャンゴと、ある店の前にいた。雨が降りしきる中、道路を走る車のライトで照らされたショーウィンドウの内側にあったのはネズミ用罠にかかった多くのネズミの死体と殺鼠剤の数々だった。思わず目を背けるレミーに、「しっかり見ろ」と厳しい口調で言うジャンゴ。人間に近づきすぎると同じようになるということ、信頼できるのは同じネズミの仲間だけだということをレミーに伝えるが、レミーは、「自分たちネズミも変われるはずだ」とジャンゴに言い残し、その場から立ち去る。

結ばれる二人

レミーに体を動かされたことで、コレットにキスをしてしまうリングイニ。

次の日の朝、レミーがレストランの厨房に行くと、掃除を終えたリングイニがモップを持たれかかったまま床で眠っていた。起きる様子のないリングイニを眺めていると、誰かが厨房にやってきたため、レミーは慌ててリングイニの帽子の中に入り込み、髪の毛を引っ張ってリングイニを起き上がらせ、誰かが置いて行ったサングラスをかけさせる。
出勤してきたのはコレットだった。コレットが厨房に入ると、リングイニは一人で作業をしていた。声をかけても返事をせず、なぜかサングラスをかけたリングイニに違和感を覚えるコレットだったが、隣で一緒に作業をしながら、昨晩スキナーと何を話したのかをリングイニに尋ねる。しかし本当は立ったまま眠っているリングイニはコレットの問いかけに答えることができない。全く返事をしないリングイニに苛立ち、「シェフに取り入って、自分を蹴落として昇進するつもり?」と責める。「あんたは周りと違って私を認めてくれていると思ってた」とコレットは暗い顔で言う。リングイニの体を動かすレミーは何とかしなければと焦るが、リングイニが起きる様子はない。更にいびきでコレットに返事をしてしまったことでコレットは馬鹿にされたと思い込み、リングイニに平手打ちをし、その衝撃でやっとリングイニは目覚める。
呆気に取られたリングイニに対して、「(リングイニのことが)好きだったから成功してほしいと思ってたが、間違ってた」と言い捨て、コレットは店から出ていこうとする。詳しい状況は分からないものの、コレットを深く傷つけてしまったことだけは理解したリングイニは焦ってコレットを追いかける。「自分は口下手だし料理も下手だから、君が必要だ」と言うリングイニに、「料理の天才がなにを言っているのか」とコレットは呆れたように言う。何を言っても聞く耳を持ってもらえないと思ったリングイニはコレットにレミーの存在を打ち明けようとするが、レミーはそれを阻止するためにリングイニの体を操ってコレットにキスをさせてしまう。驚くコレットだったが、リングイニからの突然のキスを受け入れて二人は結ばれるのだった。

DNA鑑定

手紙と遺言状をくわえて逃げるレミーを血眼で追うスキナー。

場面は変わり、パリに住む料理評論家アントン・イーゴが自身の屋敷でタイプライターを打っている。そこに秘書が入ってきて、グストーの店が人気を盛り返していることを報告する。思わずワインを噴き出して驚くイーゴは「なぜ今になって人気を盛り返したのか」と秘書に詰め寄る。

その頃スキナーの元に弁護士が訪れ、DNA鑑定の結果リングイニはグストーの実の息子であるという証明がされたことを告げていた。このことをもしリングイニや他の人物が知ったら、自分が店の権利を得る計画が台無しになることを恐れたスキナーは、弁護士の助言もあり、レナータの手紙やDNA鑑定書を隠匿することにする。
そんなことも露知らず、リングイニとコレットは仲を深めていた。ある日、勤務時間後にコレットはバイクの後ろにリングイニを乗せてパリの街を疾走する。リングイニの帽子が飛ばされた拍子に中にいたレミーも地面に落ちてしまい、レミーは危うく車に轢かれそうになる。逃げ惑い歩道へと出たレミーだったが、飲食店のテラス席にいた客に見つかると悲鳴をあげられ、追い払われてしまう。自分に向けられた「気持ち悪い」という人間の言葉を聞き、ネズミである自分と人間の絆について考えてしまうレミー。

朝になり、レストランの厨房に入ろうとするレミーに声をかけてきたのはエミールだった。エミールは群れの仲間を数匹伴ってレミーに会いに来たのだった。自分が厨房に出入りできることを話したのかとレミーがエミールを責めると、エミールは「友達になら構わないかと思って」と言う。「厨房の食料はやれない」と言うが、仲間に詰め寄られたレミーは仕方なく厨房の食料を持ってくることを約束する。
厨房内へと入り、食料庫の鍵を探すために料理長室に忍び込むレミー。グストーの幽霊に、「またここの食材を盗んでリングイニを裏切るのか」と責められながらも鍵を探していると、机の中に入っていた「グストーの遺言状」と記載されたファイルがレミーの目に飛び込んでくる。中を開くと、そこにはなぜかリングイニの写真が載った新聞記事の切り抜きもあり、不思議に思ったレミーはさらにファイル内を探る。レナータの手紙やDNA鑑定証も見つけたレミーはそれらを読み、グストーの息子がリングイニであるという衝撃の事実を知ってしまう。この店の正式なオーナーはリングイニであるということにまで考えが至った時、スキナーが部屋の中に入ってくる。スキナーと目が合ったレミーは咄嗟に遺言状とレナータの手紙を口にくわえて、その場から逃亡。
レミーに手紙と遺言状を奪われたスキナーは、出勤してきたラロのバイクを分捕り、レミーを必死に追いかけるが逃げ切られてしまう。ぼろぼろになりながら料理長室に戻ったスキナーを待っていたのは、部屋の中でコレットと談笑するリングイニだった。「ここは自分の部屋だ!」と怒鳴るスキナーにコレットは「ここはもう彼の部屋よ」と言い放ち、遺言状を見せる。すでに手紙と遺言状はレミーからリングイニの手へと渡っていたのだった。

新オーナーシェフ誕生とイーゴの再来

スキナーが去り、今までに開発されたグストーの名だけ借りた冷凍食品に火をつけるラルースと、それを笑顔で囲む他の料理人たち。

スキナーは去り、新しいオーナーシェフの誕生に厨房ではお祝いがされ、新聞は人気シェフであるリングイニがグストーの店を相続したことを大きく報じる。スキナーが計画していたグストーの名前がついた冷凍食品の開発は白紙となり、リングイニとレミーは今までのアパートからエッフェル塔が近くに見える大きな部屋へと引っ越す。レミーのところへはエミールが仲間を連れて厨房の食料を無心しにくる日々が続いていたが、トラブルもなく穏やかで順風満帆な日々が流れていた。

そんなある日、レストランにはリングイニへの取材のために大勢の記者やカメラマンが押しかけていた。彗星の如く料理界に現れたリングイニにその秘密を尋ねる記者に対して、リングイニは「自分はグストーの息子だから」と曖昧な答えを返す。「どうやって自分がグストーの息子であることを知ったのか?」「料理のひらめきはどこから?」など、レミーが最大の功労者であるにも関わらず、レミーの存在に少しも触れないどころか、料理のひらめきはコレットから来ているなどと答えるリングイニに腹を立て、彼の髪を強く掴んだり鳴いたりして抗議をするレミー。

時を同じくして、スキナーは衛生管理局に電話をかけていた。
グストーの店でネズミを見たという告発をするが、衛生検査官に事実確認には早くて3ヵ月後には行くという悠長な返事をされ、電話を切られてしまいがっかりする。

開店時間が間近となってもリングイニへの取材が終わらないことに痺れを切らしたコレットがリングイニの元へと向かうと、リングイニは記者たちを相手に上機嫌で話をしていた。コレットが呆れていると、店の扉が突然開く。入ってきたのは料理評論家のイーゴだった。イーゴはリングイニの前へと来ると、明日の晩に食べにくることを告げ、「失望させたら容赦せん」と言い残し去っていく。

亀裂が入る友情

リングイニに追い出され、3つ星レストラン「グストー」を後にするレミー。

取材を終えて料理長室へと戻ったリングイニは、レミーに対して取材中の自分への態度について叱責する。納得のいかない様子のレミーに腹を立てたリングイニは厨房の外へ行き、レミーを帽子から取り出すと「自分は操り人形じゃない。頭を冷やせ」とレミーに言うと、レミーをその場に残して厨房へと戻ってしまう。運の悪いことに偵察中のスキナーが屋根の上からその様子を見ており、リングイニがネズミを相手に話をしていることに驚愕する。

リングイニに頭を冷やせと言われ、外に残されたレミーは腹の虫が収まらない。そんなレミーの前に再びエミールが仲間と現れる。彼らも一部始終を見ていたのだった。仲間を再び連れてきたことにエミールは申し訳なさそうにするが、リングイニに腹を立てていたレミーは不敵な笑みを浮かべながら「群れごと来てと父さんに伝えて」とエミールに言う。一方リングイニは帰宅すると、レミーも帰ってきていないか確認するが、レミーがいないことに不安を覚える。

レミーはジャンゴと厨房に忍び込んでいた。厨房内の排水溝から群れの仲間たちが次々と出てきて、食料庫へと入っていく。食料庫の食べ物を運んでいる最中、厨房に誰かが来てしまう。ネズミたちが急いで隠れると、厨房の中に入ってきたのはリングイニだった。リングイニはレミーがいるのではないかと思い、レストランの厨房へと戻ってきたのだった。リングイニの前に出てきたレミーに対して、リングイニは怒鳴ったことを謝る。最近自分の身の回りで色んなことが急に起きたこと、突然店を継ぐことになったがもし失敗したら皆を失望させてしまうこと、自分は期待されたことがないから人を失望させたことないことなどを語り、「今、自分が期待される存在なのは全て君のおかげだ」とレミーに言う。いつも自分の味方だったレミーは自分の親友だと、自分の気持ちを切実に伝えるリングイニだったが、食料庫の中に大勢のネズミが隠れていることに気が付いてしまう。
レミーの手引きであることを察したリングイニは裏切られたとレミーを責め、レミーを含めたネズミたちを全員追い出す。これでリングイニとの信頼関係が完全に崩れたことを悟ったレミーはジャンゴに、「父さんの言う通りだよ。所詮僕らはネズミだ」と呟く。「リングイニはじきに帰るだろうから、そうしたら店に入って食料を盗むといい」とレミーは言い残して、父や仲間たちから離れる。道路に出たレミーは、グストーのレストランの看板を悲しげに見つめたあと独りぼっちで街に消えるのだった。

イーゴの来店とレミー誘拐

ガーゴイルの石像を落として、車のトランク内にいるレミーを救出しようとするジャンゴとエミール。

レミーと決別したリングイニは悪夢を見ていた。自分はウェイターで客に注文を聞くと、その客は料理評論家のイーゴでリングイニの心臓の串焼きを注文するのだった。
現実でも遂にイーゴと対峙する日が来てしまうが、レミーがいないリングイニは不安で堪らない。ディナータイムになり、コレットにボスとして厨房の皆を励ますように言われるが、全く励ますような言葉が出てこず、しどろもどろのリングイニ。
その様子をこっそり窓の外から覗いていたレミーはため息をつく。「見ていられないか?」とエミールが声をかけてきたので、レミーは驚き、「レストランの開店中に店の近くにいるのは危険だ」と注意する。エミールは「自分は腹ぺこなので贅沢は言わない。厨房の食べ物でなくても構わない」と言い、よい食べ物を見つけたことをレミーに教える。しかしエミールが見つけた食べ物というのはネズミ捕獲器に仕掛けられたエサだった。そのことに全く気付かずにエサを取ろうとするエミールを突き飛ばして、レミーが捕獲器の中に入ってしまう。捕獲器に捕らえられたレミーの前にスキナーが現れる。その捕獲器はスキナーが仕掛けた罠だったのだ。

その頃、厨房内ではリングイニが延々とうんざりするような演説を続けていた。段々と料理人たちの士気が下がっていく中、ウェイターがイーゴが来店したことを告げる。
動揺する料理人たちにコレットが「イーゴもお客の一人。さあやろう!」と勢いよく言うと、厨房はやっといつもの活気を取り戻す。

スキナーは車のトランクにレミーを捕獲器ごと詰め込むと、「自分のために新しい冷凍食品を開発すれば命は助けてやる」とレミーに言ってトランクを閉め、車を停めたままどこかへ行ってしまう。エミールが車の近くでスキナーが立ち去るのを見て、どうしたものかと思案していた。

客席で座るイーゴにウェイター長のムスタファが意を決したように注文を聞きに行く。
「『将来性』を注文したい」という謎めいた注文にムスタファが戸惑っていると、イーゴは「これが最高といえる自信作を出してこい、とリングイニに伝えろ」と強い口調で言う。
そのイーゴの席の近くのテーブルで、客として来店したスキナーが「あそこと同じ料理を頼む」とイーゴを指さしながらウェイターに注文していた。

スキナーの車の暗いトランク内でレミーは途方にくれていた。そんな中グストーの幽霊が現れ、レミーに「自分たちも終わりか」と語り掛ける。それをレミーは、「あなたは僕の想像の産物。自由じゃないのは僕だけだ」と苛立ちをぶつける。「ネズミの振り。リングイニを使って人間の振り。言われなくても僕はネズミさ。もう"振り"はごめんだ」と叫ぶレミーにグストーは笑って「"振り"じゃないさ。君は本物だ」と優しく言い残して姿を消す。
すると何かが車の近くに落ちる音がすることにレミーは気が付く。車の外ではジャンゴとエミールが協力して石像を車に落として、レミーを救出しようとしていた。ガーゴイルの石像がスキナーの車のトランクを直撃し、その衝撃でトランクに隙間が生まれる。ジャンゴとエミールは捕獲器からレミーを出し、レミーは二匹を抱きしめる。レミーは車の外へ出ると、一目散にグストーの店へと駆けていく。ジャンゴが「どこに行くのか」と驚きながら尋ねると、「店だ。僕が必要なんだ」と叫ぶレミー。「一体なぜ?」と言うジャンゴの更なる問いかけに、「僕はシェフだから!」とレミーは自信満々に答えるのだった。

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『ムーラン(原題:Mulan)』とは、アメリカのディズニーで1998年に制作された、古代中国を舞台としたディズニー映画である。中国の伝説の人物である「花木蘭」をモデルに描かれている作品。2020年には実写映画化もされたが、こちらの作品は多くの波紋を呼んでいる。古くからのしきたりに従う周囲に求められる女性としての自分、自分らしく振る舞いたいという気持ちを持つ自分とで葛藤をするムーランが、父の代わりに男装して出兵することをきっかけに多くの困難を乗り越える過程と成長する姿を描いた物語である。

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美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

美女と野獣(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。 1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。 魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。

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魔法にかけられて(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔法にかけられて』とは、2007年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したミュージカル映画。ディズニー伝統のアニメーションと実写を融合し、過去のディズニー作品からのセルフパロディや楽しいミュージカルナンバーを随所にちりばめて描いたファンタジック・ラブ・コメディ。王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれたおとぎの国のプリンセス・ジゼルは、見知らぬ世界の中で困り果てていた時、弁護士の男性・ロバートと出会い、やがて彼に惹かれていく。

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塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『塔の上のラプンツェル』とは、2010年11月24日にアメリカで公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作の第50作目の長編アニメーション映画である。バイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めた。魔法の髪を持つ少女「ラプンツェル」は幼い頃、魔法の髪を独り占めしようとしたゴーテルにさらわれ、森の中の塔で育てられた。塔から出ることを許されず、誕生日にだけ空に浮かぶ灯りを間近で見るのが夢だった。そんな所に現れた青年フリン・ライダーとその灯りを見に行く旅に出る。

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アナと雪の女王(アナ雪)のネタバレ解説・考察まとめ

「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。

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ムーラン2(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。

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ズートピア(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ズートピア』とは、2016年2月7日にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたコメディ・アドベンチャー映画。 新米警察官であるウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、肉食動物と草食動物が共に暮らす大都市ズートピアで起こっている連続行方不明事件を解決するために奮闘する。本作品では、人種問題などの社会問題も描かれている。

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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。

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シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。

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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

往年の人気TVシリーズを、トム・クルーズ製作・主演、「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督で映画化した大ヒット・アクションシリーズ第4弾。前作から5年後の2011年、日米同時公開。爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられたイーサン・ハントとそのチームが、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるべく世界を股に過酷なミッションに挑む姿を圧倒的なスケールで描き出す。

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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。

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アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。

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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。

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【アナと雪の女王】歴代ディズニープリンセスと異なる新しい愛の形【比較考察まとめ】

『アナと雪の女王』とは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の映画である。日本では『アナ雪』の略称でも呼ばれ、大ヒットを記録した。ディズニー史上初のダブルヒロインともなる今作で描かれるものは、従来のディズニープリンセスの映画では描かれてこなかった愛の形がある。アナ雪で描かれる愛の形について、他のディズニープリンセス作品と比較しつつまとめていく。

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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。

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