アカテン教師梨本小鉄(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アカテン教師梨本小鉄』とは、原作者・春日井恵一により1986年から1987年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された、ギャンブル好きの型破りな不良教師、梨本小鉄の活躍を描いた学園漫画作品。コミックスは全4巻。あらゆるギャンブルで常勝無敗を誇るという梨本小鉄は、産休補助教員として、母校の小春日和中学校の3年A組担任となる。その授業は型破りで、同僚教師の反発を買うが、仁義に厚い小鉄の指導に生徒達は惹き付けられていく。

貴王子紀代彦(たかおうじ きよひこ)

小鉄が研修旅行で学校にいない間3-Aに赴任してきた教師。「教育界のプリンス」「教育界の貴公子」というニックネームがあり、なぜかタキシードを着ている。教師と並行して経営コンサルタントを行なっているエリート。生徒のエリート意識を高めさせるという教育方針を持っており、真逆の思想を持つ小鉄とたびたび対立していたが、徐々に小鉄の生き方を理解して、心酔していくようになる。

小鉄の教え子たち

友成寿夫(ともなり ひさお)

小春日和中学校3年A組の生徒。外見は横分けに眼鏡をかけたガリ勉タイプ。実際に学力では3年A組で一番の優秀な生徒である。梨本小鉄の解雇をかけた実力考査では、数学のテスト作成を担当した。

淡島英二(あわしま えいじ)

小春日和中学校3年A組の生徒で、あだ名はエージ。髪型はリーゼントにしている。当初は、突然代用教員としてやって来た梨本小鉄の型破りな教育方法に反抗したが、その後は心が通じ合い、同級生の藤原徹と共に小鉄を助けるようになった。

藤原徹(ふじわら とおる)

小春日和中学校3年A組の生徒で、愛称はトール。淡島英二の相棒であり、髪を茶髪に染めている。当初は、梨本小鉄のギャンブルを用いた掟破りの授業に反抗していたが、理解しあった後は小鉄をサポートして片腕的な存在になる。

岩田元子(いわた もとこ)

小春日和中学校3年A組の生徒で、丸メガネの女子。勝ち気で負けず嫌いなため、その名をもじってガン子というあだ名をつけられている。弟の洋一がいじめで不登校になってしまった際に、担任の梨本小鉄に相談した。

岩田洋一(いわた よういち)

小春日和中学校2年生で、気の弱い生徒。プールの授業でラッコというあだ名をつけられてからかわれため不登校になってしまい、姉のガン子が小鉄に相談を持ちかけた。その結果、生徒会長選挙に立候補する事になり、後藤田正一郎と激しい選挙戦を展開する。

高橋初音(たかはし はつね)

父は、小鉄が幼少の頃の憧れていたTVのヒーロー「ナチュラル・キッド」を演じていた役者である。現在その父はパブ「ナチュラル」を経営しているが、ヤクザから借金をしてしまったために、ヤクザ者が店に出入りして嫌がらせをする事に頭を悩ませていた。この事実を知った小鉄は、そのヤクザと札束便器詰まり勝負をして見事勝利して手を引かせた。

「全日本有能教師コンテスト」のライバル

秋葉大作(あきば だいさく)

全日本有能教師コンテストの出場者の1人で、柔道の選手。常に柔道着である。体力に自信があり怪力の持ち主で、小鉄とは自分の得意な柔道対決を行ったが、小鉄は臭い食べ物を徹底的に食べて口から悪臭を放つ「大吸死臭怪爆弾」の技で勝利する。

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