KAITO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

KAITO(かいと)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。スタジオ・ミュージシャンの風雅なおと(ふうが なおと)の声をもとに制作された男性ボイスのボカロであり、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

一般公募を通して誕生した名前

最初に発売された『KAITO』のパッケージ。この「KAITO」という名前は一般の人の案で決まったもの。

ボカロには各ソフトおよびキャラクターには、専用の名前(『初音ミク』や『MEIKO』というように)が与えられており、それらはクリプトン社員によって様々な由来と共につけられる事となっている。
だがKAITOは例外で、実はクリプトン社員ではなく一般の人から募る形で、その名前が決められた。応募の条件は「片仮名10文字以内の名前」というもので、採用者から抽選で10名に限り「ボーカロイド日本語男性版」(後のKAITOの音源)をプレゼントという内容で、2006年の1月頃に募集がかけられた。その結果選ばれたのが「KAITO」という名前であったのだ。
この名前が選ばれた理由は2つ。1つは外国人でも発音がしやすい名前であったこと、そしてもう1つが先に発売されていたボカロ・MEIKOの名前と並ばせる形で書いた時の絵面がよかったこと、というものである。後者の理由としては、KAITOはMEIKOとデュエットを行う事も想定して制作されたボカロの為、いざ動画サイト上などで名前が並んで表示された時に絵面がよいものを、という理由で選ばれた事が推測できる。

風雅なおともKAITO歌唱楽曲歌っている

風雅なおとが歌ったKAITOの歌唱楽曲「千年の独奏歌」が収録されたCDのジャケット。

KAITOのボイスのもととなったスタジオ・ミュージシャンの風雅なおと。その風雅なおと本人がKAITOの人気歌唱楽曲をカバーしたCDが2枚発売されている。
1枚目は『卑怯戦隊うろたんだー』。発売日は2008年12月28日である。ボカロP シンPが作ったボカロ曲であり、KAITO以外のボカロも登場するボカロオールスターでの歌唱楽曲となっている。勝つ為ならばどんな卑怯なこともするヒーロー戦隊「うろたんだー」の活躍を歌った歌となっており、ギャグソングとして人気を博した楽曲である。
2枚目は『千年の独奏歌』。発売日は2009年7月1日である。ボカロP yanagiPによるKAITO歌唱楽曲である。民族調の幻想的な旋律と人間が歌っているかのような美しいKAITOの歌声が話題を呼び、ヒット。投稿からたったの50時間2分でニコニコ動画に投稿された動画の再生回数が殿堂入りを達成したり、ボカロのニコニコ動画のVOCALOIDランキングでKAITOオリジナル楽曲初となる1位を獲得するなど、様々な功績を出したKAITOソングとなっている。
どちらもプロの歌手である風雅なおとの歌声に圧巻させられるCDとなっており、KAITOファンに大好評の2枚となっている。

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