KAITO(VOCALOID)とは【徹底解説まとめ】

KAITO(かいと)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。スタジオ・ミュージシャンの風雅なおと(ふうが なおと)の声をもとに制作された男性ボイスのボカロであり、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

KAITOの概要

KAITO(かいと)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。楽器や電子音楽器機のブランドの1つであるヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』に対応したボーカル音源であり、メロディと歌詞を入力し、音源に歌わせる仕組みとなっている。

発売日は2006年2月17日。『VOCALOID』システムを用いて制作された最初の日本語用の音声合成システム『MEIKO』の後に続く、2弾目のボカロソフトとして生まれた。ボカロ最初の男性ボイス音声合成ソフトでもある。年間で1000本売れればヒットとされるDTMソフトウェア業界において、MEIKOが3000本を売り出すヒットソフトとなったのに対し、同シリーズの筈のKAITOは500本しか売れなかった。クリプトン曰く「MEIKOよりは売れないだろう」と思ってはいたとのこと。しかし、ここまで差が出る事はクリプトン側も予想外であったようで、後にこの時の事をIT系ニュースサイト「ITmedia 」で行なわれたインタビューにて、「男じゃダメなんだと思った」と明かしている。なお、このような結果になってしまったのは、DTMユーザーの大半が男性であり、男の歌声に対する需要が少なかった為と推測されている。

だが、2007年に発売された、『VOCALOID』の後継機である『VOCALOID2』をもとに制作された音声合成ソフト『初音ミク』が、年間で約4万2000本も売れるという爆発的ヒットを起こした事がきっかけで、KAITO達『VOCALOID』システムを使った音声合成ソフト『VOCALOID(通称:ボカロ)』が、ネットを中心に多くの人気を獲得し始める。KAITOは初音ミク関連のボカロキャラクター、ソフトとして、DTMユーザーの枠を越えた多くの人々から注目を集める事となる。結果、貴重な男性ボイスを持ったボカロとして、ボカロユーザー・ファンから重宝されるようになり、KAITOは初音ミク達と共にその名前を世間に広めていく事となったのだった。

KAITOの歴史

2006年2月17日、KAITO誕生

最初に発売されたKAITOのソフトのパッケージ。

2006年2月17日、KAITO発売。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』を使った初の男性ボイスのDTMソフトとして売り出された。同システムを使用した女性ボイスのボカロ・MEIKOに続く2人目のボカロとして誕生することとなった。
ボイスのもとになったのは、スタジオ・ミュージシャンとして活躍していた風雅なおと。発売時に公開されたクリプトンの製品ページには「清涼感の有る男性ボーカル」、「素直で伸びの有る声質」として仕上げられたことが記載されており、その説明どおり、伸びやかで清涼感のある歌声に仕上がっている。ポップス、ロック、ジャズ、R&B、童謡まで幅広く歌いこなす事が可能。さらには前作のMEIKOとのデュエットが行われる事も想定され、MEIKOと一緒に歌唱する事も可能なボカロとして制作が行われた。結果、実際にKAITO発売後は、KAITO単体の歌唱楽曲だけではなく、MEIKOとのデュエットソングも多く投稿される事となった。

不遇の一年

KAITOの売れ行きに関する発言が行われたインタビュー記事が公開されたIT系ニュースサイト「ITmedia」のロゴ。

ボカロ・MEIKOに続く2人目のボカロとして制作されたKAITOであったが、その売れ行きはあまり良いものではなかった。初年度で3000本売れたMEIKOに対し、KAITOの初年度の売り上げは500本。MEIKOとの売り上げの差はもちろんのこと、これはDTMソフトウェア業界全体を通して見てもあまり良い数字とは言えなかった。
後にクリプトンはこの時の出来事をIT系ニュースサイト「ITmedia」で行なわれたインタビューにて、「男じゃダメなんだと思った」と明かしている。もともとMEIKOよりもKAITOはあまり売れないのではないか、という推測のもと販売していたとの事だったが、ここまでMEIKOと差がつく事は予想外だったそうだ。なお、このような結果になったのは当時の客層に理由があったと推測されている。当時、ボカロはアマチュアDTM愛好家の間で流行っていたソフトウェアで、この愛好家達の大半は男性であった。その為、男の歌声に対する需要が少なかったからではないか、というのがその推測の理由となっている。
結局、KAITOはMEIKOほどの注目を浴びる事はないまま、発売から1年という時が経ってしまう。だが2007年、KAITOの不遇な状況を変える出来事が起こる。

2007年、初音ミクの登場によりボカロブームが巻き起こる

2007年に発売されたボカロ・『初音ミク』。KAITOのもととなっている音声合成システム『VOCALOID』の後続機『VOCALOID2』を用いて制作された最初のボカロとして発売された。

2007年、ボカロの人気の火付け役ともいうべきボカロ『初音ミク』が誕生。初音ミクは、KAITOで使用されたシステム『VOCALOID』の後継機にあたる『VOCALOID2』を使用して制作された最初のボカロであり、同時にボカロ初の「萌え」を意識して作られたキャラクターでもあった。当時、ボカロとして発売されていたKAITOとMEIKOにも人間のキャラクターとしての容姿は与えられていたが、あくまでも「歌う」ことを主張としたデザインにされており、初音ミクのような「萌え」が詰まったボカロは初音ミクが初の事となる。
初音ミクはその可愛らしい外見とボイスの調整のしやすさから多くの支持を得ていく。動画投稿サイトへの楽曲投稿はもちろんのこと、イラスト投稿サイトへの初音ミク関連の派生作品も投稿されるようになり、初音ミクは一大ブームメントをネット上に巻き起こす。その後、さらにいくつかの新しいボカロソフトおよびキャラクター達も増えていき、ボカロの人気はどんどんと拡大していく事となる。するとボカロの最初期のモデルであったMEIKO、KAITOへの注目も再び集まり出す。その結果、KAITOは初音ミク関連のキャラクターとして人気になると同時に、貴重な男性ボーカルのソフトウェアとして重宝されるようになる。後にKAITOのように男ボイスを持ったボカロ達が多く誕生するようになるが、すると今度はそれらの「長男」キャラクターとして注目されるようにもなり、その人気が下がる事はなかった。こうしてKAITOは、初音ミクと共にボカロシーンを盛り上げる1人となったのだった。

ニコニコ動画を通して様々な「キャラクター性」を生み出していくKAITO

【KAITOオリジナル曲】お兄さんは心配性

ニコニコ動画に投稿されているKAITOの「迷曲」の中で1番再生数が多い楽曲「お兄さんは心配性」。

ボカロとして再び人々に注目されるようになったKAITOは、初音ミクの誕生以降、多くの楽曲がニコニコ動画にて公開されていくようになる。しかし他のボカロ曲とは異なり、なぜかKAITOは「ネタ曲」と呼ばれるギャグ系の楽曲が増え始めていく事となる。
ボイスの調整により、女ボイスのような歌声で歌唱された楽曲や見るからにバカげた内容の歌詞で作られたギャグソング、それらに合わせたふざけたタッチのイラスト作品などが多く生まれ、ニコニコ動画では「仕事を選べないKAITO」、「芸の幅に定評のあるKAITO」、「KAITO迷曲リンク」といったタグすらも生み出すまでとなってしまう。バカとカイトを掛けた「バカイト」というあだ名も生まれ、愛すべきバカキャラクターとしてKAITOは人気を博していく事となる。
しかしその反面で、ネタ曲とは異なる「ガチ曲」、いわゆる真面目な楽曲達も多く生み出されており、ガチもネタもなんでもこなせるボカロとしての認知をボカロファンの間に広げていく事となる。
またMEIKO以外のボカロとの歌唱も増えていくようになり、この事からボカロをキャラクターとして好きになったファンの間では、KAITOと初音ミクをかけ合わせたカップリング「カイミク」や、KAITOとMEIKOをかけあわせたカップリング「カイメイ」、「年長組」(年長組に関してはカップリング設定だけではなく、KAITOとMEIKOをセットで呼ぶだけの時にも用いられる呼称でもある)といったものが誕生するようにもなる。このような経緯から、KAITOは音楽ソフトウェアとしてだけではなく、KAITOという「ボカロキャラクター」としても、多くのボカロユーザーから愛されるボカロとなったのだった。

広がり続けるKAITOの様々なメディア展開

KAITOが初音ミクと巡音ルカと共に歌唱した楽曲「ACUTE」(作曲者:黒うさP/WhiteFlame)の小説版の表紙。

初音ミクの誕生により、巻き起こったボカロへの人気はその後、音楽の枠を越えた様々なメディア展開も見せていく事となる。初音ミクやKAITO達ボカロの「キャラクター」としての側面を活かしたフィギュアなどの様々なグッズ制作に加え、『初音ミク ライブパーティー(通称:ミクパ)』や『マジカルミライ』といったボカロ関連のライブ・イベントが開催されるようになる。
さらに2011年頃から、「ボカロ小説」と呼ばれる小説ジャンルが流行りだす。「ボカロ小説」とはボカロ音楽を原作に作りあげられた小説のことである。誕生当初は1冊完結型が多かったが、次第に『カゲロウプロジェクト』のような同世界観で作られた複数の楽曲で構成されている『楽曲シリーズ』系をもとにした、長いシリーズものも作られるようになる。そのなかにはKAITOが歌唱に参加した楽曲が原作となったものも存在しており、ボカロP 黒うさP/WhiteFlameによるKAITO&初音ミク&巡音ルカ歌唱の楽曲「ACUTE」や、シグナルPによるKAITOと初音ミクのデュエットソング「サンドリヨン」など、数多くの楽曲が小説化した。
これらのボカロジャンルの展開は、その後も進化を遂げていき、小説化のみならず漫画化やアニメ化、コミカライズ化やアニメ化、さらには舞台化なども行われ、ボカロは世間の人々の関心をどんどんと集めていく事となる。
またボカロPやボカロ曲等をカバーしていた歌い手達の中から、ボカロ曲を通してメジャーCDの発売やボカロを介さないアーティストとしてデビューをする者が続出。ボカロ曲を制作していた時の経験を活かし、作曲家としてアニメのOPやゲームの挿入歌などの様々な形で他アーティストへの楽曲提供をする者や、ボカロとは別にアーティストとしてのオリジナルソングの発表など様々な活動を展開する者が増え、米津玄師や須田景凪、まふまふやEveと、続々と人気アーティストが生まれていく。
そのような展開の広がりから、ボカロ音楽はさらに世間からの認知度を高めていく事となり、ネット音楽と呼ばれるジャンルの1つとして名を馳せる事となる。KAITOの名前もこれらの流れと共に世間に広まっていく事となったのだった。

KAITOのソフト一覧

KAITO

最初に発売された『KAITO』のパッケージ。

KAITOシリーズ最初のソフト。発売日は2006年2月17日に発売された。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの最初のバージョンにあたる『VOCALOID』をもとに作りあげられた。『VOCALOID』を使用した最初の音声合成ソフト『MEIKO』に次ぐ、2番目の音声合成ソフトである。
スタジオ・ミュージシャンとして活躍する風雅なおと(代表作:『仮面ライダーアギト』1st・2nd EDテーマ担当)の声をもとに作られた。適する音楽ジャンルやBPMなどは特に明記されておらず、どのような音楽ジャンルであっても歌う事が可能とされている。また先に発売されたMEIKOとのデュエットも想定して作られているとの事で、デュエットソングに対応した音声ライブラリとして仕上げられてもいる。
外見は、横はね気味の青い髪とややつり目気味の目が特徴的な男性キャラクターとなっている。また青色がイメージカラーであるらしく、首に巻いているマフラーが青であったり、身につけている白のロングコートにも青色がアクセントとして使われていたりと、青が強調された格好をしている。左耳に黒いインカムマイクがついている。またパッケージでは見えていないが、公式で公開されている初期デザインの全身絵からは、紺、黄、青の色が入った白い靴を履いている事が明らかとなっている。
なお、人型のデザインがパッケージに行なわれたのは、前作のMEIKOが人型のデザインを描いたパッケージで発売を行い、結果ヒットした為、それに合わせて後続機のKAITOも人型のデザインを行うことになったのだという。

KAITO V3

『KAITO V3』版のKAITOのパッケージ。

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