ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』とは、1868年出版のルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説『若草物語』が映画化されたもの。2019年12月に全米、2020年6月に日本公開。監督のグレタ・ガーウィグが脚本も担当。今作に挑むに当たってガーウィグ監督は、著者であるオルコットが「本当は何を言いたかったのか」という命題を深く掘り下げることに焦点を当てた。古来、女性が置かれてきた状況を顕在化することで、自分らしく生きたいと願う現代の女性へのオマージュに昇華させている。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の概要

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』とは、1868年出版のルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説『若草物語』が映画化されたもの。2019年12月に全米、2020年6月に日本で公開され、大きな反響を呼んだ。本作の監督に抜擢されたのは、グレタ・ガーウィグ監督で脚本も担当している。

脚本家と女優を兼任しながら独自の世界観を追求してきたグレタ・ガーウィグ監督は、2012年に『フランシス・ハ』でタイトルロールのフランシスを演じ強烈な印象を世間に与えた。そして、2017年にシアーシャ・ローナンを主演に迎え、自身の高校時代を元に描いた『レディ・バード』で監督デビューを果たし、映画界から高評価を得る。ガーウィグ監督が次回作として選んだのは、幼い頃から愛読していたルイーザ・メイ・オルコットの『若草物語』だった。特に次女ジョーへの親近感が強く、自分の分身のように感じてきたという。ガーウィグ監督は長年この小説の映画化を夢見ていたそうで、オルコットのリサーチを重ね、プロデューサーのエイミー・パスカルにも自分が『若草物語』に関わることへの情熱を伝えていた。脚本を書く段階で『若草物語』を読み返し、4姉妹が大人になってからの描写により惹かれたという。成長した後からの視点を軸に、4姉妹の少女時代を織り込むことで、より深みの増す物語を生み出すことが可能になると考えたのだ。

将来を夢見て語り合った少女時代と、現在の彼女たちの状況との対比を通して、4姉妹の人生が語られていく。今から150年も前の時代を描いている「若草物語」という、これまで8度も映画化されてきた不朽の名作を、今回彩る俳優陣の顔ぶれも話題になった。しっかり者の長女メグには大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズで実績を積み、不動の人気を誇るエマ・ワトソン。本作の要めとなる次女ジョーには、『レディ・バード』以来、ガーウィグ監督とは再タッグとなるシアーシャ・ローナン。3女ベスには、2018年に放送されたHBO/TVシリーズ『KIZU・傷』で脚光を浴びたエリザ・スカンレン。4女エイミーには、2019年に公開され、大きな反響を巻き起こしたサスペンス・ホラー『ミッドサマー』でブレイクしたフローレンス・ピューが選ばれた。隣家であるローレンス家のローリーには、今最も旬な俳優であるティモシー・シャラメ。4姉妹の母にはベテランのローラ・ダーン。そして、父方のマーチ伯母役にはメリル・ストリープ。また、ローリーの祖父ローレンス氏には、クリス・クーパーという名優が配役された。ガーウィグ監督には新しい「若草物語」をどう作り上げるかという圧力に耐え得る、揺るぎない自信があった。本作の監督と脚本を任された時点で、彼女の頭の中には明確なビジョンがすでに固まっていたからである。
オルコットの姉妹をモデルとして書かれた「若草物語」は、ガーウィグ監督の原点と言える存在感を放ち、その物語世界にどっぷりと浸かる少女時代を過ごした彼女にとって、この小説の映画化はまさに天から与えられた祝福であったのだ。貧しくとも幸せな少女時代・思春期・青年期・成人してからの4姉妹を独特の視点で表現するために、構成はふたつのパートに分けられた。すなわち、4姉妹の「試練にさらされた現在」と「夢のような輝きに満ちた過去」が、それぞれのシーンに重なるようにシンクロしていく手法を取ることで、「現在」と「過去」の対比が残酷なまでに明らかになる。

さらに、ガーウィグ監督のクリエイティブ面が発揮された。「恋愛」と「結婚」という概念を加味することで、ジョーの自立志向に影響を及ぼし、彼女を追い詰めるメタファ―の可視化である。本作の冒頭で、原稿を持ち込んだ出版社の編集者から「売れる本を書くなら、ラストで女性を結婚させるように」と要求され、困惑するジョーの揺れる心情が描かれている。その現実に突き当たったジョーは自分の意思を曲げることを受け入れるのだが、その「結婚」という命題は、どこまでもジョーを追いかけてきて彼女の足かせとなっていく。その試練を乗り越え、「結婚」と「自由に生きる」ことを両立させたジョーと、家族のラストを描く『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」に人々の熱い視線が注がれ、高い評価をもたらした。ガーウィグ監督は、女の幸せイコール「結婚」という避けがたい当時の風潮に4姉妹を絡ませ、「結婚」イコール「男性への依存」という社会的図式をも露わにした。女性の社会的な一歩と言える参政権を与えず、女性の社会進出を執拗に拒み、金銭的な問題を解決するには「裕福な男性」との結婚が至上命題とされていたのだ。ガーウィグ監督は、女性は「家庭」というものを基準に据えてこそ生きる道があるのだという、がんじがらめの環境からの「救済」の意味を込めて、本作を描ききった。「若草物語」の原作者のオルコットは、洋服の仕立て、家庭教師、家事手伝い、学校の臨時教員、文筆業などを掛け持ちし、確固たる自立の道を切り開いた。その姿は現代の女性像にも重なり、観客の共感を呼んだ。オルコットのバイタリティは、生涯独身を貫いた姿勢にも表れている。そこにこそ、女性が「自分の人生」を生きる先駆者としての魂が息づいているのだ。本作は第92回アカデミー賞において作品賞・主演女優賞・助演女優賞・脚色賞・衣装デザイン賞の6ノミネートを果たし、ジャクリーヌ・デュランが衣装デザイン賞を受賞。批評家からも絶賛で迎えられた。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のあらすじ・ストーリー

ニューヨークで作家になることを夢見るジョー

「週刊ボルケーノ」のドアの前に立つジョー。

アメリカ合衆国マサチューセッツ州・コンコードに家族と暮らすジョー(ジョセフィン)・マーチは4人姉妹の次女。本が大好きなジョーは作家になる夢を子どもの頃から抱き続けてきた。ジョーは、姉妹で上演するお芝居の原稿を書くなど、これまでもいろんな物語を自分で紡いてきた文学少女だった。やがて、長年親しんだ故郷を離れてニューヨークに出たジョーは、賄い付き下宿で、家主夫人の娘2人の家庭教師をしながら作家になる夢を実現する機会をうかがっていた。
1868年。現在のニューヨーク。恋愛や結婚という、女性の読者を対象とした週刊誌を発行し、高い人気を誇る「週刊ボルケーノ」の編集室のドアの前にジョーは立っていた。ジョーはこの週刊誌に掲載されることを夢見ていたのだ。つい最近自信作を完成させたジョーは、「週刊ボルケーノ」にその原稿を持ち込む決意をしたのだった。

「週刊ボルケーノ」の編集者ダッシュウッド(左側)とジョー(右側)

迷いを振り切るようにスッと頭を持ち上げ、ドアを開けて中に入っていく。室内は話し声が飛び交い、どこかのサロンのような雰囲気が漂う。奥まった一角に座る男性に近づいたジョーは「『週刊ボルケーノ』の編集部ですよね?ダッシュウッドさんに会いたいのですが」と言う。ジョーはダッシュウッドに、これは自分が書いたものではなく、友人に託された原稿を持ち込んだのだと説明する。そして、友人はもし気に入られたらさらに書くと言っていると付け加える。実際にはジョーが書いたものだが、掲載を断られた時に備え、ショックを和らげるために守勢に回っているのだ。
ダッシュウッドがジョーに「処女作じゃないね?」と念を押す。ズブの素人の作品が採用されるほど甘い業界ではないことは分かっているので、ジョーは今までに何作か雑誌に載ったこと、小説コンテストで入賞した実績を得意げに話す。興味を抱いたダッシュウッドはジョーから手渡された原稿を厳しい目で1枚1枚チェックをしていく。それを見守るジョーの手の爪は青いインクで染まっていた。あくまでも友人が書いた原稿であることを強調したいジョーはその手を机の下に隠す。チェックし終わったダッシュウッドから「採用だ」と言われたジョーは思わず「本当に?」と聞き返した。しかし、ダッシュウッドは「長すぎるからもっと短くして」と条件を付ける。採用されるのは嬉しいことだが、自分に取って関心のある道徳の要素が削られることへの不満を漏らすと、ダッシュウッドは「戦争に疲れた人々には説教よりも娯楽が必要だ。道徳ものは売れない。『ご友人』にそう伝えて」と突っぱねる。ダッシュウッドにはこの原稿はジョーが自分で書いたものだということが分かっていた。
渋々納得したジョーは次の段階として、一番気になる原稿料について尋ねた。
ダッシュウッドから「相場は25~30ドルだが、今回は20ドルだな」との答えが返ってきた。なんとしても採用されたいジョーはその値段で了承し、現金を受け取る。そして「友人が新作を書いたらまた持ち込んでもいいですか?」と念を押すのを忘れない。「その場合は、短く、刺激的にするように。主人公が女性なら最後は結婚させること、もしくは死ぬか」とダッシュウッドに今後の方向性を指摘されたジョーは困惑の表情を浮かべる。
しかし、ダッシュウッドはそれには取り合わず、雑誌掲載に必要な著者名はどうするのかを聞いてきた。ジョーは自分の名前が出ることに対して慎重な考えだったので、著者名はなしということで合意した。

原稿が「週刊ボルケーノ」に採用され、嬉しさのあまり街中を走って下宿に帰るジョー。

ダッシュウッドに採用のお礼を述べ「週刊ボルケーノ」を辞し、通りに出たジョーはいきなり走り出す。自分の原稿が初めて商業誌に掲載される喜びを抑えきれないジョーの、弾むような疾走がその心中を表していた。ジョーが身に着けている服は、男性が着るようなパンツスーツとロングコート。女性の服装は体を締め付けるコルセットが常態化していたこの時代の先端をいっていた。こんなところにもジョーの活発さ、時代や固定観念に縛られない生き方が見てとれる。

下宿に帰り、暖炉の前でメモを書きつけるジョー。

下宿に帰ってきたジョーが居間の暖炉の傍らで何かを手帳に書きつけていると、同じ下宿人のドイツ人・フレデリック・ベア教授が入ってきた。フレデリックはジョーのドレスに暖炉の火が燃え移っているのを見てジョーに教えてくれた。そこへ家主のカーク夫人がジョーに娘たちの授業の時間だと告げにくる。それを見ていたフレデリックから「君が小説を書くのはお金のためじゃないはずだよね?」と尋ねられたジョーは「パリにいる妹が大金持ちと結婚するまで私が家族を支えるの」と答える。

マーチ伯母に同行し、パリに行ったエイミー。習っている絵画教室のレッスン風景。

現在。パリ。父の姉であるマーチ伯母の話し相手としてパリに滞在しているマーチ家の末っ子のエイミーが公園で絵を描いている。エイミーはここパリで絵のコースを取っている。自分の絵の才能がどこまで伸びるのかを不安視していたエイミーは、画家になるか、それを諦めるかのジレンマと戦ってもいた。
マーチ伯母は大富豪で、牧師をしているジョーの父親の理想とする清貧な生活とは対極の暮らしをしている。マーチ伯母は生きている間にもう一度ヨーロッパに行きたいという希望を叶える際に、自分の話し相手としてマーチ家からエイミーを選んだ。エイミー自身も実家の窮乏を救うためには、何としても裕福な結婚相手を得る必要を実感しており、社交界の中心地である今回のパリ行きは、彼女の意にかなったものだったのである。絵を描き終わり滞在先のホテルへ帰る途中の馬車の中でエイミーは家族からの手紙を読んでいる。マーチ伯母が「デカダンスは有害ね。フランス女は髪をとくブラシも持ち上げない」と言うと、エイミーが「面白いわ、マーチ伯母さま」と軽く受け流すとマーチ伯母は「エイミー、あなたの面倒な家族の状態は変わらないの?」と辛らつなことを言う。故郷の家では3女のベスが病気で寝込んでおり、エイミーは帰国するべきかどうかを思案中だった。そのことに気づいているマーチ伯母は「あなたが帰ってもベスの病気が治るわけではない。帰国するのはフレッドと婚約してからよ」と釘を刺してきた。何年か前に故郷で、隣家の青年ローリーの紹介で知り合ったフレッド・ヴォーンという富豪の好青年との結婚を望んでいるエイミーは、彼からのプロポーズを待ち望んでいた。好都合なことにフレッドも現在はパリに滞在しており、この好機を絶対に逃してはならないというプレッシャーはエイミーにとって最優先課題だったのだ。

パリで隣家の青年ローリー(左側)と再会するエイミー(右側)。

ちょうどその時、故郷の隣家のローリー(セオドア)・ローレンスを見かけ、馬車を降り、ローリーに駆け寄るエイミー。ローリーが今パリに滞在しているのを知っていたエイミーは、少女時代に家族ぐるみで親しかった彼が、自分を訪ねにホテルに来てくれるのではないかと期待していたのだった。
ローリーは実際にエイミーに会いにホテルに行ったが、エイミーは留守だった。せっかくの機会に会えなかったことをエイミーに謝る。一緒に渡欧した祖父のジェームズ・ローレンス氏はまだドイツに滞在しており、ローリーは気ままに一人旅を楽しんでいるそうだ。何年振りかの再会に、ローリーはエイミーが成長して美しくなったことに驚く。エイミーは、ローリーが相思相愛に見えていた姉のジョーと別れたことを残念に思うと慰めの言葉をかける。ローリーは「僕は気にしていないから」と強気を装う。別れ際にエイミーはローリーを年越しパーティーに誘う。エイミーが狙っているフレッドも出席するという。ローリーに、夜の8時にホテルに迎えに来てくれるよう頼んだエイミーは、正装なのでシルクハットを被って来るようにとの助言も忘れない。社交界の本場パリでの生活にすっかりなじんだエイミーの貴婦人らしさを感じさせる微笑ましい一瞬だった。公園を歩いて行くローリーを馬車の上から振り返り、名残惜しそうに見つめるエイミーの笑顔が輝いていた。

洋服店で友だちのサリー(左側)とシルクの生地を見る長女メグ(中央)。

現在のコンコード。ローリーの家庭教師だったジョン・ブルックと結婚し、慎ましい生活を送るマーチ家の長女メグは、裕福な友だちのサリーと洋装店で生地を見ていた。グリーンのシルク生地を買うようにと執拗に勧めるサリーの手前、本当は夫のジョンのコートを仕立てるのが優先課題だったのにもかかわらず、その場の勢いで自分のために高額な散財をしてしまったメグ。その生地は18mで50ドルもしたのである。サリーへの対抗心が招いた結果だった。帰宅してもなお自責の念に駆られるメグは、息子と娘からの抱擁にもどこか上の空だった。ジョンにどう話せばいいのかと頭を痛めているさまは、悲しい女心を感じさせる。

観劇後、下宿人のフレデリック(右側)とダンスを踊るジョー(左側)。

ニューヨーク。ジョーとフレデリックは別々の席で演劇を楽しんでいた。中ほどに着席しているフレデリックは、後ろの壁際で立ち見しているジョーにこっそり目をやり微笑んでいた。観劇後のロビーでフレデリックを見かけたジョーは、彼が入った居酒屋まで跡をついて行ってみた。そこではたくさんの客が踊りを楽しんでいた。ジョーに気づいたフレデリックと隣同士になり存分にダンスを堪能するジョー。ローリー以外の男性との、こんなにまで気持ちが通じ合えそうな触れ合いは、ジョーにとって初めての経験だった。今まで同じ下宿人としてしか見ていなかったフレデリックを、好ましい男性と認識したことが、ジョーの深い心情に刻まれることになる。

メグとジョーが舞踏会に行く支度をしている。メグの髪をカールさせていたジョーがコテでメグの髪を焦がしてしまう。

7年前。コンコード。
舞踏会に呼ばれたメグとジョーが家で支度をしている。ジョーはメグの髪にコテを当てて、巻き毛を作っていた。末っ子のエイミーは自分が呼ばれなかったのに不満を漏らしている。ふいに3女のベスがコテから煙が上がっているのに気づく。ジョーは「湯気よ」と澄まして答えるが、実際にはメグの髪がコテに絡みついて一束ごっそりと抜け落ちていた。悲鳴を上げる4姉妹。絶望したメグは「ママ!これじゃ舞踏会に行けない」と泣き叫ぶ。それでもなんとかメグは焦げた髪を繕って舞踏会に出席を果たした。

舞踏会場でダンスをする気も起らず、退屈を我慢するジョー(中央)。

根っから華やかな場所が好きなメグはダンスを心から楽しんでいるが、そういう女性らしさが苦手なジョーはすっかり退屈していた。メグと目が合ったジョーは「帰ろうよ」と合図を送るが、宴もたけなわな今、立ち去るのを惜しむメグはなだめるような視線をジョーに向けるだけである。
ただ1人ジョーにダンスを申し込みたそうな男性が現れたにもかかわらず、避けるようにそっけなく隣の部屋に行ったジョーはそこにいた男性と出会う。その男性こそ隣家のローレンス家に越してきた孫のローリーだった。ローリーはジョーのことを知っていたようで「ミス・マーチだよね?」と聞いてきた。ローリーは自己紹介を済ませた後、自分はヨーロッパ育ちだからこことは作法が違うので、居心地がよくないことをさりげなく説明する。
ジョーは自分の父が今北軍の従軍牧師として戦地に行っていること、今夜ダンスができない理由はドレスの後ろ側に焼け焦げがあることを上げた。するとローリーは「ポーチで踊らない?」と提案してきた。

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