江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

襲撃

シロクマの剥製を着て逃走する江渡貝

ついに贋物の刺青人皮が6枚完成した。江渡貝は鶴見人形に抱きついて「これなら鶴見さんも喜んでくれる。よしよしなでなでしてくれる」と喜んでいたが、別の部屋でガラスが割れる音がして顔をしかめる。音のした方へ向かうと、前山が頭を打たれて倒れていた。外には、鶴見たちと同じく金塊を狙い刺青人皮を探している尾形が銃を持って江渡貝の方へ向かってきていた。尾形のことを知らない江渡貝だが、刺青人皮を奪いにきたのだと察しすぐに荷物をまとめた。尾形にバレないようにシロクマの剥製を着ぐるみのように着て、隙を突きなんとか贋刺青人皮を外へ持ち出した。その頃月島は外出していたが、財布を忘れたことに気づき江渡貝の家へ戻る。戻る途中で町のおじいさんから「兵隊さん、あっちに白いくまが走っていったぞ」と言われるが江渡貝だとはつゆ知らず、月島は軽くあしらった。江渡貝が逃げた後の江渡貝剥製所で尾形と月島が鉢合わせた。月島は尾形の持っている小型銃の持ち手に銃剣を突き刺し、尾形が手を離したところで蹴りを入れた。もう少しというところで別の部屋に逃げ込む尾形。月島は尾形との戦いを放棄し、江渡貝を探しに行く。そこでシロクマの剥製が無くなっていたため、町のおじいさんの言葉もあり、江渡貝が剥製をきて逃走していると気がついた。

アイヌの少女・アシリパと共に金塊を狙っている杉元と、2人と手を組んだ入れ墨の囚人である白石は、町で月島を見かけた。杉元と白石もまた、月島のことを追っていた。2人が江渡貝剥製所についた時には月島はすでにいなかったが尾形がまだ残っていた。扉の影に潜んでいた尾形は部屋に入った白石を脅し、杉元と共に外へ出て月島を追うよう仕向けた。

トロッコ戦

月島、尾形、杉元と白石の全員が江渡貝を追う中、最初に追いついたのは尾形だった。江渡貝は尾形に話しかけられ、ここまでかと思った矢先、トロッコに乗ったきた月島が江渡貝の体を引き上げ逃げた。トロッコで逃走する2人を見つけた杉元、白石は急いでトロッコに乗って追いかける。江渡貝は自分が作った贋刺青人皮を抱き抱え「僕が作った贋物の刺青人皮、鶴見さんに必ず届けてよしよしぺろぺろしてもらうんだ」と言った。トロッコは坑道に入るが、坑道内で作業していた人が突然きたトロッコに驚き持っていた石を落とした。その石が江渡貝と月島が乗るトロッコにハマり、2人のスピードが落ちたため白石と杉本が追いついた。月島は杉本が持っていた銃を奪い殴りかかるが、振り回した銃が路線変更のレバーに当たり、運よくそれぞれのトロッコが二手に別れて振り切ることができた。
その後江渡貝たちを追いかけるのは尾形。坑道ではダイナマイトに火をつけたため、坑道内の人々が「止まれ!」と叫ぶ。尾形はギリギリのところで止まったが、声が聞こえなかった江渡貝たちはそのまま進む。江渡貝と月島が通り過ぎたところでダイナマイトが爆発したため、爆発には巻き込まれずに済んだ。

死亡

ダイナマイトの爆発を逃れ、そのまま山の向こうへ逃げようとする月島と江渡貝。しかし坑道内では発破によりガスだまりが起き、ガス突出が起きた。小さい爆発が起き、行動内にいた人々は吹き飛ばされる。その後強い強風が吹き、作業していた人がもっと大きい爆発が起こるぞと言った。そして山が揺れるほどの大爆発が起き、江渡貝、月島は巻き込まれた。月島はなんとか無事で、瓦礫の下敷きとなっている江渡貝に「今出してやるぞ」と言う。だが江渡貝は、自分の足が潰れてしまっている事、火災が広がらないようにするために生存者がいても出入口を塞ぐ事を知っていたため、自分が助かるにはもう間に合わないと悟った。江渡貝は月島に贋物の刺青人皮を預けて「僕を初めて肯定してくれた鶴見さん。鶴見さんが僕に与えてくれた役目、無駄にしないでください月島さん」と言った。そして江渡貝は最期に「鉄」と鶴見に伝えて欲しいと月島に頼んだ。月島も意味がわからないようだったが、鶴見ならそう言っただけでわかるはずだと言った。「鉄」とは江渡貝が鶴見に伝えた刺青人皮の贋物と本物の見分け方であった。江渡貝が剥製などを作る際に使うなめし剤は植物性のタンニンなめしというもので、水に濡れるとタンニンが滲み出て鉄分と反応する。そして黒くなってしまう。贋物と本物との見分け方を命懸けで伝え、生まれて初めての理解者である鶴見のために自分にできることをやり切った江渡貝は満足そうに息を引き取った。

江渡貝弥作の関連人物・キャラクター

鶴見篤四郎

鶴見は陸軍第七師団の中尉である。埋葬された刺青の囚人を探していたところ、その遺体が盗掘されていたことをきっかけに墓荒らしである江渡貝のことを追うことになる。剥製を探していると言って江渡貝剥製所を訪問し、徐々に江渡貝との仲を深めていった。
陸軍の和田大尉の指を噛みちぎったり、杉本の頬に団子の串を貫通させるなど江渡貝以上に変態で狂っている鶴見は江渡貝の変態さも受け入れた。江渡貝に人間の皮で作った衣服をもっと着て見せてくれと頼み、絶賛するシーンもある。鶴見は江渡貝に、剥製の母親を江渡貝に自分の手で銃弾を撃ち込ませて決着をつけさせた。そして刺青人皮争奪戦に大混乱を巻き起こすべく、江渡貝にデタラメの暗号を掘った贋の刺青人皮を作るように頼んだ。江渡貝は敵に襲撃されるも、自分を初めて肯定してくれた鶴見を敬愛していたため、鶴見のために命を犠牲にして贋刺青人皮を守った。

月島基

第七師団の鶴見と行動する新潟県佐渡島出身の軍人。作中では仲間や戦友を大事にする様子が伺える。江渡貝が偽物の刺青人皮を作っている側で、「がんばれ江渡貝くん、集中集中」と励ましていたが、江渡貝は鶴見以外の言うことは聞かないと言っていたため、江渡貝は月島に冷たい対応をしていた。刺青人皮を狙っている尾形や、杉元たちの襲撃により逃走する江渡貝を一番にサポートしたのは月島である。尾形に追いつかれてしまった江渡貝をトロッコに乗って引き上げ坑道の中を逃走した。坑道内のガス突出で起きた爆発に巻き込まれ、瓦礫の下敷きになった江渡貝のこと必死になって救出しようとした。江渡貝は自分が作った贋刺青人皮と伝言を月島に託し、必ず鶴見に届けるようにと月島に頼んだ。月島は必ず生きて戻らなければならないと、ガスを吸い嘔吐しながらも、なんとか坑道から脱出した。冷静でありながら、軍に忠実で仲間思いである性格が人気のなのか、ゴールデンカムイ総選挙では第3位にランクインしている。

江渡貝弥作の名言・名セリフ/名シーン・名場面

狂気のファッションショー

人間皮で作った服

江渡貝の歪んだ趣味を受け入れた鶴見。江渡貝にもっと人間の皮で作った服を着て見せて欲しいと頼む。江渡貝は「いいんですか?」と興奮気味に言い次々に着てみせた。人間の顔が至る所についている服や、腕が丸々一本ついていてそれを振り回したり、フリルのようになっている服などさまざまな形状のものが見られた。鶴見も「猫ちゃんのように、猫ちゃんのように歩くんだ!」と要求し、変態同士の盛り上がりを見せた。

「僕が作った偽物の刺青人皮、鶴見さんに必ず届けてヨシヨシペロペロしてもらうんだっ」

贋刺青人皮を持って逃走する江渡貝

尾形や杉本たちの襲撃からトロッコで逃走している際に言った言葉。江渡貝は贋の刺青人皮を、敬愛する鶴見に必ず届けなくてはと必死に逃走した。尾形が江渡貝剥製所にやってきた際はシロクマの剥製の中に入りやり過ごし、その後バレずに脱出するなど頭のキレる場面もあった。シロクマの姿で逃走する姿はマスコットのようで可愛さがあったが、このセリフでやはり変態であることがわかる。

「『鉄』と伝えてください!!」

月島に鶴見への伝言を頼むシーン

逃走後、坑道内での爆発事故に巻き込まれ瓦礫の下敷きになった江渡貝。自分の足が岩盤に潰され、助かるには間に合わないと悟った江渡貝は、贋の刺青人皮を月島に預けた。そして鶴見に「鉄」と伝えて欲しいと頼んだ。意味がわからない言葉だが、鶴見ならそれだけでわかってくれると信頼していた。「鉄」とは贋物の刺青人皮を見分けるためのキーワードである。剥製を作る際に植物性のタンニンなめし使っているため、皮が水に濡れた際に鉄分と反応して黒く変色するという。江渡貝は鶴見にだけ剥製造りに使用している物やこだわりを打ち明けていた。そのため伝言を受け取った鶴見は江渡貝が自分にしてくれた話から考え、無事「鉄」という伝言が贋物の見分け方であると気がついた。江渡貝は爆発後、自分は助からないとわかっているのに、清々しい目をしていた。マザコンではあるものの、偏った思想の母親のもとで育ち、否定ばかりされていた江渡貝。鶴見が自分を受け入れたくさん褒めてくれたことが本当に嬉しかったのだろう。最後は刺青人皮の贋物の見分け方を伝え、鶴見のために命を犠牲にした。

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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