転生したらスライムだった件(転スラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『転生したらスライムだった件』とは、伏瀬が小説投稿サイト『小説家になろう』で2013年から連載していた作品を書籍化し、アニメや漫画などのメディアにも展開している異世界ファンタジー。シリーズ総発行部数2500万部突破の人気作で、主人公のリムルをはじめとした仲間が悪逆な敵を倒していく爽快感が魅力である。通り魔に刺されて死んだ日本の会社員、三上悟がスライムとして異世界に転生した所から物語は始まる。元サラリーマンが人と魔物が楽しく過ごせる国を作るべく、仲間を増やして成り上がっていく姿が描かれている。

ファルムス王国

西方諸国で一、二を争う大国でジュラの大森林とも国境を接する。影で大量の異世界人を召喚して軍事力を高めている。

イングラシア王国

大陸の中央にある大国で交易の要所。ジュラの大森林と国境を接していないので自由組合の本部や西方聖教会の拠点など、巨大組織の多くがこの国に拠点を構えている。

組織

自由組合

冒険者の互助組合だったものが、神楽坂優樹の手によってその存在意義は変わらずに規模が拡大され国際的に活動している組織になった。その影響力は西方諸国首脳にも及ぼす。

中庸道化連

仮面を被った道化師の集団で紛争の影で暗躍している。その目的は不明だが「あの方」と呼ばれる者の意志によって動いている。あの魔王クレイマンとも裏で繋がっている。

西方聖教会

ルミナス教を布教する為の宗教組織。本来は武力を必要としないはずなのだが、信徒を守るという名目で聖騎士団(クルセイダーズ)なる武装組織が内部には存在し、ヒナタ・サカグチはその騎士団の団長を務める。魔物を認めないという教義のもと、ファルムス王国のテンペスト侵攻にも加担する。

種族

大鬼族(オーガ)

戦いを好む人型の魔物。
ジュラの大森林の中でも高い戦闘能力を備えているが、オークロード率いるオークたちによって里を滅ぼされてしまう。
生き残った6人のオーガは、脱出して来た先でシズの仮面を付けたリムルと出会い、同じく仮面を付けていた黒幕と思い戦闘を仕掛けるも、誤解と分かり謝罪した。
リムルに配下になるよう誘われ、忠誠を誓うこととなり、一族全員に名前が与えられることになった。

豚頭族(オーク)

豚のような人型の魔物。
ゴブリンよりは強い程度の下級の魔物であったが、オークロードの出現により状況が一変する。
格上であるオーガの里を滅ぼし、20万もの軍勢を率いてジュラの大森林を侵攻するようになる。
オークロードのスキル「飢餓者(うえるもの)」によって、支配下にあるものは誰でも食べた相手の力を奪うことができる。

牙狼族(がろうぞく)

狼型の魔物。
ジュラの大森林を支配するためゴブリン村を襲撃していたが、リムルによって敗北したことで忠誠を誓う。
リムルが長の息子にランガの名前を与えたことで、「全にして個」の特徴を持つ牙狼族は「テンペストウルフ」へと進化した。

ドワーフ族

人間と友好的な関係を築いている種族の一つ。
武装国家ドワルゴンにて手先の器用さを活かし、武器や防具などさまざまな加工品を製造している。
背丈が低い者が多い。

子鬼族(ゴブリン)

戦闘能力のある魔物の中でも最弱とされている種族。
人型で言葉をかわすことができるが、知性は低いとされている。
上位種に男ならホブゴブリン、女ならゴブリナがいる。

蜥蜴人族(リザードマン)

トカゲのような人型の魔物。
ジュラの大森林の中央にあるシス湖周辺に広がる湿地帯を占有しており、その地下にある洞窟を住処としている。
戦闘能力もそれなりにあり、ぬかるみのある場所での戦いを得意としている。

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@Chalikouu6

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