ドナテロ・ヴェルサス(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ドナテロ・ヴェルサスとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンーオーシャン』に登場するジョースター家の宿敵であるDIOの息子の一人で、不幸な生い立ちから強い向上願望を持つ敵スタンド使い。地面の記憶を再現するスタンド「アンダー・ワールド」という能力を持つ。エンリコ・プッチ神父と出会いプッチの指示に従い主人公・空条徐倫を始末しようとするが、次第にプッチを疎ましく感じるようになり、プッチの目的である「天国へ行くこと」を自分が遂げようとする。

ドナテロ・ヴェルサスのプロフィール・人物像

年齢:25歳
身長:181cm
体重:72kg
特技:食べた料理の食材を言い当てること
CV:宮下栄治(格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)

ドナテロ・ヴェルサスとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部ストーンオーシャンに登場するキャラクター。ジョースター家の宿敵であるDIOの息子の一人であり、生まれながらのスタンド使い。
父親違いの妹たちばかりをかわいがる母親と義父にうんざりし、13歳で家出をする。金もなく数日で家に帰るつもりだったが、空から窃盗品のスパイクが落ちてきて、そのスパイクを履いていたところを逮捕されてしまう。そのスパイクは泥棒が捨てたもので、ヴェルサスが自覚のないスタンド能力で偶然掘り起こしたものだった。しかし、弁明の余地もなく窃盗のぬれぎぬを着せられ少年更生施設に入れられたヴェルサスは、冤罪が明らかになった頃には身も心もズタボロになっていた。その後も自覚のないスタンド能力のせいで不幸に見舞われ、社会から隠れるような人生を歩み始める。

これといった定職に就いておらず、ある日強盗をして警官に撃たれ、ビルから飛び降り負傷した状態で病院に運び込まれる。そこでDIOの友人であったエンリコ・プッチ神父に出会い、自分がDIOの息子であることを聞かされる。地面の記憶を再現できる「アンダー・ワールド」のスタンド能力と血脈を自覚し、生まれて初めて自分の運命を悟る。「天国へ行くこと」を目的とするプッチに「君たちは私を天国へ押し上げるために存在していて、それが幸福である」と説かれ、主人公・空条徐倫を始末しようとする。しかし、偉そうに指示ばかりしてくるプッチに次第に苛立ちを募らせ、自分がプッチのために行動する必要があるのか疑問を持つ。

天国へ行く資格があるのはDIOの血が流れる自分だと思い至り、プッチを出し抜こうとする。普段は物静かで丁寧な男だが、生い立ちのせいで世の中への恨みつらみは深く、誰よりも幸せになってやるという向上願望が強い。内に秘めた野望の強さは、父親であるDIOと共通している。

食べた料理に使われた食材を言い当てる特技があり、貝類アレルギーのプッチに料理の味見を頼まれ貝類が使われていることを言い当てた。身長、体重、服と靴のサイズ、腕時計のベルトの穴の位置までプッチと一致している。

ドナテロ・ヴェルサスの来歴・活躍

神父との出会い

「自分を天国へ押し上げることが幸福である」とプッチに説かれるDIOの息子3人。
右奥のベッドに横たわる人物がヴェルサス。

ヴェルサスは自覚のないスタンド能力のせいでさまざまな不幸に見舞われ、社会から隠れるような人生を歩んでいた。
これといった定職に就いておらず、ある日強盗をして警官に撃たれ、ビルから飛び降り負傷した状態で病院に運び込まれる。その病院にはDIOの息子である3人が同時刻に運び込まれ、プッチも偶然病院を通りかかりその場面に居合わせる。
引力のように集まったヴェルサスを含むDIOの息子3人は、DIOの友人であったプッチに自分たちの父親のことを聞かされる。「天国へ行くこと」を目的とするプッチに「君たちは自分を天国へ押し上げるために存在していて、それが幸福である」と説かれ、息子たちは主人公・空条徐倫を始末するように命じられる。
ヴェルサスは自分のスタンド能力と血脈を自覚し、生まれて初めて自分の運命を悟るのだった。

徐倫たちとの戦闘

画像左側の人物がドナテロ・ヴェルサス。

プッチの気配を感じ取り病院にたどり着いた徐倫とエルメェスを、ヴェルサスはスタンド能力で掘り起こした、墜落する飛行機の記憶に送り込む。徐倫は飛行機から脱出するが、さらに早く墜落する戦闘機に乗せられてしまう。
窮地に陥った徐倫は体を糸状にできるスタンド能力「ストーン・フリー」で、地上に糸を伸ばし警察官の無線機に絡めて奪い取り、仲間であるエンポリオに連絡を取ろうとする。その様子をプッチに説明され、ヴェルサスは苛立ちをあらわにした。
このあたりから普段の物静かで落ち着いた口調が崩れ始め、プッチへの反抗的な態度が目立つようになる。

エンポリオの手助け

生き残った乗客の座席に座れば助かることを徐倫たちへ知らせるエンポリオ。

ヴェルサスは戦闘中に偉そうに指示ばかりしてくるプッチに次第に苛立ちを募らせ、自分がプッチのために行動する必要があるのか疑問を持つ。天国へ行く資格があるのはDIOの血が流れる自分だと思い至り、プッチを出し抜き天国へ行く力の手がかりを得るためにプッチからプッチの弟、ウェザー・リポートの記憶のDISCを盗む。
徐倫は戦闘機も飛行機も墜落する時間は決まっていることを利用し、戦闘機ごと飛行機に突っ込んで戦闘機の墜落から逃れる。そのことをプッチに指摘され、ヴェルサスはさらにプッチへの反抗心を燃やす。
エンポリオは飛行機の墜落事故を調べ、事故当時乗客の中に2人生き残りがいたことを突き止め、その座席に座れば生き残れることを徐倫たちへ知らせる。

徐倫たちの機転

エルメェスのスタンド能力「キッス」で生き残った乗客の体を2つに増やし、子供をその間に隠しているのが分かる場面。

徐倫たちの作戦を阻むために、ヴェルサスは実在する病院内にいた子供を3人飛行機へ送り込み、徐倫たちに「子供を見捨て自分たちだけ助かるか、子供を座席に座らせ墜落事故で死ぬか」の二択を迫る状況を作り上げる。
それに対し徐倫たちは子供2人を生き残った乗客の座席へ乗せ、エルメェスの「シール」を貼った物体を2つに増やすことができるスタンド能力「キッス」で生き残った乗客の体を2つに増やし、もう1人の子供をその間に隠した。もう1人の生存者も同様に増やしてその間にエルメェスが隠れ、徐倫はスタンド能力で体を糸にしてエルメェスの体に入り込み、墜落から身を守った。
掘り起こした記憶の事実は変わらず同じ結末を辿るというヴェルサスの能力を逆手に取り、徐倫たちは生存者が必ず生き残るという事実を利用したのだ。

ヴェルサスの最期

画像右端の人物がヴェルサス。覚醒したウェザーのスタンド能力「ヘビー・ウェザー」により虹がかかった場面。

飛行機の墜落から生き残った徐倫たちにヴェルサスは追い詰められる。しかしヴェルサスはプッチから盗んだウェザー・リポートの記憶のDISCを読み、ウェザーがプッチを憎んでいることを知っていたため、両者を対峙させるためにスタンドを使ってDISCをウェザーのもとへ運び、ウェザーの記憶を呼び覚ます。
覚醒したウェザーのスタンド能力「ヘビー・ウェザー」によりサブリミナル効果を引き起こす虹がかかり、太陽光を見た人や動物は「自分は徐々にカタツムリになってしまう」という暗示にかけられ、町中の人間が無差別にカタツムリになっていく現象が起こる。この現象は、虹やカタツムリに触れても起こる。ヴェルサスは「ヘビー・ウェザー」を解放することで広範囲の無差別攻撃を始めさせ、徐倫とエルメェスを「ヘビー・ウェザー」の餌食にすることで窮地を脱した。

混乱に乗じて逃げ出したウェルサスは、プッチ神父の得た「天国へ行く方法」を知るため、エンポリオを見つけて承太郎の記憶が入ったDISCを奪おうと考える。徐倫たちに追われながらもエンポリオからDISCを奪うことに成功するが、徐倫に触れられ既にカタツムリ化の進んでいたエンポリオに触れたため、自身もカタツムリ化に巻き込まれてしまう。カタツムリ化したところを徐倫たちに捕らえられ、逃げ出したプッチを車で追う運転をさせられる。ウェザー・リポートがプッチにとどめを刺そうとしていたとき、その場に偶然車で突っ込み、皮肉にもプッチの命を救う形になった。身長体重体格がプッチと一致することを利用され、ヴェルサスの掘り起こしたプッチの記憶の像を被せられプッチに身代わりにされる。最期はナルシソ・アナスイに殺された。

ドナテロ・ヴェルサスのスタンド能力:アンダー・ワールド

スタンドとは

生物の生命エネルギーと精神エネルギーが形をもった像とした現れたものを「スタンド」という。スタンド能力とは、超能力の具現化のようなもの。
スタンド能力を持つ者を「スタンド使い」と呼ぶ。スタンドが傷つくとスタンドを持つ本人の体(作中では本体と呼ばれている)も傷つき、スタンドはスタンドでしか倒せない。
名前の由来は「傍に立つ」という意味の「スタンド・バイ・ミー」から。

ステータス

ヴェルサスのスタンド「アンダー・ワールド」

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