沙耶の唄(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『沙耶の唄』とは2003年12月にゲーム会社ニトロプラスにより発売されたPC専用アダルトゲームである。主人公・匂坂郁紀はある時事故にあったことから生死の境をさまよい、奇跡的に助かったものの郁紀は五感のすべてが事故前とは大きく変わってしまった。景色は豚の内臓をぶちまけた様なものになり、人間は奇妙な肉塊に見えてしまい発狂しそうな生活の中で、唯一人間の姿をしている美少女・沙耶に出会ったことで郁紀は沙耶に惹かれて共に生活を送ることになった。
脚本を『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄が務める。

電話を手にした耕司は郁紀に電話をかけた。郁紀は耕司が持っている資料を郁紀が確認して内容に納得すれば瑶を解放すると告げた。耕司はこの取引が口先だけのものであると理解していたが、郁紀と接触するために取引に応じた。郁紀は奥涯宅にて待つと言い残して通話を切った。
自宅を破棄して奥涯宅へと逃亡することを決めたのは沙耶であった。沙耶が奥涯宅に住んでいた頃に近場に廃墟を見つけていたのだ。その廃墟に沙耶たちを置いて郁紀は町へと行き武器として薪割り用の斧を購入した。
耕司を奥涯宅へ来るように指示をしたのは郁紀の意地悪であった。そして、頃合いを見計らって仕留めることにした。

夜に耕司が奥涯宅で待っていると郁紀から電話が入り、本当の待ち合わせを告げられる。耕司が言われた場所へ向かうと廃墟が現れた。中へ入ると泥をこねるような異音が聞こえてくる。更にすすり泣くような声も聞こえてきて耕司は誰だと問う。異音の正体は「ゴゥジ、グン?」と返してくる。耕司は直感的に声の主が瑶であることを悟った。瑶は耕司に殺してくれと懇願しながら湿った音を立てながら這いずり回る。人間が出すとは思えない音に耕司は恐怖を感じながらも暗闇を這いずる瑶をライトで照らしてみるとおぞましい姿となった瑶がいた。耕司は恐怖のあまり叫びながら手に持っていた銃の引き金を引いた。すべての弾を撃ち尽くして無力化してしまった耕司に瑶は悲鳴を上げながら耕司に覆いかぶさる。耕司は必死に抵抗して側に転がっていた鉄パイプで瑶を殴った。耕司の上から転がり落ちた瑶に耕司はさらに鉄パイプによる殴打を繰り返す。やがて瑶は動きを止めた。そして、後ろからやってきた郁紀の気配に鉄パイプを振り回す。郁紀は反撃を予想していたためにあたることはなかった。
郁紀は顔に笑顔を浮かべながら斧を持っていた。耕司が青海や瑶について問うと、郁紀は瑶を滅多打ちにした耕司に怒りを露わにして斧で切りかかってきた。鉄パイプと斧で戦う2人だが、喧嘩の経験がない郁紀が劣勢になったとき沙耶が耕司の足止めをした。沙耶の絡んでくる感触に耕司は必死に抵抗したが、沙耶により首を圧迫され絶命した。そして、そのまま沙耶の腹の中へと耕司は収められていった。耕司を捕食し終わった沙耶の様子が変わり、顔は血の気が引いて、熱病に冒されているようであった。沙耶の状態に郁紀は恐怖からうろたえてしまう。沙耶はそんな郁紀に自身は大丈夫だと言う。そして、沙耶と郁紀の子供たちが生まれると告げた。沙耶自身も思いのほか早かった出来事に驚いていた。沙耶は郁紀に抱かれながら郁紀に空の下に連れて行ってほしい頼む。郁紀は頷き沙耶と共に外へ出る。沙耶が最後のプレゼントとして沙耶を愛してくれた郁紀にこの惑星(ほし)あげると告げると沙耶の背中が膨らんで、羽化した蝶の羽のように花弁を広げた。そして、その花弁には光の粒子のような鱗粉がついていた。沙耶は苦しみを越えたのか安らかな顔で郁紀と沙耶の世界が始まることを告げた。沙耶の鱗粉が空を舞って世界へ降り注ぐ。

新しい世界の始まりを祝福する郁紀

郁紀は沙耶を抱きしめながら新しい世界の幕開けを、そして古い世界の滅びの唄を感じ、歓喜した。そして、最後の贈り物をくれた沙耶へ感謝をしながら鱗粉を撒いて小さくなった沙耶の躯を抱きながら泣いた。

涼子は奥涯の別荘にて地下室に残された食料を食べながら沙耶に関する資料を整理をしていた。ようやく終わったそれの最後のページには沙耶がこの宇宙にやってきた理由がまとめられていた。やってきた理由は繁殖であり、沙耶とその眷属は異次元の壁を越えて種をまき散らす生物であったのだ。そして、辿り着いた地でもっとも繁殖している種族を選別、浸蝕して生態系における支配的地位もろとも略奪する能力を沙耶は持っていた。それだけの能力を持ちながらも沙耶が侵略を行わなかったのは、沙耶が人間への理解を深めるにつれて人間の恋愛感情を学んでしまったためである。恋愛感情を学んだ沙耶は奥涯と共にいる時に人間に恋をすることができずに、繁殖へ熱意を失ってしまった。しかし、沙耶は郁紀と出会ったことで恋愛感情を持ち、繁殖に至った。
涼子は沙耶についての資料を片手に別荘を後にした。涼子は降り注いだ沙耶の鱗粉により、変異した世界を歩く。街には変異して人間の姿を失った者たちが蠢いていた。涼子も変異の影響を受けていたが、周りほど人の形を失ってはいなかった。しかし、完璧に変異するのも時間の問題であった。涼子は手に持った酒を味わいながら、化け物になったあとも酒の味を楽しめればいいなと思いながら眠りについた。そして、次に目が覚める時は街に溢れる蠢く者たちに混ざることになるであろうと感じていた。

『沙耶の唄』のゲームシステム

選択肢によるマルチエンディング

作中では選択肢が2つ用意されており、この選択肢次第でエンディングが変わる。
エンディングは全部で3つ。

1つ目の選択肢である沙耶が郁紀に事故以前のような生活を取り戻したいかという問いに対して「取り戻したい」と選ぶとED1に到達する。沙耶が郁紀の脳を弄ることで、郁紀の知覚異常が治る。そして、沙耶は郁紀の前から姿を消してしまう。

2つ目の選択肢は古井戸から助け出された耕司が郁紀と決着をつけるために郁紀の家を訪れ、そこで郁紀の犯した罪を見てしまい「涼子に電話する」か「郁紀に電話する」かを選ぶ。

「涼子に電話する」を選ぶとED2に到達する。涼子に郁紀の所業を伝え、涼子と共に郁紀と沙耶を殺すために動く。涼子が命を賭して沙耶に致命傷を負わせたことで郁紀は沙耶が死んだと思い自決する。耕司を残して全員が死に絶えてしまったことで耕司の精神は追い詰められてしまう。以後、幻覚と幻聴と悪夢に日常を侵食されながらも、1発だけ弾の入った拳銃を唯一の救いとして耕司は生きていくことになる。

「郁紀に電話する」を選ぶとED3に到達する。郁紀の元へ単身赴いた耕司が郁紀と沙耶の連携プレーに押され殺されてしまう。その後、沙耶が郁紀との子供を出産して息絶えてしまう。沙耶の出産した子供たちは世界を侵食していき、やがて新しい世界へと作り変えていった。

グロテスクシーンの軽減の選択

本作は非常にグロテスクなシーンが多い。基本的に化け物か内臓をぶちまけた景色であるため、それらのグロテスクなシーンをぼかすか否かを初見プレイ時に選択できる。

しかし、ぼかすと言っても少しだけなので、あまり変わらないと言う声が多い。また、イベントCGはカットできないのでともすればトラウマ級の画像が修正なしに画面に表示されてしまう。

また、グロテスクシーンの明度を下げることも可能になってる。しかし、スキップを使用時は無効となる。

CGギャラリー

作中にて使用されたCGを鑑賞できるモード。

ストーリーを読むことで随時解放されていく仕組みになっている。
グロテスク軽減されない仕様になっており、軽減してもオリジナルの画像が表示される。

『沙耶の唄』の登場人物・キャラクター

主人公

匂坂郁紀(さきさかふみのり)

CV: 氷河流

主人公の医大生の男性。物語開始3か月前に両親とともににタンクローリーの横転事故に巻き込まれてしまい、さらに自身も脳挫傷を負い生死を彷徨った。しかし、運び込まれたT大付属病院にて脳神経医学で最先端の治療技術であるマイクロマシンによる硬膜下血種の除去手術によって一命を取り止めた。しかし、この治療法は最先端であるが故にデータが揃っておらず、危険性の伴う方法であったために、経過観察として定期的に通院している。また、この治療の施術後に重大な脳障害をきたしたケースの報告が来ているとあり、郁紀も重大な脳障害を起こしていた。これにより、知覚障害となりすべてが施術前とは違う姿に見えるようになってしまった。風景は豚の内臓をぶちまけたかのようなグロテスクなものに、人間は不気味なぶよぶよとした肉塊のような姿形で見えるようになってしまったことからストレスで性格も陰鬱なものに変わってしまった。
最初は視界の以上のみであったが、やがて嗅覚味覚などの五感すべてに異常がでるようになったために、死を考えるほどに追い詰められていたが、入院中に唯一人間の姿をしている少女沙耶に出会ったことで心を救われ、共に暮らすようになる。
共に暮らすうちに沙耶に恋愛感情を覚え、沙耶を強く愛し、沙耶のために行動するようになる。

元々耕司、瑶、青海とは仲が良かったが事故後は後遺症が原因で辛辣に当たるようになる。これは郁紀を通してみるとおぞましい肉塊に見えるためである。瑶に好意を寄せられており告白を受けていたが、返事をする前に事故に遭いなあなあになっていた。しかし、後に瑶に告白の返事として大嫌いであると告げて泣かせてしまう。

沙耶の父である奥涯について調べており、不法侵入ともいえる行動も犯している。

味覚異常になってしまったために普通の食事が受け入れられず、人間の死肉が美味と感じるようになってしまい好んで食べるようになる。作中にて明確に食したのは青海、鈴見の両名。狂気的な世界で生きることになってしまったために、理性のタガが少しずつ外れていっているようで、沙耶をレイプした鈴見(怪物に見えていたとはいえ)を包丁でめった刺しにして殺害している。

自身と沙耶の生活を脅かすものを排除するために耕司と瑶の排除を企て、耕司を古井戸の落として殺害しようとした。瑶は沙耶により身体改造を施されたためにペットとして飼うことになった。耕司に殺意を向けられた際には沙耶と瑶を家族として認識して、一家の家長として守る動きを見せる。

狂った世界で沙耶だけが人間に見える=実際の姿が怪物であることに薄々感づいていたが、それでも愛して支えてくれる沙耶をどんな姿であろうとも愛すると決めている。

ED1では沙耶に元の生活に戻るようにできると言われ、知覚異常を治してもらい沙耶と離れることになってしまった。元の世界を生きることになった郁紀は青海の殺害、鈴見一家の殺害の容疑で逮捕されたが精神異常から責任能力がないと判断されて精神病院へ入院することになる。本当の姿を見られたくない沙耶と入院部屋の扉越しに会話をした後、奥涯を探すという沙耶を見送る。沙耶の本当の姿に気づいているが、それでも愛しおり沙耶と再び会う日を待ち続ける。

ED2では涼子により沙耶が瀕死の重傷を負ってしまったことで沙耶が死んだと勘違いして斧で自決する。

ED3では耕司を沙耶との連携プレーで殺害したのち、沙耶が郁紀との子供を出産して息絶えるのを看取った。沙耶の子供たちにより世界が生まれ変わっていくのを祝福した。

ヒロイン

沙耶(さや)

CV:川村みどり

ヒロインの少女。失踪した父・奥涯を探して奥涯が務めていたT大付属病院をうろついていた時に郁紀と出会い、自身の姿を見ても恐れない郁紀に興味を持ち親交を深めた。そして、退院する郁紀について行き共に暮らすようになる。献身的に愛してくれる郁紀を同じように強く愛している。
華奢で犬耳が生えたような髪型が特徴。

郁紀の知覚異常の中で唯一まともに見える存在。

幼い見た目に反して非常に博識であり、時に大学生の郁紀よりも豊富な知識量を見せるため、郁紀に驚かれている。性格は無邪気で無垢。しかし、時に冷酷な一面も見せる。
性に貪欲であり、郁紀との性交渉を好み避妊はしない。

正体は別の宇宙からやってきた生物。奥涯に拾われた当初は性別負不詳であったために「彼」と呼ばれていたが、後に繁殖として子種を欲しがる自身は雌であるとしたために「彼女」に変わった。沙耶という名前は奥涯からつけてもらった。
別の宇宙から繁殖と惑星の乗っ取りを目的にやってきたが、奥涯と接して人間という生物への理解を深めていくうちに繁殖には恋愛感情が必要だと思い込んだ。しかし、奥涯と共にいる時に人間に恋をすることができず、繁殖ができなかった。元々、驚異的な能力を数多持っており、生物の脳を弄る、身体改造、再生力とがある。しかし、恋愛感情を学び、人間に近づいたために本来の能力を忘れてしまった。(後に思い出し、鈴見の脳を弄る、瑶の身体を改造するなど行う)

死肉を好んで食する。奥涯宅から小動物の骨が出てきたことから、動物も人間もどちらも食せる。郁紀と暮らし始めの頃は人間向きの料理を勉強して作っていたが、ある時青海を溶かして食べているところを見つかってからは、郁紀が自身と同じ嗜好である気づき共に人肉を食べている。

基本的には郁紀以外の人間に対して関心が薄く、死のうが傷つこうが気にしていない。身体改造された瑶は再生力が強く簡単に死なないからと郁紀の買ってきた斧の切れ味を試すのに切りつけるのを勧めたりなど、人間の常識は通用しない。

驚異的な再生力を持っているが液体窒素に弱く、氷結した部分を砕かれてしまうと再生ができない。

ED1では郁紀の知覚異常を治して姿を消した。しかし、郁紀に対する気持ちを捨てきれず郁紀のに入院する部屋へ訪れていた。自身の本当の姿を見られて嫌われてしまうことを恐れ、扉越しに携帯電話のメール機能を使っての会話をした。自身の正体を知る奥涯を探しに行った。

ED2では涼子により瀕死の重傷を負わされてしまう。その姿に沙耶が死んだと思った郁紀が先に自決してしまったため、瀕死の身体を引きずり郁紀の遺体のそばまで這う。途中耕司により妨害されるが一途に郁紀の元を目指し、郁紀の遺体を撫でると息絶えた。

ED3では郁紀との子供(描写的に子供と言っても種のようなものであり、降り注いだ種は生物を異形に、世界を狂気に変える)を出産して死亡している。その時に背中から植物の花弁のような羽を生やしている。時折自身をタンポポもしくはタンポポの綿毛に例えることがあるので、本質的には植物に近いようである。

郁紀の友人

戸尾耕司(とのおこうじ)

CV:片岡大二郎

郁紀の親友でサークル仲間の男性。郁紀とは大学入学前からの付き合いになる。事故後に豹変してしまった郁紀に戸惑い不審に思うも、両親を亡くした心の傷のせいであろうと考えていた。しかし、恋人である青海の失踪後は郁紀が失踪に関わっていると考えて、郁紀のことを調べていくようになり徐々に郁紀と沙耶に近づいていき狂気の世界へ取り込まれていく。

涼子とは郁紀のことを相談しに行ったときに知り合い死にかけのところを助けられる。後に涼子の狂気にも触れていくことになるが、沙耶を倒したい涼子と殺人を犯した郁紀を殺したい耕司は利害の一致ということで行動を共にすることになる。
最初は奥涯の残した沙耶に関する資料を三文安のSF小説だと評して信じていなかったが、実際に沙耶の姿を見てしまったことで信用することになる。

ED2では生存したために沙耶という存在が世界、別の宇宙には沢山いることに嫌悪感を覚え、郁紀、沙耶、奥涯、涼子の4人の狂気と死に直面したことで精神を病んでしまい幻覚を見るようになる。そして、同じように世界の裏を知ってしまい銃なしでは寝られなくなった涼子同様に銃を隠し持っている。弾が1発しか入っていないことから恐怖から逃げられなくなったときは自害するつもりのようである。

ED3では瑶を取り戻すために郁紀の元へ訪れる。そこで、沙耶と郁紀の連携プレーに敗北してしまい沙耶に絞め殺される。

青海とは合コンで出会い、下戸の青海を介抱したことで交際を始めるようになる。
瑶が郁紀に対して好意を持っているのを知っていたため青海と共に郁紀と瑶を囃し立ててはくっつけようとしていた。

高畠青海(たかはたおうみ)

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