天野舞耶/P2罰主人公(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

天野舞耶(あまの まや)/P2罰主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成される『ペルソナ2』において、両ディスクにメインキャラクターとして登場。『ペルソナ2 罰』では主役を務めてもいる。情報誌「クーレスト」の編集記者で非常に明るい性格の女性。記者として噂の怪人・ジョーカー/JOKERを調査していたところ、ペルソナ使いに覚醒。以降、同じようにペルソナ使いに覚醒した仲間達とジョーカー/JOKERの行方を追う事になる。

回復系スキル。
『ペルソナ2 罪』、『ペルソナ2 罰』両ディスクにて、マイアが「変異」した時に習得する。
味方1体のHPを大回復する事ができる。

天野舞耶/P2罰主人公の来歴・活躍

『ペルソナ2 罪』

ペルソナ使いとしての覚醒

噂の怪人・ジョーカーに関する取材をする為に訪れた「七姉妹学園(通称:セブンス)」で、周防達哉/P2罪主人公(茶髪の少年)と仲間たち(金髪の少女と青髪の少年)と出会った舞耶と黛ゆきの(緑髪の女性)。

珠閒瑠市にある出版社「キスメット」でティーンズ向け雑誌「クーレスト」の編集記者として働いていた舞耶。ある日、彼女は巷で噂の「ジョーカー様」の記事をクーレストに載せる為、バイトカメラマン(見習い)である黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)と共に、街へ噂の調査に出る。ジョーカー様は、「自分の携帯から自分の携帯へ電話をすると呼び出せる怪人」といわれており、珠閒瑠市では実際にジョーカー様に願いを叶えて貰った、という人物で溢れかえり始めていた。

舞耶とゆきのは、ひとまず珠閒瑠市内の学校「七姉妹学園(通称:セブンス)」の生徒達にジョーカー様に関する取材をする為、セブンスへ向かう。するとそこで何やらジョーカーに関する情報を持っていそうな3人の生徒と出会う。それが周防達哉(すおう たつや)/P2 主人公とその仲間、ギンコ/リサ・シルバーマンとミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)だった。
この頃、達哉達は噂のジョーカー様を試した事により、なぜか怪人・ジョーカーから狙われていた。ジョーカーは達哉達の事を恨んでおり、復讐と称して達哉達に悪魔を差し向けていた。達哉達は自分達がジョーカーに狙われる理由を探る為、街に蔓延る噂が起こす事件を追いかけるようになる。実はこの頃、珠閒瑠市では「噂が現実になる」という異変が起きており、街では様々な噂が現実化し、事件を起こしていた。ジョーカーも人々の噂の1つであった事から、この異変と何か関係があると睨んだ達哉達は、ジョーカーの行方を追う為に街中の噂を追う事にしたのである。
そしてその最中に訪れたセブンスで出会ったのが、舞耶とゆきのだった。

達哉達が舞耶達と話をしていると、そこへ達哉達へ差し向けられた2体の悪魔がやってくる。慌てた達哉達は舞耶達を守る為に戦おうとするが、それよりも先にゆきのがペルソナを召喚する。実はゆきのは高校時代に行った儀式「ペルソナ様」によりペルソナ使いに覚醒しており、悪魔との戦闘もこれが初めての事ではなかった。驚く達哉達と舞耶の前であっさり1体の悪魔を倒す、ゆきの。するとその時、突然舞耶の中にあったペルソナ使いとしての力が覚醒。ゆきのにつられるかのようにしてペルソナが勝手に召喚され、残りの1体を倒す。

その予想外の光景に再び驚く達哉達。だが同時に、舞耶のペルソナを見た瞬間、理由のわからない懐かしさに駆られ涙してしまう。しかし直ぐに泣いてばかりいられないと我に返り、今現れた悪魔や自分達の置かれている現状を舞耶とゆきのに話す。

達哉達がジョーカーと関わりがある事を知った舞耶は、ジョーカーのネタを手にする為、達哉達についていく事を決める。そうしてゆきのと共に達哉達の仲間となり、ジョーカーの行方を追っていく事にするのだった。

ジョーカーを追う中で再会した舞耶のトラウマを生み出した男

ジョーカーの行方を追う舞耶達の前に現れた、ジョーカーが率いる組織「仮面党」の幹部・キング・レオ

達哉達とジョーカーの行方を追っていく事となった舞耶とゆきの。その結果、舞耶達はジョーカーが「仮面党」という名の組織を作りあげ、人々から「夢見る心」を奪おうとしている事を知る。さらに仮面党には4人の幹部がおり、その内の1人であったキング・レオが舞耶のトラウマとも呼ぶべき過去を作り上げた男・須藤竜也(すどう たつや)である事が判明する事となる。

竜也は10年前に放火魔として珠閒瑠市内で放火事件を起こしていた男で、舞耶は彼の起こした放火事件に巻き込まれた事があった。以来、舞耶は火に対して強い恐怖心を抱くようになっており、火を見ると我を忘れて取り乱すようになっていた。
またこの事件の時、竜也は舞耶を守ろうとしたとある少年のせいで、顔に酷い火傷を負っていた。その事で舞耶を恨んでおり、舞耶の事を「魔女」と呼んで、彼女への復讐を企んでいた。

竜也は舞耶達を珠閒瑠市内にある「空の科学館」に呼び出す。そこには舞耶達以外にも学校行事で科学館に訪れていた小学生達もいた。竜也は小学生達が居るのも気にせず、科学館に火を放つ。舞耶は火に恐怖するが、しかし自分をなんとか奮い立たせ、達哉達と共に小学生達を助けながら屋上を目指す事にする。

するとその途中、仮面党の幹部の1人である少女・イシュキックと出会う。イシュキックはキング・レオに言われて科学館内に飾られていた飛行機の中に隠れていたようだが、彼が科学館内に火を放った事で逃げられなくなり飛行機の中で助けを求めていた。
舞耶はイシュキックを助けようと、達哉達に手伝って貰う形で飛行機の中にいる彼女を助ける。しかしイシュキックをなんとか助けた舞耶が自分も仲間達のところへ戻ろうとしたところ、イシュキック救出の為に使っていた縄が切れ、その縄に身体を預けていた舞耶が火の中へ落ちそうになる。ギリギリのところで達哉が機転をきかせて、ペルソナの力を使って助けた為に大事には至らなかったが、代わりに舞耶の脳内にある記憶がよみがえってくる。

それは舞耶が竜也の放火事件に巻き込まれた時の記憶で、舞耶はそこで自分を助けてくれた少年が目の前の達哉であったという事を思い出す。しかし思い出したのは舞耶だけなようで、達哉の方は何か思い出した様子はなかった。

その後、イシュキックと別れた舞耶達は屋上で自分達がやってくるのを待っていた竜也と戦う。なんとか竜也に勝利した後、舞耶達、それからイシュキックと小学生達は科学館から逃げる為に街に広がっていた噂「空の科学館の飛行機は空を飛ぶ」というのを利用して、空の科学館の飛行機を使って外へ脱出する。

判明したジョーカーとの因縁

空の科学館での出来事の後、一度別々に別れる形で、それぞれに噂収集の拠点にしている探偵事務所へやってきた達哉達と合流した偽物の舞耶。

飛行機で空の科学館から脱出する事に成功した舞耶達は、その先で自分達が空の科学館に火を放った犯人として扱われている事を知る。舞耶達は一度状況を整理する為に、噂収集の拠点にしている珠閒瑠市内の探偵事務所へ向かう。しかしみんなで一緒に動いていては警察に見つかりやすくなる為、一度解散し、別々で探偵事務所へ向かおうという事になる。

仲間達と別れ、1人珠閒瑠市を歩いて探偵事務所を目指す舞耶。しかしその道中、舞耶はジョーカーの仕向けた手下達に邪魔をされ、探偵事務所へ向かえなくなってしまう。

一方その頃、探偵事務所で合流した達哉達は、自分達の因縁について知る為、珠閒瑠市内の神社「アラヤ神社」の裏の山に向かっていた。仲間の内でいち早くジョーカーとの因縁を思い出したギンコいわく、そこに自分達の忘れていた過去があるとの事だった。達哉達の傍にはジョーカーが仕向けた偽物の舞耶もいたが、誰もそれが偽物だと気づく事はなく、彼女も連れ立つ形でアラヤ神社裏の山へと向かう。
結果、達哉達はその先で、自分達とジョーカー、そして舞耶との間にあった忘れていた「過去」を思い出す事になる。

それは10年前の夏。達哉達がまだ小学生であった頃、彼らはアラヤ神社で行われていた縁日を通して知り合っていた。そこには、今この場にはいない黒須淳(くろす じゅん)という名の少年もおり、仲良くなった達哉達は縁日で買った戦隊モノの仮面を被り、自らを「仮面党」と名乗りながら一緒に遊ぶようになる。さらにそこへ、ある時から近所の中学生ぐらいの「お姉ちゃん」が加わる。このお姉ちゃんが、舞耶だった。
年上で頼りがいのある「お姉ちゃん」はすぐに皆と打ち解け、慕われるようになる。楽しい日々を過ごす彼らだったが、舞耶が、父親が亡くなった事をきっかけに街から引っ越さなければいけなくなった事で、その日々が壊れてしまう。舞耶にいなくなってほしくなかったギンコ・ミッシェル・淳は、彼女を神社の社に閉じ込める事にする。達哉はそれを止めようとするが、3対1で勝てるわけもなく、舞耶と共に社に閉じ込められてしまう。
そうしてその晩、神社に現れたのが竜也だった。竜也は神社に火を放つ。達哉は舞耶を守る為、竜也に立ち向かうが逆にやられ気を失う。けれどもその時、達哉のペルソナ能力が覚醒。無意識下でペルソナを使い、竜也を撃退する事に成功する。

その後、達哉も舞耶も無事に警察に保護されるが、放火魔が有名政治家の息子であった事から、事件はもみ消されてしまう。さらに事件の事を知ったギンコ・ミッシェル・淳は、自分達のせいで舞耶達が死んだと誤解し、「もう二度と会わない」という誓いのもと、自分達がつけていたお面を神社の裏山に封じてしまう。その後、彼らは皆、当時の記憶を心の奥底に封じ込み、忘れてしまう。

全てを思い出した達哉達。その瞬間、偽物の舞耶が舞耶のフリをして「あの時に私が味わった痛みを感じなさい」と達哉達に攻撃を放ってくる。相手を本物の舞耶だと思っている達哉達は、舞耶に手を出す事ができずやられそうになる。だがそこへ、ようやく達哉達に追いついた本物の舞耶が現れる。瞬間、本物の舞耶が現れた事で自らの作戦が失敗に終わった事を悟ったらしいジョーカーもその場に現れる。ジョーカーは舞耶に「お前を死んだ『あの人(お姉ちゃん)』に見せて奴らを殺そうとしていたのが失敗だ」と悪態をつく。そんなジョーカーに舞耶は、自分が本物の舞耶(お姉ちゃん)である事、本当は死んでなどいない事を訴え、ジョーカーの事を「淳クン」と呼ぶ。それはジョーカーに邪魔される中で、舞耶が考え続けた結果、導き出した答えだった。

ジョーカーは舞耶の言葉に驚きながらも、舞耶が死んでいない事実を受け入れられず、その場から去っていく。残された偽物の舞耶はジョーカーの代わりに舞耶達と戦う。偽物の舞耶との戦闘に勝利した舞耶達は、互いに互いの事を忘れてしまっていた事を謝る。そうして今もまだ舞耶の死に囚われている淳の誤解を解き、苦しんでいる彼の心を助ける為、ジョーカーのもとへ向かう事を決意するのだった。

ジョーカーとの対決

ジョーカーと対決する舞耶達。

現実世界へ帰還した舞耶達はフィレモンに言われた通り、カラコルへ向かう事にする。だが、その最中に大変な事が起こる。なんと珠閒瑠市に「ナチス・ドイツ」の政治家アドルフ・ヒトラーの残党だといわれている「ラストバタリオン」が街に出現するようになっていたのだ。

ラストバタリオンは、淳の父であったセブンスの世界史教師・橿原明成(かしはら あきなり)が書いた本「イン・ラケチ」に記載されていた存在だった。イン・ラケチは、明成が自分と同じ歴史好きな仲間と共に作り上げた本で、「マヤ文明との繋がりで人類の文化の発祥点が珠閒瑠市に存在する」というとんでもない内容が記されていた歴史書だった。しかしその内容がかつてアドルフ・ヒトラーが考えた「人類は滅びの危機に瀕してこそ進化を遂げる」という考え方に近しい点がある事に気づいた明成は、共に本を作ったセブンスの教師・イデアルと共にそれを封じる。その後、明成はラストバタリオンに狙われているという妄想を発症し、それが原因で事故死してしまう。

だが、その「イン・ラケチ」がジョーカーこと、明成の息子の淳により珠閒瑠市の出版社で本にされてしまう。珠閒瑠市内全域にその本が広まった事で、人々が本の内容に関する「噂」を行い、その結果、それらが全て現実となってしまったのである。舞耶達はラストバタリオンと戦いながら、カラコルがある蝸牛山へ向かう。しかしその山頂で待っていたのは、カメラマン見習いであったゆきのの師・藤井俊介(ふじい しゅんすけ)の死だった。藤井はカメラマンとしてラストバタリオンの行動を写真に収めようとしていたのだが、彼らに見つかり失敗。やってきたゆきのの腕の中で亡くなってしまう。ゆきのは絶望するが、舞耶達に励まされ、彼らと共に戦いを続ける事を決意する。

カラコルにたどり着いた舞耶達は、待ち受けるジョーカーからの差し金を倒しながら、奥へ進む。そうしてようやくジョーカーのところへたどり着くがそこへラストバタリオン達もやってきてしまう。敵対勢力が全て揃い、一触触発の空気が場に漂うが、ジョーカーはその光景を前に「父が言っていたことは正しかったのだ」と喜ぶ。そうして珠閒瑠市地下に眠っていた巨大宇宙船シバルバーを起動させ、珠閒瑠市ごと空へと浮上させる。
ラストバタリオン達はシバルバーを手に入れようとシバルバーの中枢へ向かってしまう。残された舞耶達はジョーカーこと、淳の正気を取り戻す為、彼との戦闘を開始する。

「心の闇」から生まれたシャドウ達との戦闘

神殿で待っていた主人公・達哉の「心の闇」から生まれたシャドウ。

激しい戦闘の結果、なんとかジョーカーに勝利した舞耶達。我に返った淳は、自分がしてきた過ちを悔やむ。するとそこへ亡くなった筈の明成が現れる。しかしそれは本人ではなく、淳ことジョーカーが使っていたペルソナ・ニャルラトホテプが化けた明成だった。実は淳は、ペルソナ・ニャルラトホテプを使っているように見えて、逆に利用され操られていたのである。街で起きていた「噂」の異変もニャルラトホテプが仕組んだ事だった。ニャルラトテップは「仮面党は私が率いる」と言って舞耶達の前から去っていく。

舞耶達はひとまずシバルバーをどうにかする為に、それの源動力であるイデアルエナジーを解き放つ事にする。イデアルエナジーは淳がジョーカーの力を使って人々から奪った「夢見る心」の事で、それらは4つの水晶髑髏にしまいこまれ、それぞれ別々の神殿に置いてあるという。舞耶達は水晶髑髏がある神殿へ向かう。

ナチス軍と仮面党が争う中、なんとかして神殿へ向かう舞耶達。それぞれの神殿には、達哉・ギンコ・ミッシェルの心の闇から生まれた「シャドウ」が居た。しかし3人はこれまでの仲間達との戦いの日々を通して築いてきた絆や自分自身の成長をもって、自分達の心の闇と向き合っていく。そうしてシャドウ達を倒し、水晶髑髏を手にする。

全てのイデアルエナジーを解放した後、舞耶達はシバルバーに乗り込む。シバルバーの中は「人の思考」に左右される作りになっており、道が長いと思えば道が長くなり、罠があると用心すれば罠が生まれる、といった仕組みになっていた。さらには「イン・ラケチ」に記載されていたコールドスリープ中の宇宙人ボロンティックや、神の力を手に入れるべく「噂」の力でもって復活したヒトラーが、舞耶達の前に立ちふさがる事態が発生。彼らを撃退しながら、なんとかシバルバーの奥にやってきた舞耶達は、そこで自分達が訪れるのを待っていたニャルラトホテプとの戦闘を開始する。

激闘の末、舞耶達はニャルラトホテプに勝利。するとそこへフィレモンが現れる。フィレモンはニャルラトホテプが自分の半身であり、「人は完全な存在となり得るか」という命題について常々議論を続けていた事を教える。フィレモンはその命題に対して肯定派で人類の営みを見守り続けていたのだが、ニャルラトホテプは反対に否定派だった。そうして人類を破滅に導くことで、人は完全な存在になどなり得ないことを証明しようとして、淳の心に付け入り、今回のような事態を引き起こしたのだった。

するとそこへ突然、イデアルが現れる。イデアルの手には「イン・ラケチ」によって、アンチ・ペルソナ能力を身にまとった聖槍が握られており、「イン・ラケチ」に記載されていた世界の滅びの予言を現実化させようと、それを使ってペルソナ使いである舞耶の胸を貫いてしまう。

舞耶の死

聖槍に刺された事で亡くなってしまった舞耶。

聖槍に刺された舞耶は、その場に倒れる事になる。寸前で達哉が腕を伸ばした事で、その身体が地面の上に倒れることはなかったが、ギンコが回復魔法を使って舞耶から流れる血は止まらず、回復の気配を見せなかった。
自分の死を悟った舞耶は達哉達に、自分の死に縛られず自由に生きて、夢を掴んでほしいという言葉を遺してそのまま息を引き取ってしまう。

その光景を前にしたニャルラトホテプは、「お前達は一つ大きな事学んだ」「どうにもできない事もあるという世の中の理だ」と笑いながら、その場を去っていく。

舞耶を死なせてしまった事に絶望する達哉達。するとそんな彼らへ、フィレモンが「一つだけこの現実をどうにかする方法がある」と告げてくる。それは時を戻し、10年前の出会いをなかった事にする、というものだった。そもそもの出来事は、10年前の夏の出来事にあり、それがきっかけとなって淳がニャルラトホテプに取り憑かれる事となってしまった。つまり、あの日の出来事をなかった事にすれば、今までの出来事は起きなかった事になる。しかしそれは、達哉達が共に戦った日々も消えるという事だった。

達哉達は迷った末に、フィレモンの提案を受け入れる。そうして、舞耶の思いとは裏腹に、彼女を助ける為にフィレモンの力を使って10年前の出来事をなかった事にしてしまうのだった。

『ペルソナ2 罰』

JOKERとの遭遇、ペルソナ使いへの覚醒

こちら側の舞耶(画面右、黒髪の女性)と仲間達の前に現れた怪人・JOKER。

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ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

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『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。

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