トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)のネタバレ解説・考察まとめ

『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』の続編である。
アーランド共和国にあるアランヤ村という小さな漁村にロロナの弟子である少女トトリが住んでいた。トトリは幼い頃に冒険に出たまま行方不明となっている母の足取りを追う為、冒険者になることを決意する。
母との再会を夢見てトトリの冒険が始まる。

『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』の概要

タイトル画面

『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』とは2010年6月24日に発売されたPlayStation 3用RPG。前作『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』の5年後が舞台となるアトリエシリーズの第12作目である。
2012年11月29日に追加要素が加わった『トトリのアトリエ Plus 〜アーランドの錬金術士2〜』がPlayStation Vita用ソフトとして発売された。2018年9月20日には『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜 DX』と、本作の前編『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』と続編『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜』がセットになった『アトリエ 〜アーランドの錬金術士1・2・3〜 DX』がPlayStation 4とNintendo Switch用のソフトとして同時発売された。

基本的なシステムは前作『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』と大きな変化はなく、錬金術の知識や技術を磨きながら依頼をこなし、決められた期間までに目標を達成させることでエンディングを迎えることができる。前作から5年後の話なので、前作の主人公ロロナをはじめ、前作に登場していたキャラクターも多数登場しており一部のキャラクターは成長した姿が見られる。また、前作は3Dグラフィックが四等身程にデフォルメされていたが、本作からは等身大のグラフィックに変更されている。BGMには新しいものの他、場面によっては前作のBGMも使用されている。主人公のサポート役も前作に引き続きホムンクルスとなっているが、1人しか登場しなかった前作とは違い、最大5人まで登場させることができる様になった。
本作のクリア条件はトトリの母親の行方を知ることであり、6年目の5月30日までに最果ての村に到着しなければバッドエンドとなってしまう。エンディングは前作同様、クリア条件を満たしていればプレイヤーの行動次第でエンディングが変わるというマルチエンディングが採用されている。
追加要素を加えたリメイク版『トトリのアトリエ Plus』ではストーリーや台詞等はそのままに、コスチュームの調合や探索マップ、モンスターの追加等やり込み要素が追加されている。
キャラクターデザインは前作から引き続き岸田メルが務めている。
ゲームの他にフィギュアや等のグッズ展開がされている作品である。

主人公の少女トトゥーリア・ヘルモルト(通称トトリ)はアーランド共和国にある小さな漁村アランヤ村に住んでいる駆け出しの錬金術士。この国の周囲には多くのモンスターが生息している為、住民から危険な依頼を受ける「冒険者」というものが制度化されていた。トトリの母ギゼラはどんな危険も顧みない有名な冒険者だったが、ある日を境にその消息を絶ってしまう。トトリはギゼラが行方不明になった当時まだ幼かった為、母のことをよく覚えていなかったが、母を探したいという一心で自分も冒険者になる決意をする。
幼馴染みの少年ジーノと共にアーランドで冒険者登録をして冒険者となったトトリは仲間達の協力を得て、一流の錬金術士と冒険者になることを目指す。いつか母と再会できることを信じて、トトリはアランヤ村とアーランドを拠点に様々な冒険を繰り広げる。

『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』のあらすじ・ストーリー

プロローグ

行方不明の母を探す為、母と同じ冒険者になりたいと言うトトリに姉のツェツィは猛反対する

アーランド共和国の海沿いにある小さな漁村アランヤ村。そこに1人の新米錬金術士トトゥーリア・ヘルモルト(通称トトリ)が住んでいた。トトリは父グイードと姉のツェツィーリア(通称ツェツィ)との3人暮らしで、母ギゼラはトトリが幼い頃に冒険者として旅立ってからずっと行方不明であった。そんな冒険者の母を探す為、自分も母と同じ冒険者になろうとトトリは考えていた。この国では冒険者が制度化されており、街や村の外に出て旅をする為には冒険者として登録し、免許証を持つ必要があった。トトリはツェツィに自分も冒険者になりたいと打ち明けると、ツェツィは大事な妹であるトトリも母の様に冒険に出たまま行方不明になってしまうのではないかと心配し猛反対する。自分の気持ちを一向に理解してくれないツェツィにトトリは怒り、2人は大喧嘩をしてしまう。トトリは自室に引きこもり、ツェツィはトトリと意図せず喧嘩してしまったことに後悔しグイードの前で大泣きしてしまう。
翌日、トトリがツェツィに謝りに行き仲直りはしたものの、ツェツィはトトリが冒険者になることについてはまだ反対しており、その話は二度としないでと言い放った。トトリは何度言っても反対されるのなら勝手に冒険者になってやろうと考え、幼馴染で同じく冒険者志望のジーノやツェツィの親友で現役冒険者メルヴィアの協力を得ながら冒険者登録する為のお金を貯め始める。村にある酒場の店主ゲラルドから依頼を受けたり、村唯一の雑貨屋の店主パメラに採取したアイテムを売ったりして少しずつ貯金をする。しかし、思う様にお金は貯められず、トトリは肩を落とす。その様子を見たツェツィはトトリに冒険者の登録を許す。トトリが必死に貯金している間、ツェツィはメルヴィアに説得されていたのだった。冒険者の登録はこの国の中心地アーランドという街にある冒険者ギルドで行う為、ツェツィはアーランドへの旅費をトトリに手渡す。

馬車を襲ったモンスターは黒いコートの男性ステルクに一瞬で倒され、その強さにジーノは感動する

翌日、トトリはジーノと共に村の御者ペーターが扱う馬車に乗ってアーランドを目指す。何日もかけてアーランドのすぐ近くまでやってきた3人。そこへ見たこともない大きなモンスターが馬車に襲い掛かってきた。モンスターを倒さないと冒険者になるどころか、命も危ないと感じたジーノはトトリと協力してモンスターを倒そうと馬車の外に出る。しかし、襲っていたモンスターは既に倒されており、トトリとジーノの前には黒いコートに身を包んだ男性が立っていた。モンスターはこの男性に一瞬にして倒された様で、男性のあまりの強さにジーノは感動して声をかけるが、男性はすぐにアーランドの街に入ることを勧め、名乗ることなく足早に去って行った。後にアーランドの冒険者ギルドで話を聞くと、その男性はアーランドの元騎士のステルクということが判明する。
なんとか無事にアーランドに到着し、トトリとジーノは街の中を回って冒険者ギルドの場所を探す。アーランドはトトリの錬金術の先生であるロロナの出身地であった為、久しぶりにロロナに会えると期待してロロナのアトリエを訪ねるが、ロロナは旅に出ている様で会うことはできなかった。それからトトリとジーノは冒険者ギルドを目指す。冒険者ギルドに行くと、女性同士が揉め事を起こしている所に遭遇する。冒険者の登録について喧嘩している様であったが、トトリが声をかけると喧嘩していた内の1人がトトリの持つ杖を見て、トトリが錬金術士だと気付き冒険者登録の手続きをしてくれると言った。この女性は冒険者ギルドの受付嬢クーデリアで、ロロナの親友であった。クーデリアと言い争っていた女性はトトリ達を睨みつけながらその場を去って行った。クーデリアはトトリとジーノの冒険者登録を済ませて冒険者免許証を手渡すと、冒険者のランクや更新について詳しく説明する。説明が終わると、クーデリアはトトリにロロナのアトリエの鍵を手渡し、泊まる宿を決めていないならアトリエに泊まっていってはどうかと提案する。トトリとジーノはその提案を受け入れ、一晩ロロナのアトリエに泊まる。
翌日、ペーターと合流してアランヤ村に戻ると、トトリはツェツィやグイードに無事冒険者免許を取得したことを報告した。

1年目 仲間との出会い

ロロナは調合に失敗して大爆発を起こしてしまう

トトリは冒険者の資格を得たことで、今まで行ったことない場所をジーノやメルヴィアと冒険するようになる。そんなある日、トトリのアトリエに1人の少女が訪ねてくる。トトリは訪ねてきた少女が以前アーランドでクーデリアと冒険者登録を巡って揉め事を起こしていた少女だと思い出し驚くが、少女は自分も冒険者登録を済ませたということと自分の名前はミミであることを教える。トトリはミミの名前を気に入り「ミミちゃん」と呼ぶと、言われ慣れていないのか、ミミは急に恥ずかしがりすぐに立ち去ってしまった。その後、アランヤ村に滞在しているミミと村の広場で再会したトトリはミミと話をし、同じ冒険者同士一緒に冒険する様になる。
ある日、トトリが冒険から家に戻るとグイードが錬金術の参考書を渡してきた。グイードはトトリがアーランドに行っている間にロロナが訪ねてきてこの参考書を置いていったことを話忘れていたらしい。ロロナは急ぎの用事があった様でトトリの帰りを待たずしてまた旅に出てしまったとグイードが説明する。トトリは早速ロロナからもらった参考書を読み、新たなアイテムの調合を試す。トトリの調合を後ろで見守っていたツェツィがトトリの錬金術の腕が上がってきたことを褒めると、トトリはロロナの調合の方がすごいと説明する。そこで2人はロロナと初めて会った時のことを思い出していた。
トトリが初めてロロナに出会ったのは数年前。家の前で空腹の為倒れていたロロナをトトリが発見し助けた時だった。ツェツィが料理を振る舞うと、元気になったロロナは自分は錬金術士で人々に錬金術を教える為に旅をしていると説明した。ロロナは助けてもらったお礼に錬金術で何か作って見せると言い、部屋と大きな窯を借りて1人で調合を開始する。トトリはロロナがやっていることが気になってこっそりその様子を覗っていると、ロロナは調合に失敗し大爆発を起こしてしまうのだった。そんな強烈な出会いを思い出しながら、トトリはロロナに会いたいという想いを募らせる。

埋もれた遺跡で科学者のマークと出会うトトリ

ある日、トトリが「埋もれた遺跡」という場所を訪れると、大きな機械が道端に置かれているのを発見し眺めていた。すると、その機械の裏から白衣を着て大きなリュックを背負った男性が姿を現す。トトリがその男性と話をしていると、男性の背後にモンスターの群れが現れる。トトリが慌ててモンスターの存在を男性に教えると、男性はトトリを置いて1人で逃げて行ってしまった。トトリも急いでその場から逃げ、なんとかモンスターとの戦闘を免れた。
埋もれた遺跡を出て、しばらく歩くと、吊り橋が掛かっている峠に差し掛かる。そこでも先程見た様な大きな謎の機械があり、トトリは不思議そうに眺めていた。すると、先程埋もれた遺跡で出会った白衣の男性と再会する。男性はマークだと名乗り、「異能の天才科学者プロフェッサー・マクブライン」であると紹介した。トトリも自己紹介しようとするが、マークは何故かトトリのことを知っているらしく、また会おうと言って去って行った。
トトリは冒険を終えてアーランドに戻ると、冒険者ギルドに行きクーデリアにマークという人物を知っているかと尋ねる。クーデリアはマークを知っており、変な人物に絡まれるのは師匠譲りだと感想を述べる。何かされた訳でないなら適当にあしらっておけば良いとクーデリアはトトリに助言する。
トトリがロロナのアトリエで調合をして過ごしていると、そこへマークが訪ねてきた。マークはトトリのことを街の噂で聞いて知っており、トトリにライバル宣言を言いに来たのだと説明する。マークは錬金術士を魔法使いだと勘違いしており、科学者と魔法使いは敵同士だと考えていた。トトリが錬金術は魔法ではなくれっきとした学問で学べば誰でも扱えるものだと説明すると、マークは錬金術士は魔法使いの類ではないことに納得しライバル宣言を取り下げ謝罪する。そして、科学者と錬金術は分野は違うが目指す方向性は同じだと感じ、トトリを同志と見込んでこれから仲良くやっていこうと一方的に挨拶をして帰っていった。

フィリーは非常に人見知りでよく物陰に隠れてしまうので、先輩のクーデリアにいつも怒られてしまう

トトリが冒険者になって数か月が経った頃、様々な場所を冒険したり仕事をこなしたことで、冒険者ポイントをしっかり貯めて冒険者ランクを上げることができた。初めは心配していたクーデリアだったが、トトリが一生懸命冒険している様子を見て胸をなでおろす。そして、ランクアップの手続きの度にわざわざアーランドまで来るのは大変なのでこっちで生活してはどうかと提案する。しかし、トトリはアトリエがないと調合ができないので仕事をこなせないと答える。そこでクーデリアはさらにロロナのアトリエを使うことを提案し、トトリに再びロロナのアトリエの鍵を手渡す。トトリはロロナのアトリエに再び入ると、以前はあまり見られなかった室内の備品を見て回る。ロロナのコンテナを発見したので、中にどんなアイテムが入っているのかと興味を持って覗いてみると、アランヤ村にあるトトリのアトリエのコンテナの中身と全く一緒だった。どうなっているのか不思議に思い、ロロナに会えた時に聞いてみようと考えるのだった。
アーランドでも調合ができる様になったトトリは、クーデリアにアーランドでも依頼を受けることはできるか尋ねる。クーデリアは隣のカウンターで依頼の受付をしていると説明する。しかし、クーデリアの横には誰も見当たらない。カウンターの陰に隠れている人物にクーデリアが大声を出して呼ぶと、おどおどしながら女性が姿を現した。女性はクーデリアの後輩でフィリーという名前の依頼専門の受付嬢だった。フィリーは非常に人見知りな性格の為、本来は受付嬢という仕事はしたくないのだが、以前ここで依頼の受付嬢をしていた姉エスティに無理矢理押し付けられて仕方なく仕事をしていた。トトリが年下の女の子だと知ると、普通に接してくれる様になり、アーランドでも冒険者として仕事ができる様になった。

2年目 ロロナ先生との再会

グイードの釣り竿にかかった大物はトトリの錬金術の先生ロロナであった

ある日、トトリが自分のアトリエで過ごしているとツェツィにご飯の時間が近いので埠頭で釣りをしている父グイードを連れてきてほしいと頼まれる。トトリが村の埠頭へ行くと、グイードの釣り竿に大物がかかった様で必死に竿を引いていた。トトリも手伝って引き上げると、なんと釣り竿には魚ではなくトトリの錬金術の先生ロロナが引っ掛かっていた。あまりの大物にトトリとグイードは驚きながらも、ロロナが生きていることを確認すると自宅まで運んでいった。
自宅のダイニングでロロナが海にいた理由を尋ねると、ロロナは冒険先で河に落ちてそのまま海まで流されてしまったのだと説明した。ツェツィがロロナの食事を用意する為にキッチンへ向かうとトトリとロロナは最近の出来事について世間話を始める。トトリが冒険者になったことを教えると、ロロナは錬金術はもうやめてしまったのかと質問する。トトリは自分が冒険者になった理由を説明すると、ロロナはトトリの健気さに感動して母親探しの冒険を手伝うと約束し、準備の為にアーランドへ帰っていった。
後日、トトリがアーランドへ行くとロロナが待っており、トトリがアーランドでも過ごしやすい様にと窯をもう1つ追加したり、コンテナをトトリのアトリエのものと繋げたりしてアトリエを改装したと説明する。コンテナについてトトリがロロナに質問するが、ロロナは説明が難しいと言いもう少し錬金術のレベルが上がったら教えるとだけ答えたのだった。

ロロナが造ったホムンクルス精製装置が誤作動を起こし、大量のちむが生み出されてしまう

トトリがロロナのアトリエで過ごす様になってしばらく経った頃、ロロナがトトリに「男の子と女の子、どっちが好きか」と尋ねてきた。突然の質問に驚くトトリだったが、ロロナは友達ができるならどっちが良いか知りたいのだと説明する。トトリは自分の考えを答えると、ロロナは質問の理由は教えず、「頑張ってみる」とだけ言い残しアトリエを出ていった。
数日後、ロロナはトトリに声をかけ、すごい物を作ったのだと言い大きな謎の機械を見せる。トトリが驚いて尋ねるとロロナはホムンクルスの自動精製装置「ほむちゃんホイホイ」だと紹介する。「ホムンクルス」や「ほむちゃん」と言った聞いたことのない言葉にトトリは混乱するが、ロロナは装置に材料を入れてしばらくすれば出来上がると説明し実行する。しかし、一向に装置が動かない為、ロロナが装置を何度か叩いてみる。すると、ようやく装置が動き出し、中から小さな子供が現れた。ロロナはこの子が「ほむちゃん」だと紹介するが、ちっちゃいほむちゃんだった為「ちむちゃん」と改名して紹介し直す。以前、ロロナの師匠がロロナのサポート役としてホムンクルスのほむを造ったことがあり、そのほむをモデルにロロナが新たなホムンクルスを精製する装置を作成したのだった。
生まれてきたちむはトトリのサポート役としてロロナが用意したもので、性別は最初にロロナから男女どちらが好きかという質問に答えた方となっていた。小さくて可愛い容姿をしていた為、トトリは一瞬でちむを気に入り、遊び始める。しかし、ちむの精製装置が材料を入れてもいないのに再び動き出したので、ロロナは慌てる。先程ロロナが装置を叩いて衝撃を与えたことで誤作動を起こしており、装置が暴走してどんどんちむが生まれてきてアトリエを埋め尽くしてしまった。たくさんのちむに囲まれてトトリは嬉しそうにはしゃぐが、ロロナはさすがにマズイと感じなんとか装置の暴走を止め、最初に生まれたちむ1人を残すことに成功した。落ち込んでしまったトトリに、ロロナは専用の材料があれば増やすことは可能だと言い、装置の使い方を説明する。さらに、ちむは原動力となるパイを与えればトトリの錬金術の手伝いをしてくれると話す。これ以降、ちむに採取や調合の手伝いを頼むことができる様になる。

3年目 母ギゼラについて知る

漁に出た船がフラウシュトラウトという海竜に襲われたという話を聞くトトリ

トトリがアランヤ村に戻ると、広場に村人が集まり何やら話をしていた。その輪の中にペーターがいた為、トトリはペーターに何の話をしているのか尋ねると、漁に出た船が「フラウシュトラウト」に襲われたのだと答えた。フラウシュトラウトは内海と外海の間にある海峡に住んでいる大きな海竜で、普段は襲ってくることはないが、外海を目指そうとする船を見つけると姿を現し船を襲うのだと言う。トトリはフラウシュトラウトの名前をどこかで聞いたことがある様な気がすると考え込むとペーターは慌ててトトリは船に乗らないのだから思い出さなくてもいいだろうとトトリに考えるのをやめさせた。
それから数日後、トトリが自分のアトリエで調合をし、休憩の為ダイニングへ行こうとすると、家に酒場の店主ゲラルドがやって来ている声が聞こえた。ゲラルドはグイードに漁船が時化にやられて大きな被害が出ているので修理をお願いできないかと頼みに来ている様だった。ツェツィが船の話を父に持ち込まないでと約束しているとゲラルドに詰め寄るが、グイードは村の人々には自分達家族に気を遣わせてしまっているのだから修理するぐらいのお返しはしないといけないとツェツィを宥める。グイードは船の修理を数年していなかった為、役に立つかどうか分からないと言いながらもゲラルドの頼みを受けようとする。そこへトトリが、父が船の修理ができることを知らなかったと驚きながら顔を出す。突然のトトリの登場にツェツィ、グイード、ゲラルドの3人は驚く。ツェツィは理由を言わず、強い口調で「大事な話をしているから向こうに行ってなさい」とトトリをアトリエに押し込める。その様子を見ていたグイードは、トトリが悪いことをした訳ではないのに今の追い返し方は可哀想だとツェツィに発言する。ツェツィも動揺してあの様な態度をとってしまったことを反省し、後でトトリに謝ると応える。トトリは何故ツェツィが怒って部屋に戻されたのか釈然とせず、もやもやした気持ちを募らせるのだった。

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