猿飛ヒルゼン(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

猿飛ヒルゼンは、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の三代目火影(ほかげ)。里長として忍を束ねる火影は、能力・人格ともに優れていると認められた忍がなることができ、中でもヒルゼンは歴代最強の火影とされ、「忍の神」と称された。また木の葉の里にある忍術すべてを使いこなすことから、プロフェッサー(教授)の異名も持つ。

大蛇丸のもとへ、無数に分身した手裏剣が放たれた様子

自分の体ではなく、手裏剣を分身させる術。木ノ葉に襲来した大蛇丸との戦闘の際放った技で、1つの手裏剣が無数に分身している様子が描かれている。影分身を使う忍は多いが、手裏剣影分身が使われる場面はほとんど描かれておらず、難易度の高い術の可能性もある。ただし、影分身は通常自らの服や身に着けているものも一緒に分身させるので、影分身が使える者なら難なく使える術であるとも思える。この術の詳しい説明はなされていないので、会得難易度は定かではない。

火遁 火龍炎弾

大蛇丸らに向けて大炎を吐くヒルゼン

大蛇丸によって転生された初代、二代目火影を相手にヒルゼンが繰り出した術。強烈な炎を口から吐き出し、辺り一面を焼き尽くす強力な術だが二代目の「水遁 水陣壁」で防がれてしまう。

土遁 土流壁

口から大量の土を吐き出して壁を作る術。大蛇丸との戦闘の際、転生された二代目火影の術「水遁 水龍弾」を防御するために繰り出された。ヒルゼンはこの術で、体を一飲みしてしまうほど巨大な波を防ぎ切った。

口寄せ 猿猴王・猿魔(えんこうおう・えんま)

人の体ほどある猿の魔物・猿魔を呼び出す術。猿魔は自在に伸縮する棒状の武器「金剛如意」に変化し、ヒルゼンはそれを操ることで戦う。言葉を話し、ヒルゼンとは親し気に話している。また大蛇丸との闘いでは「哀れだの猿飛…あの時殺しておかぬからだ!!」と、里にいたころの大蛇丸が人体実験をしている場をヒルゼンが突き止めた場にいたことが分かり、ヒルゼンとは長い付き合いであることもうかがえる。
契約した獣などを呼び出す「口寄せの術」自体は、ナルトをはじめ数々の忍が使っているが、猿魔を呼び出したのはヒルゼンだけであった。

金剛如意

口寄せの術で呼び出した、猿猴王・猿魔が変化した姿。ヒルゼンが抱えて扱うほどの太さの如意棒となり、自在に伸縮して攻撃する。また防御の手段としても用いられ、初代の木遁の攻撃を受けた際は、数十本に増えた如意棒がヒルゼンを立方体状に囲んで守る様子が描かれた。

封印術・屍鬼封尽(しきふうじん)

死神を呼び出し、自分の魂を差し出す代わりに敵の魂を永久に封印する術。術者が相手を手で捕まえると、術者の腹部のあたりから死神の腕が出現し、相手の魂を引きずり出す。相手は魂がある程度引きずり出されるまでは死神の姿は見えないまま身動きが取れなくなり、魂が完全に抜け出ると死神に魂を食べられその腹の中に封印される。
四代目火影が、妻であるうずまきクシナの一族に伝わる封印術を基に生みだした術で、彼はこの術で九尾狐をナルトに封印した。
死神に食われた魂は永久に封印されると言われていたが、封印を解く方法が大蛇丸によって発見される。それは、うずまき一族ゆかりの納面堂にある死神の面を使って自分が人柱となって死神を呼び出すといったものだ。第四次忍界大戦のさなか大蛇丸はこれを行い、木ノ葉崩しの際死神に封印されていた初代、二代目、三代目火影と動きを封じられていた自分の腕、さらに九尾狐襲来の際封印されていた四代目火影の魂を解放。さらに彼らを穢土転生した。

猿飛ヒルゼンの関連人物・キャラクター

うずまきナルト

本作の主人公。忍者アカデミーでは成績最下位の落ちこぼれ忍者。加えて九尾狐を封印されていることから里の人々からは忌み嫌われていた。ナルトは九尾狐について知らされていなかったため、人々から嫌われる理由が分からないまま育った。
九尾狐についてナルトが知らされなかったのは、ヒルゼンが箝口令を敷いたからであった。ナルトをはじめとする、尾獣を体に宿した人間を人柱力と呼ぶが、彼らは化け物扱いされて忌み嫌われることが多い。ヒルゼンはそういった思いをナルトにさせまいと対処したのだ。
九尾狐襲来について知っている大人たちの間では、口封じのせいでかえってナルトをタブー視する向きが強まった感はある。一方で、ナルトと年齢が近い世代はナルトにそうした偏見を持たずに育った。そのためアカデミーの同期達や年少の木ノ葉丸などからは一人の人格として受け入れられた。
アカデミーのころのナルトは、周囲の目を引くためいたずらをして周りを困らせることを常習的に行っていた。歴代の火影の顔を岩壁に彫った顔岩にペンキで落書きをし、ヒルゼンに手を焼かせる場面が描かれている。
ナルトの夢は歴代最強の火影になって里の人々に自分の存在を認めさせることであるが、ナルトが物心つく頃まで火影はヒルゼンが務めており、ヒルゼンの姿に憧れて火影を目指すようになった可能性もある。

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自来也(じらいや)

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