咲-Saki-(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『咲-Saki-』とはスクエア・エニックスの『ヤングガンガン』で連載されている小林立による麻雀漫画である。麻雀に青春を捧げる少女たちの熱い思いや人間関係、丁寧に描かれる対局の様子が魅力であり、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破。多くのスピンオフ作品が描かれ、アニメ作品にもなっている。舞台となるのは麻雀が広く浸透した世界。主人公の宮永咲は原村和という美少女と出会って麻雀の楽しさを知る。そして麻雀を通してなら仲違いしている姉とも話せるかもしれないという思いから全国大会を目指すことになる。

CV:伊達朱里紗

先鋒を務める2年生。昨年は副将だった。恭子から目をかけられており、レギュラー入りしたのも彼女の推薦があったからこそだが、インターハイ2回戦では彼女の期待に答えられずペナルティとして額に文字を書かれてしまった。

調子にむらがあり、勝つ時は爆発するように勝つ。またその際は手牌が789に偏り暗刻ができやすくなるため、高い手が望めるようになる。相手が強いほど爆発しやすいという性質があるものの、その法則は分かっておらず、2回戦では爆発しなかった。準決勝では爆発し、昨年のインターハイ個人戦3位の智葉相手にプラスの成績を残している。
5位決定戦でも爆発したが、千里山女子高校の怜や新道寺女子高校の花田に上手く止められて点数を伸ばすことはできなかった。

愛宕絹恵(あたご きぬえ)

CV:中津真莉子

副将の2年生。洋榎の妹で、たれ目の彼女とは正反対のつり目で眼鏡をかけている。中学時代はサッカー部でキーパーをしていたが、姉に憧れて一般入試で姫松高校に入学した。サッカー部だった影響か、体育会系の性格をしている。また丸いものを見ると蹴ってしまう癖があり、インターハイ2回戦の前には転がってきた和のぬいぐるみを蹴ってしまった。その後はきっちりと頭を下げて謝っている。麻雀は理論派の打ち手だが、サッカーをやっていた縁からか、丸が描かれた筒子が集まりやすい性質を持っている。

春季大会では活躍ができなかったらしく、インターハイには強い意気込みで臨んでいた。2回戦ではトップを維持して次に繋ぐ。準決勝でも順位を落とすことはなかったが、区間最下位の結果で控え室へ戻る途中では涙を浮かべていた。

真瀬由子(ませ ゆうこ)

CV:佳村はるか

次鋒を務める3年生。「のよー」が口癖のお嬢様。対局の様子はほとんど描かれていないが、今年のインターハイではすべてプラスの成績を残しており、チームメイトからの信頼も厚い様子。

赤阪郁乃(あかさか いくの)

CV:野田順子

姫松高校麻雀部の監督。去年は監督代行の立場だったが、今年のインターハイでは正式な監督に就任した。ふわふわした口調と態度が特徴的で、余計なお世話やお節介をしがちであり恭子からはあまり良い印象を持たれていない。藤田プロなどからも苦手とされている様子。恭子がイメージチェンジの際に身に着けたリボンは、かつて赤阪郁乃が善野一美につけられたものである。

善野一美(ぜんの かずみ)

姫松高校麻雀部の前監督。恭子が1年生の時に彼女をレギュラーに抜擢したりアドバイスを送ったりしたことから、彼女から慕われている。去年の春季大会の時期に病気で倒れ、赤阪郁乃に監督を譲ることとなった。今年のインターハイでも麻雀部のことを見守っており、準決勝で敗退した時には彼女たちに励ましの言葉をかけた。

千里山女子高校

関西最強と名高い高校で、プロも多数輩出している。北大阪代表を11年連続で勝ち取っており、今年のインターハイでもシード権を獲得している。準決勝で阿知賀女子学院、白糸台高校に敗北する。

園城寺怜(おんじょうじ とき)

CV:小倉唯
演:咲良菜緒

先鋒を務める3年生。昨年の春季大会からエースとして活躍する。非常に病弱であり、倒れて生死の境をさまよったこともある。その時に一巡先を見る未来視の能力に目覚め、麻雀の実力を上げていった。意識を集中させることで二巡先を見ることもできるが、負担が大きくインターハイ準決勝では先鋒戦終了直後に倒れてしまった。

予知には「逆らった行動を取ると二巡ほど何も見えなくなる」などのルールがあり、決して万能なものではない模様。5位決定戦では複数の枝分かれした未来が見えるようになっていた。作中ではこの未来視の能力を利用して、一発ツモになるタイミングでリーチをかけている。その際はリーチ棒を立てる独特の仕草をしている。また1周するものならば麻雀ではなくても予知できるらしい。

清水谷竜華(しみずだに りゅうか)

CV:石原夏織
演:小倉優香

大将を務める3年生。病弱な怜のことをいつも気にかけており、彼女と一緒いることが多い。準決勝で負けた後は実感が湧かないと言いながらも何の前触れもなく涙が出てしまうような状態となっていた。

麻雀では理論派の打ち手。ゾーンと呼ばれる状態に入ると察知能力が飛躍的に高まり、相手の体温や鼓動などからも情報を集めて高度に戦況を分析できるようになる。その際は目の色が変わり、弥勒菩薩のようなポーズをとる。このゾーンの状態は負担がかかるのかあまり長持ちはせず、恭子の分析によると「短くて一局、長くても三局」とのこと。

江口セーラ(えぐち せーら)

CV:能登有沙
演:水春

中堅の3年生。怜がエースに昇格する前までエースを務めていた。5位決定戦の解説では怜、竜華と合わせてトリプルエースと紹介された。普段は学ランに短パンという出で立ちだが、試合の際にはセーラー服とスカートを身に着ける。

安い手を多くあがるより、高い手を1回あがる方を好む。姫松高校の洋榎とはライバルと言える関係であり、インターハイ5位決定戦では互いに一歩も譲らない勝負を見せた。洋榎には30円貸しており、会うたびに返すよう催促しているが、のらりくらりと躱されている。

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