七福星(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『七福星』とは、サモ・ハン・キンポー監督・主演のアクション・コメディー作品で、『福星』シリーズ第3弾。『あぶない刑事』の同時上映として公開された。前作『大福星』にてヤクザ撲滅に協力したキッド(演:サモ・ハン・キンポー)ら一同は、褒美としてパタヤ旅行へ行く事となった。またその先でも思わぬ魔の手が立ちはだかっていた。一方で香港警察の刑事マッスル(演:ジャッキー・チェン)やリッキー(演:ユン・ピョウ)達は香港で捜査に乗り出していた。ジャッキー・チェンやユン・ピョウは『福星』シリーズ出演最後となった。

CV:井上喜久子
マーが送った手紙の送り先であるアパート住人であるベンから部屋を借りていて、ベンとは同じ劇団仲間である。お人好しである反面、機転が利く。パタヤで殺害されたマーの事についてフラワーとリッキーが訪ねに来ると、マーとはただの友人だと答える。マーが送った手紙は来てないかとフラワーが聞くと、今までにマーから送られて来た手紙を持ってくるも、マーがパタヤから送った手紙らしき物は無かった。フラワーから、ある犯罪組織がその手紙を狙ってると話し、(手紙には組織に関する事も書かれてある為に)ここにいると危ないから身を隠す様に言い、キッド達がいる家に向かう。
フラワーから、クレイジー達はちょっと変わった人達だと言われつつも、彼等が悪人でないだろうと見て同居する事を決めた。そんなキッド達から、様々なイタズラを受ける。部屋で寝ていると、騒がしい声が聞こえた。行ってドアを開けると、部屋の外でキッド達が喧嘩(のフリ)をしていた。喧嘩はエスカレートし、どさくさに紛れてキッド達から一人ずつ抱き着いたり接吻を迫ったりされた。しかしそれでは飽きたらずにキッド達は、部屋の前にて木材と油で火を起こし火事を偽った。煙で目を覚まし火事だと声を上げた途端にキッド達がやって来て、彼等から火を消している間は(渡されたストローで息をしながら)風呂の浴槽に潜っている様に言われる。潜っている間、自分の姿をキッド達、途中からやって来たベンらが暫く眺めていた。
翌日、キッド達に対しカルチャーセンターへ行かないかと誘い、彼等と共に向かう。ベンと行う演劇『ロミオとジュリエット』の練習に参加し、キッド達も付き添った。その後、用を足しに向かいビルの女子トイレに行くと、日本人殺し屋と鉢合わせとなる。そこでとっさの機転により盲目のふりをし、殺し屋の視線があるなかトイレで用を足し、その場を立ち去る。キッド達のもとへ戻り、殺し屋に遭遇した事を報告する。キッド達と共に演劇スタジオの外へ出ると、再び日本人殺し屋と遭遇し、彼によりちびが人質に取られる。間もなくマッスルとリッキーが駆け付けた事でちびが解放され、逃亡する日本人殺し屋を追うマッスルとリッキーを見守った。以降の登場場面は無し。
ウォン・イーチン役を演じたロザムンド・クワンは、17歳で芸能界入りして以降、ジェット・リー主演『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズや『冒険王』(1996年)、アンディ・ラウ共演『神鳥聖剣』(1992年)等に出演。2010年頃に芸能界を引退し慈善事業を行い、2018年からは自らのスキンケアブランドを立ち上げた。

ベン(演:ジョン・シャム)

CV:広瀬正志
マーが送った手紙の送り先であるアパート住人であり、同じ劇団仲間であるウォンに部屋を貸している。演劇をしており、お喋りで口煩い。パタヤで殺害されたマーの事についてフラワーとリッキーが訪ねに来て、パタヤにてマーから送られて来た手紙は無かったとはいえ、(手紙にはある犯罪組織に関する事も書かれてある為に)ここにいると危ないから身を隠す様にフラワーから言われる。ウォンは潔く出る準備をしたのに対し、自分は頑なに拒否するが、リッキーが銃を取り出すとあっさり承諾、キッド達のいる家へ行く事となった。
しかし、キッド達の家でもまたグダグダ文句を言いながらも、同居生活が始まる。キッド達がウォンにイタズラを始めた際は、何事かと思いながら彼等を見ていたが、火事を装いウォンを風呂の浴槽に潜らせた際はキッド達と共に彼女の色っぽい姿を眺めていた。またウォンが浴槽の水から頭を出すと、(もう少し眺めたいがばかりに)彼女を潜らせた。翌日、ウォンやキッド達とカルチャーセンターへ向かい、ウォンと演劇『ロミオとジュリエット』の練習を行い、キッド達もそれに付き添った。その演劇スタジオの入口近くで日本人殺し屋と遭遇、ちびが人質に取られるが、直ぐにマッスルとリッキーが駆け付け、ちびが解放される。日本人殺し屋を追うマッスルとリッキーを見守った。暫く登場しないが、本作品終盤にてエレベーターからフラワーや香港警察、その他大勢の集団共に声を上げて出て来る。
ベン役を演じたジョン・シャムは、香港の俳優・映画プロデューサーでリチャード・ン共演『新ポリス・​ストーリー』(ジャッキー・チェン主演作とは別物、1984年)や『ロボフォース 鉄甲無敵マリア』(1988年)等に出演、その特徴的なもじゃもじゃヘアと丸眼鏡は多くの香港映画ファンにも焼き付いた。2000年代に入っても、アンディ・ラウ主演『桃さんのしあわせ』(2011年)といった作品にゲストで出演した。

魔術師(演:ウー・マ)

クレイジーが女性陣をモノにしたいが為に訪ねた、パタヤの奥深くの小屋に住んでいる魔術師である。見た目のコミカルな外見とは裏腹に、地元では「呪術をかけられたら血まみれになる」という噂が広がっていた。18ヶ国語を話せるとの事。
クレイジーに操り人形を渡し、人形に釘を刺したら意識した者が自分に恋焦がれると告げる。クレイジーは試しに自分へ向けて人形に釘を刺した為、術にかかりクレイジーに抱き着いてしまった。登場場面はここまでである。
魔術師を演じたウー・マは、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』シリーズや『奇蹟/ミラクル』等に出演、シリアス物からコメディーまで多ジャンルを演じ分けた、香港映画界の名脇役として知られる。2014年2月に死去。

柔道教室教師(演:ミシェール・キング)

CV:叶木翔子
キッド達一同がウォンに誘われ訪れたカルチャークラブ内の柔道教室の美人教師。体験性一同に柔道のイロハを語った後、技の実践を行おうとし、体験生の中から先ずクレイジーに声を掛ける。前に出たクレイジーと手合わせを行うが、彼からボディータッチをされる等、ややセクハラじみた行為をされてしまう。次に手合わせ願う者はいないかと体験生一同に声を掛け、周りが手を上げるなか、一人手を上げず黙っているキッドを指名する。キッドはやめた方がいいと躊躇するも、そのまま手合わせする事となった。案の定、格闘技に長けていたキッドにより、投げ技で倒されてしまう。それにより、体験生の女性陣に囲まれちやほやされるキッドの姿を黙って見ていた。
柔道教室教師役を演じたミシェール・キングは、1980年代中期より多くのアクション映画に出演。真田広之共演の『皇家戦士』(1986年)やジャッキー・チェン主演『ポリス・ストーリー3』(1992年)等での命懸けのアクションが注目され、1997年の『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』ではハリウッド進出を果たした。一方で『宋家の三姉妹』(1997年)といった文芸作品に出演し、演技派としても注目される。2000年代以降も、『グリーン・デスティニー』(2000年)、『レイン・オブ・アサシン』(2010年)、『イップ・マン外伝 マスターZ』(2018年)等に出演し、コンスタントに活躍を続けている。

『七福星』の用語

パタヤ

キッド達の旅行先であり、タイの東海岸に位置するビーチで有名な都市で、リゾートホテルやショッピング モール、クラブ等が立ち並ぶ。クレイジー達はこの旅行先で知り合った女性陣と仲良くなろうとするが、自分達の下心が見抜かれ失敗に終わる。一方フラワーは、警視から指令を受けてキッドの協力のもとで、マーから手紙を受け取ろうとするが目の前で殺し屋に襲撃されてしまう。マーは既に手紙は香港へ送ったと告げ息を引き取る。更にフラワーやキッド達のもとにも刺客達が襲いかかり、対抗する。フラワーはここは危ないと言い、一同で帰国する事となった。

呪術

出典: 1.bp.blogspot.com

魔術師より儀式を受けるクレイジー。

クレイジーがパタヤ旅行で知り合った女性陣をモノにしたいが為に、ボートを漕ぎ奥地に住む魔術師のもとへ行き、彼から術を取得しようと試みた。
実際タイには「呪術師」と呼ばれる者がいるらしく、現在も「黒魔術」と言われるものが存在しているとの事。種類・目的は様々で、欲望・怨念・恋愛成就等で黒魔術師を頼る者もいると言われている。他にも「祈祷師」や「仙人」と呼ばれる者もいる。

サイ(釵)

サイ(釵)を構える日本人殺し屋。

本作品にて、日本人殺し屋が用いる道具で、簪に似た琉球古武術で使用される武器の一つである。西洋においてはあまり見ない形状故、映画『デアデビル』(2003年)のエレクトラや『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』(2015年)のラファエロ等が釵を利用している事でも知られている。
日本人殺し屋を演じた倉田保昭は、このサイを回したりするアクションに3日間の練習を費やした。サイは鉄製で重く、倉田保昭自身はこの練習で手首が腱鞘炎になったり、手の皮がむけたりした。

『七福星』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

キッド「俺が一緒だと心強いだろ」

刺客達の襲撃を返り討ちにした後、「俺が一緒だと心強いだろ」とフラワーに言うも、フラワーは手元の銃を取り出し「さあね」と告げる。フラワーに淡い恋心を抱いていたキッドは少し心が折れ、「心強いのは俺だ」と力無く言う。フラワーが立ち去った後、やりきれない思いを空チョップでぶつけた。不器用ながらもフラワーに対するキッドの一途な思いが伝わって来る言葉ではないだろうか。

リッキー「やれるか?」「俺は3人ってとこだ」「9人まとめて頼むよ」

MI19458
MI19458
@MI19458

Related Articles関連記事

香港発活劇エクスプレス 大福星(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

香港発活劇エクスプレス 大福星(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『香港発活劇エクスプレス 大福星』とは、サモ・ハン・キンポー監督&出演による、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ出演によるアクション・コメディー作品であり、『福星』シリーズ第2弾。全編日本ロケで行われた。香港警察の刑事マッスル(演:ジャッキー・チェン)とリッキー(演:ユン・ピョウ)が、日本でヤクザ「かかし組」を追うが、リッキーが捕まってしまう。マッスルは香港から応援としてキッド(演:サモ・ハン・キンポー)を応援に要請し、彼の仲間達も日本へやって来て、リッキー救出と「かかし組」の撲滅に挑む。

Read Article

スパルタンX(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパルタンX(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパルタンX』(映画)とは、スペインのバルセロナを舞台に、トーマス、デヴィッド、そして探偵のモビーの三人が、謎の組織に誘拐された美女シルヴィアを救出すべく奮闘するコメディ・アクション映画である。また、この作品を題材にしたアーケード&テレビゲームが制作された。 本作のクライマックスで繰り広げられる、ベニー・ユキーデとの一騎打ちは、ジャッキー・チェン映画における名ファイトシーンとして多くのファンから絶賛されている。

Read Article

ファースト・ミッション(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファースト・ミッション(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファースト・ミッション』とは、1985年に公開されたサモ・ハン・キンポー監督、ジャッキー・チェン主演の香港映画である。刑事のフォン・シャンヤンは上司のウォン警部達と宝石の密輸を行うシンジケートの捜査を行っていた。その矢先、彼の兄シャンタクはある出来事によりシンジケートの事件に巻き込まれる事となる。監督のサモ・ハンの意向でドラマ重視の作品となったが日本公開時にはアクション場面とジャッキー・チェン歌唱の主題歌が追加された。

Read Article

炎の大捜査線(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

炎の大捜査線(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『炎の大捜査線』とは、1991年に台湾・香港で製作・公開された刑務所を舞台としたアクション映画である。警察官のウェイが、異動に伴い署長のもとへ挨拶に行った矢先、何者かにより署長が殺害される。署長を殺害した男は逃走用の車に乗った直後に爆死。男の死体を調べると、彼は3ヶ月前に死刑が執行されていた。ウェイは、犯人が収監されていた刑務所に何かあると考え、自らの入所を試みる。ジャッキー・チェンをはじめ、1990年代の香港の人気俳優が総出演。

Read Article

ポリス・ストーリー/香港国際警察(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ポリス・ストーリー/香港国際警察(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』とは、ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演・武術指導を兼ねたアクション映画。 香港警察のチェン刑事は他の刑事達と共に、麻薬密売を行うチュウ率いる犯罪組織の取引現場へ潜入する、張り込みが一味にバレて銃撃戦へと展開。チェンの活躍でチュウ達を逮捕するが、更なる波乱が待ち受けていた。 現在でも、なおジャッキー・チェンのベスト作品としても人気が高い。

Read Article

死亡遊戯(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

死亡遊戯(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『死亡遊戯』とは、1978年に公開されたロバート・クローズ監督、ブルース・リー主演の香港映画である。 スター俳優のビリー・ローはシンジケート組織からの契約を迫られるが、それを頑なに断る。ある日の撮影中に、ビリーは銃弾を浴びて銃弾を受けて殺害されたと思われたが、実はビリーは死んでおらず、単身でシンジケート組織へ戦いを挑む。 1972年にアクション場面を撮影後、ブルース・リーが急逝。 数年後に代役スタントマンを起用して追加撮影したうえで1978年に制作された。

Read Article

ラッシュアワー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ラッシュアワー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラッシュアワー』とは、1998年にアメリカで公開されたアクションコメディー映画である。本作は公開第1週で興行収入3,300万ドルの収益を上げ、北米興収1位となった。大変好評であったため、『ラッシュアワー2』『ラッシュアワー 3』も公開される。いずれもブレット・ラトナーが監督を務めている。香港警察のリーと、ロス市警のカーターが誘拐された領事の娘を救うために協力する話である。

Read Article

デッドヒート(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デッドヒート(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デッドヒート』とは、1995年に公開された、ジャッキー・チェン主演のカーアクション映画である。レーサーであるジャッキーは、父親が経営するレーシング・ショップを手伝いつつ、親子で街に蔓延る改造車の摘発を警察の協力のもとで行っていた。そんななか一台の車がジャッキーの目の前を爆走する。運転手は国際テロリストのクーガーだった。ジャッキー・チェンの車好きが高じたのか、全編にわたり、カーアクションが繰り広げられる。

Read Article

ラッシュアワー2(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ラッシュアワー2(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラッシュアワー2』とは、2001年に公開されたアメリカで制作されたアクション・コメディ映画である。『ラッシュアワー』の続編であり、主人公は同じくジャッキー・チェンとクリス・タッカーである。全世界で3億4,730万ドルの収益を上げた。『ラッシュアワー』よりアクションシーンが多くなっている。監督は『ラッシュアワー』に引き続きブレット・ラトナーである。休暇を取り香港観光に来たカーターだったが、リーの父親を殺した犯人の捜査に協力することになり、2人は息の合ったコンビネーションで事件を解決していく。

Read Article

ポリス・ストーリー2/九龍の眼(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ポリス・ストーリー2/九龍の眼(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』とは、1988年に公開された、ジャッキー・チェン主演のポリスアクション作品である。犯罪組織のボスであるチュウ一味を逮捕したチェン刑事だが、彼等逮捕する際に器物破壊等の行為で多大な損害を出してしまう。これにより制服警官への降格、交通係への勤務を命じられる。地道に働くチェンだったが、その背後で爆弾事件が発生する。人気シリーズ第2弾であり、派手な格闘、爆破シーンが話題となった。

Read Article

サンダーアーム/龍兄虎弟(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

サンダーアーム/龍兄虎弟(香港映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サンダーアーム/龍兄虎弟』は、1986年に香港で製作されたジャッキー・チェン主演のアクション映画。 冒険家のジャッキーは、友人アランから恋人のローラが邪教集団に誘拐されたと告げられる。一方で教団は、ジャッキーを利用して世界各地にある五つの「神の武具」をジャッキーに集めさせ、恐るべき力を手に入れようとしていた。 本作品での撮影中に、主演のジャッキー・チェンが頭蓋骨骨折という大怪我を負った事は有名であり、現在も彼の脳が飛び出さない様にプラスチックの栓がしてある。

Read Article

タキシード(2002年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

タキシード(2002年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『タキシード』とは、並外れたドライブテクニックを持ったタクシー運転手のジミー・トンが、タキシードを着ることによりスーパーマンのように強化し、雇い主であるデヴリンの代わりに、ミッションを遂行するアクションコメディー映画である。ジャッキー・チェンの映画では珍しく、「タキシードを着ないと強くならない」という設定である。監督はケヴィン・ドノヴァンである。アメリカでは2002年9月27日に劇場公開され、日本では2003年3月15日に日比谷映画系列で公開された。

Read Article

ダブル・ミッション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダブル・ミッション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダブル・ミッション』とはアメリカ合衆国で制作され、2010年に公開されたアクション・コメディ映画である。監督はブライアン・レヴァントであり、主人公はジャッキー・チェンが演じている。CGやスタントに頼らない、人間離れした体当たりアクションがジャッキーならではの映画となっている。主人公ボブはジリアンと結婚するために、スパイを引退するつもりでいた。ジリアンの息子・イアンが、ボブのパソコンからテロリストの極秘ファイルをダウンロードしてしまい、テロリストから狙われてしまうという話である。

Read Article

ジャッキー映画に登場した出演者やロケ地の”その後”を紹介!

ジャッキー映画に登場した出演者やロケ地の”その後”を紹介!

ここではジャッキー・チェンの映画に登場した出演者や有名なロケ地の「その後」を紹介する。『拳』シリーズ、『プロジェクトA』シリーズ、『ツイン・ドラゴン』、『ポリス・ストーリー』シリーズ、『ヤング・マスター』、『スパルタンX』、『フーアムアイ?』など名作の数々を幅広く網羅した。

Read Article

目次 - Contents