ゼノ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ゼノ=ゾルディックとは『HUNTER×HUNTER』の登場人物で、主人公ゴン=フリークスの親友であるキルア=ゾルディックの祖父。暗殺一家ゾルディック家の一員。キルアに対して甘い一面があり、家族の意に反しハンターの道を進むキルアを見守っている。オーラと呼ばれる生命エネルギーを龍に変化させ自在に操る変化系の能力者。ハンター協会会長を務めていたアイザック=ネテロと古くから付き合いがあり、表社会と裏社会を統べる者同士で持ちつ持たれつの関係を築いている。登場人物の中でも、トップクラスの実力の持ち主である。

ゼノ=ゾルディックのプロフィール・人物像

出身地:パドキア共和国
初登場時の年齢:67歳
念系統:変化系
旧アニメCV:宮澤正
新アニメCV:大竹宏

ゼノ=ゾルディックとは、『HUNTER×HUNTER』の登場人物で主人公ゴン=フリークスの親友キルア=ゾルディックの祖父。
伝説の暗殺一家ゾルディック家の一員であり、外見は白髪に白い眉と口ヒゲ、”一日一殺”や”生涯現役”の刺繍が入った服を着ている。
「オーラ」と呼ばれる身体をまとう生命エネルギーの性質を変化させる変化系の念能力者であり、ゼノはオーラを龍の形に変化させ攻撃や移動手段として使用する。
孫と祖父という関係からかゼノはキルアに対し甘い側面がある。ゾルディック家編では母親と兄を刺した罰として、独房でゾルディック家次男ミルキ=ゾルディックから”おしおき”を受けていた際は「もうその辺にしておけ」とキルアを解放。その後ミルキの「じいちゃんはキルアに甘すぎる」という言葉に対して、「あいつは特別だからな」と発言をしていることから、キルアのことを一目置いていることが分かる。甘やかしているというよりはキルアの行く末を見守っている。
暗殺という物騒な職業を生業としているが任務以外で殺しはしないという流儀があり、気に食わない相手だろうとターゲットでない限りは相手にしない。タダ働きはしない主義である。
幻影旅団編では、地下競売を取り仕切っている世界中のマフィアのトップ”十老頭”からの依頼で、団長と12人の団員で構成される「クモ」と呼ばれる盗賊集団”幻影旅団”の抹殺を請け負い、団長のクロロ=ルシルフルと交戦。ゼノの強力な念能力攻撃によりクロロを窮地に追いやるが、トドメを刺す直前で依頼人の十老頭が死んだことを知ると、攻撃を止めあっさりと引き下がった。
ハンター協会会長を務めたアイザック=ネテロとは古くからの付き合いがあり、ネテロは表社会、ゼノは裏社会を統べる者として持ちつ持たれつの関係にある。「第一級隔離指定種」に認定されている凶暴な昆虫キメラ=アントを撲滅する為、ネテロが巨額の資金を費やしキメラ=アント討伐作戦への参加を依頼。キメラ=アントの王メルエムとその直属護衛軍とを分断する、重要かつ困難な役割を担った。龍を模した無数のオーラを降り注がせる「龍星群(ドラゴンダイヴ)」を使用し分断は成功。作戦通り、王メルエムとネテロをタイマンに持ち込むことが出来た。
人類で最強と謳われるネテロが巨額の資金をつぎ込んで協力を依頼することから、ゼノはネテロからも一目置かれる程の実力と戦闘における経験値を持った人物であることが分かる。

ゼノ=ゾルディックの能力・必殺技

自身の念オーラの形状や性質を変化させる変化系の念能力を使用。ゼノは自らのオーラを龍の形に変化させ、意思通りの様々な動きをさせることが出来る。変化系の能力を極めたゼノの応用技には、変化させたオーラを手元から切り離し動かすことが出来る技がある。

龍頭戯画(ドラゴンヘッド)

幻影旅団編クロロ=ルシルフルと戦闘するゼノ。

オーラを龍の形に変化させるゼノの技の基本形。”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”から様々な応用技に派生させ、柔軟な攻撃や人間を乗せての飛行などを可能にする。
キメラ=アント編ではオーラを大きな龍に変化させ、キメラ=アントの王メルエムとネテロを護衛軍が容易に介入できない場所へ運んだ。大きな龍のオーラはゼノの手元から離れても状態を保ち続け、任意の場所への飛行を可能とする。

牙突(ドラゴンランス)

幻影旅団団長クロロ=ルシルフルとの戦闘で”牙突(ドラゴンランス)”を繰り出すゼノ。

”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”の応用技の一つ。手に集中させたオーラを龍の頭に模し、対象へ伸ばしたり動かし攻撃する技。伸縮・旋回もゼノの意思通りに出来る。幻影旅団編でクロロ=ルシルフルと交戦した際に発動。付かず離れずの距離を保ちながら攻撃を繰り出し、クロロの出方を見ることで念能力の特性を瞬時に見抜いた。オーラの龍に攻撃力を持たせ、龍の口にあたる部分で相手に噛みつき拘束することも可能。

龍星群(ドラゴンダイヴ)

宮殿全体に降り注ぐ”龍星群(ドラゴンダイヴ)”。

”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”の応用技。龍に模した無数の小さなオーラを広範囲に降り注がせる。一つ一つのオーラの龍は小さいが、建物を容易に貫くことができる威力を持つ。この応用技は、ゼノの手から完全に離れて落とされるため、変化系と放出系の能力を掛け合わせた技である。
キメラ=アント編で王メルエムと直属護衛軍を分断する作戦で使用。キメラ=アント討伐作戦が開始された直後に宮殿全体にオーラの雨を降らせ、護衛軍の目をくらまし分断は成功。奇襲をかけるにはうってつけの応用技である。

ゼノ=ゾルディックの来歴・活躍

キルアの帰宅

ミルキから罰を受けるキルアを独房から出すゼノ。

ハンター試験でゾルディック家の長兄イルミ=ゾルディックと対峙したキルアは、自暴自棄になり無関係の人間を殺しルール違反により不合格になり、ゴンに何も告げず家出状態で飛び出した実家へ帰宅。家出する前に母親と兄を刺した罰として独房につながれたキルアは、刺した兄ミルキによっておしおきを受けていた。鞭を容赦なく振るうミルキが全く効いていないキルアの様子に苛立っているところに、ゼノが「その辺にしとけ」とキルアを解放。
苛立ちを解消できないミルキはゼノに対し「じいちゃんはキルアに甘すぎる」と言うと、ゼノは「あいつは特別だからな」と返答。その後もキルアについての話題は続き、キルアに敵意をむき出しにするミルキも「才能だけで言えばゾルディック家の歴史の中ではピカイチ」とキルアの才能と実力を認めている。しかしその反面、キルアは精神面が暗殺者に向いてないとゾルディック家を継がせることに反対していた。「それに比べて俺は依頼があれば誰でも殺すぜ」とミルキは自身の作った暗殺の道具の説明を始め、ゼノはそれを聞いて「お前は頭はいいが、バカなところがたまにキズじゃ」と少し呆れていた。

十老頭からの依頼

マフィアたちが雇った暗殺者が集う控室で話すゼノとシルバ。

世界中のマフィアを束ねる十老頭からの依頼で、地下競売会場に侵入した幻影旅団の撃退にゼノとシルバは乗り出す。他のマフィアが雇った暗殺者が集う控室で各々がお互いの呼び名や統率について話す中、堂々と本名を名乗り、「同業のよしみで3割引きで(暗殺を)請け負うぞ」と余裕を見せた。
暗殺者が自分たちのやり方で旅団を探し交戦する中ゼノとシルバは、身体にまとうオーラを広範囲に広げ探索や警備に特化した念能力の高等応用技”円”を使い、団長クロロ=ルシルフルを見つけ出し交戦した。かつてクロロと戦闘経験があるシルバは、クロロの念能力が「他人の能力を盗む」であることを知っていた。ゼノはそれを踏まえてメインとなって攻撃。シルバに「サポートに入り隙ができたらトドメを刺せ」と指示し、体術と”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”の応用技である”牙突(ドラゴンランス)”で攻撃を始めた。ゼノの意思通りに動かせる”牙突(ドラゴンランス)”で付かず離れずの距離を保ちながら攻撃をし続け、クロロの念能力の特性を瞬時に見抜き、動きを止めることが出来た。ゼノの合図でシルバが巨大な球体状のオーラの塊を放出し、戦闘していた部屋が半壊するほどの威力だったが、瓦礫の中からクロロとゼノがほとんど無傷で出てきた。シルバがオーラの塊を放った直後、イルミから連絡が入る。クロロはイルミに十老頭暗殺を依頼していて、それが先に片付いたのだ。ゼノとシルバは依頼人死亡により、クロロはターゲットではなくなり暗殺を中断。
戦闘後のクロロとゼノの会話で、「俺とあんた、サシでやったらどっちが勝つかな」というクロロからの問いに「十中八九ワシじゃろ、ただしお前がワシを本気で殺ろうと思えば話は別だがな。まったくナメたガキじゃ」と答えた。数分手合わせをしただけで相手の能力の特性だけでなく力量をはかることも出来るゼノに、クロロは「あれは盗めないわ」と感服していた。

ネテロからの依頼

宮殿のはるか上空からゼノの”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”に乗って降りるゼノとネテロ。

人類滅亡の危機を救うべく外来種キメラ=アントの殲滅に乗り出したネテロ率いる討伐軍。キメラ=アントの中でも群を抜いて強い王メルエムと傍にいるであろう直属護衛軍を分断し、ネテロと王の1対1の対決に持ち込むための作戦として、ネテロが巨額の資金をつぎ込みゼノに協力を依頼。ゼノはネテロと巨大な飛行生物に乗り宮殿上部に現れ、キメラアント討伐軍が宮殿内に突入するとほぼ同時に”龍星群(ドラゴンダイヴ)”を宮殿全体に降り注がせた。猫のような容姿をした王直属護衛軍ネフェルピトーが発する宮殿を覆う”円”に、ゼノの”龍星群(ドラゴンダイヴ)”が触れた途端、ネフェルピトーは瞬時に危険を察知し”円”を解いて臨戦態勢に入った。しかしネフェルピトーはネテロの念能力”百式観音”によって一瞬で遥か遠くに叩き飛ばされ、王の元へたどり着くのはゼノとネテロよりも遅れることとなった。
ゼノとネテロが王のいる間にたどり着いたとき、キメラアントの王メルエムは傷ついた小さくか弱い少女を優しく抱きかかえていた。”龍星群(ドラゴンダイヴ)”の無数のオーラは宮殿の屋根を貫通し、内部にいた王にとって唯一大切な人間であるコムギを巻き込んでしまっていたのだ。残虐非道だと聞かされていた王の慈愛溢れる一挙手一投足を見たゼノは「話が随分違うじゃねぇかよ」とネテロに対し言った。目の前で起きている予想だにしていなかった出来事に、ネテロも固唾をのむしかなかった。王の命を取ろうと侵入してきた2人が何もせず一連の行動を見守っていたのは、王のひとつの命に対する振る舞いが優しさに溢れ、これを侵してしまえば人類を救うという大義を失ってしまうと感じたためである。
王のいる部屋に駆けつけたピトーにコムギの治療を任せ、王とネテロはゼノの”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”に乗り、他のキメラアントが容易に介入出来ず人間の被害が少ない場所まで移動した。敵に背を向ける余裕を見せた王に対し、ゼノは王への敬意の表れかそれとはまた別の理由からか、背後から繰り出す”龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”に少しの稚気も込めようとしなかった。

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『寄生獣』とは、岩明均による漫画作品、及びそれを原作とするアニメ、実写映画。人間に寄生し、人間を食らう寄生生物。そんな生物(ミギー)が右手に寄生してしまったため、数奇な運命に翻弄されることになった泉新一。単なるモンスター物、ホラー物ではなく高度な哲学性、テーマ性が物語を彩っており、今なお根強い人気を誇っています。

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BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)のネタバレ解説・考察まとめ

BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)のネタバレ解説・考察まとめ

「BLACK LAGOON」は、作者の広江礼威(ひろえ れい)が月刊サンデージェネックスで連載中のガンアクション漫画、およびそれらを原作とした小説・アニメ作品。裏社会の人間が闊歩する犯罪都市・ロアナプラに放り込まれた日本の商社マン・岡島緑郎ことロックは、運び屋の一員となり荒事を請け負うようになる。

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賭博破戒録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

賭博破戒録カイジ(福本伸行)のネタバレ解説・考察まとめ

2001年~2004年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。自堕落でどうしようもない毎日を送るカイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ身を投じていく様を描いた前作「賭博黙示録カイジ」の続編として、再びカイジが勝負の世界で奮闘する様子が描かれる。

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Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

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コジコジ(COJI-COJI)のネタバレ解説・考察まとめ

コジコジ(COJI-COJI)のネタバレ解説・考察まとめ

『コジコジ』とは、漫画家さくらももこによる日本の漫画作品、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。漫画は『きみとぼく』で1994年から1997年まで連載され、アニメは1997年から1999年まで放送された。メルヘンの国に住む主人公「コジコジ」と、その仲間達の日常生活を描いた作品。さくらももこの持ち味であるシュールさやブラックジョークをふんだんに用いて描かれている。

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