「ヘタリア」舞台化決定!海外のキャストは起用される!?

空前の実写化、舞台化ブームの中で、マンガやアニメ、ゲーム作品を俳優が演じることも珍しくありません。そして今回、新たに舞台化が発表されたのは……「ヘタリア」!どのような舞台となるのでしょうか?話題は広がっているようです。
「ヘタリア」12月にミュージカル化決定!

日丸屋秀和原作によるアニメ「ヘタリア Axis Powers」のミュージカル化が決定した。12月24日から29日にかけて、Zeppブルーシアター六本木にて上演される。
「ヘタリア Axis Powers」は世界史をモチーフに、国を擬人化して描く歴史コメディ。アニメの新シリーズ「ヘタリア The World Twinkle」が目下WEBで配信されているほか、少年ジャンプ+にて「ヘタリア World☆Stars」が連載中だ。
ミュージカル版では、脚本を舞台「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」などを手がけるなるせゆうせいが、演出をミュージカル「AMNESIA」の吉谷光太郎がそれぞれ担当。キャストやチケット情報などは順次発表される。
出典: natalie.mu
「ヘタリア」って一体?

一言で言ってしまえば「擬人化モノ」の作品です。
ヘタリアで擬人化されているのは「国」!
日本、アメリカ、イギリス、ドイツ……国民性をそのままかぶったような多数のキャラクターたちによるギャグは、世界的に注目されています。

海外のファンは「わたしの国をこんな風に描いてくれてうれしい!」「まさに、このキャラクター通りの知り合いがいる」等の反応を見せてくれている人も多く、ヘタリアをきっかけに日本の文化を好きになったとの声まで!
海外のファンによる、ヘタリアのコスプレ集。
「ヘタリア」の登場人物・キャラクターって?
◆北イタリア

イタリア=ヴェネチアーノ(北イタリア)
もともと、タイトルのヘタリアは第二次世界大戦中のイタリア軍の惰弱っぷりを揶揄した「へたれなイタリア=ヘタリア」というスラングから来ています。
物語の主人公となる北イタリアは、やっぱりどこか情けない姿が特徴的。
◆南イタリア

イタリア=ロマーノ(南イタリア)
イタリア=ヴェネチアーノの兄。経済・文化などさまざまな面で弟と比べられてしまうことをコンプレックスに感じており、ほわほわとした弟と比べ生意気で、毒舌ばかりを吐きます。

◆ドイツ

秩序やルールに対して誠実、生真面目で融通の利かないところがある不器用な人物。しかし、ビールに耽溺し、お菓子作りが好き、綺麗好きなどの愛すべき一面も。

◆日本

黒髪、和服、細身で童顔。しかし自称高齢で、ファンからは「おじいちゃん」との愛称で愛されることも。腰痛や息切れに悩まされているようです。
◆アメリカ

ゴーイングマイウェイなヒーロー気質。会議中でもハンバーガーやシェイクを手放さないなので、空気を(わざと)読まない自由なキャラクター。
◆イギリス

英国紳士の象徴(?)とされる太い眉毛が特徴。アメリカを自分の弟(子分)のように扱おうとするため仲が悪い様子。一方、フランスとは喧嘩を重ねながらも腐れ縁のようになっています。