涅マユリ(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

涅マユリ(くろつち まゆり)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十二番隊隊長であり、技術開発局二代目局長を兼任している。
容姿は白い肌に奇抜な黒い化粧を施したような姿で、髪型も特徴的だ。また、姿はどんどん変化している。
隊長として理知的に隊をまとめているが、その本性はかなりのマッドサイエンティストである。強い好奇心の持ち主のため、人体実験を特に好んでいる。

アニメオリジナル

バウント篇

バウントの沢渡。

バウント達を研究しようとし、ネムを介して石田に装身具を与え、バウントを尸魂界へ向かわせるよう仕向けたが、それがバウント達にとって手の内であることを知り激昂する。バウント侵入時には一之瀬を探していたものの、バウントの沢渡と対峙し、実験材料にすべく交戦。
沢渡(さわたり)はバウント達の中で唯一の老人。本来、バウントは年を取らず老いた姿にはならないのだが、力を欲する沢渡は何万人もの生きた人間の魂魄を吸収し続けた結果、その副作用により老いた姿になった。沢渡が操るバウント固有の人格を持った武器である「ドール」の名前は「バウラ」という。左手を二度もバウラに喰われ怒りが頂点に達したマユリは本来の目的を忘れて金色疋殺地蔵で沢渡を毒殺した。

斬魄刀異聞(ざんぱくとういぶん)篇

擬人化(?)した疋殺地蔵。

疋殺地蔵の実体化した姿は卍解姿の赤子のような外見をしており、始解状態と卍解状態の能力を使用、卍解すると金色疋殺地蔵そのものと化す。
実体化した斬魄刀達が暴れ始め、白哉が裏切り、剣八が乱入した抗争は激化。二人のところへ行こうとする一護だったが、そこに金色疋殺地蔵が現れ、猛毒に飲み込まれてしまう。更には恋次、ルキア、吉良までもが猛毒に侵されていく。更に疋殺地蔵は次の標的を探そうとするが、それを見つけたやちるがなんと疋殺地蔵を追いかけはじめる。楽しそうに追いかけてくるやちるからなんとか逃げようとする疋殺地蔵。マユリは疋殺地蔵に予め入れておいた爆弾で破裂させ、折ることに成功する。

その後マユリは袖白雪(そでのしらゆき)など他者に折られた刀の復活や斬魄刀達の洗脳の解除の活動を始め、無事に皆の斬魄刀を和解させることに成功する。

涅マユリの関連人物・キャラクター

涅ネム

護廷十三隊十二番隊副隊長でありマユリが自身の血を与えた娘。とても寡黙な女性で、ミニスカートにミュールのような下駄を着用している。

マユリの夢を体現する被造死神計画「眠(ねむり)計画」によって生み出された七番目の個体で正式名称は「眠七號(ねむりななごう)」。
マユリなこの計画は「全死神の夢」と語っていたが、マユリの部下でのちの護廷十三隊十二番隊副隊長の阿近は「この計画はマユリ自身の夢である」と言っており、さらに「彼女が普通の人間や死神の魂魄と同じように成長していくことそのものがマユリの夢であり、彼を夢の中に誘わせている」と推測している。

ネムと呼び始めたのはマユリが成長していく彼女に自分の気持ちを悟られたくないため、そして眠という言葉を避けるためである。ネム本人は眠七號という名を気に入っていた。

マユリとネムの関係は傍目から見るととんでもない関係で、初期は理不尽な暴力は当たり前、戦闘では捨て駒同然に扱われていた。
しかし、徐々にそういった場面は少なくなり、最近はせいぜい暴言を吐かれる程度に収まっている。ジゼル・ジュエルとの戦闘でも真っ当なサポート役としてマユリを補佐していた。

千年血戦篇にて自分の命と引き換えにペルニダを討ち取ることに成功する。マユリはネムの戦いを見守ることになるとは思わなかったと語っている。

血戦後は、彼女の大脳をもとに、眠八號が誕生した。

浦原喜助(うらはらきすけ)

元・十二番隊隊長兼技術開発局初代局長。現在は現世の「浦原商店」店長。
瀞霊廷をはじめ尸魂界に著しい悪影響を及ぼす人格・性格などが原因で「蛆虫の巣(うじむしのす)」に収監されていたマユリを自分の死後に局長の座に就かせることを条件に部下に引き入れ「技術開発局」を創設。天才的な発想と技術により様々な独創的研究開発を行い、十二番隊を技術開発という独自路線へと導いた。つまりはマユリの元上司。

マユリは浦原のことを忌み嫌っており、その明確な理由は描かれていない。おそらくマユリ自身も浦原の科学者としての実力を分かっているからこそ、比べられることが嫌なのだろう。
一護に「似ている」と言われた際には「取り消せ」と怒っている。

涅マユリの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「我々科学者にとって、完璧とは絶望だヨ」

ザエルアポロ戦での一言。科学者とは何たるやが込められているように思える。

コミックス35巻での十刃ザエルアポロとの戦いでの一言。ファンの中でもザエルアポロ戦はマユリの名言が光るシーンとして有名。
完璧であれば、それ以上は望めず想像の余地がない。マユリは完璧を理想とするザエルアポロをマユリは科学者として認めていないからこそ、「我々科学者にとって"完璧"とは絶望だヨ」と語っている。

「百年後までご機嫌よう」

コミックス34巻での同じくザエルアポロ戦でのマユリがザエルアポロにとどめを刺す一言。
ネムの体内に侵入したザエルアポロは仕掛けられていた超人薬によりマユリに心臓を貫かれる感覚を100年間分味わいながら死んでいくという何とも悲惨な死を迎えた。
マユリが超人薬について説明する声もザエルアポロに届くのははるか先となることから「100年後までご機嫌よう」という一言につながる。

「起きたまま見る夢など馬鹿気ている」

眠計画について語るマユリの一言。

コミックス71巻で、マユリの過去の回想シーンにて長年の夢である何もないまったくの無から魂を作り出す被造死神計画、通称「眠(ねむり)計画」が命名された場面での一言。
「起きたまま見る夢を見るなど馬鹿げている」という言葉にはマユリらしい意識の高さや皮肉が込められている。

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