流星の絆(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

三兄妹とともに食事をする幸博(中央右)、塔子(中央左)

三兄妹の父親(功一と泰輔の実父、静奈の義父)である。洋食店「アリアケ」の店主である。事件で殺害された。洋食、とくにハヤシライスの味には強いこだわりと自信をもっていた。事実、ハヤシライスは政行に「固定概念を覆す味」と言わしめる味であった。功一が友達に「洋食なんて誰でも作れる」と馬鹿にされて一人で作ろうとしていた際には、店を臨時休業にしてまでつきっきりで幸博自身のレシピに沿って功一にハヤシライスを作らせ、その難しさと価値を教えた。けんかっ早い性格で、出前に来た政行に「まずい」と発言し、政行と揉め事を起こした。ギャンブルにはまっていて、多額の借金をかかえていた。店が休みの日は欠かさずギャンブルに赴き、泰輔はそれについて、「日曜日は店が休みだけれど両親が競馬やパチンコに行ってしまい、家族で遊んだことがなく、だから日曜日が大嫌いだ」という旨の作文を書いたことがあった。そのときには功一と泰輔に土下座をして「金輪際賭け事はやめ、日曜日は一緒に遊ぶ」と宣言していたが、実はその後もギャンブルを続けていたことが後に分かった。

有明塔子(ありあけとうこ/演:りょう)

三兄妹の母親(静奈の実母、功一と泰輔の義母)である。事件で殺害された。幸博とともにアリアケを切り盛りしていた。しっかりものの性格で、幸博を尻に敷いていた。良き母、良き妻である反面、パチンコにはまっており、家の借金を増やす一因をつくっていた。水商売をしていたことがあり、元夫の矢崎とは、もともとホステスと客の間柄だった。静奈の養育費を元夫の矢崎からもらうため、幸博との結婚のことを隠していた。事件前に金に困ったときには、矢崎に金を貸してほしいと頼んでいた。

戸神家

戸神行成(とがみゆきなり/演:要潤)

30歳。洋食チェーン「とがみ亭」の御曹司である。真面目で優しく仕事熱心であるが、変わり者でもある。新店舗オープンの参考にするためにハヤシライスの食べ歩きをしていてジョージクルーニーを訪れたことで、功一と面識を持つ。ハヤシライスに並々ならぬこだわりをもっていて、ジョージクルーニーを訪れたときにはハヤシライスについて熱く話し、功一がハヤシライスをつくったことがあると聞いたときには「ハヤシライスについて語り合おう」と言っていた。「(とがみ亭を)親子二代で経営しているとストレスがたまる」と口にしたことに対して功一が反感を覚えたのをきっかけに、三兄妹の詐欺の最後のターゲットとなり、静奈が演じる「佐緒里」を愛するようになる。ワインの試飲会ではじめて佐緒里(静奈)に会ったときは、直後にジョージクルーニーを訪れ、「これは恋かもね」と浮かれていた。恋愛経験には乏しいと見られ、功一との会話の中で漏らした一言から、いまだに童貞であることが明らかになった。
初めて新店舗を任されたことで店舗オープンに対して非常にやる気を見せており、とがみ亭についての泰輔と静奈の会話を耳にしたときには、初対面にも関わらず熱心に話を聞きたがった。新店舗で提供するハヤシライスについて、元祖とがみ亭のハヤシライスの復刻を提案し、自らその味を再現することを考えていた。しかし、途中で政行にその計画の中止を言い渡され、新しいハヤシライスのレシピを考えることになった。
わかりやすく裏表のない性格で、三兄妹の詐欺行為に対して功一の予想した通りに行動していた。佐緒里(静奈)との会話や佐緒里(静奈)の態度のひとつひとつに一喜一憂してそれを言葉や行動に表し、佐緒里(静奈)の話も疑うことはいっさいなく受け入れ、素直に感動していた。そのまっすぐさに静奈はしだいに惹かれていった。佐緒里(静奈)と会うことを重ねるうちに完全に彼女に惚れ込み、何を見ても佐緒里(静奈)を思い出すような場面もあった。
ドラマ中には能天気に思える描写が多々あるが、実際は頭が良く、柏原に殺人事件の捜査であると聞いた後には、自ら事件の合った洋食屋であるアリアケのことを調べていた。功一から聞いた「家が洋食屋だったが父親が殺された」という話と事件が似ていることに気づき、功一に直接聞きに来たが、功一は質問をはぐらかし、父親が殺されたと言ったのは冗談だと嘘をついた。静奈が戸神家にレシピノートを隠したときには、ノートについた香水の香りから静奈の仕業であることを見破り、後日静奈に事情を問うた。さらに、このとき行成自身も独自に検討を重ね、静奈がレシピノートを隠した理由や、アリアケのハヤシライスととがみ亭のハヤシライスが同じである理由について、ほぼ事実と相違ない結論を導き出していた。「佐緒里」が「有明静奈」であることを知った後、静奈から「兄と会ってほしい」という連絡を受けてジョージクルーニーに行き、静奈と功一、泰輔の関係を知った。
ハヤシライス以外にも、とがみ亭のレシピの中にアリアケのレシピと一致するものがあったことにショックを受けていたが、レシピは盗んでも殺人を犯すはずはないと、政行を信じていた。政行を疑う根拠を兄妹から聞き、「自分の父が犯人だとは思いたくないが、それ以上に真実が知りたい」と話した。政行にカマをかける計画に自ら進んで協力し、三兄妹を驚かせた。
ドラマ最後に事件が解決し、功一と泰輔が詐欺行為の件で自首することを決めたとき、静奈も自首すると言い出すことを予想した功一と泰輔に、自首をしないように静奈を説得してほしいと頼まれた。行成は、功一と泰輔からもともと宝石商(泰輔)から売りつけられるはずだった指輪を購入し、指輪の代金として支払った金を使って詐欺のターゲットたちにだまし取った金を返すという条件を出し、功一と泰輔はそれを実行した。また、行成自身はその指輪を渡して静奈にプロポーズした。その後の行成と静奈の交際は順調に進んだ様子で、三兄妹が再びオープンした洋食屋アリアケに開店祝いに訪れ、その際には親し気に静奈と声をかけ合っていた。

戸神政行(とがみまさゆき/演:柄本明)

料理をする戸神政行(左)、貴美子(右)

60歳。行成の父親であり、とがみ亭を経営する。提供するハヤシライスがアリアケのものとよく似ており、事件時に泰輔が目撃した男と人相が酷似していたため、三兄妹はこの男が犯人だと考える。さらに、事件後から店が繁盛し始めたことが発覚し、三兄妹の政行に対する疑いがより強まっていく。生前の有明幸博と面識があったことから、警察にも容疑者の一人として挙げられた。
とがみ亭で出前を受けた先のニューフロンテで自らのハヤシライスの味を幸博にけなされ、幸博と言い争いになった。しかし、幸博のハヤシライスを食べて感銘を受け、レシピを教えて欲しいと頼むも断られた。その後、金が必要になった幸博にレシピを買ってほしいと言われてそれに応じたが、幸博との約束の日に有明家を訪れたところ、有明夫妻が殺されているのに遭遇した。政行はレシピをもってその場を離れ、泰輔が政行を目撃したのはこのときであった。アリアケのレシピを真似ることでとがみ亭は繁盛したが、レシピを盗んだことには自責の念を抱き続けていた。
事件の場に居合わせて以来、警察に犯人として逮捕されることをずっと恐れていた。三兄妹の画策によって捜査の手が自らに及んだ際、当初はアリアケのことを知らないと嘘をついた。三兄妹が証拠を偽造したことにより、あるはずのない証拠が次々に出てくることに困惑していた。三兄妹と警察、行成の計画にはまって犯人と断定されそうになった際に、全員の前で事実を告白した。
殺人事件の現場を離れる際に、犯人が忘れていった傘を自分のものと間違えて持ち帰り、万が一警察に疑われたときに役に立つかもしれないと考えて大切に保管していた。

戸神貴美子(とがみきみこ/演:森下愛子)

おっとりした性格で、息子を溺愛している。行成に近づいてきた佐緒里(静奈)にはじめは反感をもっていて、佐緒里(静奈)がハヤシライスを食べて泣いた理由を「似た味のハヤシライスを食べたことがあったからだ」と言ったことを行成から聞いたときには、それを行成の気を引くための嘘だと考えた。また、政行が作るハヤシライスのレシピは政行が苦労して作ったものだと信じており、佐緒里(静奈)の発言に対して怒りを露わにした。その後、行成が自宅に招いた佐緒里威(静奈)に実際に会ったことで考えを変え、佐緒里(静奈)に香水をプレゼントした。この香水が、行成が佐緒里(静奈)がレシピノートを隠したことに気づくきっかけになった。

矢崎家

矢崎信郎(やざきのぶろう/演:国広富之)

塔子の元夫で、静奈の実父である。14年前の事件の容疑者として浮上する。妻である秀子が自分のことを事件の犯人だと疑っていることを知っていたが、矢崎が塔子に脅されていたというのは秀子の妄想であり、金を振り込んだのは塔子に頼まれたからだと話した。塔子が結婚していることや義理の息子がいることは知らず、静奈の養育費を払い続けていた。

矢崎秀子(やざきひでこ/演:麻生祐未)

矢崎信郎の現在の妻である。矢崎が塔子に「金を払わなければ二人(矢崎と塔子)の関係をばらす」と脅されていたと考えていて、14年前の事件時から夫が殺人事件の犯人ではないかと疑っていた。事件の時効を控えて突然ジョージクルーにに訪れ、「あなたの両親を殺したのはうちの夫だ」と発言して功一を驚かせた。ジョージクルーニーを訪れた際、静奈に一目会って事件の事を謝りたいと功一に頼むが、功一は静奈には会っていたいと嘘をつき、静奈本人も功一と泰輔と血のつながりがないことを知らないから、という理由で断られた。
秀子のせいで功一や静奈と気まずくなったと考えた泰輔は報復のために秀子をだまして宝石を売りつけようと計画するが、秀子は泰輔のことに気づいていた。静奈に渡してほしいと大金を泰輔に言づけたが、泰輔はその金を断った。

警察関係者

柏原康孝(かしわばらやすたか/演:三浦友和)

柏原(左)、萩村(右)

55歳。三兄妹の両親が殺害された事件を担当することになるベテラン刑事である。事件の際には真っ先に駆けつけていた。14年が経った今でも事件のことを気にしていて、時効まで3ヶ月を切ったことを功一に伝えにジョージクルーニーを訪れた。息子を心臓病で無くしており、事件後も三人のことを気に掛けている。妻もすでに失くしていて、長く休職していたが、復職してすぐに、幸博と塔子の殺人事件の捜査を再開した。昔のアリアケのハヤシライスを食べたことがあり、生前の幸博とも面識があった。
ジョージクルーニーで功一に、トミーリージョージで泰輔に会い、さらにその二つの店にジョージがいたことで功一と泰輔が実は会っているにもかかわらず会っていないと嘘をついていることに気づき、やましいことがあるのではないかと疑っていた。三兄妹の策略にはまり、兄妹が偽造した証拠をたどって、政行にたどり着く。しかし、途中から、時効を目前にして突然状況証拠が次々出てくることに疑念をもち、警察が誰かに操られているようだと功一に話した。「犯人を見つけたらどうするか」と功一に尋ね、功一に同じ質問を返されたときには、「殺すね。」と自らの覚悟を明らかにした。引退を間近に控えていて、三兄妹が事件解明に行き詰って協力を求めた際には、引退まで残り一週間だった。このとき柏原は、「手段を選んでいる場合ではない」と言って犯人が忘れていったビニール傘のことを明かし、三兄妹の詐欺行為を聞かなかったことにすると言って見逃した。行成と協力することになったことを話した功一に対して、「兄妹三人助け合って生きていってほしいというのがあの事件にかかわった者の願いで、たとえ詐欺をしていてもばらばらよりはマシだ」と、自らの思いを話した。
ドラマ終盤で、三兄妹の両親殺害事件の真犯人であったことが判明する。14年前の事件当時、心臓を患っていた息子の手術のための金を必要としていた。事件当夜、幸博から200万円を預かるために有明家を訪れた。息子の治療のためにその200万円を貸してほしいと幸博に頼むも断られ、幸博と塔子を刺し殺してしまった。いったん逃げた後で第一発見者を装って現場に戻り、そのまま自らが犯人である事件の捜査を続けていた。しかし、傘でゴルフの素振りをしていたのを見ていた功一が、遺留品の傘が柏原の傘であると気づいたことで、真実が明るみに出た。功一に真実を暴かれた後にその場で銃で自殺しようとしたが、三兄妹に止められ、三兄妹がこの先どう生きていくかを見届けるようにと告げられた。ドラマのエピローグでは、柏原が逮捕されたとのニュースが流れていた。

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『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。

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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

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映画刀剣乱舞(黎明)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画刀剣乱舞(黎明)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『映画刀剣乱舞 -黎明-』(えいがとうけんらんぶ れいめい)とは、EXNOA(旧DMMゲームズ)とニトロプラスが共同開発したPCブラウザ、及びスマートフォン向けゲーム『刀剣乱舞』を原作とした実写映画の第二弾。歴史に名を残す名刀を擬人化させた刀剣男子(とうけんだんし)と、歴史の改変を目論む時間装甲軍(じかんそこうぐん)の戦いを描いた物語である。物語の舞台は2012年。この時代に未来の繋がる重大な分岐点が隠されていた。刀剣男士・三日月宗近は仮の主である鈴木琴音と共に、事態解決のために奮闘していく。

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容疑者Xの献身(ようぎしゃエックスのけんしん、The Devotion of Suspect X)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

容疑者Xの献身(ようぎしゃエックスのけんしん、The Devotion of Suspect X)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ある日川で発見された、顔をつぶされた死体。刑事たちに協力を求められた大学准教授の湯川学は、その犯人を追い求める中で、ある人物にたどり着く。それは、湯川が天才だと認めていた大学時代の同級生、石神哲哉だった。 東野圭吾のガリレオシリーズをテレビドラマ化したキャストとスタッフが再集結し、劇場版として公開されたミステリー映画。

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嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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真夏の方程式(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

真夏の方程式(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『真夏の方程式』とは、2010年から連載されていた東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが原作の、2013年公開の日本映画である。監督は西谷弘。夏休みを玻璃ヶ浦の川畑(かわはた)家で過ごすことになった柄崎恭平(つかさききょうへい)は、仕事で来ていた湯川学(ゆかわまなぶ)と出会う。しかし同じ時期に玻璃ヶ浦に来ていた元警視庁の刑事が遺体で見つかったことにより、川畑家が抱える秘密が次第に明るみになっていく。この物語は海を臨む美しい町で湯川が少年とともに事件解決に進む様子と、血を超えた家族の愛が描かれている。

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大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)』とは、TBS「金曜ドラマ」で2018年10月から12月までの間で毎週金曜夜10時から放送されたテレビドラマである。若年性アルツハイマーにおかされた女医と自分を忘れていく恋人を明るくけなげに支えていく元・小説家の10年にわたる愛の軌跡を描いた王道ラブストーリー。圧巻の演技力を誇る国民的大女優の戸田恵梨香が主人公を演じ、さらにドラマや舞台などで大活躍中の個性派俳優ムロツヨシが恋人役として出演している。実力を兼ね備えた二人の演技が話題となった作品である。

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コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

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