シュガー*ソルジャー(酒井まゆ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シュガー*ソルジャー』とは、ファンタジーと恋愛要素が溢れる酒井まゆによる学園恋愛漫画である。『りぼん』で47回にわたって掲載され、酒井まゆにとって最長寿作品である。平凡な外見の主人公、麻琴は幼い頃からモデルのようにきれいな姉の莉華と比較され、外見コンプレックスを抱えていた。高校に入学し学年でも人気の入谷に恋をする。「努力して可愛くなって、入谷君に告白したい」と奮闘する麻琴の純粋なラブストーリーを描かれている。読んでいると思わず応援したくなるような、麻琴の姿は読者から絶大な人気を獲得した。

遊佐はおばあちゃんっ子

遊佐は厳しい祖母と一緒に暮らしており、「ばあちゃんの言うこと聞かないと地獄に落とされる」と怯えている。麻琴、雨季、入谷、白雪など、近い友人には気の強い態度を取り、偉そうにするが、祖母の言うことだけは聞いている。また、遊佐が自宅から2時間ほどかかる集央高校を受験すると決めたのも、入谷と同じ高校に通いたいからだった。中学生で髪を染め、態度も悪かったため、祖母にはすぐに反対された。しかし、どうしても入谷と同じ高校に行きたい一心で、祖母に認めてもらう努力をした。遊佐は髪を黒に染め、土下座をして祖母に「絶対頑張る。本気でやるから受けさせてください。お願いします。」と頼み込んだ。それほど祖母は遊佐にとって逆らえない存在である。

入谷は人参が嫌い

入学して初めての遠足で、森林公園でカレーライスを作っていた時のことだった。麻琴は入谷と同じ班になり、班のメンバーのカレーをよそっていた。入谷は麻琴にこっそりと耳打ちをし、「俺のに人参入れないで!だって!あいつ甘いじゃん!土のにおいするし!甘いし!」と、子供っぽいことを話した。クラスの人気者である入谷は、勉強もスポーツもできて怖いものなしだと思っていたが、弱点があると知り少しかわいいと思った麻琴だった。

入谷から告白するのは初めて

麻琴が渡瀬の告白をしっかり最後まで聞き、過去の後悔を取り除いた日、何日も待たせていたが入谷はやっと麻琴に告白できた。入谷が告白する前に、渡瀬に「好きです。付き合ってください」という王道セリフを使われたため、麻琴に告白するのが自分が初めてではないことに少し悔しい気持ちがあった。「初めてじゃないのもなんか悔しいな~」と入谷が言うと、麻琴は「そんなこと言ったら入谷君は何もかもが初めてじゃないのでは」と返す。しかし、入谷は「一つだけ初めてなことがある」と言い、「自分から告白するの初めて」と麻琴に明かした。

『シュガー*ソルジャー』の主題歌・挿入歌

主題歌:如月麻琴「シュガー*ソルジャー」

主題歌の作詞は酒井まゆによって、また作曲はMEG.MEによって手掛けられた。

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