グリザイア:ファントムトリガー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイア:ファントムトリガー』とは株式会社フロントウィングが10周年記念作品として出した『グリザイアシリーズ』の1つである。Windows / Steatmから2017年4月に1巻と2巻が同時発売した。本編の完結作品である『グリザイアの楽園』の後の話になっており、前作の主人公達が去り、残された美浜学園は特殊技能訓練校として運用されていた。今作の主人公およびヒロイン達が美浜学園に在籍し、国家の敵と戦う物語となっている。フロントウィング初の全年齢対象(15歳以上)作品である。

美浜学園の姉妹校にあたる学校。
特殊技能訓練校として宇川が教官を務めている。所属生徒はバニラとチョコの2人のみ。

商船学校の一角に間借りしたプレハブ校舎であり、生徒が2人しかいないことでC.I.R.S.からの正式な依頼が少なく資金繰りに苦労していると宇川が発言している。

ホロゥ・ハウス

レナとマキが所属していた殺し屋育成施設。
品質のいい殺し屋を排出することから重宝されている。本社は中国にあり、アメリカのミシガンやアラバマにも施設があるという噂があるが真偽はわからない。
表向きでは世界で通用する有能な人材を育成、社会に貢献するという肩書を掲げている。
国際大会で通用するほどの身体能力を有していたり、天才と呼ぶにふさわしい知能の持ち主などの育成をしているが、ホロゥ・ハウスと契約して人材を飼うのは裏社会の人間である。
取り引き金額は人材のランクによって変わるが、高価なものであることに変わりはない。

特殊な環境下での育成をしているため、身体が丈夫な人間になる。ホロゥ・ハウスの売りはマスターを裏切らない仕様。
幼少のうちから徹底した躾がおこなわれ、価値観と思想を誘導することでマスターに逆らうという行動自体に嫌悪を覚えるようにされる。また、契約が決まると納品前調整として3か月間の訓練期間がある。この調整によって、調整前と調整後で性格が変わることもある。
強固に施された洗脳を無理に解放しようとすると精神が崩壊してしまう。

殺し屋として育った子はホロゥ・ハウスの本社に登録されて殺し屋の仕事をすることになる。しかし、大きな仕事に恵まれない子供は契約といった形で外に出される。

所属している子たちは親も身寄りもない子供たちである。

聖エール外国人学校

山岳猟兵を育成する学校。

山岳猟兵育成ということで訓練が非常に厳しいため脱柵者がでることも珍しくはない。5月にでる脱柵者は駅ではっていれば夜には捕まる模様。

ミッション系の学校であり、所属する生徒は2年から法衣を纏うことを許される。

薔薇嵐作戦

薔薇嵐作戦、通称バ号作戦とはフィリピンにて執行されたが失敗した作戦のことである。
フィリピンでの武器密造組織であるラムダインダストリーの壊滅作戦であり、CIRF本隊の突入前の偵察と突入後の撤退任務の支援に恵とシホが参加していた。

予定よりも撤退支援が難航したため、敵の陣地に深く入っていた恵とシホは捨て兵にあい、シホは命を落としてしまう。
バ号作戦を指揮していたC.I.R.F.の基地司令は重要な作戦の支援に学生が派遣されたことを快く思わず、C.I.R.S.への嫌がらせとして恵とシホを捨てた。

『グリザイア:ファントムトリガー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

vol.1にてクリスが有坂の名前を小銃のようだと言うのはアリサカライフルのこと指す

vol.1にて有坂の紹介を受けたクリスが有坂と聞いてライフルのようだと言うのは、実際の銃であるアリサカライフルのことを指している。
アリサカライフルは有坂銃とも呼びボルトアクション方式の軍制式銃であり、日本で開発製造されていた。1897年により製造開始、第2次世界大戦終結の1945年に製造終了。
開発者は有坂成章(ありさかなりあきら)。

vol.4にてトーカが恵の射撃練習に使った灯台はアニメ『グリザイアの果実』にて主人公が使った灯台

vol.4にてトーカが恵の射撃練習をする際に灯台を使用すると言った際に、「旧美浜学園時代に立てこもり事件があって、C.I.R.S.職員がそこから狙撃したという灯台ですよね?」とクリスが言ったが、このC.I.R.S.職員とは『グリザイアの果実』の主人公である風見雄二のことである。
また、立てこもり事件とはアニメ『グリザイアの果実』にて起きた事件を指す。

タイガのメイド服は『グリザイアの果実』のヒロインの服が元になっている

タイガが着用している特別なメイド服は『グリザイアの果実』のヒロインの1人である小峯幸(こみねさち)の着用していたメイド服が元になっている。性能は技術が進んだ分タイガの方が上。

ムラサキが潜入時に段ボール箱に隠れるのはコナミのゲームのオマージュ

ムラサキが段ボール箱に隠れるのは、コナミのゲームであるメタルギアシリーズの主人公・スネークが潜入ミッションのときに段ボール箱に隠れることへのオマージュである。

『グリザイア:ファントムトリガー』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング): 河野万里奈「世界の果て」

ED(エンディング):佐藤ひろ美 「きみと僕の小さな願い」

nekoj0
nekoj0
@nekoj0

Related Articles関連記事

グリザイアの果実(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの果実』とは2011年にフロントウィングから設立10周年記念作品として発売されたアダルトゲームである。愛称「グリカジ」。 「私立美浜学園」を舞台に転校生風見雄二が5人の少女との恋愛をしていくものである。少女と仲を深めていくと見えてくる辛く重い過去を主人公が向き合い救済し人生を共にしていく物語が展開される。萌えゲーアワード2011大賞部門金賞受賞作品。PSP版とPS Vita版はファミ通クロスレビューシルバー殿堂入りを果たした。

Read Article

グリザイアの迷宮(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの迷宮』とは2012年2月に発売されたアダルトゲームである。『グリザイアの果実』の続編で、各ヒロインのアフタールートと主人公・風見雄二の過去編である「カプリスの繭」などを収録している。「カプリスの繭」では雄二の家庭環境から雄二の姉一姫と両親が亡くなりテロリストに引き取られ殺人マシンなってしまい、後に自身の養母になる麻子に引き取られ育てられ、学園に来るまでを描く。「萌えゲーアワード2012」で、SILVER大賞・ユーザー支持賞および主題歌賞の金賞受賞。

Read Article

グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの果実-SIDE EPISODE-』とは株式会社フロントウィング設立10周年記念作品であるアダルトゲーム『グリザイアシリーズ』の番外編エピソードを収録したゲーム。アニメ『グリザイアの楽園』のBlu-ray&DVDの初回限定特典としてPC用に配布されたダウンロードコンテンツである。シナリオは「グリザイアの有閑」「グリザイアの残光」「グリザイアの旋律」の全3本。後にPlayStation Vitaにて一般発売された。PlayStation Vita版のみ主人公フルボイスになっている。

Read Article

グリザイアの楽園(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの楽園』とは2013年5月に発売されたアダルトゲームである。『グリザイアの果実』『グリザイアの迷宮』の続編であり、シリーズ完結作にあたる。メインルート「ブランエールの種」では前作「カプリスの繭」の最後から直接繋がっており、主人公・雄二がオスロに立ち向かい、ヒロイン達と平穏な生活を手に入れるまでを描く。同時収録の「Prologue De La GRISAIA」は『果実』の前日譚でありヒロイン達が学園に集まる過程を描いている。「萌えゲーアワード2013」では準大賞受賞。

Read Article

目次 - Contents