グリザイア:ファントムトリガー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイア:ファントムトリガー』とは株式会社フロントウィングが10周年記念作品として出した『グリザイアシリーズ』の1つである。Windows / Steatmから2017年4月に1巻と2巻が同時発売した。本編の完結作品である『グリザイアの楽園』の後の話になっており、前作の主人公達が去り、残された美浜学園は特殊技能訓練校として運用されていた。今作の主人公およびヒロイン達が美浜学園に在籍し、国家の敵と戦う物語となっている。フロントウィング初の全年齢対象(15歳以上)作品である。

CV:井澤美香子
誕生日6月26日。A型。スリーサイズはB82W58H85。

美浜学園のことを何も知らずやってきた新任教師の女性。A組の担任になる。
美浜に所属する生徒たちとは違い一般人にあたる。しかし、母親が犯罪者であり服役中であることから訳アリであるため、純粋な一般人でもない。

真面目な性格をしており、真面目過ぎて使い物にならないと思われるほどに真面目。仕事に対しても真面目であるが、要領がよくないところがある。温厚で大人しいが、これは臆病であるからである。
美浜学園に来る前にも様々な学校の面接に行っているが、母の件のせいで断られ続けていた。
「庶民」という言葉がよく似合うほどに平凡。本人曰く幼い頃から貧乏くじを引くタイプであるとのこと。

美浜に所属する特殊な生徒たちとも真摯に向き合う姿勢を見せることから、信頼を得ており懐かれている。自身の興味のないことでも生徒のためならば調べて理解をする努力ができる人間であり、その部分は特にレナに評価されている。

教師に向いていないとひとりで思い悩んでいるとき、チンピラに人違いされて拳銃の入ったバッグを渡され、本来拳銃を受け取るはずであった女に連れ去られてしまう。その後、ハルトたちにより救出される。
救出後はあまりの恐怖で感情がマヒしてしまい、いつも通りにふるまっていたが時間が経つにつれて恐怖が戻ってきたことで泣いてしまう。その後はハルトに付き添われながら病院へ行った。
拉致事件のせいで生徒たちから復帰は難しいと思われていたが、復帰した。生徒たちの抱える問題に対して悩むこともありつつ、悩んで逃げるよりも悩みながらでも前に進むことを決め、美浜学園で教師を続けることにした。

合宿ではクリスが連れてきた2羽の鶏の世話係を担当。クリスが「昼食を作る」と言った際に手伝おうとしたが、現地のカエルが食料なうえに生きたまま足を切り落とすムラサキと、カエルを岩に叩きつけて殺したあとに足を切るクリスの姿にショックを受けて気絶する。後にゲラン別荘襲撃の爆発音で意識を取り戻した。

2羽の鶏に名前を付けないようにトーカから忠告されていたが、ソフィアとローリーという名前を付けていた。逃げた鶏を回収して戻ると、その鶏を使ってチキンカレーを作ると言われ、驚き戸惑っていた。「食べられない」と言う有坂のためにクリスがカエルの頭部を大胆に並べた特別なカレーを用意してくれたが、有坂は見た途端に卒倒してしまった。

タイガが人質に取られてしまった際には「助けに行こう」と言っていたが、トーカに「S.O.R.D.という組織は正義の味方ではなく、たった一人の愚行が部隊を壊滅させることもある」という厳しい言葉を受けて、何もできない自身に悔しさを感じていた。

ムラサキの不調を気にして、ムラサキの話を聞きにいくなど教師として成長している。

仙石一縷(せんごくいちる)

CV:行成とあ

美浜学園の学園長の女性。保険医も兼任している。元C.I.R.S.職員であり、総合研究班の主任を務めていた。そのため心理学や医療に明るく、医療班主席班長と心理作戦司令部の司令官も務めていた。このことからC.I.R.S.上層部に知人が多く、顔が利く。職務上C.I.R.S.職員の「弱み」も握っている。

C.I.R.S.の組織改正時に最初に天下りが決まった。また、C.I.R.S.の改正時にアメリカの諜報機関と日本との間で諜報力などの力の格差についてのレポートから、S.O.R.D.の設立を立案。民間への天下りの際に育成機関の代表を務めることになった。

悪戯好きな一面があり、学園長室に来た有坂を下着姿で迎え入れた。この時、いつ有坂が来るかわからなかったため下着姿でずっと待っていたとのこと。本人曰く、有坂が緊張しないための配慮とのこと。
喫煙者であり、コーヒーを好む。野上が不在時にハルトがコーヒーを淹れるかと聞いた際には、男の淹れたコーヒーは温いビール以下と酷評している。しかし、野上の淹れるコーヒーは不味い。
美浜学園のスカートが短いのは一縷が短い方がいいと思っているため。

有坂の事情を把握している。
野上とは学生時代からの付き合いであり、ミンちゃんとあだ名で呼んでいる。

有坂救出作戦の時、A組の生徒が不器用で殺すことしかできないとわかっていたため迷わず殺して構わないと命令した。ハルトにC.I.R.S.の上の人から怒られるのではないかと心配されていたが、「C.I.R.S.の室長に貸しがあるから問題ない」と言っている。ちなみに貸しとはC.I.R.S.の室長が学生だった頃にいじめられっ子だった室長を助けたというもの。ただ、いじめていたのは一縷であり、いじめるのをやめただけである。

現行C.I.R.S.の局次長である石部充徳が大嫌いであり、彼が病気で入院した際には大量の酒とたばこを持って見舞いに行ったことがある。宇川には「遠回しな暗殺」と言われている。
美浜学園に運び込まれたマキを治療したあと、マキを気に入り引き取ると宣言した。

実家のことが大嫌いであり、実家のことが絡むと機嫌が悪くなる。タイガとの関係(従妹)であることも忘れるほど、実家の血縁関係が複雑。
タイガと容姿が似ていることから、有坂に親子に間違われたときに憤慨している。

馬鹿には面と向かって馬鹿と言うなど、思ったことをすべて口に出してしまうタイプである。そのため、言葉で他者を気づけてしまい、なぜ傷ついたのか理解ができない。このため、学生時代に教授から「無垢なる無慈悲(イノセントサイコパス)」とあだ名をつけられていた。
野上を初めて泣かせたのは一縷である。

那月がタイガの代理人辞任後はタイガの代理人となる。代理人が決まったときは「自分に母は無理だ」と嫌がっていた。

野上(のがみ)

CV:近江知永

一縷の助手を務める女性。C.I.R.S.の高度特別医療班時代から一縷の助手を務めている。一縷が天下りする際にもついてきた。
頭が良い反面人間的に欠陥があるタイプであり、日常生活に支障をきたすこともある。部屋が汚い。基本的に仏頂面で、話し方も愛想がないため有坂に怖がられている

学生に対して厳しい態度を取るが、学生のことはきちんと考えており、ハルトが宇川から受けた怪しい依頼に生徒を巻き込むなという発言をしている。生徒に甘い一縷の代わりに厳しく怒ることで生徒の精神安定にもつながっている。

尋問のプロであり、辛いものと気持ちのいいものと交互に仕掛ける。対象者を眠らせることも食事をさせることもなく薬のみで生かす。ハルト曰く、機嫌がいい日の野上の尋問は自身の糞を食わされるよりも惨めな目に合わせられるという。

C.I.R.S.いち足癖の悪い女と呼ばれていたほどの、足技使い。
あだ名のミンちゃんとは、学生時代にあまりにも無愛想で、まるで騎士のようだということからノガミン・スカイウォーカーとうあだ名がつき、短縮されてミンちゃんとなった。
ハルトの姉のような存在であり、仙石にも言えないようなことなどをハルトから相談される。

タイガが人質として捕まったことを聞いたクリスがトイレと偽り美浜学園を出て行ってしまったことは、本来であればすぐに上に報告すべきことであった。しかし、美浜学園のトイレすべてを確認してから上に報告するといい時間稼ぎをしてハルトたちの行動を許した。また、クリスが単独でタイガ救出に向かうだろうと早い段階で予測していたため、山本にクリスが来たら銃を渡してくれと頼んでいた。
トーカ曰くハルトに甘い。

山本イヅミ(やまもと)

CV:北垣内春香

美浜学園の機械工作科1組に所属するガンスミスの女性。22歳であるが、市ヶ谷本社から美浜学園で仕事をするなら学生でなければならないという理由で学生をしている。
金属、樹脂加工が得意であり、美浜学園に所属している生徒の使用している銃と弾薬の管理をしている。

銃の整備をする際に、銃の損耗具合から使われ方、さらに使用者の体調までわかる。
ヘッドホンを付けており、大音量で音楽を流しながらエアギターを楽しむ。

関西弁を喋る。あだ名はレナからは「もっさん」ユーキからは「イヅちん」と呼ばれているが、どちらも気に入っていない。

ハルトとの付き合いは長く、ハルトの刀を打った本人。

人吉会(グリザイア:ファントムトリガー vol.1)

人吉武雄(ひとよしたけお)

CV:鈴森勘司

人吉会のボス。元暴走族のチンピラであった人吉会を6年前にフィリピン系犯罪組織と手を組んで、日本国内での違法薬物売買、小型銃器の密売に手を広げることで組織を大きくした。

チンピラ然とした男であり、部下のチンピラに小ばかにされた際にキレて殴り倒していた。

有坂を拉致した際には「有坂から嫌な予感がする」と言っていた。人吉は自身の勘は当たるとして、有坂を殺すかと言う部下を殺すと嫌な予感がすると制止した。
レナが有坂救出のために襲撃したときに逃げ出したが、追いかけてきたハルトに殺された。

チンピラA・チンピラB

右側がA 左側がB

CV:佐藤充(A)
CV:木村圭助(B)

人吉会に所属する男性たち。金髪の方は軽口をよく叩くため人吉により殴られている。

人吉に命じられ工場内の見回りをしていたが、潜入してきたムラサキに気づきそうになったため2人とも殺された。

京船桜が丘(グリザイア:ファントムトリガー vol.2)

宇川千尋(うかわちひろ)

CV:須藤翔

美浜学園の姉妹校である京船桜が丘にて教官をしている男性。元はC.I.R.S.職員であり、ハルトの元上官。女性言葉を話す。
バニラとチョコの担当している。
ハルトからはうーちゃんというあだ名で呼ばれているが、本人は「ちーちゃんと呼んでほしい」と言っている。ハルトのことはジュニアと呼んでいる。

担当する京船桜が丘は所属生徒がバニラとチョコしかいないため、C.I.R.S.からの正式な仕事だけでは収入が少なく、副業と称して運び屋のような仕事もしている。
ハルトからの「運び屋のような危ない仕事をなぜ引き受けるのか」という問いに対して、「大事に育てているバニラとチョコが武装の費用をケチって死んでしまった場合にやりきれないからだ」と言った。

昔からこそこそと裏で動いていることが多いが、嘘は吐かない。聞かれて答えられないことには素直に答えられないと言う。ただし、聞かれなかったことには答えない。

トーマスの心臓を転売した張本人。事件の裏で動いており、心臓の転売を行っていた。そして、派手に心臓を取り返す事件を起こさせることで、石橋の違法な手段での心臓入手を各所にバラして石橋を追い詰めた。そうすることで、密輸の件で責められたときに京船桜が丘は知らぬ存ぜぬを突き通すことで石橋に貸しを作った。これにより、石橋によるS.O.R.D.の規模縮小を阻止した。
周りに少しずつ損をさせて、わずかで目立たない利益を自身の懐に収めるのが得意。

宇川が作るカレーは絶品らしく、チョコが特に気に入っている。

稲垣バニラ(いながき)

奥の少女

keeper
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@keeper

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