アサシン クリードII(アサクリII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『アサシン クリードII』とは、ユービーアイソフトモントリオール・スタジオの開発によるステルスアクションゲームだ。PlayStation 3、Xbox 360、Microsoft Windows、G-cluster、ひかりTVゲームといった、5つの機種およびクラウドゲームサービスでプレイすることができる。
本作はフィレンツェやヴェネツィアなどの中世イタリアの街を舞台に、「最強のアサシン」と呼ばれるエツィオ・アウディトーレの数奇な生涯を、リアルかつ鮮やかなグラフィックと壮大なストーリーで描く。
傭兵団の隊長で、豪放磊落な熱血漢。愛用する大剣に「ビアンカ」と名付け、妻や娘かのように愛情を注いでいる。
後にエツィオに暗殺されるシルヴィオ・バルバリーゴとは犬猿の仲で、拘束されていたところをエツィオに救われ、協力者となる。
ニコロ・マキャベリ(Niccolò Machiavelli)
日本語声優:白熊寛嗣
ルネサンス期を代表する政治思想家であり、フィレンツェの外交官。『君主論』の著者。ルネサンス期は理想主義的な思想が主流だったが、そこに異を唱えるように、宗教や道徳から政治を切り離した現実主義的政治理論を提唱した。
本作ではエツィオの協力者として登場し、自分自身を始め、エツィオの協力者の多くが実はアサシンであることをエツィオに告げ、エツィオを正式なアサシンとして承認する儀式を行う。
テンプル騎士団
ウベルト・アルベルティ(Uberto Alberti)
フィレンツェの法務執行官で、ジョヴァンニの友人だったが、メディチ家に対する恨みを晴らすためにアウディトーレ家を裏切り、ジョヴァンニ、フェデリコ、ペトルチオを処刑する。
フランチェスコ・デ・パッツィ(Francesco de' Pazzi)
日本語声優:青山穣
貴族であり、銀行家。メディチ家を滅ぼすために、ロレンツォ・デ・メディチの殺害を企てていた。かの有名な「パッツィ家の陰謀」の首謀者の1人。
ヴィエリ・デ・パッツィ(Vieri de' Pazzi)
フランチェスコ・デ・パッツィの息子。エツィオとは昔からの知り合いで犬猿の仲であり、敵対して度々争っていた。金遣いが荒く、多種多様な賭け事を自ら開催しているがなぜか負けることがない。何かの間違いでフランチェスコに勝ってしまった場合、命の保証はない。
ヤコポ・デ・パッツィ(Jacopo de' Pazzi)
パッツィ家の家長。貴族であり、銀行家。欲深い金の亡者で、「パッツィ家の陰謀」の首謀者の1人。
テンプル騎士団の団員だったが、ロドリゴ・ボルジアに失敗を咎められて刺され、エツィオにとどめを刺される。
ベルナルド・ディ・バンディーノ・バロンチェッリ(Bernardo di Bandino Baroncelli)
表の顔は銀行家だが、裏の顔はテンプル騎士団の殺し屋。いとこがフィレンツェを追放されたことにより、メディチ家を憎むようになった。
「パッツィ家の陰謀」に加担し、エツィオに暗殺される。
アントニオ・マフェイ(Antonio Maffei)
聖職者であり、フィレンツェの傭兵が巻き起こしたヴォルテッラ破壊の元凶がロレンツォ・デ・メディチであるという思い込みから、復讐のためにテンプル騎士団に入団し、「パッツィ家の陰謀」に加担した。
エツィオに暗殺される直前まで、塔の上でマフェイ曰く「神の言葉」を叫んでいた。
Related Articles関連記事
アサシン クリードシリーズ(アサクリ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『アサシン クリードシリーズ』は、UBIソフトによって開発されたオープンワールドアクションゲームのシリーズである。プレイヤーはアサシンの一員となり、暗殺やステルス行動を通じてミッションを遂行する。歴史的な背景を持つ中世やルネサンス期のイタリア、エジプト、フランス、アメリカなどさまざまな時代が舞台で、実在の歴史的人物との出会いやイベントが多くある。オープンワールドの自由な環境でパルクールの技術を駆使し、敵との戦闘では洞察力とスキルを用いて暗殺を遂行する。
Read Article
『アサシン クリード』の元ネタ、”暗殺教団”の伝説
『アサシン クリード』に登場するアサシン教団。 そのモデルであり、過去に実在したとされる”暗殺教団”の伝説を紹介します。
Read Article
【プレステ3】今すぐやりたいPS3のおすすめ名作ソフトまとめ!『アンチャーテッド』など
プレイステーション3の名作ソフトを、ジャンル別でシリーズの中でも特に面白い・高評価のものをまとめていきます。アクションゲームの『アンチャーテッド』や『ラスト・オブ・アス』、アクションRPGの『デモンズソウル』、その他レースゲームやパズルゲームなど、様々なジャンルの名作ゲームをまとめているので最後までご覧ください!
Read Article
《ゲームネタ》UBISOFT様の一度はプレイしておきたいゲームまとめ
今現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのUBISOFT様をご存知ですか?UBISOFT様は、フランスに本社を置くゲーム会社なんですよ。ゲームジャンルとしては、主にアクションゲームやFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)などでCEROの区分がC以上のものから、誰でも楽しめる簡単スクロールゲーム等、その幅はとても広く面白いです。
Read Article
シリーズ最新作『アサシン クリード シンジケート』情報
アサシン クリードシリーズの最新作、『アサシン クリード シンジケート』が2015年11月12日発売予定と発表されました。 近代のロンドンを舞台に、新しいアサシンの活躍が期待されます。
Read Article
PlayStation 4(PS4)の映像がきれいすぎ!『アサシンクリードIV ブラック フラッグ』などの画像・動画からも分かる美しさ!
ここではPlayStation 4(PS4)の画像・映像をまとめた。PlayStation 4の発表直後は、PlayStation 3から大きく進化した画質が話題になった。『アサシンクリードIV ブラック フラッグ』、『Watch Dogs』などのプレイ動画を紹介している。
Read Article
PS4の人気ゲームソフトまとめ【アサシンクリード4他】
ここではソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたゲームハード、「PlayStation 4」と同時発売されたゲームソフトを紹介する。人気シリーズ『アサシン クリード』のナンバリングである『アサシンクリード4 ブラック フラッグ』や、任侠RPG『龍が如く』のスピンオフ『龍が如く 維新!』などを掲載している。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『アサシン クリードII』の概要
- 『アサシン クリードII』のあらすじ・ストーリー
- オープニング
- シークエンス1 無知ゆえの幸せ
- シークエンス2 脱出計画
- シークエンス3 眠れ、安らかに
- シークエンス4 パッツィ家の陰謀
- シークエンス5 未決事項
- シークエンス6 岩の道
- シークエンス7 ベニスの商人
- シークエンス8 必要は発明の母
- シークエンス9 カーニヴァル
- シークエンス10 傭兵狂乱
- シークエンス11 もう一人の自分
- シークエンス12 フォルリの戦い
- シークエンス13 虚栄のかがり火
- シークエンス14 来た、見た、勝った
- エンディング
- 『アサシン クリードII』のゲームシステム
- ゲームの流れ
- サブクエスト1:秘密の場所
- サブクエスト2:制裁ミッション
- サブクエスト3:競争ミッション
- サブクエスト4:暗殺ミッション
- サブクエスト5:使者ミッション
- ライフバー
- 悪い噂
- 金で雇える仲間
- モンテリジョーニの復興
- ゲームの自由度を高める多彩なアクション
- データベース
- 街の施設
- 鍛冶屋
- 仕立て屋
- 美術商
- 医者
- 移動ステーション
- 闘技場
- 『アサシン クリードII』の登場人物・キャラクター
- アウディトーレ家
- エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェ(Ezio Auditore da Firenze)
- ジョヴァンニ・アウディトーレ(Giovanni Auditore)
- フェデリコ・アウディトーレ(Federico Auditore)
- ペトルチオ・アウディトーレ(Petruccio Auditore)
- マリア・アウディトーレ(Maria Auditore)
- クラウディア・アウディトーレ(Claudia Auditore)
- マリオ・アウディトーレ(Mario Auditore)
- アネッタ
- エツィオの協力者
- レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)
- ロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de' Medici)
- パオラ(Paola)
- 狐(La Volpe)
- カテリーナ・スフォルツァ(Caterina Sforza)
- ローザ(Rosa)
- アントニオ(Antonio)
- バルトロメオ・ダルヴィアーノ(Bartolomeo d'Alviano)
- ニコロ・マキャベリ(Niccolò Machiavelli)
- テンプル騎士団
- ウベルト・アルベルティ(Uberto Alberti)
- フランチェスコ・デ・パッツィ(Francesco de' Pazzi)
- ヴィエリ・デ・パッツィ(Vieri de' Pazzi)
- ヤコポ・デ・パッツィ(Jacopo de' Pazzi)
- ベルナルド・ディ・バンディーノ・バロンチェッリ(Bernardo di Bandino Baroncelli)
- アントニオ・マフェイ(Antonio Maffei)
- ステファノ・ダ・バニョーネ(Stefano da Bagnone)
- フランチェスコ・サルヴィアーティ(Francesco Salviati)
- エミリオ・バルバリーゴ(Emilio Barbarigo)
- カルロ・グリマルディ(Carlo Grimaldi)
- マルコ・バルバリーゴ(Marco Barbarigo)
- ダンテ・モロ(Dante Moro)
- シルヴィオ・バルバリーゴ・イル・ロッソ(Silvio Barbarigo ir Rosso)
- ルドヴィコ・オルシ(Ludovico Orsi)
- チェッコ・オルシ(Checco Orsi)
- ロドリゴ・ボルジア(Rodrigo Borgia)
- 現代
- デズモンド・マイルズ(Desmond Miles)
- ルーシー・スティルマン(Lucy Stillman)
- ショーン・ヘイスティングス(Shaun Hastings)
- レベッカ・クレイン(Rebecca Crane)
- ウォーレン・ヴィディック(Warren Vidic)
- 被験体16号(Subject 16)
- その他の登場人物
- ジロラモ・サヴォナローラ(Girolamo Savonarola)
- クリスティーナ・ヴェスプッチ(Cristina Vespucci)
- ミネルヴァ(Minerva)
- アルタイル・イブン・ラ・アハド(Altaïr ibn-La'Ahad)
- マリア・ソープ
- 『アサシン クリードII』のアイテム
- 武器
- アサシンブレード
- ポイズンブレード
- ピストル
- 剣
- ハンマー
- 小型武器
- 拳
- 斧・両手剣
- 槍
- 投げナイフ
- 煙幕
- 金
- 防具
- 通貨
- 薬・毒
- 投げナイフ・煙幕・弾丸
- 絵画・宝の地図
- 宝箱
- 写本の断片
- 『アサシン クリードII』の用語
- アサシンブレード
- アサシン教団
- 羽根
- テンプル騎士団
- エデンの果実
- アニムス
- アブスターゴ社
- イーグルダイブ
- タカの眼
- かつて来たりし者
- 預言者
- 流入現象
- 『アサシン クリードII』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- マリオ・アウディトーレのセリフはスーパーマリオのオマージュ
- 在りし日のアウディトーレ家
- 一般市民に危害を加える方法