極主夫道(漫画・ドラマ・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『極主夫道』(ごくしゅふどう)とは、おおのこうすけによる日本の漫画。実写ドラマ化とアニメ化もされている。「不死身の龍」と呼ばれた元・最凶ヤクザの、主夫業の日常を描いたハートウォーミングコメディ。強面のヤクザが全力で主夫業に邁進するギャップ、および高い画力とシュールな展開が特徴。大筋は主人公の龍がその強面から繰り出す熟練の家事スキルギャップが軸になるが、登場人物たち半数近くがその筋の関係者で彼らも彼らでどこかしらズレており、そのズレの連鎖から笑いの渦を生んでくるパターンも多い。

美久が好きなアニメ。
何期も続く人気を持っており、映画化もしている。
演出に少年漫画的アプローチを随所に試みているのも魅力の一つ。
ガチャガチャや豊富な特典、パン祭りにも展開している。

白い粉シリーズ

大量の白い粉を持つ龍。

白い粉の種類。
過炭酸ナトリウム(過酸化水素を配合すると酸素系漂白剤の完成)。
クエン酸(疲れもぶっ飛ぶ白い粉。蜂蜜と合わせたらレモネードになる)。
強力粉とドライイースト(パン作りに必要)。
苛性ソーダ(劇薬なので取り扱いに注意)。
マシュマロ(キャンプ必需品)。

極道用語

ヤッパ

包丁のこと。

イヌ

刑事。警察関係者。

歌う

自白する。

マメ

銃弾。

レンコン

回転式拳銃。

ビーフ

抗争。

『極主夫道』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

龍「嫁の笑顔が本物の一等じゃあ」

堂々と宣言する龍。

その日、美久は早く仕事を終えた。
商店街の通りを歩いていると、肉屋で買い物をしている龍を見つける。一緒に帰るために並んで歩き始めた二人だったが、龍は真剣な顔をして美久に「今日は大事な勝負があるんや」と告げた。「え?」と不思議そうな顔をする美久。
龍に付き添って商店街の金物屋、クリーニング屋と二人で商店街を回る。それぞれの店の店員達も、真剣な顔で龍に対応していた。全ての作業を終え「くくく、見てみぃ」と言う龍に、「うん」と答える美久。龍は極悪ながらも満面な笑みを浮かべて、一枚の紙を美久に見せてきた。
「スタンプラリーの完成や」と自慢げに紙を見せながら告げる龍に、美久はなんとも言えない真顔で「良かったね」と返すのだった。
スタンプラリーに何の意味があるのかわからない美久に、龍は「一世一代の大喧嘩…福引や!!」と言い福引に挑む。景品を見て美久はテレビを気にいるが、龍が狙っているのは三等の掃除機であることを伝える。
福引は今日が最終日。「掃除機求めて今日で十回目の勝負や…」と言う龍の執念に、美久は「十回目!?」と驚いた。
龍はスタンプラリーの紙を福引の紙をおやじに渡し、「大博打じゃあ!!!」と叫んで福引のガラガラを回す。出てきた玉を見ておやじは悔しそうに鐘を鳴らして、ぬいぐるみを出す。
おやじは「五等ぬいぐるみだよ〜」と言いながら、美久にぬいぐるみを渡した。ぬいぐるみを受け取った美久は「めっちゃ可愛いじゃん」と嬉しそうに笑い、気に入ったように笑う。
おやじは龍に「残念だったな、若いの。ワシの勝ちじゃ!」と言い放つが、しかしそんなおやじに龍は「はっ、気づいてへんのか?」と告げた。
そして龍は堂々とおやじに「嫁の笑顔が本物の一等じゃあ」と叫んだ。更に重ねてもう一度「嫁の笑顔が」と叫び出す龍を、美久が慌てて龍の顔に平手を食らわせながら「もういい、もういい」と叫び返して止めたのだった。

龍「はしゃいでるよ」

思わずはしゃいでいることを告白する龍。

ある日、会社の人からブレーメン牧場のチケットをもらった美久は、龍に行こうと誘う。
しかしこの美久の誘いに対して龍は、様々な不満を言い遊びに行くことに乗り気じゃない態度を見せる。

後日、龍と美久の二人はブレーメン牧場にいた。
来場者達の様子を見た龍は「おーおー。皆、はしゃいどるわ」と言いながら、一人の客の肩を掴み呼び止める。「ひゃ」と驚く客に龍は、自分と美久がブレーメン牧場専用の顔出し看板から顔を出してる姿の記念撮影を頼む。一枚だけじゃなく下から見上げる感じでもう一枚頼んだ。
そんな龍の姿に美久は「はしゃいでんじゃん!」とからかうが、龍は否定する。そしてこのブレーメン牧場は只の牧場じゃないと語り出す。豊富なイベントが盛り沢山だから計画的に行動しなくてはいけない、と。
しかし美久は龍の言葉を聞かず、目に付いたふれあい広場に向かってしまう。無計画に行ったふれあい広場だったが、二人は存分に動物達と触れ合った。
次に龍は「腸詰めにした後…火あぶりにしたらぁ」と言いながら、ソーセージ作りを体験し、「ここのブツは天然モノ100%らしいのぉ。お?」と言いながら、龍はソフトクリームを食べる。更にはアスレチックを二人で体験する。
一息ついた頃、美久が「お腹減ったね!」と言うと、龍は「こういう所は物価が高い」と言ったため龍がお弁当を持ってきてくれたのかと尋ねた。「軽食程度やけど」と言いながら龍が準備したものは、お弁当とは言えない本格的なアフタヌーンティーのセットを用意している。
あまりの本格的な昼食に美久は「気合の入りよう」と、思わず叫んでしまった。それだけ家の昼食を用意したこともあり、美久は「何だかんだ一番、タッちゃんはしゃいでんじゃん!」とからかった。
龍は相変わらず「別にはしゃいでへん」と否定するが、美久はすぐに「はしゃいでるって」と答える。だが龍は頑なにはしゃいでいることを認めずに「はしゃいでへん」と否定する。しかし美久も意地になったのか「はしゃいでる」と言い張った。「いいや」とまた龍が否定するが、美久は「はしゃいでる」とからかうように言ったところで、被せるように龍が「はしゃいでるよ」と自棄になったように叫んだ。

更に「何日も前から楽しみにしとった!!」と打ち明ける龍に、美久は思わず「あ…いや、なんかごめん」と謝る。
裏の世界にいたこともあるが、小さい頃からテーマパークとは無縁だった龍。
「…ずっと憧れとった」と、遠い目をしながら言う龍に、美久は「憧れかわい」と答える。
今日は良い思い出になったと振り返る龍に、美久はまだまだ他にもイベントがありまだブレーメン牧場を回ると龍の腕を引っ張った。
しかし美久の鼻頭に、一雫の雨が当たる。雨が降り出し、二人は慌てて雨宿りをした。通り雨だ、と言いながら雨が止むことを待ち続ける二人だったが、一時間経つと土砂降りになってしまう。
二人は無言で帰路に着く。
そして龍は家事をして、美久は風呂に入り、なんとも言えない空気感のなかで二人は就寝する。
後日、龍が自分達に似ているてるてる坊主を作り、美久に渡したのだった。

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フリーター、家を買う。(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『フリーター、家を買う。』とは、2010年10月よりフジテレビ系で放映されたホームドラマおよび小説家・有川浩による同名の原作小説。フリーターとして自堕落な生活を送っていた主人公が、うつ病になった母を救うためマイホームを購入するまでの過程を描く。「家を買う」という目標のために奮闘し成長する主人公の姿と、バラバラだったその家族が再生していく様子が見どころである。

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