ティナ・ブランフォード(ファイナルファンタジーVI)の徹底解説・考察まとめ

ティナ・ブランフォードは、スクウェアから1994年に発売されたロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーVI』の主要キャラクターの1人であり、1000年前に失われたはずの「魔導」の力を生まれながらに持つ不思議な少女である。魔導の力によって世界支配を目論むガストラ帝国に操られていた。自我を抑えられていたために、自分が何者で、なぜ自分だけが魔導の力を持っているのかと苦悩するが、仲間達との出会いや自身の出生の秘密を通して、自分の力を帝国と戦うために使うことを決意する。

ティナ・ブランフォードのプロフィール・人物像

魔導戦士
年齢:18歳
誕生日:10月18日
血液型:不明
身長:160cm
体重:48kg
好きなもの:動物
嫌いなもの:人がいっぱいいる場所
趣味:モーグリをふかふかすること
宝物:くだけた魔石のかけら

ティナ・ブランフォードは、スクウェアから1994年に発売されたロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーVI』の主要キャラクターの1人。1000年前の「魔大戦」終結後に消えたはずの「魔導」の力を生まれながらに持つ少女である。ポニーテール姿に赤いミニスカートタイプのレオタードとパレオ風の腰巻きを着用している。ゲーム内での髪色はエメラルドグリーンだが、天野喜孝氏の公式設定画やPS版のムービーでは金髪である。生まれて間もなく、ガストラ帝国の皇帝ガストラに拾われ、「あやつりの輪」を付けられたことにより帝国に操られ、自我を失っていた。あやつりの輪が外れた後は、それまでの記憶が失われており、自分の名前だけをどうにか思い出すことができる状態であった。自分自身の存在や魔導の力について悩んでいるストーリー前半では内向的で物憂げな雰囲気が漂うが、帝国に操られていた頃にわずか3分で50人の帝国兵を倒すほどの強さを秘めている。ストーリーが進むにつれ、自分だけがわからずにいた「愛する」ということを理解し、今ある命、新しい命を守るために戦うという、本来の優しい面が垣間見えるようになる。

ティナ・ブランフォードの来歴・活躍

オープニング~ナルシェでの幻獣攻防戦

幻獣と共鳴する

出典: kanitank.blog.jp

炭鉱都市ナルシェに侵攻する帝国兵とティナ(右)

ガストラ帝国に操られた魔導戦士の少女ティナは、「氷漬けの幻獣」の奪取のため、帝国の兵士2人に連れられ炭鉱都市ナルシェに侵攻する。炭鉱の奥で目標である氷漬けの幻獣を見つけるが、幻獣と共鳴したティナは気を失ってしまう。反帝国組織リターナーのメンバーであるジュンに助けられ、頭に付けられていた「あやつりの輪」による操りは解かれるが、目が覚めたティナは記憶を失っていた。かろうじて自分の名前を思い出すが、ナルシェのガードからその身を追われることになる。ジュンの助言を得て逃げ出すが、炭鉱内でガード達に追い詰められたところで落盤に遭い、再び気を失ってしまう。その後、トレジャーハンターのロックとモーグリ達によって助けられたティナは、ロックと共にフィガロ城へ向かうことになる。女好きで有名なフィガロ王エドガーに口説かれるティナだが、帝国の操りにより自我を抑えられていたために「愛情」というものがわからず、エドガーの言葉に含まれた意味を理解できない自分に対し悲しみをあらわにする。

魔導の力は「希望の光」

出典: www.ream.ais.ne.jp

氷漬けの幻獣と共鳴したのち、突如変身したティナ(中央)

フィガロ城に匿われていたティナは帝国に追われ、エドガーとフィガロ城の者達の機転により城から逃れるが、自分の持つ魔導の力の正体が分からず恐怖心を抱く。ロックとエドガーに「真実を見極めて欲しい」と促され、反帝国組織リターナーの指導者バナンに会いに行く。バナンから、自分の存在が「希望の光」であると告げられたティナは、1000年前に全てを焼き払った魔大戦の悲劇を再び繰り返さない為に、リターナーと共に帝国と戦うことを決意し、ナルシェの氷漬けの幻獣との対話を試みることとなった。帝国との攻防戦を制した後、氷漬けの幻獣と再び共鳴するが、幻獣のような姿に突如変身したティナは暴走し、その場から飛び去ってしまう。

ゾゾ~魔大陸

幻獣と人間のハーフだった

ラムウ(右)の呼びかけでゾゾ街に辿り着いていたティナ

暴走したティナは幻獣ラムウの呼びかけに応じ、ゾゾ街に辿り着く。自分の姿が変わって以後、力をコントロールできずにいたが、幻獣の力を吸い取り武力に変える施設「魔導研究所」から仲間達が持ち帰ってきた魔石のひとつ「マディン」と反応したことで、自分が幻獣マディンと人間の女性マドリーヌとの間に生まれたハーフであることを知る。自身の出生を知ったことで幻獣の力をコントロールできるようになったティナは、帝国と戦う力を幻獣から借りるために、幻獣界と人間界を繋ぐ「封魔壁」へと赴く。幻獣への説得を試みたティナだが、開かれた封魔壁から勢いよく幻獣達が飛び出し、その後間もなく封魔壁は閉ざされてしまった。力をコントロールできなくなった幻獣達に自国を襲われ、幻獣の脅威を目の当たりにしたガストラ皇帝は、リターナー側に和平と、ティナの力を借りることで幻獣と和解をしたいと申し出、幻獣の探索にレオ将軍を同行させる。レオ将軍は帝国側の人間でありながらティナのことを気にかけ、幻獣探索に向かう船上で、次に再会したときにまた「愛情」について話をしようと伝えた。

出典: togetter.com

レオ将軍の墓の前で将軍の死を悲しむティナ(中央上)と仲間達

大三角島の洞窟で幻獣達と会うことができたティナは、幻獣達が魔石化された仲間を助けるために封魔壁を飛び出したこと、人間界に出てから力がコントロールできず都市を破壊し、罪のない人々まで巻き込んだことを申し訳なく思っていると知る。帝国が和解を望んでいることを伝え、幻獣と共にサマサの村へ戻る。レオ将軍と幻獣が和解したことで平和が戻ると思われたのも束の間、帝国の魔導士ケフカの手により力を吸われた幻獣達は魔石化し、レオ将軍はティナと船上で交わした話の続きはできないまま、ケフカの幻影にはまり殺害されてしまう。レオ将軍の死は、ティナの心にも大きな衝撃を与えた。一方その頃、ガストラ皇帝は「三闘神」の石像を手に入れ、魔大陸を浮上させた。「三闘神」は3人の神が向かい合うことで力を中和し自らを封じているが、その視線が外れた際にはバランスが崩れ、世界を滅ぼす力を持つため、その脅威により世界の支配を狙うガストラ皇帝にとって最も手に入れたかったものである。ティナ達は皇帝を追い魔大陸へと急ぐが、逆上したケフカにより皇帝は殺害され、三闘神の石像を動かしたケフカにより世界は崩壊し、魔大陸から脱出したティナと仲間達も飛空挺から空に投げ出されて離ればなれになってしまう。

世界崩壊後

「愛する」ことを知る

出典: togetter.com

子供達の命、これから生まれる新しい命を守るために再び戦うことを決意したティナ(中央)

世界崩壊から1年後。ティナは、大人が子供をかばって皆死んでしまったモブリズの村で、子供達の母親代わりとして暮らし、子供達から「ママ」と呼ばれていた。モブリズを訪れた仲間達に、世界の破滅を止めるためにケフカと戦おうと打診されるが、ティナは戦う力を失っていた。彼らを守る理由はないはずなのに、子供達から自分を必要とされる生活の中、なぜか子供達から離れられない自分に芽生えたこの感情が何なのかがわからずにいたが、ある日、ティナ達と生活を共にするディーンとカタリーナの間に子供ができる。今ある命、これから生まれてくる命を守りたいと思うこの気持ちが「愛する」ということだと悟ったティナは、再び戦う力を取り戻し、仲間達と合流した。

最終決戦後

人間として生き続ける

出典: togetter.com

最終決戦後、力を失うティナ(中央)とティナを心配するセリス(中央右)

幻獣界において魔法を司る神であった三闘神の力までも吸い取ったケフカとの最終決戦を終えたティナ達。三闘神が不在となった世界からは「魔法」が消え去ろうとしていた。幻獣が自身の力を託した魔石も少しずつ消えていき、自分の力も失われ始めている中でティナは、残された最後の力を使い、仲間達を導くと決意する。瓦礫の塔からの脱出途中、父親であるマディンの魔石も消えかかり、世界から幻獣が消え、幻獣の血を引いたティナも消えてしまうかもしれないと告げる。徐々に力を失っていくティナだが、「愛情」というかけがえのないものを見つけられたことにより、魔法の力と幻獣が世界から消えた後は人間として生き続けられることになった。

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