SCRAP三太夫(ゆでたまご)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『SCRAP三太夫』とは集英社の『週刊少年ジャンプ』上で、1989年24号から40号まで連載したゆでたまごによるギャグ漫画作品。連載前に2度の読み切りを経て連載化された。
西暦20XX年の未来を舞台に、ダメなロボット警察官である三太夫が悪を倒すストーリーである。第1話にて読者アンケートによる人気投票で第2位を獲得したが、第2話以降でどんどん人気が下降して連載打ち切りとなった。ゲストキャラクターとして、ゆでたまごの大人気作品『キン肉マン』に登場した超人ウォーズマンが登場している。

『SCRAP三太夫』の概要

『SCRAP三太夫』とは、原作者ゆでたまごが集英社発行の『週刊少年ジャンプ』で1989年24号から40号まで連載したギャグ漫画である。単行本は全2巻。
舞台は西暦20XX年。凶悪化する犯罪に対抗するために科学の粋を集めたロボット警官(ポリス)が生み出され、ロボット警官たちが所属する組織「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」が発足していた。エリートロボット集団である「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」だが、粗大ゴミを材料として組み立てられた上、頭部にバケツを乗せる事で誕生した落ちこぼれロボット三太夫が「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」の東京我楽多(がらくた)シティ支部に入隊する。ドジでロボット警官としての実力も無い三太夫が、悪と戦いロボット警官の最高位であるA級を目指す姿をコミカルに描いたギャグ漫画。連載前に2度の読み切りを経て連載開始した経緯があり、コミックス版には読み切り作品も収録されている。ゆでたまごの代表作である『キン肉マン』のキャラクター、ウォーズマンも登場するように、『キン肉マン』と同じ世界の物語で、世界観がクロスオーバーしている設定である。『キン肉マンII世』のウォーズマンの設定とは異なる。
主人公の三太夫の頭部はバケツでデザイン性も悪く、またギャグといっても低俗な下ネタが頻繁に登場して不快感を覚える読者も多かった事、ロボットと言いながら超人のようなキャラクターも多く、キン肉マンの焼き直しという印象が拭えなかった事、ストーリー設定も強引であった事などが影響して連載わずか17週であっという間に打ち切りとなった。ゆでたまごの『週刊少年ジャンプ』連載作品の中で、最短の連載期間となった作品で、大人気作品である『キン肉マン』の連載終了後に長期間に渡って低迷することになったゆでたまごのスランプ期の作品の1つと言える。基本的なコンセプトは初期のキン肉マンと全く同じで、ダメ超人ならぬダメロボットが少しずつ成長し活躍するというもので、初期の展開はギャグ路線から、後にバトル路線に変更したが、人気が浮上することはなかった。

『SCRAP三太夫』のあらすじ・ストーリー

スクラップ三太夫の誕生

西暦20XX年、政府は凶悪化する一方の犯罪対策として、強力な肉体を持つロボットを警官として採用し、ロボット警備隊基地、通称「ROK(ロック)」というロボット警官のみで組成した組織を作った。「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」は世界中に支部を構えて治安維持にあたっていたが、東京我楽多シティ支部では発生する犯罪件数が非常に多く、ロボット警官の数が足りなくなってしまう。
そこで東京我楽多シティ支部隊長の瑳川鉄郎はロボット警官の補充を急いで、さらに新たに入隊するロボット警官を受け取るためにロボット工場を訪れるが、工場では生産能力が追いつかず、ロボット生産のための材料が底をついており作ることができずにいた。ロボットの補充に焦った隊長の瑳川は、やむなくその辺にあった粗大ゴミを材料にし、さらに骨董屋に売っていたバケツを頭として、ロボット三太夫を完成させた。しかし材料が粗大ゴミなだけあって、その性能は他のロボットたちよりも大幅に低い警官が出来上がってしまった。
瑳川は三太夫をロックに持ち帰るやいなや動物強奪事件が発生し、「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」のロボット警官たちといっしょに三太夫も初出勤となった。しかし三太夫のミスから犯人に見つかって捕まってしまう。すると犯人に痛めつけられた三太夫の前に、三太夫の頭部に使われているバケツから伝説の柔道家、姿サンタローの幽霊が突然現れ、このバケツの秘密を語るのだった。サンタローは、明治から現代までの柔道史の中で最強と言われた柔術家である。そのあまりの強さと多くの柔道技を持ちながらそれを受け継ぐ者がいなかったため、死ぬ前にその柔道技と柔道着をバケツに封印して後の世に残したのであった。それから180年経った西暦20XX年、偶然にも骨董屋に売られていたそのバケツは我楽多シティ支部の瑳川により、ロボット三太夫の頭部として甦える。普段は下品で駄目な三太夫であるが、その怒りが頂点に達すると頭のバケツからサンタローの柔道着が飛び出し、それを身につけることで最強柔道家サンタローの柔道奥義を使いこなすことができるようになる。こうして三太夫は正義のロボットとして悪と闘ってゆくことになるのであった。

マイケル・ポリス登場

ある日、三太夫たち東京都我楽多シティ支部のロボ警官たちの前に、同じくロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」のニューヨーク支部の警官、マイケル・ロボが現れた。三太夫たちとは肌の色の違う黒人ロボットであり、ラジカセを担いだ颯爽とした姿の軽いノリの警官である。マイケルはスピード、パワー、知能のすべてにおいて完璧な能力を持つロボットに与えられるA級ライセンスを取得しており、体に嘘発見器や不審物発見アンテナなどを装備、外見はマイケル・ジャクソンそっくりであった。犯罪が増加する我楽多シティにおいて、ニューヨーク仕込みの本場の捜査と、戦闘能力を伝授するため日本へやってきたと三太夫たちロボ警官に告げるのであった。
マイケルと一緒に治安維持にあたることになった三太夫たちがパトロール中に泥棒に出くわすと、マイケルはいきなりそのパワーとスピードで殴りかかり滅多撃ちにする。なすすべもなく抵抗も出来ない泥棒はぐったりとする。やりすぎだと止めるリリーに耳も貸さず、犯罪者に容赦ないパンチを撃ち込み、これがニューヨーク仕込みの警官のやり方だと言うマイケル。実はマイケルはエリート意識が高く、「犯罪者は絶対に許すべきでなく、罪の重い軽いにかかわらず容赦はしてはならない」という信念の持ち主であった。その信念がある種冷酷な振る舞いにつながっており、犯罪者は殺してしまっても構わないというマイケルの姿を見て三太夫たちは息を飲むのであった。
マイケルが来日してから時が経ったある日のこと、三太夫たちとマイケルは公園をパトロール中、かつて天才泥棒と言われた投げ縄使いのロボット、テッチキに出くわす。テッチキは以前は狙った獲物を必ず投げ縄で盗み取るという凄腕の投げ縄師であったが、ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」によって逮捕され、その際もしもう一度投げ縄を使ったら死刑になるという判決を受けたロボットである。逮捕後収監された刑務所で看守をやっていた三太夫と知り合ってからは改心し、投げ縄を封印し盗みはやめて出所後は真面目に公園掃除をして働いていたのであった。テッチキは高層マンションの火事で逃げ遅れた子供を発見し、死刑覚悟で封じられている投げ縄を使って無事に子供を救い出し、母親に涙ながらに感謝される。それを見たマイケルは、禁じられている投げ縄を使った罪でテッチキを逮捕しようと手錠をかけるが、三太夫が「警察の役目は罪を裁くだけではない、罪を犯した者が更生できるよう支え見守るのも役目の一つ」と止める。エリート意識が高く、犯罪者には決して手加減しないマイケルであるが、それを聞いたマイケルは、三太夫の愚直なまでの真っ直ぐさに感化され改心し、子供を救おうと投げ縄を使ったテッチキを見逃す。こうして心を通わせつつマイケルは、三太夫の盟友の一人となるのであった。

三太夫がスクラップにされそうになる話

ある日、スクラップ級(S級)のロボ警官として認定されている三太夫は、警官としての能力も低く、ドジばかり踏んでいるため、同じくC級ライセンスを所持する留棲架(ルスカ)と共にロボットをスクラップにするロボットミンチ工場へと連行される。三太夫と留棲架を欠陥ロボットとみなし、スクラップにするため連行したのは長髪で左目に眼帯をしているロボット清掃局局長の鉄槌管司だった。集められた三太夫をはじめとしたS級ロボットたちはS級ライセンスロボット裁判に出廷することとなった。そこで下った判決は、S級ロボットたちを技能試験にかけて試し、生き残れれば元の地位に戻すというものであった。
三太夫たちと共に技能試験を受けるのは、他に3人。1人目は「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」東京港シティ支部所属で、頭からバネ仕掛けのトーストを撃ち出す「焼きたてトーストトマホーク」を得意とするロボ・ザ・トースター。2人目は大阪支部所属で、サイの姿で鎧のような装甲を持ち、その股間に男根、関西弁を話す羅修彎(らしゅわん)。3人目は広島支部所属で、ヤカンのような頭部とふんどしで、おかまロボットのヤ・カーンであった。この3人は通称アイアン軍団と呼ばれ、ロボ警官としての能力は優秀であるが、冷酷かつ凶暴な性格であるため、この裁判に送られたのであった。東京ドームを舞台としてさまざまな大掛かりな技能試験をクリアし、順調に第3試験まで進んだ三太夫とアイアン軍団であったが、試験中のアクシデントにより羅修彎が負傷してしまう。次の試験は、破壊されたロボットのボディを組み立てるという試験。しかし組み立てる最中にパーツが足りないことに気づいたトースターとヤ・カーンは、足手まといになるからと怪我をしている羅修彎をあっさり裏切って、そのボディ全体を支える中枢ボルトを羅修彎から奪うという非道な行為に走った。この悪質な行為を目にした三太夫は怒り心頭に発し、柔道着が頭から飛び出す。そしてその柔道着を着るとサンタロー直伝の必殺技で2人まとめて柔道技で粉砕した。そのまま技能試験を突破した三太夫は無事合格となり、見事スクラップ工場行きを免れたのであった。

ライバル・ショーベン・チビリとの戦い

ある夜、三太夫は頭のバケツに憑依している師匠のサンタローがうなされている事に気づいた。三太夫がサンタローを気遣って理由を尋ねると、実はサンタローには生前に、ロシア出身のサンボの達人で、ショーベン・タラシという名の格闘家のライバルが居たという。常に背中に西洋便器を背負っていて、サンボの技で敵を倒した後は必ずその便器で小便をするという変わった儀式を行うことで知られていたショーベン・タラシは、柔術を起源とした格闘技であるサンボをロシアで極め、サンタローが生きていた頃、最強の名を掛けてサンタローに挑戦したのであった。その果たし合いになんとかサンタローは勝利し、敗れたショーベン・タラシはその後故郷のロシアに帰り、再挑戦に向けて血の滲むような猛修行を行った末、サンタローの必殺技である二本背負いを破る技をあみだすことに成功する。その技を携えて、サンタローとの再戦に向けてショーベン・タラシは日本へ渡るが、その時既にサンタローは生涯を終えており、ショーベン・タラシの悲願は遂に実現することがなかったのであった。
サンタローが死後に霊となって自分の奥義を柔道着に詰め、三太夫に受け継がせている事を知ったショーベン・タラシは、「自分のすべてを受け継いだロボットが三太夫に勝てば、自分がサンタローに勝ったと同じ」と考え、サンタローへの復讐という自分の悲願を果たすために、同じく霊となって自分のサンボ技を、生前常に背中に背負っていた愛用の便器に封じて、それをベースにロボット工場に忍び込んでロボットを作り出す。
そのロボットの名はショーベン・チビリ。そのボディは戦車の砲台、地雷、ミサイル、戦闘機の部品などの兵器部品で作られており、頭の西洋便器にはショーベン・タラシのすべてがつぎ込まれている。鋭い牙の並んだ口を持つ凶悪な顔の通り好戦的な性格で、三太夫のように頭から柔道着が飛び出す。そしてそれを着ることによってショーベン・タラシの技を全て受け継いだサンボ殺法を使うサンボニストロボット。このショーベン・チビリを三太夫に挑ませるのであった。ショーベン・タラシの計画を知ったサンタローは、自分の代わりにショーベン・タラシと決着をつけるように三太夫に命じた。
ショーベン・タラシは、三太夫が逃げ出さないようリリーを人質として連れ去った上で、三太夫とサンタローに日本武道館での果たし合い試合を申し込む。いざ戦いの場。柔術の勝負を繰り広げ、ショーベン・チビリはタラシから受け継いだ二本背負い封じを繰り出すべく、三太夫に二本背負いを使うように挑発する。三太夫が満を持して出した必殺技二本背負いを見事に破り、地獄風車を浴びせる。一進一退の攻防が続くが、最後は誘拐されたリリーが三太夫に海の写真を見せる。それをヒントとして三太夫は新技「波しぶき岩砕き投げ」を編み出し、ショーベン・チビリを叩きつけて勝利した。こうしてショーベン・チビリは破壊され、ショーベン・タラシは成仏したのであった。

バトルマンとの最後の戦い

ある日三太夫は「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」の別の部署の案件である超人博物館の盗難事件を手伝うことになった。超人博物館には、バッファローマンのロングホーンや金のマスク、銀のマスクなど、20世紀に活躍した正義超人たちの記念の品々が展示されている。三太夫の前に港シティ支部の「バトルマン(ウォーズマン)」というボロ布を纏った酒飲みでダメなロボットが現れる。張り込みの最中、バトルマンは三太夫に自身の過去と、かけがいのない友人たちの話をする。ロボ超人として子供の頃からいじめられていた反動で、相手を倒す事で生きる満足感を得ようとしていた時に、キン肉マンたち6人の友が救いの手を差し伸べてくれた。そして自分の正体は正義超人ウォーズマンだという。その6人は、宇宙の無人惑星を開拓して超人居住区を建設するために旅立ってしまう。バトルマンも何度もそのプランに参加するよう説得されたが、半分ロボットで半分超人のロボ超人である彼は、完全なる超人である友人達と一緒に生活して行く自信が無く、誘いを断って1人地球に留まったのであった。友が遠く宇宙へ旅立ってしまったウォーズマンは、地球では親しくしてくれる友も無く、寂しく生きていた。彼らの誘いを断ったことを毎日後悔して自暴自棄となり、どうせ進むべき道がみつけられないのなら戦って死ぬことを考え、名前をウォーズマンからバトルマンに変えて、死ぬ場所を求めて危険なロボット警官の仕事に就いていたのであった。そんな荒れた生活の中、ある日超人博物館から超人オリンピックでキン肉マンが優勝した際に獲得したチャンピオンベルトが盗まれ、過去の栄光を傷つける犯人を探すのに生き甲斐を覚えてウォーズマンは奮闘するのであった。
超人博物館からチャンピオンベルトを奪って逃走したのは、人間が捨てた空き缶の突然変異から生まれた凶悪な缶ヘッド。その対決の中、苦戦しながらもバトルマンは超人博物館の展示品から自身の凶器である鉄の爪、ベアー・クローを取り出すと手に装着する。そのバトルマンを三太夫が必殺技である二本背負い投げで投げ飛ばし、威力を増したバトルマンの必殺技、スクリュー・ドライバーで缶ヘッドを打ち抜いて撃破。無事に盗品のチャンピオンベルトを取り戻した。ロボット警官である三太夫とロボ超人であるバトルマンのコンビネーションで、見事に超人オリンピックのベルトは奪還されたのである。そして最後の三太夫のセリフ「いろいろ悩みもあったけどロボットに生まれてよかったでゴワス!」と共に連載は終了するのであった。

『SCRAP三太夫』の登場人物・キャラクター

ロボット警備隊

三太夫(さんだゆう)

ロボット警備隊基地の東京我楽多シティ支部に勤務する巡査。ロボットを作成するための材料がなかったため、瑳川鉄郎が粗大ゴミを材料にして作ったロボットで、頭部は工場の近所で安売りされていたサンタローのバケツで出来ている。ロボットとして性能が低く失敗が多いため、粗大ゴミから作られた事を揶揄してSCRAP三太夫と呼ばれる。正義の心に火がつくとバケツから伝説の柔道家であるサンタローの柔道着が飛び出し、これを着る事でサンタローと同じ技が使えるようになる。しかし、柔道着を着ていない時はウンコマシンガンや股間からのジェット小便など下品な技を使う。

瑳川鉄郎(さがわてつろう)

「ロボット警備隊基地「ROK(ロック)」」の東京我楽多シティ支部に勤めている唯一の人間にして隊長。ロボット不足に悩んでおり、工場では粗大ゴミからロボットを作り、三太夫を生み出した。 ドジな三太夫の失敗によっていつも喧嘩するが、部下のことを信頼しており、愛情を持って彼を見守っている。

マイケル・ロボ

マイケル・ジャクソンをモチーフとするキャラクターで、スピード、パワー、知能すべてが完璧なロボットを意味する、A級ライセンスの持ち主。ニューヨーク仕込みのやり方で犯罪人は抹殺するという過激な思想をモットーとしていたが、三太夫と接しているうちに感化されて改心した後には盟友となった。体には、嘘発見器や不審物発見アンテナなどの装備を配備しており、その見た目通りにダンスが得意なエリート警官である。

リリー

8vneko
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