Hollow Knight(ホロウナイト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Hollow Knight(ホロウナイト)』とは、Team Cherryが開発、発売した2Dアクションゲーム。かつて栄華を極めたムシの王国、ハロウネストを舞台に、主人公が王国の謎を解き明かすべく冒険する。かわいらしい手書き調の絵柄ながら、『ダークソウル』を意識したハードな世界観と高い難易度、豊富なやりこみ要素が高く評価され、Golden Joystick Awards 2018などで数多くの賞を受賞している。PCをはじめ、数多くのプラットフォームで展開されている。

釘師メイトー

主人公に釘スキルを伝授する釘師の一人「メイトー」

ハロウネストの各地にひっそりと暮らしている、かつて名を馳せた釘の達人「釘師」の一人。スライの弟子であり、同じ釘師のオロ、シオとは兄弟弟子。主人公に釘スキル「サイクロンスラッシュ」を伝授する。
主人公に初めて会った際、自分に弟子入りしに来たのだと勘違いし、勝手に主人公を弟子として扱っていた。また、兄弟弟子であるオロとは過去に何らかの因縁を持っているらしく、あまり仲がよろしくない。反対にシオとは仲が良かったらしく、釘の道に疲れたとこぼしていたシオの相談に乗るなどしていた。

釘師シオ

主人公に釘スキルを伝授する釘師の一人「シオ」

ハロウネストの各地にひっそりと暮らしている、かつて名を馳せた釘の達人「釘師」の一人。スライの弟子であり、同じ釘師のオロ、メイトーとは兄弟弟子。主人公に釘スキル「グレイトスラッシュ」を伝授する。
元々は他の2人の兄弟弟子よりも才能に溢れる釘師だったようだが、今は釘を極めることに疲れてしまい、創作の道を究めんとアトリエに閉じこもって作業をしている。オロとメイトーに関しては共に鍛錬を積んだ仲間として、関係は良好。ただ、オロが常に何かに悩まされている様子だったことを今も気にしており、会話の中に自然と彼の身を案じるような言葉が出てくる。

釘師オロ

主人公に釘スキルを伝授する釘師の一人「オロ」

ハロウネストの各地にひっそりと暮らしている、かつて名を馳せた釘の達人「釘師」の一人。スライの弟子であり、同じ釘師のメイトー、シオとは兄弟弟子。主人公に釘スキル「ダッシュスラッシュ」を伝授する。
孤独を愛しており、事あるごとに長居する主人公を追い返そうとする。オロとの会話の節々から得られる情報として、オロは、メイトーと師匠のスライとの間に何らかの確執を持っているらしいが、それが何なのかは分からない。シオとの関係はおおむね良好のようだが、やはりメイトーとは関係があまりよろしくないらしく、メイトーのことになると言葉を濁す。
また、メイトーとシオは無料で釘スキルを伝授してくれたのに対し、何故かオロだけは有料。800ジオ払うことで釘スキルを伝授してくれる。

釘鍛冶

主人公の釘を強化してくれる「釘鍛冶」

「涙の都」にいる鍛冶師。ジオとアイテム「蒼白の鉱石」を渡すことで主人公の釘を強化してくれる。最大で5段階まで強化できる。
純粋な釘を作るために日々精進しており、釘鍛冶がいる家の周りにはその失敗作である釘が大量に捨てられている。主人公が最大の5段階まで釘を強化すると、純粋な釘を作るという夢を叶えたことで満足し、最期にその釘の切れ味を自らの体で味わいたいといって外に出る。ここで釘鍛冶を殺すことで解除される実績と、殺さず見逃した後、釘師シオの元へと向かった釘鍛冶に話しかけることで解除される実績がある。
主人公に殺されず、釘師シオのもとで芸術の道を見つけた釘鍛冶は、「あの時殺さないでくれたことを感謝している」と主人公に伝え、シオと共に芸術を究めんとする日々を謳歌していた。

足を喰らう者

特殊なチャームを売ってくれる「足を喰らう者」

「胞子の森」の隠し通路の先にいるムシ。強力な効果を持つが装備状態で死亡すると壊れてしまう「繊細」シリーズのチャームを売っている。かなりがめつい性格で、事あるごとにジオを要求してくる。夢見の釘を使うと、ジオを大量に手に入れれば、王になることができるという心の声を聴くことができる。
壊れてしまった「繊細」シリーズのチャームは、もう一度足を喰らう者に持っていくことで有料で修理してもらえる。
チャーム「守護者の紋章」をつけて話しかけると、主人公から発せられる独特な匂いをひどく気に入り、すべての商品やサービスを2割引きで取引してくれるようになる。

ジジ

カゲを近くに出現させてくれる「ジジ」

ダートマウスの東端、水晶山の麓に住んでいるムシ。主人公が死んでしまった場合、死亡した位置に「カゲ」が出現するが、ジジはそのカゲをすぐ近くにまで転送するという能力を持っている。ジジにカゲの転送を依頼するためには、アイテム「悪臭を放つ卵」を報酬として一つ渡す必要がある。
ジジとの会話の節々から、どうやら「師匠」と呼ばれる存在がいたらしいが、詳細は不明。ただし、チャーム「虚無の心」を装備した状態の主人公を「師匠と同じ気配を感じる」と称している。
死んだら最初からやり直しになる「ソウルスティールモード」では、ジジの役割がないため、代わりに「悪臭を放つ卵」を買い取ってくれる「鋼のジン」というムシが現れる。

鋼のジン

ジジの代わりに現れる「鋼のジン」

死んだら最初からやり直しになる「ソウルスティールモード」限定で、本来ジジがいる家に現れるムシ。「悪臭を放つ卵」を400ジオ前後のランダムな値段で買い取ってくれる。
鋼のジンは会話や夢見の釘の使用などでも一切反応しないため、どういうキャラクターなのかは不明。

ミリベル

銀行を営む「ミリベル」

「女王の駅」と「霧の渓谷」の境にて銀行を営んでいるムシ。口座の開設には100ジオが必要で、それ以降は50ジオ区切りで最大4500ジオまで貯金することができる。貯金したジオは、たとえ主人公が死んでしまってもロストすることはない。
ただし、2550ジオ以上貯金した状態で、銀行からある程度離れてしまうと、ミリベルが貯金したジオを全て持ち逃げしてしまい、銀行の機能が停止する。ミリベルが逃げた先は「涙の都」にあるサブエリア「悦楽の家」にある温泉。主人公が現れたことで怯えているミリベルを攻撃すると、持ち逃げされたジオの1.5倍の金額を吐き出す。一連のイベント終了後も、銀行が復活することはない。

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