難波金融伝 ミナミの帝王(ミナ帝)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『難波金融伝 ミナミの帝王』とは、原作:天王寺大、作画:郷力也による漫画作品、およびそれを元に展開されるシリーズ作品である。『週刊漫画ゴラク』にて連載。実写版が存在し、そちらは俳優の竹内力による好演が人気を博している。
大阪・ミナミを舞台にした史上最強の金貸し「萬田銀次郎」を中心にした"金融(ゼニ貸し)バトル"が全編にわたって展開されていく。また、オムニバス形式を採っているため、メインキャラクター以外はシナリオ毎に異なる登場人物が織りなす「ゼニにまつわる物語」を楽しめる。

画像左の人物。

実写版における沢木大樹。
特に原作版から逸脱はせず、同じような人物として描かれている。

広瀬昇一(ひろせ しょういち)

画像左の人物。

演:天田益男

沢木英雄の側近。あまり世渡り上手ではないが、沢木の命令には絶対服従する。
沢木が関わった時には銀次郎の手足となって動き、殺し屋に襲われた彼を窮地から救った事もある。

『難波金融伝 ミナミの帝王』の用語

萬田金融

萬田銀行とも称される事がある。
銀次郎の営む闇金融で、その利息は十日で元本から一割が増えるという「トイチ」という高利である。
闇金融なので当然、公に認められた会社組織ではないが、銀次郎は捕まる事なく堂々と経営している。

ゼニ

本作品の中核を成すもの。お金。
本作では関西弁らしく「ゼニ」と呼ぶシーンが非常に多い。
これが無くなれば人は生きていけないが、あったとしても人間の業から中々抜け出せない、もしくは深みにはまっていく原因となるもの。
それでも人にはゼニが要る。

キリトリ

取り立ての事。
はさみで切り取るかのごとく、借金は取り立てられるのである。

『難波金融伝 ミナミの帝王』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

銀次郎「毎度~!」

「毎度」の台詞パターンは豊富だ。

銀次郎は各エピソードの中で最初に登場する時、だいたい客の前に現れる事が多い。
その際は満面の笑みを貼り付けて、この台詞を言うのである。
だが、本当なら「毎度」は関わらない方がいい人物であるのは言うまでもない。

銀次郎「邪魔するでぇ……」

画像は銀次郎(右)と沢木(左)が「邪魔する」直前のシーン。金のためなら鬼となる人間達である。

銀次郎が取り立て(キリトリ)に現れる際、よく用いる台詞。
他に「邪魔しまっせぇ!」や「○○(債務者の名前)ーー!」あるいは「ごめんやっしゃあー!」等々、パターンは豊富。
金を回収する時の銀次郎ほど怖いものはない、という事がよく解るシーン。

銀次郎「ミナミで金貸しやっとる、萬田言うもんですわ」

自ら高利貸しと名乗る事もある。

ミナミに君臨する銀次郎だが、闇金融業者だからなのか、名前は有名だが顔は知られていない事が多い。
相手が自分の顔を知らない時には、銀次郎は決まってこのような「挨拶」をする。
なお、相手が自分の顔を知っていても、威圧を込めて「挨拶」するパターンもある。

『難波金融伝 ミナミの帝王』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『ミナ帝』はファンタジー作品である

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